はしご湯のすすめ秋田県の温泉


鶴の湯
乳頭温泉郷 鶴の湯

仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50
0187-46-2139
10時〜15時
露天風呂は清掃の為月曜日不可
500円→510円
宿泊しました:新本陣一泊ニ食8,000円を利用(キャンペーン料金)

訪問:99年9月、00年1月(泊)、03年6月



鶴の湯は乳湯温泉郷の代表的な温泉です。開湯は1615年で温泉郷の中でもっとも長い歴史を持ちます。やはり「鶴の湯温泉」というとテレビ、ガイド本でおなじみの混浴露点風呂でしょう。30人は一度入れる広さの石造り浴槽は有名です。浴槽の底は玉砂利になっていてそこから源泉が自然湧出しているらしい。至るとこからあぶくがブクブクと湯面に向かって上がってきています。湯は完全な白濁りで硫黄臭が鼻をつきます。混浴ですが女性のお客さんは誰もおらずでした。露天風呂横には、打たせ湯、中の湯、女性用露天風呂がありです。

露天風呂もいいですが、個人的には内湯の中の湯の湯が気に入りました。泉質は含重曹食塩硫化水素泉、硫黄の臭いがぷんぷんです。何度も浸かってしまいました。

源泉は全部で6本もあり、それに合わせて風呂の数も多いです。立ち寄りのお客さんも多くかなり混雑しているのがつらいところです。

ちょうどお昼どきに寄ったので、昼食に「山の芋鍋」をいただく。地元産の山の芋をす擦りつぶし団子にし、味噌仕立てのあいしい鍋です。宿泊料金も良心的で、宿泊して湯を満喫するのも良いかと思います。
(03年6月立寄りの感想)

(三昧)



秋田県乳頭温泉郷の中にあるあまりに有名な温泉宿です。私はこの鶴の湯を宿泊と日帰り入浴の両方を体験しました。結論から言いますと、宿泊の方が断然いいです。これから初めて行かれる方は、ぜひ日帰り受付時間終了後の静かな風情ある鶴の湯を体験してくださいませ。まったく違った印象を持たれると思います。

私が初めて日帰り入浴で鶴の湯を訪れたのは9月の観光シーズンです。観光名所よろしく押し寄せる観光客(当然私もその中のひとり)。せっかく名物の混浴露天風呂に入湯したものの、湯浴み中にアマチュアカメラマンのおじさま達がドカドカと露天風呂に来て写真をカシャカシャ撮るわ、入れ替わり立ち替わり観光客が見物に来るわで「のんびり静かに」とは無縁の見せ物状態でした。まぁ、あの状況で混浴露天風呂に入った私も私ですが。女性用の広い露天風呂へは見物だけの男性観光客は来ないので幾分ゆっくりできますが、かぶり湯もなしにそのまま入る人の多さに閉口、子供を泳がせる親に唖然、とにかくもう市民プールか海水浴場のノリなのです。6月に日帰りで訪れた際も同様。乳頭温泉にある他の御宿に比べ明らかに客層も雰囲気も違います。

宿泊は雪深い1月に体験しました。日帰り観光客の受け入れ時間が過ぎた鶴の湯はすっぽりと雪に覆われ、日暮れと共に橙色のランプが点り、まるで民話の世界のような佇まいをみせていました。「これが日帰りで訪問した賑やかな温泉宿と同じ場所?」と思う程静か。風情たっぷりの雪見露天風呂、親切な従業員の方々、そして美味しい食事.....。このお宿が多くの人々に支持されている理由が私にもわかった気がしました。

宿泊は「日本秘湯を守る会」の謝恩優待キャンペーン(ひとり8,500円)を利用。部屋は「新本陣」へ通されました。真冬という事で部屋の室温を心配していたのですが中はとても暖か。部屋は大変綺麗でトイレ(洋式、ホット便座)、流しも付いています。窓の外は雪景色。とても静かに過ごせました。次回は夏に訪問し、雰囲気満点の「本陣」へもぜひ泊まってみたいと思います。「東本陣」に泊まった別のお客さんが「隣のおばさん達が騒いでうるさかった」とゲッソリしていましたが、、、。

浴室は全部で14箇所。自然湧出の優しい湯が堪能できます。

【混浴露天風呂】日中は見物だけの観光客も多く、特に女性は落ち着いて入浴できないかも。でも一度温泉に入ってしまえばお湯が乳白色なのであまり気にならない。オススメは幻想的で静かな夜。女性は中の湯にある女性用露天風呂から扉を開けて行く事ができる。

【女性用露天風呂】女性用露天風呂は2箇所あり、黒湯・白湯の湯小屋隣にある露天風呂はとても広々としていて眺めも良い。東北の温泉場でよく見られる金精様も祭られています。もうひとつの女性用露天風呂は中の湯の外にあり、こちらは小さく眺めがイマイチで冬に行った時は使われていなかった。

【内風呂】木造りの小さなものが湯小屋にいくつかありました。宿泊客専用の内風呂もあり。とてもあたたまります。

御宿の近くに「ツアールの森」という散策コースがあります。季節によっては水芭蕉の群生も見られるそうです。冬場は散策用に「スキー」または「かんじき」を無料で借してくれます(宿泊客のみ)。御主人に「散策してみたい」と言ったら、朝、スキーを用意しておいてくれたのですが、雨が降ってしまい行かれずじまいでした。ツアールの森に「山の宿」という曲り屋造りの別館もあって、こちらもなかなかよさそうでした。
(00年1月宿泊の感想/99年9月、03年6月立寄りの感想)

(まぐぞー)




名物の混浴露天風呂




混浴露天付属の打たせ湯




黒湯湯小屋奥の
女性用露天風呂



白湯(男性)


中の湯(男性)


中の湯(女性)



中の湯付属の
女性露天風呂



夕食
かなりボリュームがあります



朝食
朝から満腹



こちらは立寄りで食べられる
山の芋定食


冬の鶴の湯



鶴の湯
早朝の本陣



日帰りでも鶴の湯の名物料理、山の芋鍋を定食にアレンジしたものが食べられる。定食には、岩魚付きと岩魚無しがあり、差額は確か400円位だったか?私達は岩魚無し(B定食1300円・上画像)を注文。山の芋鍋が結構お腹にたまるので、老いたお腹にはこれで充分。

内容は山の芋鍋の他に、ミズコブやゼンマイの煮物(家でよく作るのとまったく同じものだった)、秋田名物いぶりがっこなど。味も比較的濃いめで、どれも美味しくいただける。観光有名宿で、この内容で1300円、なかなか良心的と思う。注文はお宿フロントにて。

ちなみに別館「山の宿」でもほぼ同じメニューが食べられる。がっっ、囲炉裏端お座り代として、鶴の湯本館で食べるよりも料金が400円アップなのだそーだ。




はしご湯のすすめ秋田県の温泉