はしご湯のすすめ福島県の温泉


木賊温泉 旅館井筒屋
木賊温泉 旅館井筒屋

南会津郡南会津町宮里字湯ノ坂1988
TEL(0241)78-2452
旅館井筒屋HP
時間要問合せ/300円

訪問:06年1月

井筒屋源泉
単純硫黄泉
46.0℃ pH=8.5 108L/min(自然湧出) 溶存物質計=355mg
Li=0.6mg Na=104.9(88.21mv%) K=2.7 Mg=0.1 Ca=8.9 F=7.9 Cl=111.9(59.29)
Br=0.5 HS=2.8 SO4=29.5 HCO3=45.8 CO3=9.0 H2SiO3=29.3 HBO2=1.5 H2S=0.1
(H17.4.25)

※気温の高い期間のみ加水


秘湯会のお宿の「井筒屋」です。共同露天風呂と同じく足元湧出というので行ってみました。お宿へのアプローチが坂道の上、圧雪ですべりやすかったので危険でした。男女別に内湯がありますが、お目当ての足元湧出は男湯のみとの事でした。時間帯により女性専用タイムもあります。楽しみに浴室へ向かいましたが、どうやら新潟中越地震&昨秋の少雨により湯量が大幅に減少。その影響で現在ではポンプアップしてまかなっていると言う。その案内が脱衣所に掲示されていた。

男湯は石や岩を切り込んだような5人ほどが浸かる事が出来る広さの正方形浴槽です。源泉は川の一部より湧出しているのをコンクリなどで囲って利用しています。無色透明、タマゴ臭がハッキリしています。スベスベ浴感あり。ポンプアップした源泉がホースにて浴槽へ35L/minほど注がれています。浴槽からのオーバーフローも結構な量があり、充分に満足できます。共同露天風呂と比べてもタマゴ臭も強く、浴槽内の湯も新鮮なので気に入ってしまいました。
(06年1月)

(三昧)



足元湧出で有名な木賊温泉共同浴場の並び、西根川沿いに佇むお宿です。雪の積もる1月に訪問してみました。玄関先では御主人らしき人物が何やら作業中。私達の姿を見つけると「川沿いのお風呂はあっちですよ」と共同浴場の方を指差します。どうやら、井筒屋さんを川沿いの共同浴場と間違えて訪問する人が多いようで・・。「いえいえ、お宿のお風呂に浸かりたくて」と言うと「家は有料で露天風呂もないんですよ」と実に申し訳無さそうにおっしゃいます。「井筒屋さんのお湯が良いと聞いて来たのです」と言うとホッとしたように、館内へ招き入れてくださいました。

井筒屋さんには男女別に内湯がひとつづつあり、特に足元湧出の男性浴室はあまりに有名。女性タイムもあるようですが、あいにく訪問時は違いました。思い切って「もし可能であれば私も男性湯へ入りたいのですが」とお願いしてみると、「では貸しきりで使っていただいていいですよ」と、なんとも嬉しいお返事が。そんなワケで早速男性浴室へ向います。

男性浴室は階段を降りた先にあり、窓をあけるとすぐ横に西根川の清流。木枠の窓ガラスが風情満点で、射込む光が美しい。浴槽は5〜6人サイズの四角いもの。浴槽内の一部がゴツゴツとした岩となっていて、おそらくそこから湯が湧出するんだと思います。ところが訪問時、中越地震と昨年秋の降雨量不足で足元湧出がストップ中との事。湯量減少にくわえ地震の際に湯の流れが変わってしまい、浴槽ではなく川の中に流れ込んでしまうようになってしまったのが原因との事。浴槽にはポンプアップした湯が投入されていました。足元湧出ではないですが、充分な掛け流し量に満足。鮮度の良いやや熱めの無色透明湯は弱ヌル感のあるツルスベ。特に印象的なのはプンプンに漂う香ばしい焦げタマゴ臭。飲むとお口いっぱいにタマゴ臭が広がります。お宿の方は「雪解けの頃には足元湧出も復活できると思います」と仰っていましたが、私は今回のお湯でも大満足でした。次は山菜の美味しい季節に宿泊で訪問したいと思います。
(06年1月)

(まぐぞー)




男性浴室


木枠の窓が風情あります


天井もいい感じです


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