はしご湯のすすめ福島県の温泉


西山温泉 旅館新湯 西山温泉 旅館新湯

柳津町大字砂子原字老沢931
0241-43-2024
立寄り時間要問い合わせ/500円
宿泊しました:一泊二食9000円を利用

訪問:02年11月(泊)、06年1月



以前に宿泊したこともあるお宿です。女湯で利用している源泉が良かった記憶が残っていて、今回は立ち寄りで行ってみた。お目当てはやはり女湯である。宿泊した時もそうでしたが、空いていたせいか、浴室を貸切で利用できた。廊下を進み再奥に進んだ場所に女性浴室はある。こちらでは浴室横の敷地内に自然湧出する自家源泉を利用している。

浴室に入ると同時に独特の西山温泉の香りがぷーんと漂っている。コンクリ製の2人用浴槽が、2つ隣同士に並んでいる。片方にのみに新湯源泉が注がれている。投入量は4L/minほどだ。湯に浸かるとオーバフローする湯は隣の浴槽へ流れ込む仕組みになっている。無色透明、ハッキリ塩味にダシが効いていて美味しい湯である。お湯にはトロリとした感じがあり、肌によく馴染む。源泉が注がれている浴槽は44℃、流れ込み浴槽は41℃の適温。加水なしの源泉そのままとのこと。

男湯は町営温泉施設の「せいざん荘」と同じ源泉を引き湯して利用している。女将さんの話だと、男湯は高温源泉に川の水を足して適温にし利用しているそうだ。男湯は女湯とは違い改装後浴室なのでキレイな造りですが、いまいちピンと来ないのが実感。
(06年1月)

(三昧)



只見川沿いの温泉巡りで宿泊しました。西山温泉は周囲を山々に囲まれた6軒のお宿で構成される素朴な温泉地です。旅館新湯は、その中でもわりと近代的?な造りで、パッと見は旅館というより民宿に近い気もします。この日は11月の日曜日だったのですが、他にお客さんはいなく宿泊は私だけ。通された部屋は最近改装されたのか、とても綺麗な広い和室の角部屋でした。結構立派な部屋で、外観の佇まいとのギャップがあります。

早速浴室へ。浴室は長い階段を下った先にある湯小屋(女性用)と、宿泊棟内にある綺麗な男性用とがあります。「他にお客さんがないから、どっちも入っていいわよ」と奥さんに言われ、まずは女性用の湯小屋の方へ。途中窓の外に寒風の中、身を寄せあう野良子猫達が見えて「これから寒い冬を無事乗り越えられるのかなぁ」などと心が寂しくなりました。女性用浴室は昔ながらの鄙びた雰囲気で、浴室の真ん中にコンクリートのシンプルな浴槽がふたつ。片方が熱湯、もう片方がやや熱湯となっています。各々2-3人程入られる大きさで、源泉を楽しむにはベストな大きさと思います。源泉温度が高い為か投入量が少なく、どんどん掛け湯をしたら水位が下がってしまいました。お湯はタマゴ臭のする、まったりとした「癒しの湯」という感じでとても気に入りました。他にはお客さんがいなく、何時でも貸しきりで、お湯が減ったら部屋に戻りゴロゴロ、再びお湯がたまった頃に湯浴みという、なんとも贅沢な一夜を過ごしたのであります。

女性用浴室が大変気に入り、男性用浴室の存在を忘れていたのですが、翌朝「そういえば、もう一箇所お風呂があったっけ」と思い出し、遅ればせながら湯浴みしてみました。こちらは、綺麗な最近の浴室といった感じで風情はありません。誰も入っていない所為か、大量の湯が浴槽から溢れだし、大掛け流し状態でした。しかも湯はオソロシク激熱で全面に溢れ出ている為、浴室内に足を踏み入れるのも大変な位で。そんなワケで、サッと浸かるのが精一杯。懐かしのTVジョッキー「熱湯地獄」状態だったのであります。けれどシャワーの使い勝手はこちらの方が良く、髪をしっかり洗いたい時などはオススメ。女性用とは造りもお湯も雰囲気も異なるので、入替え制になるとありがたいですね。

夕食は別室の客間でいただきました。豪華ではありませんが心のこもった地元の素朴な料理が沢山出て満足でした。特にキノコが沢山入ったお鍋がアツアツで美味しかった。朝食は家人の居間のような所でいただきました。目の前では奥さんがTVを見て寛いでいます。「コーヒー飲む?」など時々声をかけて来ます。洗濯物がぶら下がっていたりと、親戚の家に遊びに行ったみたいでした。
(02年11月宿泊)

…………………

3年振りに西山温泉「旅館新湯」を訪問してみました。今回は立寄りです。訪問時は「他にお客さんがいないから」という事で女湯を貸しきり利用させていただきました。階段下の女湯は以前のまま。二つに仕切られたコンクリ浴槽も何も変わるところはありません。ただ、以前と比べ析出物が増えたような気もします。

湯は脱衣所側の浴槽にチョロチョロと激熱の源泉が流し込まれ、更に隣の浴槽へ流れ込む仕組み。優しく香ばしい温泉臭のするもので、ほぼ無色透明、トロミのあるヌルヌルとした浴感が心地よいです。湯の中には消しゴムカスのような少量の白湯花も。口に含むと美味しい塩ダシ味+仄かな薬品風味。湯口からは西山温泉ならではの温泉臭が漂って来ます。ただ、なにしろ投入湯が少ないので、人が続けて入ると浴槽の湯が減り、また、鮮度にもひびくかと。静かにゆっくり、少人数で楽しみたい湯です。備品はシャンプー、ボディソープ。
(06年1月)

(まぐぞー)




男性浴室


湯口


女性浴室への階段



女性浴室


湯口


浸かった様子


新湯(女性) 含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(硫化水素型) 71.2℃ pH=6.7 4.7L/min(自然湧出) 溶存物質計=4644mg
Na=1436mg(89.16mv%) k=199.7 Mg=3.6 Ca=36.4 Al=0.4 Mn=0.4 Fe2=0.1 Li=2.0 F=1.0 Cl=1950(79.27) HS=1.7 SO4=309.4 HCO3=475.9 Br=3.6 I=0.5 H2SiO3=125.1 HBO2=97.2 HAsO2=0.4 CO2=106.2 H2S=3.8 (H5.9.21)

荒湯源泉(男性) 塩化物泉 54℃(貯湯槽) pH=6.7 溶存物質計=2287mg Na=660.2mg K=126.9 Mg=2.7 Ca=22.6 Fe2=0.1 Cl=914.5 SO4=158.2 HCO3=264.0 Br=1.7 I=0.2


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