はしご湯のすすめ栃木県の温泉


那須湯本温泉 南月 那須湯本温泉 南月

那須郡那須町大字湯本55-2
TEL(0287)76-2253
立寄り時間要問合せ/400円

訪問:06年11月

鹿の湯・行人の湯 混合源泉
酸性・含硫黄-カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
68.4℃ pH=2.5 成分総計=1040mg
H=3.2mg Na=39.2 K=10.6 Ca=70.1 Mg=16.6 Al=7.6 Mn=1.2 Fe2=1.4 F=0.8 Cl=79.9 HSO4=2.4
SO4=398.2 H2SO4=0.3 HAsO=0.1 H2SiO3=228.3 HBO2=1.0 H2S=28.8
(H11.2.23)



那須湯本温泉といえば、ある意味で観光名所化している共同浴場「鹿の湯」が有名。大型ホテルから小さな素泊まりメインの湯治宿まであり、目的に応じて選択が可能な温泉地でもある。今回は民宿街にあり、内風呂を有している民宿に立ち寄りさせていただいた。

那須湯本のメイン通りより一歩入った路地裏的な細い通りが民宿街。道の両脇には小さな民宿から旅館が点在している。「民宿南月」もその一角に建つお宿。お風呂だけの立ち寄りも受付けてくれ、しかもグループ単位での貸切利用可能なのだ。但し、浴室は一つしかないので混雑時の長湯は遠慮しましょう。

浴室は一つ、石張りの2-3人浴槽があり適度な大きさです。小鳥の巣箱のような湯口より鹿の湯源泉を少量投入しての掛け流し。43℃に調整されていますが熱い湯が好みの方のために、各自で自由に源泉を追加投入できます。これはいい仕組みで、ドンドンと追加投入して楽しんでしまいました。光の加減のせいか、やや青白っぽく見える半濁湯、鹿の湯独特のタマゴ臭に明礬臭が香ります。鹿の湯源泉は何度浸かっても飽きる事がありません。何といっても臭いがいいです。湯の鮮度も良好で満足のいくものでした。
(06年11月)

(三昧)



鹿の湯を先頭に、細い路地上に小さなお宿が並ぶ那須湯本温泉街。その多くは内湯を持たず、鹿の湯を含め三箇所の共同浴場へ「通い湯」するのがここのスタイル。その中でも南月は、鹿の湯と同源泉の内湯を持つ数少ないお宿というワケです。まさに「民宿」といった雰囲気のこぢんまりとした佇まいで、立寄りを伺うと感じのいい女将と大女将が笑顔で迎え入れてくださいました。館内へお邪魔すると、とても元気のいい二才の甘えん坊の犬(ライカくん)がワンワンと出迎えてくれ、まずは湯浴み前にひと遊び。

浴室は玄関のすぐ横にあり、内湯が一箇所のみのようです。そんなわけで、おのずと貸切利用となる様子。こぢんまりとした浴室には2〜3人サイズの細長い石造り浴槽がひとつあり、青みがかった白濁湯が静かに溢れ出ています。そっと浸かると濃厚な湯の成分が肌にジーンと染み入り、甘ったるい明礬とタマゴ臭にムンムン包まれます。湯口からの投入量はチョロチョロですが、浴槽サイズが小さいので湯温や鮮度はこの投入量で充分いけます。が、ここでは更にホースでジャカジャカと源泉を追加投入できるお楽しみがあり、これは温泉好きにはたまりません。鹿の湯と同源泉利用のお宿の中では特に浴槽が小さく、そして貸切利用、存分に湯浴みを楽しめました。

浴後、先程のライカくんは遊び疲れたのか、半眼状態でウトウトしています。それでも尻尾だけはペタペタ振って見送ってくれました。
(06年11月)

(まぐぞー)




浴室



湯口



湯花



浴室壁の栓を抜くと




ピゅーッと源泉




ホースをつけて
更にたくさんの源泉を
浴槽に追加できます


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