はしご湯のすすめ栃木県の温泉


三斗小屋温泉 大黒屋 三斗小屋温泉 大黒屋

那須塩原市三斗小屋温泉
090-1045-4933
立ち寄りに関しては未確認
冬期休業
宿泊しました
13年8月一泊二食9100円
15年5月一泊二食9500円

訪問:13年7月(泊)、15年5月(泊)



那須岳登山の際に宿泊した温泉山小屋。山小屋といっても、相部屋では無く全室個室。浴室にはしっかりと温泉が利用されています。早朝から登山口を進み14時前には山小屋到着です。部屋は二階の6畳部屋、網戸が無いので窓は常に全開です。なのでいろんな虫が乱入してくるので苦手な方にはキツかろう。因みにお客さんは虻・蜂・蝿・蟻・蜘蛛・不思議な甲虫などです。

夕食は17時からとなり、各部屋にお膳を運んでいただけます。内容は山小屋なので決して豪華では無いが、お腹いっぱい美味しく頂ける。朝食は6時半ですが、早立ちの方は朝食弁当にもしていただけるようです。済んだ食事はお膳ごと廊下通路に出しておくシステムです。また自家発電の為、夜間消灯は21時。その後の照明は各自のヘッドライト等を使用することになります。

お風呂は「木風呂」と「岩風呂」の種類の異なる浴室が二つあります。一時間ごとに男女入替え制になるので、どちらの浴室にも入浴可能。「男性」「女性」の札の入替えはキチンと従業員が実施しているのでそれに従います。入浴時間は14時〜21時まで、その後は湯抜き清掃して、翌朝は6時から入浴可能となります。

まずは「岩風呂」から入浴となりました。2−3人サイズのモルタル浴槽で、「岩風呂」という名称は浴室端にある岩からの由来なのかも知れない。浴室窓が全開になっていて風通しよく気持ちがいい。塩ビ管湯口からはゴボゴボとの音と共に湯が噴出している。源泉と思われる41℃の湯をおよそ20L/minは吐き出している。全量を湯船縁のオバーフロー箇所より溢れ出している。排水溝までの湯の通り道は土類系の析出物で変色。湯は無色透明、弱とろみ感で41℃ほどの適温での湯浴みとなる。登山後の肌にはこのぬるめ湯が心地がよい。なによりもチェックイン一番乗りで新鮮な一番風呂の楽しみ、これは最高です。

一時間おきで男女交替ですが、「木風呂」にも当然浸かってみました。木造浴室に木造浴槽、「木風呂」と名乗るのがよく解ります。長方形浴槽を仕切りで二つに区切り、片方の浴槽のみに湯の投入があります。二本の竹筒湯口からそれぞれ50.3℃、40.1℃の湯が浴槽へ落とし込まれます。「木風呂」においては1号泉と3号泉の混合利用となっています。「岩風呂」とは異なり44−45℃に浴槽湯温が設定されてるので、長湯でまったりという訳にはいきません。無色透明、弱く温泉臭の香る湯は短時間で出たり浸かったりして入浴させて頂きました。身体を沈めた分だけキッチリと浴槽から溢れ出す掛け流しです。気付いてみると14時から20時までの毎時間、間髪入れずに浴室へ通っていました。那須岳登山の際には次回も利用してみたい山小屋です。
(13年7月宿泊)

………………

数年前にも訪れている大黒屋。今回は山と温泉の半分ずつを目当てにして出かけてみました。5月のGW時期の訪問で、まだまだ登山道と周辺には残雪がところどころあります。夏ではなんてことない場所が、道を確認しずらい箇所も多々あり道迷いには注意が必要です。山小屋には13時半には到着。小屋前には残雪もそこそこ。宿帳に記入後、本来ならば小屋内のルールなど(風呂の男女別時間割、食事時間など各種いろいろ)の説明がありますが、今回は二度目なので説明は省略で部屋に案内されます。

部屋は6帖+少々で前回と同じような広さがあり、山小屋で個室というのは贅沢ですね。全体的に特に何も変化はありません。食事内容についても小鉢など多少の季節的な変動はありましたが、ほとんど変わりはありません。量的には若い方々にとっては物足りないでしょう。多少の小腹満たし程度の食料は持参した方がよいかも知れません。

温泉は変わらずに大満足でした。汗だくになって歩いた後の入浴は至福の一時です、しかもそれが温泉というのも贅沢ですね。今回、大風呂での湯温が熱湯43.5℃・温湯42.5℃と浸かりやすい温度調整になっていました。岩風呂では39℃と温め設定で、これはこれで長湯ができます。山小屋到着から翌朝の出発まで、合計10度ほど浴室へ通わせていただきました。

夜間は21時に強制消灯、翌朝6時に通電なのも前回と変化はありません。それと部屋にはコンセントが無いので、カメラや電子機器類の充電はできません。ビールは冷えてなく500円、それを小屋前の水場で自分で冷やしてからになります。お隣の煙草屋では水で冷やしたビールや炭酸飲料が売られているので、すぐに飲みたい人は買出しに行ってください。大黒屋はなんだかんだ居心地が良いので数泊したいところですが、そうも言ってられないのでまた来ることとして出発しました。
(15年5月宿泊)

(三昧)



那須連山の山中で、二軒の山小屋が寄り添い建つ三斗小屋温泉です。かれこれ10年程前に煙草屋旅館を利用した事があるので、今回は大黒屋にしてみました。三斗小屋温泉への登山ルートは幾つかありますが、いずれも歩いてゆくしかありません。どのルートを選ぶにしても、地図・コンパス・レインスーツ・登山靴など山に入る必要最低限の装備と、自身の体力の見極めも必須ですヨ。

今回宿泊でお世話になった大黒屋は、木造の鄙び風情溢れる山小屋で、昔ながらの本館と比較的新しい別館で構成され、各棟は渡り廊下で繋がっています。

通された部屋は本館二階の六畳間です。昔の湯治宿を思わせる畳敷きの風情ある部屋は完全個室制で、窓の外には深い樹木が広がっています。置かれた布団はフカフカに干され、部屋の清掃も行き届き、気持ちよく利用できました。館内の共同トイレは板張りの清潔な水洗だったのには驚きました。夕食はお膳に乗って部屋まで運ばれてきます。山小屋として考えると朝夕共に満足のゆく内容で、山歩き後の腹ペコの身には全てが美味しく、アッという間に完食してしまいました。

肝心の温泉は趣の違う浴室が二箇所あり、一時間ごとに男女入替えとなります。先ずは大浴室ですが、こちらはガラス窓が広くとられた開放感ある木造浴室で、二つに仕切られた長方形浴槽がひとつあります。仕切りそれぞれ4人づつ、計8人程が入られる広さです。浴槽には湯口が二つあり、ひとつが「熱め源泉」をドボドボと、もうひとつが「ぬるめ源泉」をチョロチョロ投入しています。浴槽湯は熱めの無色透明、優しく甘い石膏臭香るもので、スベキシとした肌触りがあり、鮮度良好の掛け流しとなっています。なによりこの浴室は窓の外に広がる那須の緑が美しく、昼・夕・朝と、刻々と変わる深山の表情を楽しむ事ができました。

お次は小浴室ですが、素朴な共同浴場を思わせる浴室に、2〜3人サイズのこぢんまりとした浴槽がひとつあります。ぬるめの湯がドバドバと投入され、ザバザバと溢れ出しています。鮮度良好の無色透明湯は、甘いような石膏臭に加え弱い土類感もあり、まとわりつくような浴感があります。大浴室の熱い湯とは別源泉で、湯としてはコチラの方がマニアウケが良さそうです。なにしろ「ぬる湯」が心地よく、山歩きで疲れた体をじんわり癒してもらいました。

今回初めて利用した大黒屋ですが、鄙びた湯治風情の部屋、清潔な館内、鮮度良好の湯、その全てが好印象で大変気に入りました。人が多くざわついた印象が残った煙草屋と比べ、しっとり落ち着いた雰囲気の大黒屋、個人的にはコチラの方が断然好みかな。
(13年7月宿泊)

………………

何気にお気に入りとなり再訪しました。相変わらずの風情ある木造の鄙びた佇まいがたまりません。今回も通された部屋は本館でした。本館は風呂場に近く温泉目当ての私達には好都合です。前回と変わった事は小学生のお孫さん(?)らしき男の子が、毎週末にお手伝いに来るようになった事。挨拶のしっかりできる元気な男の子で、将来のたのもしい跡継ぎ候補ですね。(山葵を貰ったオバちゃんですよー、覚えているかな?)

温泉は相変わらず素晴らしい掛け流しでした。木風呂では風情ある浴室でやや熱めの湯を満喫し、石風呂では川のように溢れ出るぬる湯に癒されます。ひとつ困った事といえば、1時間ごとの男女入れ替え制なのですが、女性時間(札が女性)になっても男性がまだ入浴中だった事があるのです。脱衣所の衣類だけでは男女の判別が難しく、危うく混浴しそうになってしまった事が2度ありました。入れ替わってからの10分位は札が女性用になっても、脱衣前に浴室を確認した方が良さそうです。

今回はゴールデンウィーク中の訪問でしたが、利用した日はまだ空室があり、個室と言う事もあってゆっくりと過ごす事ができました。賑やかなグループもあったのですが夜は9時に送電がストップするので、その後はパッタリと静かになります。季節柄、日中は暑くても夜は急激に気温が下がるので、どちら様も暖かいウールやフリースをお忘れなく。
(15年5月宿泊)

(まぐぞー)


13年7月



大黒屋への登山道


途中の源泉地


温泉神社



大黒屋外観


玄関


玄関



館内


館内


館内



宿泊した部屋


夕食
食事の詳しい画像


朝食



木風呂


別の角度から


浴槽から



湯口


天井





石風呂


浴槽


浸かった様子



湯口


溢れ出し


天井



別棟


水汲み場


帰りに貰ったお菓子

15年5月(GW)



本館外観


本館外観


宿泊した部屋



窓からの眺め


夕食


朝食



木風呂


木風呂


木風呂



石風呂


石風呂


石風呂


(木風呂)三斗小屋1号 単純温泉 50.9℃ pH=6.8 溶存物質計=666mg Na=44.4mg K=8.5 Ca=58.9 Mg=15.3 Mn=0.8 Fe2=0.1 Cl=3.4 SO4=261.8 HCO3=86.4 H2SiO3=186.1 HBO2=0.3 CO2=23.0 (H21.10.1) ※温泉利用状況=全ての項目において該当無し

(岩風呂)三斗小屋3号 単純温泉 41.1℃ pH=6.6 溶存物質計=516mg Na=26.6mg K=6.4 Ca=46.4 Mg=12.6 Cl=3.0 SO4=212.9 HCO3=34.5 H2SiO3=172.8 HBO2=0.2 CO2=14.6 (H21.10.1) ※温泉利用状況=全ての項目において該当無し


はしご湯のすすめ栃木県の温泉