はしご湯のすすめ福島県の温泉


昭和温泉 しらかば荘 昭和温泉 しらかば荘

大沼郡昭和村大字野尻字廻り戸1178
0241-57-2585
9時〜20時
500円

訪問:10年10月、14年10月



村営の温泉宿泊施設です。宿泊をメインに入浴・休憩・食事などが可能である。当日は地元消防団の集会が行なわれていて大盛況の様子。

浴室内は換気良好でひんやり気味の空間です。横長にタイル浴槽は6−7人サイズの広さがあります。石組み湯口より48.9℃の湯を6−7L/minほど浴槽へ投入しています。浴槽湯は見た目にも湯なまり感を感じ取れます。無色透明、薄っすらと白っぽくも見えます。40.6℃とぬるめの調整も影響しているのかも知れない。浴槽タイルがアチコチでぬるぬるするが、湯質によるものなのか、清掃不足なのかは不明。湯使いはとりあえずは掛け流しですが、いまいちパッとしない。しかし、浴後に来る食塩泉の火照りはしっかりとある。

浴室ガラス窓の外には、なんと鉄輪にある「ひょうたん温泉」の竹製温泉冷却装置が導入されてる。意外なところで出会ったので驚いてしまった。
(10年10月)

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H26年7月、新たに建物を建築してのリニュアルオープンとなった「しらかば荘」。登山後の汗流しに立ち寄ってみた。宿泊だけではなく、立ち寄り入浴も気軽に利用できる。村外者と村内者では、宿泊料金と立ち寄り料金に微妙な差がある設定となっている。まだオープンして三か月と間もないので、館内は新しくてキレイである。ロビーでは風呂あがり時の待ち合わせにも利用できるちょっとした場所もある。

入浴施設としては内湯、そこから扉一つで移動可能な露天風呂を備えている。脱衣所の壁には浴槽内温度を示すデジタル温度計が掲げられているが、個人的にはこれは不要かと思う。浴室に入って右手には洗い場カラン、左手には縦長の石造り浴槽を配置する。熱めと適温の二つの浴槽があり、熱め槽は2−3人、適温槽は6人ゆったりサイズがあります。湯口は熱め槽に設置、10−15L/minほどの湯投入あり。口に含むと弱い甘塩味を感じます。オーバーフロー湯は仕切り向こうの適温槽へと流れ込む仕組みです。無色透明、つるつるとした浴感、湯温は44℃ちょいはある。適温槽は41.5℃、のんびり浸かるにはこちらが良いだろう。浴槽縁の切込み部分よりオーバーフローする掛け流し。

露天風呂は3−4人サイズの岩風呂仕様となっている。屋根掛けされているので雨雪でも大丈夫そうだ。湯は無色透明、つるつる浴感あり。内湯で火照ると露天で涼み、涼んだら再度浸かるの繰り返し。露天風呂においても、湯船縁より排湯口へオーバーフローする掛け流し。あまり聞くことの無い「リニュアルして湯使いが良くなった」といったケースに当たる施設でしょう。
(14年10月)

(三昧)



これまで何度も近くを通りつつ素通りが多かった昭和温泉に初めて立寄ってみました。奥会津昭和村振興公社が経営する村の施設で、風情や鄙びは無い鉄筋コンクリな建物です。建物自体は年季を帯び、やや寂れ感があります。訪問時は地元消防団(?)の集まりで宴会場は大賑わいだったのですが、浴場は無人でした。

本館にくっつくようにして温泉棟はあります。男女別に内湯がひとつづつあり、10人サイズの長方形浴槽がひとつあります。

湯口から冷却装置で冷まされた源泉が投入され、浴槽内で適温〜ぬるめ寄りの適温。わかりにくい構造ですが、おそらくは掛け流し利用と思われます。ほぼ無色透明の湯は少し黄色い濁りもありますが、それとは別に湯なまりによる濁りも発生。ヒンヤリとした硬さのある浴感で、入浴中は体に冷えすら感じます(訪問時は浴室も寒かった)。ところが浴後しばらくするとポカポカ感が出るあたりは、さすが温泉だな・・と思いました。
(10年10月)

………………

かなり年季が入り一昔前の公共の施設といった雰囲気だった「しらかば荘」が、完全建て替えで7月に堂々のリニュアルオープンとなりました。新しい「しらかば荘」は木材をふんだんに使用し、黒とベージュを基調とした落ち着いた造りで、自然豊かな「昭和」の地にふさわしい温もりある雰囲気、以前とは比べ物にならないほど洒落ていい感じになりました。

男女別浴室にはそれぞれ内湯と露天風呂を構えています。内湯はベージュと黒を基調とした落ち着いた雰囲気があり、6〜7人と2〜3人サイズに仕切られた長方形浴槽がひとつあります。小浴槽より熱い源泉が滔々と流し込まれ、大浴槽へと流れ込む仕組みですが、小浴槽はビックリするような熱湯、大浴槽はやや熱めとなっていました。掛け流される湯は弱いつるつる感のある無色透明で、源泉を口に含むとごく僅かに甘塩味がします。内湯の窓の外は道路を隔て雑木が見え、丁度夕日が射し込み癒しの眺めとなっていました。

続く露天風呂は4〜5人サイズの岩風呂で、内湯同様に熱い源泉が掛け流されています。こちらは浸かる人が多かったのかやや熱めではあるものの、内湯より湯が揉まれ浸かりやすい印象となっていました。
(14年10月)

(まぐぞー)


2010年10月



外観


館内


男性浴室



浴槽


謎の穴(手前)と湯口(奥)


湯口



女性浴室


浴槽


湯口



鉄錆色に染まっています


これは・・・


ひょうたん温泉の!

2014年10月(外観のみ15年1月)



新しくなりました


男性内湯


湯口



男性露天風呂


露天風呂


湯口


昭和温泉しらかばの湯 ナトリウム-塩化物泉 61.0℃ pH=7.8 147L/min(動力) 溶存物質計=2462mg Li=0.2mg Na=866.1(95.68mv%) K=5.7 Mg=0.4 Ca=29.2 Se=0.6 Mn=0.1 Fe2=0.6 F=6.8 Cl=1066(79.47) Br=2.3 SO4=249.3 HCO3=133.4 H2SiO3=58.9 HBO2=42.5 HAsO2=0.2 CO2=81.1 As=0.1 (H24.2.9) ※温泉利用状況=掲示見当たらず

【以前の分析】昭和温泉しらかばの湯 ナトリウム-塩化物泉 61.5℃ pH=7.7 成分総計=2353mg Na=799.3mg K=6.8 Mg=0.7 Ca=34.8 Fe2=0.5 Li=0.3 NH4=0.2 Sr=0.3 F=11.4 Cl=992.5 Br=2.0 SO4=249.2 HCO3=151.3 H2SiO3=47.1 HBO2=14.7 CO2=41.8 (H14.3.20)


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