はしご湯のすすめ栃木県の温泉


日光沢温泉 日光沢温泉

日光市川俣874
立寄り時間?/500円

訪問:07年5月

■日光沢温泉(露天横)/S60.09調査/S-Na-Cl
■日光沢E(上流150mより引湯)/S60.09調査/Na-Cl・HCO3
■日光沢千枚岩(上流250mより引湯)/S60.09調査/単純温泉(Na-Cl・HCO3)
※分析データを、やませみさんよりお借りしました
→各、詳しい分析内容は、このページの一番下


女夫渕駐車場より奥鬼怒歩道経由で4.5km、80分。奥鬼怒温泉郷の奥地にあたる日光沢温泉。ハイキングがてら突撃してきました。お宿は登山客相手の山小屋そのまんまの佇まい。宿泊のみならず立寄りも可能となっています。二つある混浴露天風呂のみ利用可で、お宿内にある男女別内湯は立寄りでは利用できません。

開放感ある二つの混浴露天風呂は簡易脱衣所のある上段浴槽と、階段を下ったところにある下段浴槽があります。上段浴槽は長方形8人サイズ、石板縁で浴槽内は周囲の景観にマッチした柄色のタイル敷きになっています。湯は塩ビ管二本よりダイレクトに浴槽へ投入。浴槽縁よりオーバフローがあります。湯温はそれぞれ44℃と48℃、合計で50L/minほどの投入があります。浴槽42℃でスベスベの浴感が目立ちます。弱タマゴ臭に金気臭、弱タマゴ味も感知できます。とても鮮度が良い湯は適温で、貸切の中でのんびり湯浴みはとても満足できます。なんといっても、お湯が素晴らしいのでここまで歩いて来た甲斐がありました。

下段浴槽は屋根無しの変形五角形コンクリ浴槽です。天気良く日差しが強かったので日陰で湯浴みです。こちら下段浴槽は硫黄泉です。現地では分析書が確認できず、やませみ氏にお願いしてデータを御提供いただきました。湯は薄っすらと青みがかった様にも見えなくはありませんが完全白濁り、硫化水素臭にタマゴ臭がします。湯口は2箇所、56℃と54℃の投入温度です。ここのところ白濁の硫黄泉には御無沙汰だったせいか妙に興奮してしまいました。
(07年5月)

(三昧)



奥鬼怒歩道を歩いて到着した日光沢温泉です。周囲を切り立つ崖や木々に囲まれ、なかなかのロケーション。古びた木造の、いかにも「山小屋」といった風情があります。訪問時はお客さんは誰ひとりいなく、お宿はシーンと静まり返っていました。日光沢には混浴露天風呂と男女別の内湯があり、混浴露天風呂のみ立寄り可能との事。

お宿の玄関からサンダルに履き替え混浴露天風呂へ向かうと、まずは無色透明湯の溢れる浴槽が現れます。この浴槽の側に簡素な脱衣場があるのですが、何の囲いも無くオープンで、他に男性客がいたら女性は少々キツイかもしれません。場合によっては更に階段を降りた下段にある、もうひとつの浴槽脇の方が脱衣しやすいかも??私達の訪問時は誰もいなく、終始貸切状態でラッキーでした。

肝心の温泉ですが、上段浴槽は7〜8人サイズの長方形、二本の湯口よりそれぞれ「熱め」と「適温」の湯を投入、浴槽内で適温となっています。無色透明の湯はパッと見なんら派手さはないのですが、スベスベ浴感に加え何ともいえぬ心地よい染み入り感があり、妙にハマってしまいました。口に含むと弱いタマゴ味、金気も少々。浴槽上には桜の蕾をつけた枝が広がっていました。

お次は、階段を下った先にある10人弱サイズのベース型浴槽。こちらには見事に白濁した湯が満たされています。湯口から触るのもシンドイ熱湯が注ぎ込まれ、浴槽内で適温。湯面からは噴気にも似た臭いが漂い、口に含むと弱塩タマゴ味+舌に残る金属的刺激、そしてギシギシとした肌触り。訪問時は雲ひとつない抜けるような青空で、湯面からの照り返しも強く、日陰に逃げ込んでの湯浴みとなりました。
(07年5月)

(まぐぞー)




日光沢温泉玄関



上段浴槽



湯口



脱衣場


下段浴槽


源泉投入口


※分析データを、やませみさんよりお借りしました
新エネルギー総合開発機構 全国地熱資源総合調査
南会津地域・流体地化学調査(1986)より

■日光沢温泉(露天横)/S60.09調査/S-Na-Cl
63.8℃ pH=6.1 6L/min 自然湧出 TSM=2.180 Na=650 K=40.4 Mg=4.4 Ca=49.0
Li=4.6 F=0.8 Cl=910 SO4=62.5 HCO3=339 SiO2=117 B=19 CO2=267 H2S=9.7

■日光沢E(上流150mより引湯)/S60.09調査/Na-Cl・HCO3
50.8℃ pH=6.4 19L/min 43m自噴 TSM=1.170 Na=314 K=16.7 Mg=10.4 Ca=32.2
Fe=0.24 F=0.4 Cl=315 SO4=22.0 HCO3=423 SiO2=110 B=7.4 CO2=167 H2S<0.5

■日光沢千枚岩(上流250mより引湯)/S60.09調査/単純温泉(Na-Cl・HCO3)
46.0℃ pH=7.0 25L/min 75m自噴 TSM=0.686 Na=253 K=12.3 Mg=7.1
Ca=19.6 Fe=0.1 F=0.4 Cl=240 SO4=17.7 HCO3=345 SiO2=96 B=4.8 CO2=43 H2S<0.5


はしご湯のすすめ栃木県の温泉