はしご湯のすすめ青森県の温泉


湯の沢温泉 秋元温泉
湯の沢温泉 秋元温泉

※閉館しました(林道も通行禁止とAさんより情報いただきました)

平川市碇ヶ関西碇ヶ関山1-26
8時〜21時
300円
宿泊しました:自炊部2800円+布団一式1130円+消費税等

訪問日:00年7月、04年7月、06年5月(泊)



湯の沢温泉へ再訪しました。今回は「秋元温泉」に立寄りました。3軒あるお宿のなかの一番奥手に位置するお宿です。鄙びた感じたお宿が多いなか、秋元旅館はごく普通の外観でした。お風呂は混浴の大浴場が一つ、男女別の小さいな内湯が一つずつです。まずは男性用の内湯です。写真の通りのこじんまりしたコンクリ製浴槽です。3人も入ればいっぱいになってしまう程です。湯は薄緑白色に混濁、苦味、塩味、そして硫黄臭はもちろんするのですが、なんというか鼻にツンとくるというか?表現が難しい香りのする湯です。温度は43℃。塩ビ管より源泉が15L/minほど浴槽へ注がれています。湯口脇には飲泉コップ設置あり。なかなか個性的で濃い湯であり、浸かりごたえのある温泉です。お宿のパンフレットには秋元温泉音頭というオリジナル曲があるみたいだ、一度聞いてみたいぞ。
(04年7月)

…………………

以前に立寄りでは訪問していましたが今回、湯の沢で最も古い歴史がある秋元旅館に宿泊する事が出来ました。いつもながら自炊部を利用です。お宿に到着するとテキパキと部屋へご案内。自炊部屋は6帖間、備品はガスストーブに卓袱台、そして湯沸かし用のヤカンのみ。丸出しの裸電球ひとつのみの照明は、いかにも湯治部屋といった雰囲気です。共同の調理場には食器や調理道具などがあまり充実されていないのが不便といえば不便です。布団などの寝具一式は電話予約時に必要な旨を伝えておきます。

浴室はメイン浴場の混浴浴場と男女別の内湯浴場が別々の箇所にある造りです。混浴浴室には円形浴槽があり、中央に仕切りがあってそれぞれ男女別になっています。浴槽にその旨の表示があり、脱衣所に近いほうが女性用となっています。非常に熱気がこもっており、浴室自体がちょっとしたサウナ状態で不快。浴槽や床がヒノキ造りで良いです。

湯は薄緑色半濁り、エグ味のある塩味に不思議な甘みを持ち合わせています。タマゴ臭になんともいえない独特の臭さも鼻を突いてきます。先にも述べましたが浴槽の半分は仕切られており、それぞれに源泉が25L/minほどを投入。とても浸かりごたえのある湯は43-44℃ほど、但し濃厚湯のため長湯は禁物であります。立寄りも21時まで受け付けているのでかなりの賑わい様なので、のんびり湯浴みするなら旅館部が食事に入る19〜翌5時まで、出来たら深夜が静かでよろしいかと思います。独特の臭いは好みに分かれるかと思われます。
(06年5月宿泊)

(三昧)



久々の秋元温泉です。前回は立寄り訪問でしたが、あまりの混雑振りに湯浴みもそこそこ退散したという苦い記憶が・・。今回はリベンジを兼ねて湯治部に宿泊しました。案内された部屋は鄙びた簡素な造りがたまりません。窓のすぐ横には沢が流れ、雑木林の斜面が広がり目に優しいです。ただ、隣の声や物音、廊下や階段のバタバタ音がとてもよく響くので、音に敏感な人には少々キツイ??共同利用の炊事場には数は少ないものの一通り調理器具が揃い、冷蔵庫も置かれています。ガスが無料(ただし火力弱し)なのが嬉しい。

さて前回、あまりの混雑に心残りのまま立ち去った温泉ですが、到着直後に覗いてみると今回も混浴は相変わらずの大混雑。10人サイズの木造円形浴槽を真ん中で男女別に仕切っているのですが、女性エリアも観光湯巡りと思われる若いあんちゃん達が完全占拠の芋洗い。洗い場にも「おっつぁんトド」が山盛り。この状況じゃ、いくら混浴慣れしている女性でも入れませんて。続いて女性浴室を覗くと、こちらは更に酷い混雑。つめて3人程の小さな浴槽にギュウギュウ5人は入っていた。狭い洗い場にも人が溢れ、脱衣所も満員、こりゃいくらなんでも酷すぎる。

そういうワケで、一旦部屋に引き上げ、旅館部の夕食時間を待つことに。案の定、浴場には誰もいません。「ああ、ようやく静かに温泉を満喫できる・・。」まずは混浴から。男女スペースそれぞれに「やや熱め」の湯が流し込まれ、浴槽内で適温。やや白濁がかった深い緑色の湯は染み入り感が心地よい。一口含むと、かなり強い塩気とエグミ+仄かな甘み。兎に角臭い湯で、あまり気持ちのいい臭いではない。前回は地下鉄ホームに篭った汚臭のイメージがあったけれど、今回はかなり生臭さが目立つ。生貝を腐らせ、表面に澱みが浮いたアノ「オエッ」となる嫌な臭いだ。湯口は勿論、浴室内にいるだけで肺の中がスカスカして噎せる。意外だったのは、昼間あれ程混雑していたのに湯がまったく「なまって」いない事。理由としては、投入量が充分な事、長湯タイプの湯ではない事、シャワースペースが分離されている事、そしてなにより湯に浸かるオッサン達の心意気が素晴らしい事でしょうか?

しばし部屋で休憩し、次は女性浴室へ。こちらも昼間の混雑が嘘のように誰もいない。深い緑がかった白濁湯に細かな白湯花が沢山舞うもので、混浴とは印象が若干違う。小さい浴槽で濃厚な湯をタップリ満喫できます。ただひとつ、難点といえば混雑時の「湯なまり」が大きい事。シャワーが浴槽近くにあり泡が飛びやすい、シャワーがひとつしかなく多くの人は浴槽の湯で体を洗ったりする、湯の投入量が少ない・・原因はこんなトコでしょうか。ココは訪問のタイミングによって「当たり外れ」が大きいかもしれません。さて件の「秋元臭」ですが、こちらは浴室が狭い分、混浴より更に臭いが強く篭っている。浴後はタオルも体も臭いが付いてムンムン。特にタオルは「ぬか床」を腐らせたような凄い臭いになってしまった。

浴場は混浴・女性共、混雑と空きの差が激しい印象を受けました。宿泊して時々浴室を見に行き、空いている時に浸かる・・これが一番いいかも知れません。
(06年5月宿泊)

(まぐぞー)




玄関


玄関


館内



宿泊部屋


宿泊部屋


宿泊部屋



炊事場


炊事場


炊事場



混浴


別の角度から


一応男女別に
仕切られています



浸かった様子


女性浴室


浴槽



男性浴室


タオルは
温泉成分で真っ黒


駐車場からも硫黄


含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(硫化水素型) 53.5℃ pH=6.4 90L/min 成分総計=7841mg K=222.8mg Na=2178(75.21mv%) NH4=12.04 Ca=329.1(13.04) Mg=97.53 Fe2=0.3 Al=0.1 Mn=10.34 Cl=4002(89.53) SO4=225.0 HPO4=0.4 HCO3=518.9 H2SiO3=76.95 HBO2=44.17 CO2=97.64 H2S=25.93 (S52.11.29)


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