はしご湯のすすめ山形県の温泉


小野川温泉 やな川屋旅館 小野川温泉 やな川屋旅館

米沢市小野川町2486
TEL(0238)32-2211
立寄りは確認忘れ
宿泊しました:一泊素泊り3300円+諸税

訪問:11年5月(泊)


小野川温泉のメイン通りにドーンと位置する中規模の観光旅館です。普段ならこのテの観光旅館はあまり宿泊しないのですが、電話で伺った際「自炊用の部屋もある」との事で利用してみました。道路に面して大型の「やな川屋」、そして奥まった所に別館の「ほてい荘」があり、この二つは館内で繋がっています。訪問時は「やな川屋」だけが稼動しているようでしたが、「ほてい荘」の浴室も利用する事ができました。

やや年季の入った鉄筋の観光旅館、宿泊した部屋は2階の六畳二間続き。最初「ふたりだけで、二間も使っていいんだろうか?」と驚いてしまいました。キチンと清掃がされ、気持ちよく利用できる和室で、布団、無料のTVもあります。やな川屋旅館は一見すると団体メインの観光旅館にも見えますが、2階は自炊階として開放しているようで、共同の炊事室にはコイン式のガス台、冷蔵庫も置かれています。我家は近隣のコンビニで惣菜を購入し食事としました。部屋にトイレはありませんが、すぐ近くに比較的新しい個室トイレがあります。これほど使い勝手が良いにもかかわらず、訪問時の自炊階利用は我家を含め二組だけ。もう一組(というか、お一人)は「毎年湯治で利用している」という御婦人でした。

(11年5月)



鯉の泳ぐ池が
ありました


自炊階の炊事場


湯治場で御馴染み
ハンドル式ガス



宿泊した部屋


別の角度から


近所のコンビニで
惣菜を購入



浴室は「やな川屋」「ほてい荘」合わせて三箇所あります。全て男女別です。


斧川の湯

協組4号源泉、協組5号源泉/含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉/45.5℃ pH=7.2 溶存物質計=4221mg Na=1005mg(68.41mv%) K=84.5 Mg=6.8 Ca=710.9(27.75) Mn=0.4 F=2.1 Cl=2199(97.28) Br=6.0 HS=0.6 S2O3=5.3 SO4=48.8 HCO3=58.4 H2SiO3=86.6 HBO2=6.0 CO2=22.3 H2S=0.4 As=0.2 (H21.1.6)/※全ての項目で該当なし


一階大浴場にある内湯は「斧川の湯」。御影石ベースの浴室と浴槽、男女浴室を分ける壁はなまこ壁風なもの。キレイで清潔な印象を受けた浴室である。

浴槽は足を伸ばしてゆったりと6−7人サイズの広さ。浴室空間全体にタマゴ臭が漂っている。湯は無色透明、タマゴ臭にタマゴ味、うまみの効いた塩味もある。このテの湯によく見られる黄白い湯華も少しばかり浮遊している。御影石湯口からは源泉温度の異なる二つの源泉を混合したものを20L/minほど浴槽へ落とし込んでいる。湯口にて47.4℃、浴槽では42.2℃と快適な温度に見事に調整されている。湯使いは掛け流し。浴槽前面よりサラサラとオーバーフローする様は美しく素晴らしい光景であった。
(11年5月)

(三昧)


やな川屋1階にある男女別内湯です。男女別浴室には使い勝手の良いシャワーが並び、いわゆる「旅館の大浴場」といった感じです。15人ほど入られる石板ばりの長方形浴槽に、4号と5号のやや熱めブレンド湯が掛け流されています。無色透明な湯の中には溶きタマゴ状白湯花が舞い、スベスベとした肌触りと焦げタマゴ臭が心地よいです。溢れ出しもまずまずで鮮度も良好。
(11年5月)

(まぐぞー)



男性浴室


浴槽


湯口



女性浴室


湯口


シャワーも完備



展望露天風呂

協組4号源泉/含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(硫化水素型)/80.3℃ pH=6.9 約1200L/min(掘削60m) 溶存物質計=5768mg Li=4.3mg Na=1412(66.14mv%) K=123.2 Mg=4.3 Ca=547.2(29.41) Mn=0.3 F=2.8 Cl=3199(95.93) Br=8.7 I=0.4 HS=1.7 SO4=78.3 HCO3=115.3 CO2=24.4 H2S=2.5 H2SiO3=241.7 HBO2=28.7 HAsO2=0.2 CO2=24.4 H2S=2.5 (H15.10.20)/※温泉に影響を与える項目=全て該当なし


5階にある「展望露天風呂」です。深夜早朝の時間帯は安全の為に利用不可、7時から22時の限定露天風呂です。ココでは内湯と異なって高温の協組4号源泉の単独利用となっています。石板張りの8人サイズの浴槽からは温泉街のちょっとした眺望が楽しめます。無色透明、内湯利用の混合源泉より上をいく塩味、反対にタマゴ臭は弱めです。湯口は64.0℃、浴槽では40.4℃なので外気に触れながらの長湯も可能かと思われます。湯使いは4号源泉を小細工無しの掛け流し。
(11年5月)

(三昧)


やな川屋5階にある露天風呂です。5階まで来ると、温泉街を見渡せる昭和時代のラウンジのような不思議な空間があり、その横に男女別の露天風呂があります。ビルの屋上に造られた露天風呂は年季が入り、やや寂れ感もありますが、浴槽そのものは綺麗に清掃されていました。

7〜8人サイズの四角い石板ばり浴槽に、4号の熱い無色透明湯が100%掛け流されています。訪問時は強風が湯面に吹きつけていたので浴槽温度はややぬるめ寄りの適温。ツルツルとした肌触り、湯口では焦げタマゴ臭が香ります。館内三箇所の浴槽の中では、ここが一番タマゴ味を強く感じました。鮮度も良好で心地よい湯です。旅館の屋上という場所柄、周囲の景色がよく見えるのですが、逆にコチラも見られそうで(特に浴槽の出入りの時)少々落ち着かない部分もあります。
(11年5月)

(まぐぞー)



昭和な雰囲気の
ラウンジ横に入口


待ち合わせにも
丁度いいスペース


温泉街が一望



男性露天風呂


浴槽


源泉管



女性露天風呂


湯口


露天風呂からの眺め



こまちの湯

協組4号源泉、協組5号源泉/含硫黄-ナトリウム-塩化物泉/45.5℃ pH=7.2 溶存物質計=4221mg Na=1005mg(68.41mv%) K=84.5 Mg=6.8 Ca=710.9(27.75) Mn=0.4 F=2.1 Cl=2199(97.28) Br=6.0 HS=0.6 S2O3=5.3 SO4=48.8 HCO3=58.4 H2SiO3=86.6 HBO2=6.0 CO2=22.3 H2S=0.4 As=0.2 (H21.1.6)/※全ての項目で該当なし

当宿に宿泊すると別館「ほてい屋」の内湯風呂も利用可能である。両宿の建物は渡り廊下で通じており行き来ができる。「ほてい屋」は姉妹館との位置づけのようだが、現在では宿泊については休業中との事であった。訪問当時では浴室のみを「やな川旅館」のお客に開放しているようである。その内湯浴室が「こまちの湯」である。

ガラス張り浴室で外光が差し込み気持ちがいい空間。ココもまた空間自体に小野川のタマゴ臭がほんわかと香っている。丸タイル張りの浴槽は5人サイズの広さ、ホタテ貝のような形をしていて面白い。三本のキノコの湯口がこれまた面白い。キノコが飾りであるのは見たことがあるが、実際にキノコから湯が出るのは初めての光景である。

湯は無色透明、弱焦げタマゴ臭、塩味がするもの。キノコ湯口にて53.5℃、浴槽では43.4℃に調整されていた。この「こまちの湯」なぜか利用客が少なくいつ行っても一人で貸切状態での湯浴みでした。おかげで湯の鮮度が館内の他の浴室に比べて抜群に上をいっている。オススメ浴室です。
(11年5月)

(三昧)


「ほてい荘」1階にある男女別内湯です。女性側にはハート型のタイル浴槽があり、4号と5号のブレンド湯が掛け流されています。仄かな焦げタマゴ臭漂う無色透明湯は、ややこなれ感があり、スベスベとした肌触りです。ここは浴槽縁の石板が凝っていて、一枚一枚に様々な絵が彫られています。その絵を眺めながらの湯浴みが楽しいです。
(11年5月)

(まぐぞー)



男性浴室


浴槽


湯口



女性浴室


浴槽


湯口



浴槽縁が凝ってます


女性像


こちらは
男性側の魚


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