はしご湯のすすめ群馬県の温泉


四万温泉 竹葉館 四万温泉 竹葉館

吾妻郡中之条町大字四万3838
0279-64-2221
立ち寄りに関しては不明
宿泊しました:一泊素泊り5000円

訪問:13年3月(泊)



温泉口に位置する自炊宿で週末一泊湯治してみた。宿の名は「竹葉館」。以前は旅館形態の営業をしていたようだが現在では自炊形態のみの営業スタイル。立ち寄り入浴を以前に試みたが「入浴のみはやっていない」との事で、今回は宿泊してみた。宿に到着するとご主人に、車は道路反対側の坂上を進んだ無料公共駐車場を案内されます。積雪・凍結時などは結構な傾斜坂なので登れないかも知れない。宿までは歩いて2分といった距離。

部屋は「清流」という名の和室に通され、ガラス窓からはその名前通りの四万川が眼下に流れる環境だ。おそらくこの「清流」部屋は、以前の旅館時代での特別室だったと推測できる部屋です。角部屋の8畳和室、広縁付きで眺め抜群だからです。

当日の宿泊客は我が家一組のみでした。おかげで24時間入れるお風呂はいつでも貸切で浸かり放題でした。浴室は階下にあり、男湯は終日に渡り「準備中」の看板掲示あり、滞在中は女湯を貸切でどうぞと言うのでそうする事に。浴室は使い込まれた印象の空間、女性風呂なので曇りガラス張りの造り。6-7人サイズの古めかしい各種タイルが浴槽底部に敷かれています。源泉は塩ビホースで石湯口経由にて5-6L/minほどをコプコプ投入、周辺はカルシウム等の析出がたっぷりと付着いています。浴槽には無色透明、見た目にとてもクリアーですっきりとした気持ちの良い湯がなみなみと満たされています。湯船前面よりオーバーフローされる掛け流し。湯温も42.5℃と熱くも温くもない適温。まだまだ雪がちらつく冬の四万、到着から出発まで合計5-6回ほど浴室へ通って温まり、お湯は満足できた宿でした。

また自炊に関しては、近隣の山口地区にはコンビにスタイルの「わしの屋酒店」があり、8-21時の営業で宿から散歩がてら5-6分の距離で、酒など仕込むのにいろいろと便利でした。
(13年3月宿泊)

(三昧)


四万温泉の中でも特に静かな「温泉口地区」にある自炊宿です。その昔は湯治客で賑わった四万温泉ですが、現在完全自炊できるのはココ竹葉館だけだと思います。かなり年季の入ったお宿で、通りに面したその佇まいは、昭和の時代にとり残された感もあります。今回はこの竹葉館に宿泊してみました。

お宿へ伺うと、ややお年を召したご主人が優しく迎え入れてくださいました。後にも先にもこのご主人以外の人には会わなかったので、どうやらたった一人でお宿を管理されているのかもしれません。そして土曜日にもかかわらず、この日の宿泊客は私達のみでした。

通されたのは川に面してガラス窓が広く取られた明るい部屋で、周囲の景色を眺めながら寛げます。おそらくお宿で一番良い部屋を用意してくれたのだと思います。他にも数部屋ありましたが、今では使われていないようでした。トイレは共同ですが、部屋に洗面台、冷蔵庫があります。イスなどの備品は昭和の時台から時が止まっているかのようでした。布団(特に毛布)は一部カビ臭く、そういうのが苦手な人もいるかもしれません。

炊事場は、二食付きの旅館業をやっていた頃の名残らしき広い厨房を開放しています。なにしろ業務用なので、一般家庭のガス台などしか使用した事がない人には少し使いづらいかな。レンジがあるので、我家はチンすればOKの惣菜などを持参しました。

肝心の浴室は、部屋から階段を下った先にあります。浴室は二つあり、片方が横長浴槽、もう片方が瓢箪を半分にしたような浴槽です。が、訪問時は横長浴槽の浴室のみ使用可でした。比較的広さのある浴室は、川に面しているので眺めは絶対にいいはずです。ところが曇ガラスで閉じられ、その窓も開ける事ができません。これは勿体無い。とはいえ外光はよく射し込み日中は明るい印象です。難点は浴室全体がカビに占拠されている事。浴槽内だけは局地的に綺麗に清掃されているので、湯に浸かるぶんには問題ないのですが、周囲からカビ臭がムンムンと迫って来ます。せめて窓を大きく開けて換気できたらなぁー。ご主人ひとりでは、この規模の管理は大変なのかな。

浴室には6〜7人サイズのタイル浴槽がひとつあり、無色透明の熱い源泉が掛け流されています。利用者が限定されているからか鮮度は大変良く、一点の曇もない澄んだ無色透明です。数ある四万のお宿の中でも、ここの湯のクリアさはダントツと思います。まったりとしたトロミのあるスベキシ湯は、スッキリとした温泉臭漂うもので、口に含むとほんのり塩味と複雑な金属味がします。浴後は肌がしっとりとし、あまりの心地よさに何度も浴室へ通ってしまいました。

全体的な印象としては、自炊宿での場数を踏んだ玄人向きの宿かな、と思いました。こういう自炊形式で利用できる宿は、四万温泉では貴重な存在だと思います。
(13年3月宿泊)

(まぐぞー)



宿泊した部屋


宿泊した部屋


宿泊した部屋



部屋からの眺め


炊事場


夕食



利用した浴室


別の角度から


源泉投入


四万館の湯 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 55.2℃ pH=7.3 成分総計=1.53g Na=295mg K=23.1 Mg=2.0 Ca=170 Fe2=0.4 Mn=0.1 F=0.7 Cl=506 SO4=304 HCO3=79.0 H2SiO3=108 HBO2=38.4 CO2=3.7 As=0.9 (H13.12.14) ※温泉利用状況=全ての項目で該当無し


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