はしご湯のすすめ福島県の温泉


微温湯温泉 旅館二階堂 微温湯温泉 旅館二階堂

福島市桜本温湯11
TEL(0245)91-3173
立寄り時間要問い合わせ/500円
冬期休業

訪問:02年、06年11月

ぬる湯源泉
酸性-含鉄(2,3)-アルミニウム-硫酸塩泉
31.8℃ pH=2.9 溶存物質計=1139mg 194L/min
H=1.3mg Na=38.6(10.55mv%) K=13.8 Mg=27.0 Ca=53.8(16.83) Al=43.2(30.15) Fe2=38.2(6.34)
Fe3=34.3(11.56) Cl=59.8(10.87) SO4=646.5(86.56) HSO4=27.4 CO2=239.8
(H8.5.14)


その名の通りぬる湯の秘湯イメージがある微温湯温泉、数年振りに再訪してみた。「日本秘湯を守る会」加盟宿の一つでもあり、秘湯ファンにも名高い温泉である。訪問したのは冬季休業に入る直前、いつ雪が降ってきても不思議ではない寒さだった。

歴史を感じさせる鄙びた趣のある外観、思わず数枚ほどデジカメを向け撮影。浴舎は母屋と少しばかり離れており、廊下を奥手にどんどんと進んだ突き当たりにあった。御主人仰るには湯元の真上に浴槽を造ったのだそうだ。浴槽下には湯元があり、そこからポンプで浴槽まで汲み上げているのだそう。

男女別浴室にはそれぞれ2×2.5mの木造り浴槽と、加熱された湯が張られるポリバスの二つがある構成。塩ビ管より80-90L/minが浴槽へ落とされての大量投入&溢れ出しての掛け流し。ほぼ無色透明、弱酸味にレモン味。みょうばん金気金属臭味でとてもギチギチする浴感。浴槽30℃、湯口パイプでは31℃。一段小上がりのところにはポリバス浴槽があり、ここでは42℃の加熱湯が楽しめる。浴室では先に加熱湯浴槽には浸からないほうがいいと思う。ぬる湯浴槽が冷たく感じてしまって入れなくなってしまうかも。女将さんによると交互入浴がいいという事であった。
(02年、06年11月)

(三昧)



約4年振りに訪問した微温湯温泉です。前回訪問時は「本当にこの先に宿があるんだろうか?」と不安になる程の山奥と感じたのですが、今回もやはりクネクネ山道を進む道は健在で、相変わらずの秘湯ぶりでした。微温湯温泉は古びた木造建築がいかにも「湯治場」といった風情満点。受付棟にて料金を支払い、そのまま長い廊下を歩いて浴舎棟へと向かいます。訪問時は今にも雪がチラつきそうな11月、女将さんがわざわざ脱衣所まで来られてストーブをつけてくださいました。

浴室は男女別に内湯があり、それぞれに非加熱源泉槽と加熱湯槽があります。お目当ての非加熱源泉槽は5人サイズの木造で、パイプよりドアアッと源泉が投入、そしてザバザバと溢れ出しています。投入される湯はほぼ無色透明、人肌程度より更にぬるく、このテの湯の中でも「ひんやり感」があります。浴室に入った瞬間プーンとタマゴ臭を感じたのですが、お湯に浸かると鉄の臭いが強い。ギシギシとした浴感があり、口に含むとまろやかな酸味がします。これ程に鉄の臭いがするのに酸味ばかりが目立ち鉄の味がしません。鉄が入り過ぎて逆に味が薄れているのでしょうか。後から入って来た御婦人に「目にいい」と言われ、試しに手に湯をすくって目をパチパチしてみました。効果の程は??見た目は大人しい印象の湯ですが、浴後は長時間水泳をしたような疲労感があります。

女将さんによると、「今年の宿泊はもう終了、今は時々来る日帰り客の為に留守番しているのよ。けれど、雪が降ったら、それも、もうおしまい」との事。そういえば、前回訪問時もこんな晩秋だった気がします。本来なら真夏に浸かりたい「ぬる湯」ですが、なぜか私は逆に寒くなると入りたくなってしまうのです。
(02年、06年11月)

(まぐぞー)




お宿への道



お宿外観



館内



浴舎棟への廊下


男性浴室


非加熱源泉浴槽



源泉投入口



人が浸かった状態



加熱槽



続いて女性浴室


湯口


溢れ出し


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