はしご湯のすすめ青森県の温泉


古遠部温泉
古遠部温泉

平川市碇ヶ関西碇ヶ関山1-467
0172-46-2533
9時〜20時
250円
宿泊しました
00年7月、03年8月一泊二食付6300円利用
07年12月一泊二食6900円+暖房300円利用

訪問:00年7月(泊)、03年8月(泊)、07年12月(泊)



古遠部には今回で二度目の宿泊になる。お宿には早く着いてしまい14時半の到着。夕方以降の到着時間と予約時に伝えていたので、早くの到着はお宿の方に迷惑をかけてしまったかも知れない。部屋は和室6帖間、既に布団が敷かれていて横になれるのはいい。

とりあえずタオル片手に浴室へ向かう。浴室には日帰り客がドンドンと押し寄せてきてこんな山中にも関わらず結構な賑わいよう。日帰りは20時までなのでそれ以降じっくりと湯を味わうことにする。なので手短に浸かって部屋に戻った。20時の日帰り終了時間になるとすぐに浴室&浴槽の清掃が始まる。30分間は浴室の利用は不可。更に朝の5時半からも同様に清掃が実施される。

清掃直後の一番風呂?を狙って浴室へ。昼間とはガラッと変わり誰もいない。大晦日の夜、宿泊客は部屋でまったりしているに違いない。湯気がモウモウの浴室、冬場の画像撮影には一苦労する。

浴室床は一面が温泉析出物で赤茶色に見事に染まっている。ところどころ析出が重なり千枚田のような箇所もある。浴槽縁からは惜しげもなく大量の湯が溢れていてそのまま排水溝へ流れ込んでいく。湯口にて44℃の源泉がおおよそ100L/minは浴槽へ流し込まれているだろう。充分すぎるほどの体への掛け湯をこなして浴槽へどっぷり。43℃ほどの適温でちょうどいい湯温。新鮮な金気感に土類臭、少し生臭ささえ感じる。きれいな笹にごりの湯が大量を超える掛け流し。甘塩ダシが効くシュワシュワ系の炭酸清涼感も感じとれ楽しめた。気に入ってしまい翌日のチェックアウトまで7回も浴室へ通う始末でした。
(07年12月宿泊)

(三昧)



碇ヶ関にある人気の温泉宿「古遠部温泉」です。国道から1キロ程ダートを進むと辿り着く小さな古ぼけた御宿は、昨今の秘湯ブームで温泉好きの若者に人気があるらしく、私が宿泊した日も若い客層が目立ちました。そういえば数年前に購入したガイドブックにも「若者に人気のある宿」と書かれていたっけ。

宿泊したのが土曜日だった所為か、到着時は沢山の日帰り客で大賑わい。「うわーっ、こんなガサガサした所に泊まるの嫌だなぁ」などと思っていたら、日暮れとともに日帰り客は引き潮のように帰ってしまい、今度は逆に寂しさを感じる程の静けさが御宿を包み込んだのであります。薄暗い照明のともる階段や廊下は歩くとキシキシ音が鳴り、今どき珍しいボットン便所には妖怪「かりんば入道」が出そうな雰囲気。夜遅く外の車に荷物を取りに行ったら、あまりの暗闇でまったく周囲が見えなかった程。

さて温泉。こちらも御宿の雰囲気に負けず劣らずの年季の入った鄙び系で、男女別に内湯がひとつづつあります。6人サイズの長方形浴槽は、元の素材がわからない程に析出物がゴッテリ付着、浴槽からは洗い場全体が洪水になる程の溢れ出しが絶え間なくあり、まるで川の流れを見ているようです。緑がかった貝汁濁りの湯は適温、新鮮金気臭と土類臭が漂い、一口含むと炭酸感のあるダシ塩味がします。ここの薄暗く誰も居ない鄙びた浴室で、湯の流れに体を横たえながらボーっとするのが、なんともいえぬ至福のひと時。飽きたら部屋に戻ってゴロゴロ、また気が向いたら浴室でゴロゴロ。贅沢です。

食事は値段のわりに美味しいしいと思います。豪華ではないんですが、魚は焼きたて、天ぷらは揚げたて、といった具合に心のこもった料理が出てきました。朝の卵焼きも出来たてホカホカでおいしかった。

翌日(日曜日)も早くから日帰り入湯客が押し寄せ、9時の時点で駐車スペースはほぼ満杯に。私が車に荷物を積んでいるとオバチャンが凄い勢いで「もう出るの!?だったら車停めさせて!」と言って来た。駐車スペースを確保するのに必死です。ここは、やはり立寄りではなく宿泊が良いと思います。
(00年7月宿泊)

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再び宿泊で古遠部温泉を訪問しました。夏休みの時期だったのですが、夜は周囲を蛍が飛び交い良かったです。ボロかった入り口が綺麗に建て直されていました。季節柄、青森ならではの山菜「ミズ」が売られていたのですが、ひと束100円と、かなりお買得でした。地元の人も買ってました。同じ量のモノが嶽温泉の土産物屋では350円だった。
(03年8月宿泊)

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再び宿泊、大晦日です。お宿に到着するまでの細いダートが心配だったのですが、まめに除雪されているようで、我が家の車(スタットレス)でも無事到着。また、かなり年季の入ったお宿なので、真冬の宿泊は「寒くないかな」と、心配だったのですが、暖房が効き部屋はあたたかでした。

大晦日から新年を迎える年越しを三昧は温泉に浸かって過ごしていました。温泉マニアに人気の宿なので、一緒に湯に浸かって年越しするお仲間さんがいたのかと思っていたら「自分ひとりだけだった・・」と寂しそうだった。
(07年12月宿泊)

(まぐぞー)




古遠部温泉への入り口
ここからダート道を少し




外観





宿泊部屋
到着時、すでに
布団が敷かれています



男性浴室
(女性浴室はタイトル横)



鮮度の良い湯が
存分に溢れ出ています



浴室の外には
析出物が積もっています



食事は皆で




07年大晦日の夕食
メインは白子鍋



翌、元旦の朝食
お雑煮つき



こちらは夏の朝食
玉子焼きが美味しい


ちび



あき







冬の外観


玄関


含石膏弱食塩泉 41.5℃ pH=6.68 800L/min 成分総計=6063mg Na=860mg(44.71mv%) Ca=522(31.18) Fe=21.0 Cl=1673(56.43) HCO3=1347(26.4) CO2=762(昭和40年の古い分析書なので変化があるかもしれません、泉質も今風だと含鉄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩なのかな?)


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