はしご湯のすすめ宮城県の温泉


荒湯地獄 荒湯地獄

有毒ガスの発生地帯につき要注意
訪問は自己責任でどうぞ

訪問:08年9月



鬼首温泉周辺にいくつかある地獄地帯。その中の荒湯地獄に湧出する湯に浸かる事ができるというので出かけてみました。深夜に現地到着、真っ暗闇のなかでの車中泊。まだ9月半ばなのに外は冷え冷え状態である。明るくなり周囲を見回すと噴気がモクモクとしているのが目に入る。さらには自分たちと同様の車中泊組が二組おられた。挨拶して浴槽の場所などを教えて貰いいざ出発する。

噴気やガス地帯の緩やかなV字谷のような場所をどんどん進んでいく。途中にはいくつかの浴槽があったが激熱だったり、ガス充満危険を予測して入浴は断念。さらに進むと、沢と合流する地点そばに立派なブルーシート浴槽を発見する。湯温も41℃で問題なし。10人弱が浸かれる広さがある浴槽だ。源泉は浴槽のすぐ脇より88℃で湧出しているものを利用、それを沢水と混合し浴槽で適温にしている。湯はほんのり明礬臭漂い、微タマゴ臭。快適な野湯そのもので、自分達のような初心者でもなんとか楽しむ事ができた。

更には下流にも小さなブルーシート野湯を発見する。3人サイズの小さな浴槽が目に入る。観察してみると源泉はどうやら足元の岩盤より湧出している模様だ。こちらの浴槽では、加水なしのほぼ100%源泉が楽しめる。岩の湧出口で50℃、浴槽では40℃のぬるめ適温のコンディション。湧出量は少なめでしょう。ちょうど暑くなく寒くなくの外気温での湯浴み、貸切状態での長湯ができて格別なものとなりました。加水が無いに等しいせいか、浴感も十分でタマゴ臭も普通に漂い、野湯ながらにもお湯的に満足出来ます。
(08年9月)

(三昧)


快適な野湯が点在する事で有名な荒湯地獄へ行ってみました。といっても一体どこに野湯があるのかもわからず、「現地に行ってからちょっと探してみよう、わからなかったら諦めよう」程度の気分だったのですが・・。実際に訪問してみると、毎週ここに来て浴槽を造っているというオジサン二人が場所を親切に教えてくださり、野湯初心者の我家も楽しく湯に浸かる事ができたわけです。

まずは地獄の上流から沢を下る形で歩いてみました。ここは沢そのものが熱湯状態で、手をつけるとアチチです。少し歩くと見た目が快適そうな二段の浴槽が現れましたが、ここは50℃オーバー、とても浸かれる状態ではありません。オジサンによると「雨が降ったり雪が降れば入られる」との事。

お次は沢の分岐近くにあるブルーシート浴槽。7〜8人入られる立派なもので、簡易脱衣小屋まで造られています。近くの源泉から引いた熱湯と沢水をうまい具合に混合させ、ストレスなく湯浴みのできる適温に保たれています。しかも湯汚れ防止の排湯管まであり、これはもう野湯の域を超えている立派なものでした。肝心の湯は優しい明礬臭漂うもので、無色透明な中に黄白い湯花がチラチラ舞います。源泉湧出口の湯を口に含んでみると熱い明礬味。なにしろ周囲の樹木や沢を眺めながらの湯浴みは快適です。

お次は更に下流の3人サイズブルーシート浴槽。これは岩盤から湧き出る源泉の上に直接浴槽を造ったもので、湯の鮮度は格別です。お湯の質は上記の浴槽と同じ印象でした。沢を挟んだ対岸にも小さい浴槽があったのですが、こちらはかなりの高温。

湯をたっぷり満喫した後は、オニギリを食べて荒湯地獄を後にしました。
(08年9月)

(まぐぞー)



荒涼とした地獄
ガスに注意



あの煙の所が
湯川の始まりのようです



湯が川となって
流れます



最初にあった二段の浴槽
ただし激熱



いろいろ工夫
されています



快適な浴槽




浸かった状態


沢水混合源泉投入口


激熱源泉湧出口



もうひとつの
ブルーシート浴槽


岩盤の亀裂から
湯が湧出しています


対岸の浴槽は熱かった



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