はしご湯のすすめ青森県の温泉


下風呂温泉 新湯共同浴場 下風呂温泉 新湯共同浴場

下北郡風間浦村大字下風呂
0175-36-2860
火曜日休み/300円
4月1日〜10月30日/7時〜20時30分
11月1日〜3月31日/8時〜20時30分

訪問:03年9月、05年7月、12月、06年1月、7月、13年1月

新湯/含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(硫化水素型)/74.5℃ pH=7.2 24.3L/min 溶存物質計=3631.8mg Na=882.0mg(69.88mv%) K=102.2 NH4=1.5 Mg=45.4 Ca=194.0(17.63) Mn=6.6 Li=1.3 F=2.0 Cl=1655(85.12) Br=2.8 I=0.9 SO4=255.0 HCO3=164.7 H2SiO3=87.1 HBO2=231.0 CO2=51.3 H2S=13.1 (H14.2.13)/※源泉温度が高いので加水


下北の下風呂温泉に2箇所ある共同浴場のひとつです。今回はお宿に宿泊しましたが、宿泊者が共同浴場を利用する際も有料となっていてちょっと不満でした。下風呂でも比較的高台に位置している所に新湯はありました。平屋建ての三角屋根の外観で男女で入口が異なります。番台にはオジサンが座り、テレビを眺めている。

浴室中央には6-7人が入れる水色のペンキで塗装されたようなコンクリ浴槽があります。浴室の床は木製のスノコが敷かれてます。43−44℃位の白く濁った浴槽の湯で掛け湯で体を慣らします。湯口からは源泉3L/minほどが浴槽へ注がれています。しかし、水もほぼ同量の投入です。浴槽内は白く細い湯華が舞っていて浴槽内は白っぽく見えます。薄白濁り、微酸味に微塩味。ややヌルッとする浴感。一緒に入っていたオジサンが、昔と比べるとお湯の量が減ってしまった、と言う。実際、新湯1号泉(湧出地:下風呂字湯の上1)、以前は泉温94.5℃、湧出量53L/Minであったものが平成14年再分析では泉温74.5℃、湧出量24.3L/minとなっている。泉温低下&湧出量半減、おまけに成分も薄くなっており心配であります。
(05年7月)

………………

言わずと知れた下風呂に2つある共同浴場の1つ。下風呂では新年から元旦のみ共同浴場を無料開放するのが慣習となっている。元旦の早朝に新湯共同浴場に再訪してみた。外は静まり返り、冷え切った中を歩いて1分ほど、共同浴場に到着する。昔からの風習で下風呂にある二箇所の共同浴場は元日の零時より正午までは無料で利用できる。いつもなら番台に管理人さんがいるが、訪問時は誰もおらず。湯浴み客もおらず、浴舎内は静かな空間である。変わらずの浴槽に、ほとんど無色透明の湯が満たされています。キリッと熱めの湯で、目が覚めます。始まったばかりの今年2湯目の温泉となる。
(06年1月)

(三昧)


大湯共同浴場から更に坂道を上った先にある共同浴場です。こちらも男女別で大湯よりは、ややこじんまりとした浴室でした。どうやらここでも私が朝一番の湯浴み客だったらしく、番頭のおじさんは近隣のおじさんと何やら大声で談笑にふけっています。私に気が付くと、笑いながら「入っていいよ」。

新湯は男女各々に6人サイズの浴槽がひとつだけのシンプルな造り。透明な硫黄泉が滔々と注ぎ込まれています。湯温は高く、先ほどの大湯よりも更に激熱な凶暴湯でした。お隣の男風呂から先程の番頭さんが「お風呂の中に水出しておいてね、水!」と言っています。確かに、この温度では人間は入られない。「沢山水を入れていいよ」とおじさんが言います。しかし、浴室内には節水を求める注意書きが、、。

しばらく加水した後、やっと人間の入られる温度になったので湯浴みする事に。キリリというよりギリリとくる熱湯で、咽の奥がキユッと畏縮する感覚に襲われました。結構危険な熱湯です。みるみる体が真っ赤になり、たまらず浴槽の外に飛び出てしまいました。再びその浴槽に入る勇気がなく、掛け湯などをしながら浴槽縁でボンヤリ過ごした私は軟弱者!?

帰り際、番頭さんは、まだ近所のおじさんと談笑中。私が「ありがとうございました」と言うと、「はい、はーい」と明るく言ってくれました。それにしても、私の他には誰ひとりお客さんが来なかった。脱衣所には地元の方にもっと共同浴場を利用してください、といったお願いの貼紙もしてあったし、、。あまり人気ないのかなぁ??
(03年9月)

………………

前回と様子が違う新湯です。今回は白濁りを帯び、底には湯花沈殿、湯温もやや熱い程度。朝一番にもかかわらず随分加水もされていた。口に含むと明礬風味が強く舌に残る。新湯の変化について訪ねてみると、天候や湯元の掃除等でも様子が変わるとの事。地元の人が湯浴み中に「あ、湯の色が変わった」なんて事も時々あるそうだ。

湯上がり後、受付のおばちゃんは御近所さんと雑談。御近所さんは、「新湯も“湯ん湯ん”みたく休憩室をこしらえて綺麗にして欲しい」と言う。するとおばちゃんが「そんな事したら、もう地元料金じゃ入られなくなるよ、皆一緒の300円だよ!」と言っていた。
(05年7月)

………………

下風呂の年末年始は楽しい。なぜなら、二箇所ある共同浴場は大晦日の夕方一旦閉め、そして新年を迎える零時に再び開かれ、そして無料開放される。「こんな経験滅多にできないぞ」というワケで欲張りな私は、零時を迎えまずは大湯に浸かり、そして新湯へと「はしご湯」してしまった。更に夜明け間近、ふと目が覚め「こんな経験滅多にできないぞ」と再び新湯へ向かう。なにしろ無料だから気持ちが大きくなっている。

夜明け前の新湯には、当然のように管理人さんはいない。盗難防止の為か牛乳などを販売する冷蔵庫は空っぽになっている。湯浴み客も誰ひとりいない。紺色の夜明け間近の脱衣所には、赤々とストーブの火だけが燃えていた。なんとも幻想的で、心に染みる光景だった。

朝、かどやご主人と三昧は、ふたりして新湯へ出かけてしまった。なんでもこの新湯、シャワー設置の際にお湯にも加水するようになってしまい、この事をご主人は「恥ずべき行い」と仰っていた。真摯に下風呂の湯を見つめるご主人の言葉は重く深い。
(06年1月)

(まぐぞー)

2003年9月



女性浴室


女性浴室


女性浴室



別の角度から


湯口


源泉井

2006年1月



夜明けの外観


年末年始の掲示


男性



露天風呂


鏡餅


女性

2013年1月



温泉街の奥に・・


新湯はあります


年末年始の掲示



男性浴室


別の角度から


湯口



湯口の元


湯口の元


洗面器



掲示


掲示


脱衣所にあった貝絵



女性脱衣所


女性浴室


浴槽から


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