はしご湯のすすめ青森県の温泉


山田温泉 山田温泉

北津軽郡鶴田町大字鶴田字小泉460-6
TEL(0173)22-6666
6時〜22時/300円→350円
宿泊しました
旧館一泊素泊まり(タオル等備品なし)3500円利用
注:06年訪問時の料金です。
最新の料金は施設にて確認ください。

訪問:05年8月、06年7月(泊)

小泉温泉/ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉/61.0℃ pH=8.1 63.8L/min(掘削自噴) 溶存物質計=4719mg Na=1500mg(95.98mv%) K=81.6 NH4=4.6 Mg=0.3 Ca=7.3 Mn=0.1 Fe2=0.1 F=1.0 Cl=1780(73.77) SO4=16.5 HPO4=0.7 HCO3=973.0(23.44) CO3=45.0 H2SiO3=225.6 HBO2=83.3 CO3=24.1 (S57.4.12)/※泉温が高いので加水しています


津軽に数多くある温泉公衆浴場です。一度、立寄りで訪れていますが今回は宿泊でじっくりとお湯を楽しんでみました。「山田温泉公衆浴場」と「山田温泉旅館」とに分かれており、宿泊者は旅館の方になります。宿泊すれば旅館部のお風呂はもちろんのこと、公衆浴場も利用可能となっています。

旅館部には新館と旧館があり、旧館は部屋に家族湯が付いているというので旧館を指定して予約した。部屋は6畳間に家族湯とトイレ付き。家族湯は総ヒバ造りの浴室で浴槽のみならず、浴室壁や床までもヒバで造られている。浴室内はヒバの香りが充満しきっている。一人でゆったりサイズだが二人でも問題は無しの広さである。パッと見た印象は濃いモール泉に見えなくもないがこれは浴槽の木の色のせい。何度もいうが浴室内には温泉の香りどころではなく、ヒバの香りが強く漂っている。薄ウーロン茶色透明、ハッキリとした塩味、ツンとした刺激臭が少々。浴槽底の二箇所の穴よりかなり高温の源泉が、常時に亘って浴槽内に注入されているのでヤケドに注意。浴槽脇の蛇口を捻ると63℃の源泉が浴槽へ落とされ、鼻の奥をつく刺激臭がドンドコ漂ってきてこれは凄いです。

旅館部の新館にも浴室があります。こちらは宿泊者専用となっているようです。せっかくなので、というより当然にも利用してみました。熱気ムンムンの浴室は軽いサウナ状態になっています。6人サイズの変形タイル浴槽は、宿泊者専用だからといって特にこれといったものでもありません。薄く茶色系の湯、先程の刺激臭がプンプンしており鼻にピクピクときます。浴槽底より高温の湯を注入。上部の湯口より加水調整された43℃ほどの湯が浴槽へ投入されています。独特の香りが楽しめ、これはこれで満足。

翌日の朝、館内通路で公衆浴場へ。まだオープン前にも関わらず女将さんに「もう入ってもいいよ」との事。お言葉に甘えて朝一番風呂をいただくことにする。浴槽が二つあるのは青森に多いタイプの浴槽で、それぞれ熱めと温めに設定されている。10人サイズの44℃の熱め浴槽。キレイに黄色ついた透明湯。60L/minも大量投入でドンドコ掛け流し。ですが、加水もされているようです。しかしながら刺激臭はハッキリとするので楽しめました。もう片方の温い浴槽は41℃、湯面に気持ちの良くない泡が浮いていてなんか変。なので湯には浸からず終い。
(06年7月)

(三昧)


「ツル多はげます会」という会を御存知でしょうか。名前のごとく光輝く頭を競い合い、吸盤をつけて引っ張り合う「吸盤相撲」は、ちょっと有名。そしてここ山田温泉は、その会の重鎮様が御主人の、いわば「はげます」の本拠地。かくして玄関をくぐると、まばゆいばかりの御主人の頭が、そりゃもうギラギラと館内を照らしていたのであります。

それはさておき山田温泉です。ここは青森県で御馴染みの温泉公衆浴場があり、以前も立寄った事がありました。今回、併設の旅館部には非加水源泉の楽しめる客室があるとの情報により、宿泊利用してみることに。旅館部には旧館と新館があり、家族湯付きは旧館のみのようです。当然のごとく旧館にて宿泊。旧館に宿泊すれば、部屋付きの家族湯は勿論、二箇所の浴場も料金内で利用する事ができるのです。

案内された客室は狭いながらも換気が良く快適で、テレビ、エアコン、お茶セット、ポットはお湯と冷水のふたつが用意されるという気配りも。布団はストレスなく利用でき、室内にはお目当ての家族風呂、トイレまでも設置されています。

部屋つきの家族湯は、洗い場、浴槽とも木造りという立派なもの。長方形浴槽は1〜2人サイズのこぢんまりとしたもので、浴槽底の小さな穴から源泉を少しづつ投入の掛け流しとなっています(源泉投入穴から出る湯は激熱なので触れないよう御用心)。薄茶がかった透明湯はツーンとした刺激臭漂うダシ塩味。スベスベ浴感の熱め、浴後はベタつく濃い湯です。木材の臭いが強く肝心の湯の刺激臭が消され気味ですが、浴槽横の蛇口からも源泉投入できるので、ここぞとばかりにジャカジャカ投入。やはり、このテの湯は飛沫をあげて臭いを充満させた方が楽しめます。時折蛇口からは、たちの悪い腐った屁のような臭いも。

お次は宿泊者用の新館浴場へ向かいました。三角に近い台形浴槽には、上部湯口より加水と思われる「ぬるめ」の湯が注ぎ込まれ、浴槽底からは家族湯同様の激熱源泉が数箇所より注ぎ込まれています。家族湯と比べ、ベタ感がなく体への負担が少ない。浴室は独特の刺激臭がムンムン充満。ただ、湿度もムンムンで少々息苦しさも。薄い緑茶色の透明湯。薄いダシ塩味。

お次は公衆浴場です。宿泊の特権とばかりに誰もいない朝一番湯を頂戴しました。脱衣所には御主人の「はげます仲間」が描いたという「マナーイラスト」が貼られ目を惹きます。浴室の引き戸を開けると山田温泉独特の刺激臭がムンムン。ドーンと広い浴室中央に二つ仕切られた長方形浴槽が鎮座という、青森で御馴染みの銭湯スタイルです。浴槽は片方が5〜6人サイズ、もう片方が10人弱サイズとなり、小の方が薄枯れ葉色の適温〜ぬるめ、大の方が小より茶の濃い色の熱湯が溢れていました。

今回の宿泊では、公衆浴場、旅館部浴場、家族湯と、三箇所の湯を「はしご」しましたが、それぞれ湯使いによる違った表情をたっぷり楽しむ事ができました。また、この山田温泉にはたくさんの猫、二頭の馬もいて、動物好きにもたまりません。
(06年7月)

(まぐぞー)



男性大浴場




湯口(男性)




御主人のツルはげ仲間執筆
手描きのマナーイラスト



女性大浴場



女性浴槽



マナーイラスト
女性バージョン



旅館部男性浴場



湯口(男性)



旅館部女性浴場



部屋つきの家族湯



人が入った状態



宿泊した部屋



猫がいます



馬もいます、右がサクラ
鼻筋が白いのがナナコ


・・・!?
自販機の上にも何かが!


はしご湯のすすめ青森県の温泉