はしご湯のすすめ山形県の温泉


広河原温泉 湯ノ沢間欠泉湯の華 広河原温泉 湯ノ沢間欠泉湯の華

西置賜郡飯豊町大字広河原字湯ノ沢448-2
050-5534-3431
10時〜16時
冬季休業
600円

訪問:14年8月



秘湯会の会員宿「広河原温泉・湯の華」に立ち寄りしてみました。「日本でたった一つ入浴できる間欠泉」とお宿パンフには謳っています。ここに到着するまでのアクセスですが、途中までは道が細いながらも舗装路面で快適でした。しかし、宿手前7kmよりダート道になり、ところどころで対向車とのすれ違いが不可能な場所もありました。そんな随分と山奥な印象を受ける宿です。

到着後は駐車場に車を止めて帳場にて受付し浴室へ。内湯は4−5人サイズの長方形浴槽、岩湯口より46.1℃に加温された温泉を5L/min弱投入しています。湯は、ほぼ無色の微濁り、鉄錆の湯華が湯中をチラホラと舞い、ギシギシとした浴感があります。オーバーフロー湯は湯面横にある穴より、そのまま露天風呂へ流入する仕組み。

続いてこの宿のメインで名物でもある間欠泉がある混浴露天風呂に浸かります。なんと言ってもたくさんの緑に囲まれた周囲の環境が良いです。浴槽は10数人サイズ、解放感のある浴槽。およそ10−20分おきに吹き上げる間欠泉がプシュープシューと源泉を吐き出します。これを見ているだけでもなかなか楽しいもんです。湯は薄い黄土色濁り、弱重曹甘味に弱塩味があります。間欠泉吹き出し口に鼻を近づけると炭酸ガス臭を感じ、咳き込むほどの刺激を受けました。こちらも内湯同様にギチギチとした浴感でした。湯温が温めなので長い時間浸かっていられます。宿泊しての夜間入浴も楽しそうですが、今回は立ち寄り故、時間の都合もあるので一時間ほどで宿を後にしました。
(14年8月)

(三昧)



飯豊の山の中に建つ一軒宿です。かれこれ10年程前までは野湯としてマニアに親しまれ、その後に綺麗な宿が建ち現在に至ります。小さな集落を幾つか過ぎた後に軽いダートへ突入、ガタガタと山道をしばらく進むと突如お宿が現れるという大変不便な場所にありますが、スッキリとした外観の綺麗な建物で「秘湯会の宿」というブランドもあり、この立地にもかかわらずなかなかの賑わいでした。

館内には男女別に内湯、そして名物の間欠泉が吹きあがる混浴露天とがあります。先ずは内湯ですが、薄暗くこぢんまりとした浴室に4人サイズの横長浴槽がひとつ。湯口より加熱源泉が流し込まれ、かすかに濁りを帯びたほぼ無色透明湯が静かに掛け流されています。薄い甘塩ダシ味のする湯は、ほんのり鉄味も感じ、浴槽底には鉄錆色のパウダー状湯花が大量に沈殿、足を乗せるとブワットと舞い上がります。

続く混浴露天風呂は内湯の扉の向こうにありました。構造上、裸移動になりますが、バスタオルの使用もOKなようです。混浴露天風呂は周囲がガランと開けた開放的な場所に造られた12〜3人サイズの丸い石風呂で、訪問時から既に浴槽内より突き出た湯口より名物の間欠泉がシャワシャワと湯柱を吹き上げていました。これはまるで噴水の中で湯浴みをしているようで、なんとも楽しい経験です。この間欠泉、時期により差もあるのかもしれませんが、一度吹き上がるとその時間が長く、止まってもまたすぐ次が吹き上がるので、ずーっと出ている印象でした。肝心の湯は浴槽内で強い黄土濁り、ぬるめ湯温で優しい重曹甘塩ダシ味がし、内湯ではすっかり飛んでしまっていた新鮮金気の生臭さがプンプンと漂っていました。この非加熱源泉とは別になぜか内湯からのこぼれ湯も投入されていましたが、個人的にはこれは不要かな。

お宿の周囲は山深い自然に囲まれ、訪問時は大きな猛禽とアサギマダラが舞い、大きな青大将もウロチョロしていました。
(14年8月)

(まぐぞー)




お宿までの道


秋の花が咲いていました


外観



館内


館内


館内



男性内湯


男性内湯


男性内湯



女性内湯


女性内湯


女性内湯



混浴露天風呂


混浴露天風呂


混浴露天風呂



混浴露天風呂


混浴露天風呂


混浴露天風呂


広河原源泉 ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉 35.1℃ pH=6.6 蒸発残留物=2325mg Li=2.1mg Na=498.7 K=45.9 Mg=57.5 Ca=409.2 Mn=4.3 Fe2=5.8 F=0.1 Cl=569.9 Br=2.4 I=0.3 SO4=7.5 HCO3=1690 CO3=0.5 H2SiO3=96.2 HBO2=6.4 CO2=711.9 (H11.10.8) ※温泉利用状況=内湯は加温あり


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