はしご湯のすすめ岩手県の温泉


おばあちゃん管理の湯小屋 おばあちゃん管理の湯小屋

50円
管理人さんに迷惑のかからない時間帯(昼間)に訪問。

訪問される人へのお願いを伺ったところ
地元住民が利用する夕方以降(主に16時頃〜)は不可。
また、夕方にかかわらず住民使用中は遠慮ください、との事です。
どうぞよろしく。

訪問:06年9月

※料金制で外来も受付ていただけますが、ほぼジモに属する湯小屋ですので、詳しい場所や外観、名前の露出は心情的に気がひけます。よって一部曖昧な内容となっております事、御容赦ください。


のどかな地区に住まわれる2-3軒の住人が使用する共同浴場。外部の方でも管理人さんに了解を得た上で料金を支払い、地域住民の利用する夕方前(16時頃)までなら利用可能になっている。浴場の名前は特に決まっていない、との管理人さんのお話。

トタンで囲われた建物はポンプ小屋や物置にも見えなくも無いです。鄙びた外観は湯に浸かる前からかなり期待してしまいます。中に入ると浴槽が一つ、すぐ脇には脱衣所がある一体型の造り。2×2mのモルタル浴槽は別府の鄙び共同浴場に共通する点があります。塩ビホースが直接浴槽へ差し込んであり57℃の源泉が5-6L/minほど注入、浴槽は43℃に調整。無色透明、弱石膏風味がするお湯が静かに掛け流されています。とろりとした肌触り良い湯はとても気持ちが良く、この手のお湯の素晴らしさを再認識させてくれます。湯上り後の温まりはなかなかのもので、とても気に入る。
(06年9月)

(三昧)



静かな温泉街にひっそり佇む小さな湯小屋です。通常はごく限られた数軒のお宅が利用する生活湯ですが、利用者のいない時間帯に限り御好意で外来も受付けてくださいます。ただ、あくまでも地元の方の為の浴室なので、訪問の際やネットでの扱いは細心の注意をはらわなくてはなりません。

この湯小屋は通常は施錠されているようで、利用の際は管理されているおばあちゃん宅にて料金を支払います。私達の訪問時は、「今日はまだ誰も来ないから寂しかった」とおばあちゃんが大歓迎で迎え入れてくださいました。おばあちゃんの案内に従い湯小屋へ。物置小屋にも見える簡素な佇まいは温泉マニアにはたまらないでしょう。

中に入ると鄙びた木造湯小屋に4〜5人サイズの四角い浴槽がひとつ。管より熱い源泉が流し込まれ、浴槽内で適温〜やや熱めのトロミある湯が溢れています。湯面からは柔らかな石膏臭漂い、口に含むと仄かな塩気と芒哨系薬味がします。なんともいえぬ上品な湯で、鄙びた湯小屋とともに心に深く残る一浴となりました。

浴後再び管理人さんのもとへ。湯浴みのお礼かたがた、いろいろ御話を伺いました。この湯小屋は通称もあるようですが、実際に使用されている御近所の間では特に呼び名も無い温泉で、だいぶ昔からお風呂があり、誰のものという事もなく皆で大切に管理されているとの事。お湯はここだけで使用し、他所には分けていないそうです。おばあちゃんに「川の中でも湯が湧いている」と教えられ見学に行くと、本当にあちこちからプクプクと湯が湧きあがっていました。
(06年9月)

(まぐぞー)




浴槽


源泉投入の管


天井


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