ORIGINAL LOVE

Original Love
01.ORIGINAL LOVE
02.CAUTION
03.TALKIN' PLANET SANDWICH
04.Mr. BIG ROCK
05.ORANGE MECHANIC SUICIDE
06.X'mas NO HI
07.DARLIN'
08.BODY FRESHER
★インディーズでリリースされたファーストアルバム。初期の代表曲「BODY FRESHER」などジャズやロックの要素を織り交ぜた大人っぽいポップミュージックという手触りなのですが、ところどころ歌詞や音がイカレてるところにちょっと恐怖感を覚える。強烈な歌詞を可愛らしい曲調で歌う「クリスマスの日」なんかやばいです。毒のあるポップというスタイルはこの頃から健在でした。今は廃盤っぽいけどたまにブックオフとかに置いてあるかと思います。しかも安い。
ALBUM/JAPAN/JALA JALA/WWCO-004/1988.08.24
LOVE! LOVE! & LOVE!

 <DISC-1>
01.BODY FRESHER
02.BLUE TALK
03.DEEP FRENCH KISS
04.GIANT LOVE
05.SWEAT AND SUGAR NIGHT
06.FAT LOVE STORY
07.TIME
08.夜をぶっとばせ
 <DISC-2>
01.LOVE VISTA
02.WITHOUT YOU
03.I WANT YOU
04.DARLIN'
05.JUMPIN' JACK JIVE
06.LOVE SONG
07.ORANGE MECHANIC SUICIDE
★メジャーデビューアルバム。デビュー作にして異例の二枚組。合わせると15曲80分強という大作ですが、分けて聴くと意外に聴きやすかったりしますね。 オリジナル・ラヴといえば今は田島貴男のソロユニット(というよりは、彼を中心とした変動バンド?)なのですが、この頃は5人組のれっきとしたバンドでした。ウルフルズの「ガッツだぜ!!」に強烈なキーボードで参加してた名プロデューサー、キハラ龍太郎もここに居たんですね。ちなみに田島はもともとあのピチカート・ファイヴに在籍してたけど、これが出る頃には既に脱退してたんだっけ。
ロックやジャズ、ボサノバなど雑多なジャンルを軽々と消化し、放出する様は1stにして既にベテランの領域。初期の超名曲「夜をぶっとばせ」なんかは勢いがあってロックなんですが、全体を包むオシャレな雰囲気は確かに当時の「渋谷系」というカテゴリーに入れられちゃう原因だったかも。
数曲はインディーズ作『Original Love』の曲の再録で、超ポップだった「ORANGE MECHANIC SUISIDE」はアコースティックなスローナンバーになっちゃってます。「BODY FRESHER」、「DARLIN'」といった名曲もより洗練されて聴き応えが増してる。田島ソロになってからとは一味違う、紳士で大人だけど子供っぽさもしっかり持ってる彼らの持ち味が存分に発揮された名作。
ALBUM (2CD)/JAPAN/TOSHIBA EMI/TOCT-6196〜7/1991.07.12
結晶
01.心理学
02.月の裏で会いましょう
03.MILLION SECRETS OF JAZZ
04.SCRAMBLE
05.愛のサーキット
06.FRIENDS
07.SCANDAL
08.FAREWELL FAREWELL
09.ヴィーナス
10.SERENADE
★セカンドアルバム。ドンチャン騒ぎ感があってカラフルだった『LOVE! LOVE! & LOVE!』から一転、アシッド・ジャズの要素を強くしてクールに決めた印象がある作品。最初の「心理学」からいきなりかっこ良過ぎる。「MILLION SECRET OF JAZZ」、「SCRAMBLE」と、ポップスの枠に納まらないジャジーでアダルトテイストな曲が次々と押し寄せる。そしてそれを軽く歌いこなす田島がまた最高にかっこいい。最後の「ヴィーナス」〜「SERENADE」の流れも、アルバム全体の緊張感を少しずつほどいてフィナーレを迎える感じがして好きですね。
初期のオリジナル・ラブを語るには欠かせないと思う名盤です。今の邦楽ポップス・シーンでこんな音出すアーティストって、はっきり言って居ないと思いますよ。
ALBUM/JAPAN/TOSHIBA EMI/TOCT-6471/1992.05.01
EYES
01.LET'S GO!
02.サンシャイン・ロマンス

03.灼熱 The body for sunshine
04.DEEPER
05.妖精愛 Glow up with me
06.WAL FLOWER
07.JUDGEMENT
08.砂の花 Desert Rose
09.いつか見上げた空に
10.I WISH
★3枚目のアルバム。今回はジャズ&ファンクを彼らなりにポップスにしてしまった作品。思いっきり'90年代の匂いがします。夏のドライブにピッタリの突き抜ける躍動感を感じさせつつ、しっかりしたサウンドで安定感もバッチリ。ジャケはともかく超さわやか。夏の旅行にはぜひ持って行きたい。
でも、安定しすぎてて面白くないです。オリジナル・ラブならではの「ポップセンスの中にも毒あり」がこのアルバムには皆無で、馴染みやすい音とメロディーで無難にまとめられちゃった気がします。
ALBUM/JAPAN/TOSHIBA EMI/TOCT-8037/1993.06.16
風の歌を聴け
01.THE ROVER
02.IT'S A WONDERFUL WORLD
03.THE BEST DAY OF MY LIFE
04.二つの手のように
05.フィエスタ
06.心

07.時差を駆ける想い
08.TWO VIBRATIONS
09.SLEEPIN' BEAUTY
10.朝日のあたる道
★4枚目のアルバム。『風の歌を聴け』。命令形ですよ。かっこよすぎる。
超ファンキーで大人な雰囲気の「THE ROVER」から一気にテンション上げまくり、続いて山下達郎ばりのファルセットで聴かせるオシャレなまったりナンバー「IT'S A WONDERFUL WORLD」。田島貴男だからこそ歌える良質ポップスってわけですが、最近ではこういう綺麗な声ではあまり歌ってくれない気がしますね。今はどっちかというとロックでダーティ。
これまでのオリジナル・ラヴ流ジャズ・ファンク風ポップスに加え、サンバやボサノバなどラテン音楽の要素も大胆に取り入れてしまった意欲作。「THE BEST DAY〜」のホーンや、「時差を〜」のフルートもとってもいい感じにスパイスになってます。
『EYES』がいまいちだったからというのもあるかもしれないけど、僕の中ではヒット作。昔は小奇麗な感じが受け付けなかったけど、今になってかっこいいと感じられるのは大人になったからだと思いたい。
ALBUM/JAPAN/TOSHIBA EMI/TOCT-8450/1994.06.27
RAINBOW RACE
01.ブロンコ
02.ダンス
03.Your Song
04.夢を見る人
05.流星都市
06.夏着の女達へ
07.ホモ・エレクトス
08.ミア・マリア
09.ミッドナイト・シャッフル
10.Bird
★ポニー・キャニオンへ移籍後初であると同時に、オリジナル・ラヴが事実的に田島貴男のソロユニットになってからも初となるアルバム。
まあソロになってからの田島貴男は天才か変態としか僕は思ってないのですが、このアルバムはまだまだこれまでのオリジナル・ラヴの流れをしっかり汲んだ、無難なポップ・アルバムです。次の『Desire』以降変な作品ばかりなのでソロになったのもそこからと思ってたんですが、この『RAINBOW RACE』がソロ一発目だったんですね。
「ダンス」や「夢を見る人」、「ホモ・エレクトス」など自然に体が動いてしまいそうなオシャレでダンサブルなポップナンバーが中心。「夏着の女達へ」は『Desire』に収録の「ガンボ・チャンプルー・ヌードル」に繋がりそうなレゲエナンバーで、これもまた可愛らしいですね。そんな中、「流星都市」や「ミア・マリア」といったバラードがとても良い場所に配置されてるおかげで、アルバム全体のバランスが引き締まってます。
とりあえず、「夢を見る人」と「流星都市」そして「ミッドナイト・シャッフル」の3曲はガチで名曲なので、それだけでもこのアルバムは聴く価値があるかと思います。ブックオフなら安いです(笑)。
ALBUM/JAPAN/PONY CANYON/PCCA-00741/1995.05.19
Desire
01.Hum a Tune
02.ブラック・コーヒー
03.ガンボ・チャンプルー・ヌードル
04.青空の向こうから
05.Masked
06.Words of Love
07.黒猫
08.日曜日のルンバ
09.プライマル
10.少年とスプーン
★ドラマの主題歌として大ヒットした名曲「プライマル」を収録した6作目。ジャケットの田島氏どアップが強烈です。
美しすぎるバラードナンバー「プライマル」や、CMソングにもなっていた春っぽいギターポップ「Words of Love」も収録されているということだけど、そういう耽美で爽やかな内容を期待して聴くと痛い目にあいます。なぜならここからが変態魔術師アーティスト・田島貴男の本領発揮だから。
これまでアルバムごとにいろんな音楽を取り入れてきた彼(ら)ですが、今回はなんと民族音楽にまで手を出してしまってます。シタールに三線、スチールパン、多種多様の楽器が入り乱れる上を田島が自由自在に歌いこなす。怪しいプログレナンバー「Hum a Tune」、頭にお花畑が咲き乱れてそうなお気楽レゲエ「ガンボ・チャンプルー・ヌードル」などなど、奇妙で不思議でポップな曲が次々と飛び出して、気分は異国旅行。散々そういうのを聴かせておいて、9曲目とかで思い出したように「プライマル」なんか聴かされてももう遅い。
上記の曲以外にも「青空の〜」、「Masked」、「黒猫」などなど個人的にも大好きな曲が多い名盤。プライマルはもはやオマケです。好きだけど。
ALBUM/JAPAN/PONY CANYON/PCCA-00986/1996.07.19
ELEVEN GRAFFITI
01.ティラノサウルス
02.ペテン師のうた
03.ビター・スウィート
04.アイリス
05.2分の路上駐車
06.ローラー・ブレイド・レース
07.アンブレラズ
08.机の上のファントム
09.サーディンの缶詰め
10.GOOD MORNING GOOD MORNING
11.踏みかためられた大地
★7作目。『Desire』では民族音楽をフィーチャーしていたけど、今度はロックとエレクトロニカ。皿がカラカラ回る音をサンプリングしてブレイクビーツとヘビーロックを融合させた「ティラノサウルス」が既に変態全開。キモい!ヤバい!カッコイイ!
かといってそういう曲ばかりというわけではなく、陽気なパーティー・ロックンロールがあると思ったら涙腺緩みまくりのバラード、脱力感満点のインスト、パンク、とそれぞれの曲のキャラが立ちまくっててとってもカラフル。「イレブン・グラフィティ」=「11編の落書き」というタイトルがピッタリ。『Desire』もかなり飛んでたけど、これはもうぶっ飛んでます。いろんな音が上下左右から飛び交い、おもちゃ箱をひっくりかえしたような…というのはまさにこれ。めちゃくちゃキモくて面白くてかっこいいです。そんでもってラストの「踏みかためられた大地」はそれまでの10曲をとても綺麗にまとめる大役を果たしてる。見事。
この音の多様さ、どことなくブルースにも通じるシブさ、どこかで触った感じだなーと思ったらBECKですね。うわ、もう、どっちも筋金入りの変態ミュージシャンじゃないか。最高。
ALBUM/JAPAN/PONY CANYON/PCCA-01114/1997.07.02
L
01.Weddeing of The Housefly
02.水の音楽
03.ドラキュラ
04.宝島
05.ハニーフラッシュ
06.Crazy Love
07.大車輪
08.呆気ない幕切れ
09.羽毛とピストル
10.インソムニア
11.神々のチェス
12.白い嵐
★8作目。
『ELEVEN GRAFFITI』の世界を更に濃密にした、テクノ・ブレイクビーツ・ドラムンベース・コラージュ・変態・変態・変態と、一体どうしちゃったんですか田島さんな問題作。前作でもいろいろやってたけどあれははまだ「ちょっとやってみた」感があったんですよね。バンドサウンドも何だかんだで大事にしてたし。でもこれは前作が巧くいって調子に乗り出したのか、生音よりはるかに電子音多め、その変態ぶりをいかんなく発揮してます。
まずオープニング「Wedding of〜」がまんまAphex Twinで爆笑。「ハニーフラッシュ」はほとんどファミコン。「宝島」や「Crazy Love」といったシングル曲はまだポップで聴きやすいけど、よく聴いてみれば音はやっぱり変だしなあ。「大車輪」では車のキーをまわす音などがゴチャゴチャにサンプリングされててまた爆笑。これが「接吻」とか「プライマル」でJ-POPシーンを賑わせた人なの!?とほんとに疑ってしまう。その辺のポップで綺麗なオリジナル・ラヴを期待してる人には全くおすすめできない超迷盤です。これはこれで僕は大好き。
ALBUM/JAPAN/PONY CANYON/PCCA-01227/1998.09.18
ビッグクランチ
01.女を捜せ
02.地球独楽
03.愛の薬
04.セックスサファリ問題OK
05.ショウマン
06.ダブルバーガー
07.MP
08.殺し
09.液状チョコレート
10.アポトーシス
11.地球独楽リプライズ
12.R&R
★9作目。パッケージは見た目二枚組なんだけど、実は一枚だけ。何をやってるんだと言いたい。
田島貴男という一人の悪魔の狂気が音となって体中をじわじわと蝕んでいく大問題作。『ELEVEN GRAFFITI』や『L』にはどこか可愛らしい変態を感じたんですが、この『ビッグクランチ』は今にも誰かを呪い殺しそうな殺意を感じます。「セックスサファリ問題OK」、「ダブルバーガー」はもはや別人。「MP」〜「殺し」〜「液状チョコレート」のキモチワルビート3連発は地獄絵図。ブレイクビーツ、オーケストラ、メタル、民族音楽、なんでもあり。様するにパンクですね。『L』でも書きましたが、これが「プライマル」歌ってた人だとは思えません。何があったの??
最後はゴキゲンなロックナンバーその名も「R&R」で大団円!なんですが、「地球独楽リプライズ」のせいもあってかこの曲だけガッツリと隔離されちゃってるように感じます。これも彼の策略なんだろうけど。味方にすれば心強いけど、敵に回すと超恐い策士ですね、田島貴男は。「接吻」や「プライマル」のイメージで、オリジナル・ラヴを単なるJ-POP職人だと思ってる人はこれ聴いて地獄に堕ちてください!!
で、何だかんだ言って大好きなアルバムです。『Desire』〜これが僕の中でのオリジナル・ラヴ黄金期(笑)。
ALBUM/JAPAN/PONY CANYON/PCCA-01458/2000.08.02
ムーンストーン
01.夜行性
02.アダルト・オンリー
03.GLASS
04.悪い種
05.月に静かの海
06.守護天使
07.Xの絵画
08.哀しいノイズ
09.冗談
10.ムーンストーン
★10作目。『ビッグクランチ』でやりたい放題破壊しまくって飽きたのか疲れたのか、今回はグッと落ち着いて、サックスやピアノ、ウッドベースなどのジャジーな音を前面に押し出したアルバム。タイトルや曲名、ジャケットの雰囲気からもわかるように、成熟した大人の色気を感じさせます。
とはいえ田島貴男が変態である事には何ら変わりはないので、落ち着いてるかと見せかけて実はここでもハチャメチャやってます。「悪い種」や「Xの絵画」あたりには『ビッグクランチ』の狂気の流れをしっかり感じるし。一見「回帰」的なものを感じるけど、やっぱり『L』や『ビッグクランチ』があったからこそ生まれた音だと思うんですよね。
でも前3作のブッ飛び具合を体験してしまった後となってはちょっと薄い作品かもしれないですね。よーく聴けばやっぱり変かな、てぐらいで、これまでみたいに聴いったと同時に衝撃を受けるもんではないし。実験モノを経て現在は昭和歌謡に落ち着いている彼の、ちょうどその間の通過点という印象。
ALBUM/JAPAN/PONY CANYON/PCCA-01658/2002.03.20
踊る太陽
01.ブギー4回戦ボーイ
02.ふられた気持ち
03.恋の彗星
04.Hey Space Baby!
05.美貌の罠
06.のすたるぢや
07.相棒
08.欲しいのは君
09.Tender Love
10.こいよ
★11作目。これまでの変態はちょっとなりを潜め、田島貴男なりのロック/ポップスを真面目に再現したという印象を受ける作品。かなり落ち着いたなーという感じで、変態サウンドが好きだった僕としては最初はちょっと肩透かしを食らった気分だったんですが、何度も聴いてるとこれはこれで。ブルースやソウルを取り入れつつ聴きやすくポップに仕上がったサウンドに乗せて、時に包み込むように、時に挑発的に曲ごとに色々な表情を見せながら歌う田島貴男はやっぱり天才だ。
『踊る太陽』というアルバムの中心核となるに相応しい、超アッパーなダンスナンバー「美貌の罠」なんて鳥肌が立つほどかっこいい!中華メロディーに乗せてゆったり進む「のすたるぢや」も名曲です。「歌モノ」としてのオリジナル・ラヴを好きな人には本当におすすめできる作品です。
そういえばこの年、田島貴男はSMAPにも曲を提供してたと思います(作詞は町田康!)。ようやくポップスフィールドに落ち着いてきた彼の、純粋さと綿密な計算が半々で楽しめる作品。
ALBUM/JAPAN/PONY CANYON/PCCA-01901/2003.06.18
街男 街女
01.築地オーライ
02.銀ジャケットの街男
03.沈黙の薔薇
04.死の誘惑のブルース
05.赤い街の入口
06.ひとりぼっちのアイツ
07.Yen
08.或る逃避行
09.夜の宙返り
10.鍵、イリュージョン
★12作目。なんとなくダサさを感じるアルバムタイトルに曲名。これだけですぐ想像つきそうな感じなのですが、ジャズやスカを中心とした昭和歌謡チックな作品になってます。どことなく荒っぽさを感じるザックリしたサウンドに、酔っ払ってるんじゃないのか?と思ってしまう田島の挑発ボーカルが合いすぎ(笑)。ネオンが光る夜の繁華街、酒、男女、ホテルといったアダルティーなイメージで埋め尽くされた危うげなカッコよさを感じる作品です。
とりあえず、お金について切実に歌い上げる「Yen」は爆笑。「お金はいつまでたってもオーカネー」。途中でさりげなく「貨幣…」とか言ってるあたりも最高です。カッコいい!という曲はやっぱりシングルの「沈黙の薔薇」ですかな。次々展開される変則メロディーが凄い。でもベッド上で変な踊りをしながら歌うPVはやっぱり爆笑です。そういえば田島貴男が藤岡弘、に似てるという話題が挙がったのはこの辺りだったかな。
ALBUM/JAPAN/PONY CANYON/PCCA-80031/2004.10.27
キングスロード
01.ヒット曲がきこえる
02.恋の片道切符
03.タッチ・ミー
04.きみのとりこ
05.さよなら、ルビー・チューズデイ
06.ダウンタウン
07.青い鳥
08.Be My Baby
09.青年は荒野をめざす
10.エミリーはプレイガール
★13作目。今回は全曲カバーという、ここにきてまさかの逆トリビュートアルバム。邦楽洋楽ごちゃまぜで、過去の名曲を田島流にアレンジ・歌唱。なんですが、世代的な壁があるのか僕は「Be My Baby」しか知らないという鬱展開。うーん、なんか、どこかで聞いたことある!っていうのも無いんですなー。曲名だけ知ってるのもあるんですが。
でも別に原曲ぶっ壊しという雰囲気の曲はないので、とても聴き易い。サウンドとしてはまさに『街男 街女』の延長という印象で、スカやジャズ、'60sポップといった音でコーティングされてます。別に原曲知らなくても楽しめました。まさにこの田島貴男の声だからこそできるカバーかと思います。かといって大げさな作品にはせずに、30分ちょいでスルッと終わるのも聴きやすくていい感じ。
しばらくはこの昭和歌謡スタイルで落ち着きそうですね。うーん、また変態やってほしいんですが… そしてこのジャケットなら、田島≒関根勤 説も納得です。
COVER ALBUM/JAPAN/PONY CANYON/PCCA-02218/2006.01.18
東京飛行
01.ジェンダー
02.オセロ
03.2度目のトリック
04.髑髏
05.カフカの城
06.13号室からの眺め
07.明日の神話
08.ZIG ZAG
09.夜とアドリブ
10.遊びたがり
11.エクトプラズム、飛行
★14作目。前作『キングス・ロード』はカバーアルバムだったので、オリジナル作としては『街男 街女』以来二年ぶり。
今回はロック!しかもダンディー。男・田島貴男の本領発揮という感じで、ポップかつオシャレかつアダルティかつちょっとイジワルな田島ワールドが堪能できる内容。今更そこまでびっくりするような事はやってないので地味に思うところもあるかもしれないけど、「2度目のトリック」や「カフカの城」なんかは初期のEMI時代をも思わせる軽快なポップナンバーだし、怪しいジャズから始まる「夜とアドリブ」もクール。最後はおどろおどろしいインスト「エクトプラズム、飛行」で、実は夢オチでしたという内容(笑)。最近アルバム出すごとに大人っぽくなっていってるけど、次はクラシックなんかにまで手を出すんじゃないだろうかと今から心配です(笑)。
ALBUM/JAPAN/PONY CANYON/2006.12.06

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