ヨットオーナーの道 5th Year-3
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2005 年 9 月 23 日(was 9 月 11 日)紙飛行機日より-2
我が家の豚児の R と紙飛行機ふたたび。どうも紙飛行機好いています。
近所の河川敷の公園へ紙飛行機を飛ばしに行ったのですが、どうもうまく飛びません。宙返りしたり、したかと思うと、結構急な角度で下りてきてしまったり。
今回の飛行機は、前回のものではなく、ホワイトウィングスというペーパーグライダー。『よく飛ぶ紙飛行機集』設計の二宮先生のデザイン。昔いろいろと飛ばした経験からすると、飛ばないとしたら、作り方か調整がどこかおかしいのです。
この飛行機、実は以前に一度テスト飛行をしているのですが、そのときにはこんな事はなく、実に良く飛んでいたのです。それが、今回飛ばしてみたらこの始末。
揚力が足りないのかと思って水平尾翼の後ろを上にひねったりしても直りません。
キャンバもきちんと付いているし、機体もほぼまっすぐ。
大体、宙返りしやすいということは、揚力過剰に思えるのですが、その割にはすとんと落ちて来てしまいます。
良く飛んでいた時との違いを考えてみると、キャンバ(セールでいう「ドラフト」)が「しっかり」付いているくらいしか思い当たる点がありません。
もしや、主翼のキャンバが多すぎるのでは?
しかし、キャンバがきちんと付いているのは、揚力増加傾向のはずで、すとんと落ちてくる挙動とはそぐわないのですが……。
とはいえ、他に思い当たる点もありませんので、試しにキャンバを薄くしてみました。
結果は大成功。滑空角が見事に浅くなって、良く飛ぶようになりました。
どうも、キャンバがしっかりつくことによって、揚力自体は増している(だからすぐに宙返りする)ようなのですが、キャンバが大きすぎて抵抗が大きく増えてしまい、この結果、抵抗による速度損失を補うために必要な降下角が大きくなりすぎて、すとんと落ちてしまう挙動につながったようです。

……で、今回の教訓。
揚力がたくさん発生すれば良いというものではない。抵抗がより増えてしまえば、滑空状態は悪化する。
これは、もしかするとセーリングにも通じるのかも知れません。
セーリングにおいても、ドラフト増 → パワー増加 but 上り角の悪化 だと聞きます。
どうも、紙飛行機を一つのヒントに、良いセーリングの姿を考えることが出来そうな気がしてきています……。

[航海日誌中の関連情報]
飛行機・飛行船・宇宙船


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2005 年 9 月 18 日レース観戦のち帆引き舟
この日は、久々のゲスト出港。
このサイトからもリンクさせてもらっている北浦から霞ヶ浦へのサイト主である FK さんが遊びに来てくれました。
今回はヨット写真撮影が主目的なので、微風の中、機走しながら霞ヶ浦 STG のレーススタートを観戦してきました。
その後、一度桟橋に戻り(実は、昼食用の紙皿を準備し忘れていたのです)、せっかくだからということで帆走に再度出港。
風はあまり強くなく、速力も 2〜4 knot ほど。どうかなあ……と思っていたら、沖合いを帆をたたんだ状態で帆引き舟が航行していきます。
帆引き舟時間も二時頃ですし(普段は、一時頃に帆をあげてしまうようです)、どこへ行くのかと思って見ていると、近くに停泊して、帆をあげ始めました。……ということで、まったくの偶然ながら、今回は至近距離から帆引き舟を見る機会に恵まれてしまいました。うーむ、幸運でした。
帆走のまま、メインをフリーにして、帆引き舟の周りを何週か回って撮影会。
その後、沖合いからスピンを上げて帰ってきたレースの艇団を撮影。下の方から近づいていって撮影する形になりましたので、お邪魔になっていないと良いのですが……。
最後は、FK さんの舵で下り帆走。風も程よくあがっていて、なかなか良い帆走になりました。
いやー、盛りだくさんでした。たまにはこんな日もあるのですね……。
FK さん、来ていただいて楽しうございました mOm

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2005 年 9 月 13 日船の科学館
かねてよりの約束でしたので、豚児の R と船の科学館に行って参りました。
筆者も昔行ったことがあるのですが、正直、初代南極観測船の宗谷に乗った記憶ぐらいしかなかったのです。本館を軽く見て、宗谷に乗って終わりかなあと思っておりました。
が、行ってみて、充実の展示にびっくり。
結構おもしろいじゃないですか。
船の発展史を追いかけた模型展示も、改めて見るとなかなか興味深かったですが、特に一階の奥の方には、造波抵抗、安定性、船体のたわみ、機関の仕組みなどを目で見て学べる展示が並んでいて、なかなか勉強になりました。
筆者的には、3F の和船コーナーもなかなか興味深いところ。
和船はやっぱり人気が無いようで、他の階に比べて人はがらがらでしたが、1F 全てを和船の展示に使ってくれている博物館もちょっと珍しいのではないでしょうか。
昼食は、本館 4F のレストラン「海王」にて。ランチ以外はちょっと値段がはりますが、眺めがとても良く、なかなかお勧め。
結局、本館、宗谷、羊蹄丸と見て、最後は水上バスで浜松町まで。10:30 くらいに行って、夕方まで居てしまいました。
好きな事には興味が沸く、という類のことなのか、自分でもフネに乗るようになって知識が増えた分、展示も楽しみやすくなったのか、とまれ、R ともどもなかなか面白い一日なのでした。

[関連情報]
船の科学館 オフィシャル H.P.

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2005 年 9 月 4 日帰り道は雨……
「今日は雨降るからね」とマリーナの方に言われての出港。
今日は前回の強風のリベンジなのですが、うーむ……。どうも悪天候に好かれているようで……。
とはいえ、マリーナでの風は 5 m/s 程度。ちびっこ R が居るので、控えめに No.3 を選択しましたが、本来なら No.2 か No.1 でも帆走可能な風です。風的にはまずまずと言えそう。
さて、帆走ですが、今日は一つトライをしてみることにしました。メインのツイストやドラフトに気を付けることはもちろんとして(セールトリム虎の巻を読んだ「効果」がまだ残っています……(^^;;)、ジブをもう少し引き込めないかということです。
「ちはや」の No.3 は、一杯に引き込むとクリュー部分がサイドステイに当たってしまいますので、十分に引けていないのではないかという気がしていました。
そこで、縮帆用のクリュー(普通のクリューの少し上にあります。「ちはや」の No.3 はスラブリーフ可能なジブセールなので……)にジブシートを付けなおして引き込んでみたのですが、これで、引き込み角が深くなった分、登り角はかなり改善。
結果として、ついにコンパス針路で 90°のタッキングに成功しました(ずっこけた方もおられると思いますが、いままでタックするたびに相当後ろへ戻っていた我々にとっては、かなり画期的なことなのです(^^;;)。
もっとも、この状態でこの日は速力は上が 5.6 knot、平均して 5 knot くらい。
調子の良い時は、上が 6 knot ちょっと、平均が 5knot 台まんなか〜後半くらいまで行きますので、速力的には少し低めです。
セールが小さいせいもあるかも知れませんし、セールが引き込み過ぎになっているのかも知れませんが、うーむ……。良いような悪いような……。今後の検証が必要ということでしょうか。
もっとも、登り角が良いことは、霞ヶ浦ではかなり良い方向に働きます。
少ないタックで岸をかわしていけますので、これはなかなか快適です。今まで無理だと思っていた角度でも上り切れるのはちょっと快感だったりします。
何よりも、上り角度を改善していくのはゲームみたいでちょっと楽しい。
たまには真剣にトリムしてみるのも面白いと、いまさらながらに再認識したのでした。

さて、セーリングの行き先の方は、久々に湖心観測点まわり。
上り、上りできた湖心のほうは風も穏やかで晴れていましたが、土浦近くへ戻ってきたらぽつぽつと雨が降っていました。水の上は視界がききますので、雲と雨の因果関係が感覚的につきやすく、「境目」が体感できてちょっと面白いこともあります。
さて、セーリングが終わり、風呂に入って食事をしているうちにちびっこ R が寝てしまったので、代官殿が埼玉まで車で送ってくれました。……のですが、この日の埼玉は首都圏で多数の床上浸水を引き起こした 100mm を超える大変な雨。
高速道路を走っている途中に、突然雨が束になって叩きつけてきて、視界がまったく無くなってしまいました。これも「境目」の体感ですが、うーむ……。困ったものです。
途中の道路はまるで川のよう。
見えない中を、フォースに頼ってのドライブ。曲がり角だけでなく、道の曲がり具合までナビゲートする羽目になったのは初めて。ほとんどラリーもどき。ドライバーはさぞ大変だったのではと思います。
代官殿、つくづくありがとうございました。

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