はしご湯のすすめ群馬県の温泉


万座温泉 豊国館 万座温泉 豊国館

吾妻郡嬬恋村万座温泉
0279-97-2525
8時〜19時/500円
宿泊しました:05年5月新館素泊り4875円を利用

訪問:01年〜04年10月数回、05年5月(泊)、06年4月、10月、07年7月、09年5月、12年6月、13年8月

苦湯・豊国館(第二脱気槽から採水)/酸性・含硫黄-ナトリウム-硫酸塩泉(硫化水素型)68.2℃ pH=2.2 溶存物質計=1.33g Na=97.6mg(22.55mv%) K=22.6 Mg=31.4 Ca=40.8 Fe2=6.4 Mn=2.9 Al=18.2 H=7.0(37.30) F=1.0 Cl=132 SO4=656(71.78) HSO4=156 Br=0.4 H2SiO3=143 HBO2=7.8 H2SO4=2.8 CO2=96.8 H2S=109 (H21.4.23)/※お湯の張替え時のみ加水あり/→以前の分析はページの下


万座は標高1800mの高所にある温泉である。夏はエアコンいらずの涼しい所でもある。冬はスキー客でおお賑わいもみせる所だ。ここ豊国館は湯治場雰囲気が強い旅館でもあり、建物・館内もかなり年季が入っています。

お風呂は男女別内湯、混浴露天風呂、女性用露天風呂があり万座の白濁湯が並々と注がれています。混浴露天からは空吹き(火山からでるガス)の蒸気が見る事ができて風向明媚な眺望を堪能できます。酸性泉のお湯は飲んでみると酸っぱいのが特徴です。浴槽周辺は硫黄臭がプンプンと漂っており、いかにも温泉に来たと思わせてくれる。万座温泉のホテル旅館の中でもここは立ち寄り料金も安く、時間も朝から入浴可能なのでお気に入りです。なんてたってお湯がすばらしく、ついつい通ってしまいます。
(04年10月)

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豊国館のお湯を宿泊して思う存分に楽しんできました。豊国館までのルートは草津から志賀草津道路にて万座入り。5月の半ばを過ぎたというのに道路の電光表示板には「要チェーン携帯」の案内あり。突然の雪に備えるように!という事なのでしょう。

今回は全自炊にて宿泊。部屋は古くからの本館は満室、新館の部屋にて宿泊です。玄関ロビーには昔懐かしの初代ファミリーコンピューターとプレステoneがあり、自由に遊ぶ事ができます。宿の雰囲気には似合わない綺麗な6帖間は快適空間。しかし部屋からの眺めは隣のお宿「万座ロッジ」の殺風景のみ。炊事場には蛇の目コンロが数台、調理道具に食器類など一通りは揃っています。但し、ガスは6-21時の間のみの利用となっています。

男性内湯には木造り10人ほどが入れる正方形浴槽がひとつ。硫化水素による事故防止の為に、浴室の窓も換気対策が施されています。湯は白濁、湯口は硫黄成分の影響か黄白く変色。10L/minほどの熱い湯が常時浴槽へ注がれています。あまりにも熱い場合はホースも用意されているので沢水?を加水して浸かる方法もあるようです。たまにホースが浴槽に入れっぱなし状態も。湯口の源泉は無色透明、激しい酸味。湯に浸かると一瞬ヌルッとしたような、皮膚が溶けてしまうような錯覚にとらわれます。

露天風呂は裸移動可で混浴露天風呂へそのまま行く事ができます。白い湯が並々と満たされており見るだけで興奮してしまいます。広い露天風呂はなんといても深い!1m以上ありそうです。ちょっとしたミニプールのよう。露天風呂の方が内湯より白濁り度は上。

源泉は豊国館苦湯という独自の源泉を所有。分析表からH2S=120mgという数値は危険!?そのままでは危険なので湯溜めで何度がガス抜きをしているという。実際に湯口から出ている湯は適度に硫化水素ガスを抜いたものとなっている。H2S=120mgの世界とはどんなものか興味シンシン。

20時、外玄関前の温度計は10℃、万座の楽しみの一つの星空は曇りだったので残念ながら見る事はできなかった。翌朝は7℃、暖かいのかなあ?駐車場の木の新芽が出てからも大雪が降ったこともあるらしい。滞在中、8回も湯に浸かってしまう。浸かりすぎて肌がヒリヒリに。ヒリヒリになりながらもまた宿泊してみたいお宿。
(05年5月泊)

(三昧)


リゾートホテルが建つ万座温泉の中で、鄙びた湯治宿といった雰囲気を残す旅館です。万座に来る度に吸い込まれてしまうので、もう何回訪問したのかもわからない状態です。

受付で料金を支払い、古びた廊下をギシギシと進むと男女別の浴室があります。脱衣所(下に源泉を通しているので床がポカポカ)を抜けると、まずは内湯です。木造の浴槽には真っ白な湯が滔々と流し込まれています。酸っぱく苦い湯で、キリリとした熱さが心地よい。薄暗い鄙びた浴室で白い湯に浸かっていると、まるで東北の温泉場にでもいるような錯角さえおぼえます。

そして続く外には眺めのいい露天風呂。女性用は混浴露天風呂の四分の一程度の大きさで、深さも浅く、比較的新鮮な湯が楽しめます。高所特有の冷え冷えとした風に吹かれながら熱い湯に浸かるのは、なんとも心地良いものです。浴室は、どこも硫化水素臭プンプン(それでも配湯の途中で随分飛ばしているとかで、湯元は相当凄いらしく、パイプの修理中にクラッとする事もあるらしい)。

お次は混浴露天風呂です。男女別の他に混浴専用の脱衣所があり、女性はそこから混浴露天風呂へ行く事ができます。湯は真っ白、混浴露天風呂はプールのように広いので女性でも気兼ねなく楽しむ事ができると思います。ただ「客室から見えるかな?」という部分があるので、それが気になる人はダメかも??女湯と比べそれなりに湯量は増やしてはいるものの、それでも浴槽が広く深いので、(内湯や女性露天風呂と比べ)いまいち鮮度が劣る事が多く、構造上湯口と逆方向にゴミが溜まりやすく、端っこで動くと「ブアッ」と大量の毛が沸き上がって来る事も。

最近気になる事としては、どの浴槽もメチャメチャ加水されている事が時々あるという事。加水の後、水のホースをそのまま湯の中に放置して行くのが原因と思いますが、そうなると本来の源泉のよさ、浴感がまったく楽しめません。酷い時は人肌程度の時もあるのです(あの湯が人肌ですよ!)。先客がどのような行動に出るか、こればかりは運と思うので、1回2回の訪問でなく温泉は何度も足を運んだ方が楽しいな、と思います。

万座の中でも料金は手頃、鄙びの雰囲気も満点で、万座の中ではココが一番好き、という人も多いのでは??玄関前のテーブルには昔懐かしのファミコンやソフトもあり、見ているだけで楽しいです。
(04年10月)

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春夏秋冬、様々な季節に訪問の豊国館、今回は自炊にて宿泊してみました。本当は安い旧館を希望していたのですが、人気で早々に満室。宿泊した新館は小奇麗な鉄筋。ただし防音はイマイチで隣のTVの音や廊下を行き来する足音がよく聞こえます。そして何故か、他所の部屋のTVのリモコンに別の部屋のTVが反応してしまうという厄介な現象も。実は隣の部屋は空室だったのですが、別の部屋のリモコンに反応してTVがかかり、ずっと音が響いていたのです。まさか空室だとは知らず「随分TVが好きなんだなぁ」と思っていたのですが。部屋は大変綺麗に清掃され、気持ち良く利用できました。トイレや洗面台は共同ですが、こちらも綺麗に清掃されストレスなく利用できます。

調理場は冷蔵庫にガス、食器、調理器具、レンジなどが一通り揃い使い勝手は良かったです。箸と湯呑みセットだけは部屋に置かれていました。東北や鉄輪貸間などの「どっぷり湯治宿」とは雰囲気が違い、「気軽に自炊ができる宿」といった感じですかね。値段も比較的安いし、スキーシーズンは学生さんの合宿とかで混むんでしょうね。

帳場を管理する大旦那は物静かで穏やかな方。夜は若旦那?が帳場にいて、昔懐かしの洋楽CDを流し、目をつぶって体を揺らしながら聞き入っています。洋楽好きな方は気が合うかも。21時を過ぎると帳場は電気が消され無人になります。

風呂場は24時間利用可で、夜の内湯は風情があります。薄暗い浴室に木造の浴槽、そして白濁した湯がぼんやりと浮かび上がる様は幻想的。混浴露天風呂も昼間とは違った趣があり存分に楽しめました。宿泊のよいところは、例え加水によって湯が「ぬる湯」となっていても、ホースを外し、時間をおいて再び来れば「キリッと熱い万座の湯」が楽しむ事ができる事。なにより、気が向いたら何時でもあの湯に浸かれるなんて最高です。私は美味しい食事も、洒落たデザイナーズ温泉宿も興味ありません。万座の濃厚で臭い湯があれば大満足なのです。
(05年5月泊)

(まぐぞー)



玄関


帳場


帳場近くにあった
懐かしのファミコン



館内


館内


宿泊した部屋



炊事場


炊事場


掲示



浴室入口


男性内湯


湯口



混浴露天風呂


混浴露天風呂


混浴露天風呂



女性内湯


女性内湯


女性内湯



女性露天風呂


湯溜めその1


湯溜めその2

【以前の分析】豊国館苦湯/酸性・含硫黄-ナトリウム-硫酸塩泉(硫化水素型)/75.8℃ pH=2.3 湧出量測定不能(自然湧出) 溶存物質計=1510mg(源泉から約20m離れた貯湯升で採水) Na=105mg(20.45mv%) K=45.5 Mg=44.4(16.3) Ca=41.1 Fe2=6.17 Mn=4.05 Al=13.7 H=9.12(40.43) F=1.1 Cl=151(19.39) SO4=784(74.15) HSO4=132 H2SiO3=155 HBO2=14.9 H2SO4=1.68 H2S=120 (H10.10.13)/※お湯の張り替え時のみ加水


はしご湯のすすめ群馬県の温泉