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鳩ノ湯温泉【三鳩楼】
吾妻郡吾妻町本宿3314
TEL(0279)69-2421

立寄り時間
10時30分〜夕方(要問合せ)
800円
鳩の湯
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
45.5℃ pH=6.8
湧出量測定不能(自然湧出)
溶存物質計=3230mg
Na=674.0mg(59.96mv%)
K=26.1 Mg=10.9
Ca=358.0(36.64) Fe2=1.8
Mn=0.7 F=0.5 Cl=1010(60.58)
SO4=682.0(30.19)
HCO3=263.0 H2SiO3=117.0
HBO2=84.8 CO2=13.2
(H9.3.11)




浅間隠温泉郷の中の一つである鳩の湯温泉です。今までに何度もすぐ近くを通っていましたが、入湯料金が群馬では高めなので近寄り難い温泉でした。和風な外観はなかなか風格ある建物です。内湯と露天風呂があり、まずは内湯から。

内湯に行くと浴槽には保温用の檜製のフタがしてあります。浴室壁の掲示案内によると、昔からの伝統的?な入湯方法らしい。湯浴みの際にはフタをとってから湯に浸かる。フタは17-18枚はあり、全て移動するのは結構な重労働。お年寄りにはきついかと思われます。フタを移動すると1.5×2.5mの御影石の浴槽があり、6-7人が入れる広さです。そこにはきれいな緑色の半濁りの湯が満たされています。弱塩味に弱甘味、体を摩るとキシむ浴感があります。浴槽湯は通常時は溜め湯状態になっていて、掛け湯やら入湯やらで浴槽湯が減ると自動的に湯口より源泉が出てくる仕組みなのでしようか。だとすれば、なんともハイテクです。限られた湯量で男女合わせて4つもの浴槽を持つので、こういう仕組みにしたのでしょうか。浴室内の掲示によると、一時間当たり15石の湧出しているらしい。計算してみると約45L/minほどになります。昔の湯量なので現在の湧出量は不明。

別棟の露天風呂にも行ってみる事にしました。露天風呂へは一度、着替えてからでないと移動できません。露天風呂というので行ってみると、周囲をガラスで囲われていました。正確な露天風呂とはいえません。石や岩造りの浴槽で3-4人がゆったりと浸かる事ができます。薄白色の微貝汁濁り、かすかに塩味を感じます。こちらはすべすべ感もちょっとあり。湯に浸かった分だけ湯が溢れますが、湯が減ると自動制御で湯口から源泉がドンドコ出てくる仕組みです。湯の新鮮さは内湯の方が上でした。おすすめは内湯でしょう。
(05年5月)

(三昧)



何度となく近くを通りつつ、立寄り料金の高さから訪問を躊躇していた所。今回、思い切って立寄りしてみた次第。温川沿いに佇む三鳩楼は周囲を緑豊かな木立に囲まれる静かな一軒宿。赤ポストが鎮座する老舗的外観が印象的です。駐車スペースには干支の置き物が点在。酉の像だけが玄関先に置かれていたのは、今年の干支だからかな?一歩玄関をくぐると帳場まわりは歴史を感じさせる古びた柱時計や古民具が飾られ、独特の落ち着いた空間が広がります。が、浴場へ続く長い廊下には感応式のライトが使用され、実のところは結構ハイテクなのかも。

まずは内湯へ向います。いかにも旅館の大浴場といった浴室には、4人程入られそうな長方形の石造り内湯浴槽がひとつ。保温と檜効果の為にと「檜の板」がズラリと並び蓋されていました。説明書きによると、この板は江戸時代より続く歴史を守っているとかなんとか。湯に入るには、この蓋(板)を外し、そして上がる時には再び元に戻さなければなりません。それにしても、この板が重いのなんのって。クヤシイので私は全部外したけれど、御高齢や体の不自由な方は1枚外すのも大変と思う。

さて、肝心のお湯ですが、湯口はあるものの湯は出ていない事が多く、時々思い出したように流れ出る。浴槽内の湯が減ると、まるで溢れ出しぶんを補充するかのように湯が流し込まれる。偶然か、それともそういう仕掛けなのか、謎だ。流れ出る湯は熱めの無色透明。浴槽内では適温の薄黄土濁りの中に細かな鉄サビ色の湯花が無数に漂うキシキシ浴感。口に含むと薄甘塩味。一応括り的には「掛け流し」って事かもしれませんが湯の鮮度はいまひとつ。髪の毛の浮遊も目立ちます。備品はシャンプー、石鹸、ドライヤー、ハンドソープ。浴後は再度クソ重い板を並べる。風呂上がりの重労働、これは相当応える。

お次は階段を上がった先にある露天風呂へ。内湯と露天風呂は離れているので一度着替えての移動となります。訪問時、周囲はガラスばりだったので露天風呂と言えるか微妙でしたが、高い位置にあるので眺めは良いです。石造り(縁は木材)の浴槽は2〜3人サイズ。どうやら水位に反応てし投入量を調節しているようで、掛け湯を沢山すると、ゴオオォーッという音と共に湯の投入量が増える。湯口より熱めの湯が投入され、浴槽内で貝汁濁りの適温。かすかな甘塩味のツルツル浴感。こちらも内湯同様投入量少なく湯の鮮度はイマイチ。備品はシャンプー、石鹸。
(05年5月)

(まぐぞー)




男性内湯浴室
木の板が並べられています



木の板を外して湯浴み
女性側もほぼ同じ造り



湯は緑の半濁り(男性)
女性側は薄黄土濁りだった



内湯の排出口




露天風呂(男性)
女性側もほぼ同じ造り



底に沈められた腰掛石
湯は貝汁濁り(男性)



露天風呂の排出口
析出物が付着しています



「三鳩楼」帳場



鶴が描かれた木の襖



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