THE MAD CAPSULE MARKETS  戻る

GOVERNMENT WALL
01.GOVERNMENT WALL
02.しゃぶりつけ
★MADの初CD音源はインディーズリリースの短冊8cmシングル。アルバム『SPEAK!!!!!!!!!』にも収録されている「GOVERNMENT WALL」です。攻撃的なパンクサウンドに極悪なまでにうねるCRA\のベースのエグカッコ良さはやっぱり初期MADの醍醐味。サビの合唱が意外にポップで、シングル曲って感じがするけど。そして何と言ってもここでしか聴けないカップリング曲「しゃぶりつけ」。しゃぶりつけってアンタなんちゅうタイトルだ!『HUMANITY』に入ってても何ら違和感のないようなドロドロパンクだけど、ラストで聴けるCRA\の「しゃぶりつけ〜!」のコーラスがカッコよすぎてこれだけでメシ三杯はいける。もうこの際ハッキリ言うけど今のMADより断然かっこいい。
SINGLE/MAD-001/1990.08.01
HUMANITY
01.三秒間の
02.あやつり人形
03.LIFE GAME
04.ギラギラ
05.讃美歌
06.HUMANITY
07.カンヅメの中
08.どうしようもない人の唄
09.Dear 歩行者天国の皆様
10.ラ・ラ・ラ (僕がウソつきになった日)
11.だんだん
★インディーズリリースとなったファーストアルバム。'96年の再発では歌詞などが若干変わっているとのことだが、残念ながら再発版のほうしか聴けていない。これを聴いてわかるとおり、デビュー当時のMADは近未来デジタルロックサウンドとKYONOのラップが主流の今からは考えられないドロドロに汚いパンクだった。やはりTHE STALINの影響がかなり出ていると思うが、上から大衆を見下げて鼻で笑っているようなイメージのSTALINに比べると、大衆に紛れることを恐れてもがきながら社会に反発しているような印象を受ける。CRA\(現TAKESHI"\"UEDA)の悲しげな歌詞と唄声が突き刺さる曲「Dear歩行者天国の皆様」なんてまさにそうだ。しかしそれゆえにこの作品から得られる衝撃は大きい。自殺をテーマにした「三秒間の」、「あやつり人形じゃ何もできやしないぜ」と社会に組み込まれた一般大衆を斬る名曲「あやつり人形」、「死ね!」「ゴミ!」のコーラスが強烈な「讃美歌」、そして人間の愚かさを赤裸々に描いた表題曲「HUMANITY」などなど、下手にファッキュー!と叫ぶしか能がない口とノリだけのパンクに比べるとかなり奥が深く、全く人間ってのは悲しい生き物だ、ということを痛烈に感じさせてくれる。しかしそれを表現する彼らもまた人間であり、それを受け止める我々も人間。人間は限りなくバカで美しい。
ALBUM/MAD-1 (VICL-23121)/1990.10 (1996.12.18再発)
あやつり人形
01.あやつり人形
02.どうしようもない人の唄
★アルバム『P・O・P』からのシングル。初期の曲の中でも1,2を争う名曲。学校でも仕事でも、一人はイヤな奴って居るもんです。世渡り上手、何をやってもうまく行く上に人を蹴落とすのがやたら上手い…でもそんなアナタも結局は社会のあやつり人形でしかないんだよ、というドロドロパンクロック。「アナタもやっぱりあやつられてく〜」のサビがやけにポップなのがまた逆に怖い。個人的にはモトカツのドラムが暴れまくってるところが大好きです。
SINGLE/JAPAN/VICTOR/VIDL-71/1991.08.21
P・O・P
01.HUMAN PROTEST
02.3秒間の・・
03.ギチ
04.MAD中毒
05.ハリネズミと××
06.あやつり人形
07.LIFE GAME
08.カラクリの底
09.YOURSELF LOOK!!
10.people is DESTROY OF MIND
11.WHITE LOW CHILD
★「ギチ」「あやつり人形」「カラクリの底」のシングル三部作を含む、メジャーデビューアルバム。曲目もいくつかかぶってるインディ作『HUMANITY』のドロドロした世界観をより鋭利に研ぎ澄まし、武器化したかのような攻撃力の高い音が。言い換えれば、『HUMANITY』で心の中に溜めて溜めて溜め込んだ不満をこの『P・O・P』でドッカーンと放出したという感じか。「LIFE GAME」なんてかなりカッコよくなってます。しかしなんつってもやっぱりCRA\とMOTOKATSUのリズム隊が中毒的にヤバい音を放出していて、それで7、8割は完成しちゃってます(笑)。11曲でたった30分足らずという短さの中にも曲間のセッションのようなもの(?)などの遊び心や、「YOURSELF LOOK!!」の「テメエを見ろ」というワンフレーズにもハッとさせられる。まさに狂気と混沌渦巻く初期MADの決定版!一見さわやかなジャケットも、中身を開けると…?
ALBUM/Victor/VICL-243/1991.11.21
カプセル・スープ
01.BACH SLEEPS.
02.セルフコントロール
03.G・M・J・P
04.彼女のKNIFE
05.モルモット
06.JESUS IS DEAD.
★6曲入のミニアルバム。しょっぱなからバッハの「小フーガト短調」をベースで再現と、CRA\(TAKESHI"\"UEDA)がブッちゃけまくり。いきなり飛び道具をかましてくるけど、他5曲もそれに負けないくらいのアクの強さ。サンプリングの導入や、ピアノで幕を開ける「セルフコントロール」、「彼女のKNIFE」でのダークなアコギのグルーヴ、「G・M・J・P」や「JESUS IS DEAD」でのメタリックな歌モノナンバーなど、メジャーデビュー前後のスターリンに影響を受けたであろうパンクのスタイルを少し抜け出して、新しい音に挑戦するMADのいわゆる実験的なアルバム。でも世界観は相変わらずドロッとしてて歌詞も思い切りマイナス思考で反社会的。「誰もがみな同じで自分の事ばかり」(G・M・J・P)っていうダイレクトな風刺文句がかえってグッサリ突き刺さる。
『HUMANITY』『P・O・P』から次の『SPEAK!!!!』や『MIX-ISM』への橋渡しを見事果たした作品だと思う。全作品中ではちょっと忘れられがちなアルバムのような気もするけど、普通にかっこいい事たくさんやってるので聴く価値は大アリ。 (2006/1/17)
MINI ALBUM/JAPAN/VICTOR/VICL-2089/1992.07.22
SPEAK!!!!
01.マスメディア
02.PUBLIC REVOLUTION
03.システム・エラー
04.権力の犬
05.UNDERGROUND FACE
06.SOLID STATE SURVIVOR
07.危険分子
<DANGER BOY>
08.CARE-LESS VIRUS
09.チェスノ兵隊
10.4 JUNK 2 POP
11.D-DAY
12.GOVERNMENT WALL
13.家畜
★'92年作品。インディーズ時代にシングルでリリースされた「GOVERNMENT WALL」も収録。
『HUMANITY』や『P・O・P』のパンクにしっかりしたメロディーを加えて、よりポップに。でも手触りは相変わらずドロッとしていて、歌詞も「マスメディア」「権力の犬」を代表に痛烈な社会風刺モノ。まだまだパンクしてるけど、アレンジの中に織り込まれたサンプリング音が新しい。とにかくサウンド面ではCRA\がいい仕事してます。それに加えてYMOのカバー「SOLID STATE SURVIVOR」が唐突に入ってるのに驚き。後にも先にもMADのカバー曲が聴けるのはここだけじゃないでしょうか?
これまでにない新しさはまあ感じるけど、若干スカスカしててパワーが弱いです。ギター・ISHIGAKI作曲の「チェスノ兵隊」なんてアルバムの流れからして要らない気がするしなあ(失礼)。濃さで言えばミニアルバムの『カプセル・スープ』の方がダントツで上。それでも「GOVERNMENT WALL」は名曲ですけどね。あと「家畜」でのCRA\のイカレ方はMAD史上最狂です。こわいよ!タケシさん。 (2006/1/17)
ALBUM/JAPAN/VICTOR/VICL-360/1992.11.21
MIX-ISM
01.MIX-ISM
02.S・S・MUSIC
03.プロレタリア
04.NEW SOCIETY
05.PET
06.マネキン
07.ナショナリズム NO!!!!
08.オルゴヲル
09.IC シティ
10.TOO FLAT
11.古い時計
12.IQ SPEAKER
13.Neo Sunday
〜新しい日曜日
14.PROBLEM CHILDREN
15.BE SILENT FUCKIN' SYSTEM
16.黄色いピエロ
★'94年作品。ジャケットはMAD全作品中で一番好きだったりします。
いきなりから次回作『PARK』を飛び越えて『4 PLUGS』の色が伺えるアッパーなハードコアナンバー「MIX-ISM」、「S・S・MUSIC」が炸裂。そういうアルバムなんだ?と思わせておいて、ポップあり、パンクあり、スカあり、フォークありという節操のない内容になってます。しかも歌詞が鬱全開。「目の前に見えるのは僕の死体、赤くつぶれて腐った死体」(from「古い時計」)ってこれどこのビジュアル系?他にも物悲しさ漂いまくりの不気味バラード「オルゴヲル」、「BE SILENT〜」でブッ飛ばした後の安堵感が逆に怖いアコースティックバラード「黄色いピエロ」など、『DIGIDOGHEADLOCK』以降の最近のMADしか知らない人が聴いたら仰天すること請け合い。「ナショナリズム NO!!!!」から「オルゴヲル」の流れなんて夢に出そうで凄い。
新境地開拓なのか方向性の迷宮の中で迷いまくってるのか偶然の産物なのか、変な意味で飛び道具になっちゃってる曲がやたら多いです。「プロレタリア」や「マネキン」、「TOO FLAT」みたいに普通にカッコいい曲も多いけど、全体には雲がかかったようにダークな空気が漂ってる。最初聴いてもあまりとっつけないかもしれないけど、何度も繰り返して聴いてるとだんだん良く思えてくるかもしれない異色作。これは好き嫌い別れると思います。 (2006/1/17)
ALBUM/JAPAN/VICTOR/VICL-500/1994.01.21
EJECT→OUT/PERIODIC CLASSIC
01.EJECT→OUT
02.PERIODIC CLASSIC
★『MIX-ISM』、『PARK』の間にリリースされた2曲入り両A面シングル。どちらもアルバム未収録、最近出た黒盤と白盤にさえ入ってないのでここでしか聴けません。
「EJECT→OUT」はCRA\がまたいい仕事しすぎ。ドライブ&スピード感バリバリのサウンドが炸裂、ほとんどCRA\とMOTOKATSUのリズム隊で構成されてると言っていいんじゃないですか。歌詞もひたすら「俺は拡声器、俺はアドルフ・ヒトラー、俺は(略)」などの繰り返しでなんだか無機質。まさにジャケットのミサイルのようにストレートに打ち込んでくるロックナンバー。
「PERIODIC CLASSIC」はスローめのテンポと歌メロを強調した曲。16分リズムで刻むベースとカッティングを多用するギターが、荒野に一人で立ちつくしているような何とも言えない雰囲気を作ってる。なんなんだこの世界観?
どっちもいい曲だけど、シングルとして出すような大衆性のある曲には思えない。って、それがMADクオリティといえばそうなのですが(笑)。ただ、前後どちらのアルバムにも属さない孤立感があるので作品としてはしっかり機能してます。
SINGLE/JAPAN/VICTOR/VIDL-178/1994.06.22
ギチ・あやつり人形・カラクリの底
01.ギチ
02.カラクリの底
03.どうしようもない人の唄
04.ギラギラ
05.あやつり人形
06.ラ・ラ・ラ
(僕がウソつきになった日)
★初期のシングル「ギチ」「あやつり人形」「カラクリの底」の3枚分、カップリングも合わせて計6曲を一枚にまとめた復刻ミニアルバム。曲順はシャッフルされてます。シングル自体はどれも廃盤なんですが、『HUMANITY』と『P・O・P』を持ってれば全部そっちで聴けるのであまり必要ないかも。でもバージョンやミックスはアルバムと若干異なるので、いち作品として聴く価値はあると思います。リリース順から見て『MIX-ISM』の次に聴くと変に明るく聴こえるのが怖い(笑)。
それにしても、「ギチギチギチ、シュラシュラシュラ、チャネチャネチャネ」のスキャットしかない、しかも2分にも満たない「ギチ」をシングルA面で、しかもメジャーからリリースするMADはやっぱりアホなんだと思います。だがそれがいい。 (2006/1/17)
MINI ALBUM/JAPAN/VICTOR/VICL-18141/1994.08.03
PARK
01.HI-SIDE (HIGH-INDIVIDUAL-SIDE)
02.LIMIT
03.IN SURFACE NOISE
04.パラサイト
(寄生虫)
05.公園へあと少し
06.HAB'IT
07.CR'OCK ON THE WORK
(AUTO-MATIC)
08.時ノ音
09.生まれたばかりの絵画を燃やせ
10.P-A-R-K
11.MUSTARD
 <初回のみBONUS TRACK>
12.LIFE IN THE FAIRY STORY
13.太陽の下
★『MIX-ISM』、シングル、コンピ盤に続くフルアルバム。ハイペースのリリースです。ボーナストラック2曲を収録した初回盤は今では入手困難なレアもの。僕は友人からなんとか音源を入手しました。
いきなり断言もなんですが、このアルバムは第1期MADの最高峰。凄すぎます。パンク、ハードコア、ポップ・アンド・モアと、これまでMADの4人が歩んできた全ての要素を凝縮した最高傑作。重みと奥行きのあるバランス・破壊力共に抜群のサウンドと、KYONOによるラップ風(?)シャウト、それでも随所に切れ味のあるメロディーを織り込んでて、まとまりはあるのに全くワンパターンさを感じさせない。ゆったりワルツから突然パンクに展開する「公園へあと少し」、アコギのソフトな音が心地よい「時ノ音」なんかも今までに無かった感じでこれまた素敵。「答えがあるから問題になる」(HI-SIDE)といったような歌詞も何やら哲学的で、暗かった『MIX-ISM』から一転して、明るめで聴きやすいアルバムです。歌詞カードのアートワークもめちゃくちゃかっこよくて、全ページジャケットにできそう。
ボーナストラック2曲は本編とは一転してソフトな手触りのメロディアスなポップナンバーが2曲。「LIFE IN THE FAIRY STORY」はアコギの綺麗な音色とCRA\のハイトーンなボーカルはともかくKYONOのファルセットコーラスが不気味。「太陽の下」はスローなリズムにKYONOのボーカル。イントロの「チャカチャチャァ〜!」の掛け声が何となく笑える。うーん、どっちもいい曲なんだけど本編の色は完全に無視した2曲です。確かに表には出てこない、ボーナストラックのポジションが適切かも。
それにしても「LIMIT」のサビメロって、「マスメディア」(SPEAK!!!!)と全く同じですよね。意図的なのか偶然なのか。
そういえばデビュー時のDragon AshはMADの影響が強いとよく言われてるけど、厳密に言えばMADのこのアルバムの影響が強いと思います。「生まれたばかりの〜」や「P-A-R-K」、あとボーナストラックの「LIFE IN THE FAIRY STORY」なんかも、似た曲があったような。 (2006/1/17)
ALBUM/JAPAN/VICTOR/VICL-598/1994.10.21
-KAMI-UTA-
01.神 KAMI-UTA
★『4 PLUGS』からのシングル。「神歌」1曲のみを収録したケースはマキシ、中身は8cmのシングルで、帯の裏に歌詞が書いてあるという珍しい仕様。
曲名からして同アルバムの中でも浮いている、MAD流オリエンタル?なナンバー。「日出づる国に神あり」という何やらアレな歌詞に、地を這うようなハードコアなリフは一度聴いたら離れない。メロ部分で後ろで鳴ってる「キューーーン、キューーーン」っていうギターの音がツボです。
今でもライヴではたまに演奏されてるらしい名曲だけど、『4 PLUGS』を持ってる人にはほとんど意味のないシングル。ミックスもほとんど一緒。今では入手困難らしいですがコレクターズ・アイテムですね。
SINGLE/JAPAN/VICTOR/VIDL-40005/1995.12.16
4 PLUGS
01.POSSESS IN LOOP
02.CRACK
03.神
KAMI-UTA
04.RUST OFF SYSTEM
05.WALK!
06.NORMAL LIFE
07.ANOTHER PLUG
08.S.H.O.D.O.K.U.
09.A・S・M・I・A・S・B
10.PGM ON
11.DON'T SUSS ME OUT
12.DESTRUCTION AT THE DOOR
13.O・U・T
★奇妙なジャケットが印象的な'96年作。歌詞カードには無意味に子供達の写真が大量に載っていてまた不気味。
1曲目「POSSESS IN LOOP」からTHE MAD CAPSULE MARKET'S総攻撃。リフを刻みながら大暴れするベース、それに反発するかのようにノイズを鳴らすギター、坦々としていながら確実に強力なビートを叩きつけるドラム、今まで以上に野太いKYONOのラップ/ヴォーカル。『PARK』以上にヘヴィな音で歌メロはほとんどそぎ落とし、交差するクールなリフとリズム。「S・S・MUSIC」(from『MIX-ISM』)の進化形ともいえるパワフルなエイトビートが冴える「WALK!」、空中をただようギターとベースの和音が幻想的で物悲しい空気を…と思ったらサビではいきなりシャウトでブッ叩きつける驚愕ナンバー「ノーマルライフ」、『PARK』にもあったような哲学的な歌詞とハイスピードなビートで攻める「DESTRUCTION AT THE DOOR」などなど、気を抜けばたちまち置いてかれそうなパワー溢れまくりの怪曲ばかり。『PARK』の「公園へあと少し」や「時ノ音」みたいなのを期待してた人にはちょっと残念なところもあるかも。でもこれはこれでMAD。
今のデジタルハードコアなMADもカッコいいけど、サンプリングは少々使えどほとんど生音で勝負してるこれははっきり言って『DIGIDOGHEADLOCK』以降のどのアルバムよりも凄い。だからどうしても、ISHIGAKIが脱退してデジタル/テクノ要素をガンガン取り入れてるMADはこの『4 PLUGS』までのMADとはちょっと別モノ、として聴いてしまうんですよね。はっ、もしかして「MARKET'S」からアポストロフィーが消えていつしか「MARKETS」になったのはそういうこと?(違う)
これまで以上にとにかくTAKESHI(CRA\)の力量がほとんどを占めていて、ドリルのように攻めまくる図太いベースは、リスナーよりも実際バンドでベースをやってる人達に支持されそうです。いや、TAKESHIはほんと天才だ。「WALK!」でのKYONOとの掛け合いボーカルもかっこよすぎるし、「O・U・T」の中盤のソロなんてほとんど独壇場。だからISHIGAKIの脱退は、TAKESHIの仕事ぶりを見てるとなんとなく分かる気もしてしまう。
4人でのオリジナルアルバムはこれが最後となってしまったけど、ここにきて4人のMADの最終到達点へ達した名盤。最近の曲「GOOD GIRL」や「SCARY」を聴いてカッコいい!と思った人は、ぜひこれも聴いてみてください。もっとカッコいいから。さっきも言ったけど、ロック好きな人はもちろんバンドマン、特にリズム楽器をやってる人にもぜひお勧めしたいです。勉強になる。 (2006/1/17)
ALBUM/JAPAN/VICTOR/VICL-737/1996.01.24
WALK! JAPAN MIX
01.WALK! JAPAN MIX
02.HUMANITY
★名盤『4 PLUGS』からのシングルカット。殴りつけるようなエイトビートとシンプルかつ骨太なベースラインとゴリゴリギター、「ウォウォウォウォウォウォウォ」とがなり散らすKYONOのアグレッシヴなボーカルがかっこよすぎる名曲なんですが、ジャパンミックスとは何事か。要するにメロ部分をまんま日本語詞にしてしまったということなんですが、英詞がかっこいい原曲を日本語詞にするとダサくなるのが一般的なパターン。でもタケシの言葉の選び方とKYONOの歌い方で全然かっこ悪くない、むしろかっこいい。哲学的な歌詞が、KYONOの杭を打つような言い回しで一言一言頭に刻み込まれる。意味はちょっとわかりにくいけど、シングルにふさわしいテイクになったと思います。原曲とどっちがいいかと聞かれたらかなり迷う。
カップリングはインディーズ時代のアルバム『HUMANITY』から同タイトル曲のリテイク。とにかくKYONO。インディー期は不安定さがあった彼の声も、長年の修行で野太くなってて「WALK!」同様、一言ずつがガツンと響いてくる。サウンドも太い。どうせなら『HUMANITY』全曲リテイクしてほしかったんだけどそれはさすがに叶わぬ願いでした。
SINGLE/JAPAN/VICTOR/VIDL-221/1996.03.23
THE MAD CAPSULE MARKET'S
01.POSSESS IN LOOP!!!!!!!!!!
02.MIX-ISM
03.S・S・MUSIC
04.MASS MEDIA
05.HI-SIDE
HIGH-INDIVIDUAL-SIDE
06.PARASITE
07.JESUS IS DEAD?
JESUS IS ALIVE?
08.G・M・J・P
09.
DOWN IN THE SYSTEM SYSTEM ERROR
10.LA-LA-LA
THE DAY I BECAME A LIAR
11.WALK!
[ADRIAN SHERWOOD REMIX CD VERSION]
★これまでの作品からセレクトされたセルフタイトルのベストアルバム。といっても全てアレンジを変えて再録、リミックスという嬉しい作品です。BUCK-TICKの『殺シノ調ベ』みたいな感じですね。ちなみにこれをもってギターのISHIGAKIが脱退してしまうので、そういう意味でもひとつの区切りとなった作品。
選曲はアッパーな曲ばかりで、「POSSESS IN LOOP」が倍速になってたり、「HI-SIDE」が英語詞になっていたり、「JESUS IS DEAD?」がハードコアなドラムンベースになっていたりと、原曲のイメージをぶっ壊して再構築。原曲に近いのは「ラ・ラ・ラ」ぐらいのもので、どの曲も原曲以上にめちゃくちゃカッコよくなってます。選曲に偏りがあるので別にこれまでの集大成という感じはしないけど、MAD好きの人なら間違いなく楽しめる作品。
うーん、当作を含んでこれまでの作品を聴く限りはISHIGAKIってMADにおいてかなりいい仕事してた人だと思うんだけど。脱退は残念。 (2006/1/17)
BEST ALBUM/JAPAN/VICTOR/VICL-807/1996.09.04
SYSTEMATIC.
01.SYSTEMATIC.
02.SYSTEMATIC.
-audio active remix-
03.SYSTEMATIC.
-MOTOKATSU & KEI KUSAMA remix-
04.ASPHALT-BEACH
★『DIGIFLYHEADLOCK』からのファーストシングル。ISHIGAKIが脱退して3人になってからは初めての音源。ジャケットにも、ここから彼らのマスコットである「デジドッグ・ポチQ」が登場。中々愛らしい萌えキャラだと思います僕は。
曲の方は『4 PLUGS』の「DESTRUCTION AT THE DOOR」から不要なものを全て削ぎ落としたような印象。ワンコードで至ってシンプルなリフと歌詞なんですが、パンチ力が尋常じゃないですね。ガチャガチャ鳴る電子音をバックに強靭な生音グルーヴ。バンドサウンドでありながらテクノ要素が濃い目でこれまでとの違いは確実に感じられるけど、かといってMAD自体の良さは全然失われてない感じ。
カップリングはaudio activeと、ドラムのMOTOKATSUとKURIDのKEI KUSAMAのタッグによるリミックス。audio activeは彼ららしいスペーシーでスロウなダブサウンド、MOTOKATSU&KEIはジャングルビートで固めてます。原曲の面影はほとんどリフだけですなあ。
最後の「ASPHALT-BEACH」はアルバムにも収録されてるんですが、こっちがA面でも良かったんではと思うくらいの名曲。「SYSTEMATIC.」に比べるとかなりポップな、KYONOとタケシのボーカルのかけあいが炸裂するキャッチーなハードコア。KYONOのラップ部分もゴツくてかっこいい。  でもまあリミックス2曲が要らなければアルバム持ってれば問題ないEPかと。 (2006/1/26)
MAXI SINGLE/JAPAN/VICTOR/VICL-35007/1997.08.21
DIGIDOGHEADLOCK
01.CRASH POW
02.SYSTEMATIC.
03.WHAT!
04.WATER
05.HAVE NO FEAR
06.SICKLY BUG
07.JMP
08.3.31
09.ASPHALT-BEACH
10.LOSE IT
11.FREAK IS BORN
12.Do JUSTICE TO YOURSELF Do JUSTICE TO MY LIFE
13.CREATURE
★ISHIGAKIが脱退し3人になってから初めてのアルバム。タイトルは読みにくいけど「デジドッグヘッドロック」。このへんから彼らの作品のジャケットにしつこく登場するこのロボ犬の名前が「デジドッグ・ポチQ」なんですな。可愛い。サポートギターは今でもおなじみのTORU×××(ex.LONDS OF THREE、UNDOWN)が担当。
曲調は一見『4 PLUGS』の延長に見えるけど、ベース・ウエダタケシによるプログラミングが随所でジャカジャカ鳴っててかなりデジタル要素が強くなってます。今のMADはテクノやハードコアを絶妙に融合させたサウンドがウリだけど、このアルバムは手探りでそれに足を突っ込んでみました、という感じ。やっぱり『4 PLUGS』の色が強くて、プログラミングの音もとってつけたようになってる。別に普通の生音だけでもかっこいいのでは?と感じる曲が多いし、逆にタケシのベースがおとなしくなっちゃってて物足りない。とはいえ、後の「CHAOS STEP」にも通じるような高速ハードコア「CRASH POW」、デジタルパンクな「SYSTEMATIC.」、タケシの甲高い歌メロが痛快な「ASPHALT-BEACH」、サビのUSミクスチャーっぽいコーラスがかっこいい「LOSE IT」など、良い曲もそれなりにあるんですよね。でも前作『4 PLUGS』と、次の『OSC-DIS』といった名盤に挟まれた作品なので印象は薄くなってしまうのも仕方ないかも。通過点的作品。 (2006/1/17)
ALBUM/JAPAN/VICTOR/VICL-60072/1997.09.26
CRASH POW
01.CRASH POW
02.CRASH POW
-DIGITAL HARDCORE REMIX-
★『DIGIFLYHEADLOCK』からのシングルカット。アルバムのオープニングを飾る曲で、同じくアルバムのラストに収録されていた「CREATURE」も同時リリース。
ハイスピードでパワフルで攻撃的。MADの総攻撃を感じさせる、まさにアルバムのオープニングにふさわしいアッパーなトラック。「神歌」を思い出させるKYONOのマシンガンのようなボーカルも強い強い。後の「CHAOS STEP」なんかにも繋がる感じ。
カップリングはALEC EMPIREによるリミックス。リズムのマシンガンが降り注ぐゴツいブレイクビーツです。疲れる。 (2006/1/27)
MAXI SINGLE/JAPAN/VICTOR/VICL-35018/1997.11.21
CREATURE
01.CREATURE
02.CREATURE
-ALEC EMPIRE REMIX-
★「CRASH POW」と同時リリースされた、同じく『DIGIDOGHEADLOCK』からのシングルカット。オープニングだった「CRASH POW」に対してこちらはエンディング、というだけでなく曲調も対照的で、地面をズシズシゆっくりと踏みしめるような激スローハードコア。いや、メタルだ。どなりつけるようなKYONOの歌も挑発的なタケシのサイドボーカルも、スローな演奏の上にスローに進められる。と思ったら途中からはスピードが4倍ぐらいに跳ね上がり、MADらしいスピードコアに展開という恐ろしく変な曲(笑)。正直いってこれをシングルカットするか?と思いました。他になかったのか?「WHAT!」とか「LOSE IT」とかさぁ…
カップリングはこちらもALEC EMPIREによるリミックスなんですが、こっちもこっちでスローなデジタルコア。ダークで気持ち悪いベースラインにギュンギュンノイズ、ひたすら「LEAD THE CHARGE!」だけ連呼、の割にタイムは10分と長い。ダルい。 (2006/1/28)
MAXI SINGLE/JAPAN/VICTOR/VICL-35019/1997.11.21
MIDI SURF
01.MIDI SURF
02.TO GLOW
03.MIDI SURF
STRRRRIVE!! MIX
★『OSC-DIS』にも収録されているシングル。限定盤で、ジャケットにもなっている彼らのマスコット「POCHI-Q」のチョロQつき。MADがシングルにオマケを付け出したのはこの辺りから。
「SYSTEMATIC」が思いっきり進化してメロディアスになったようなスピードコア。『DIGIDOGHEADLOCK』期で、3人になってから少々試行錯誤感が見られたMADがついにその作戦を固めたように見える名曲です。実際『OSC-DIS』も凄くいい作品だったし、これ以降のMADは向かうところ敵なしって感じです。
でもカップリングは弱いなあ。「TO GLOW」は「MIDI SURF」を聴いた後じゃ全然面白味のない地味なハードコアだし、タケシとKEI KUSAMAによるリミックスもブレイクな打ち込みがドンシャンドンシャン入ってるだけで特に聴き所もなし。
MAXI SINGLE/JAPAN/VICTOR/VICL-35033/1998.08.28
| ̄|_ [PULSE]
01.| ̄|_ [PULSE]
02.JAG
[EXCLUSIVE VERSION]
03.START IT UP
-PULSE REMIX-
★『OSC-DIS』からの先行シングル。今回もMAD流疾走ハードコアながら、シンガロングスタイルのサビメロが超ポップ。もしかしたらMADのシングルでここまでポップなのもこれが初めてかも。中盤で突如スピードが上がり、KYONOのボーカルが炸裂する箇所もかっこいい。まあちょっと飽きやすいといえばそうかもしれないけど、少し可愛らしさもある親しみやすい1曲。
カップリングは同アルバムから「JAG」、そして「PULSE」の別バージョン。両方ともタケシ&KEI KUSAMAタッグによるもの。「JAG」はガンガンのキックドラムがかっこいい。「START IT UP」は全編ドラムンベースばっかりで退屈。
MAXI SINGLE/JAPAN/VICTOR/VICL-35071/1999.07.28
OSC-DIS (OSCILLATOR IN DISTORTION)
01.TRIBE
02.OUT/DEFINITION
03.| ̄|_
[PULSE]
04.MULTIPLIES
05.MOB TRACK
06.ALL THE TIME IN SUNNY BEACH
07.ISLAND
08.RESTART!
09.JAG
10.STEP INTO YOURSELF
11.GOOD GIRL
〜Dedicated to bride 20 years after
12.MIDI SURF
★MADの名を一気に世間に轟かせるきっかけになったヒット曲「GOOD GIRL」を含む'99年作。生音とサンプリングにとっつけ感があった『DIGIFLYHEADLOCK』をガンガンに進化させて、生音とデジタル音が完璧に融合、新生MADのスタイルがここでついに確立された。曲のバリエーションも「TRIBE」「MULTIPLIES」のようなハードコアから高速パンクの「OUT/DIFENITION」「RESTART!」といったこれまでのMAD得意のナンバーに加え、「PULSE」「ALL THE TIME〜」「ISLAND」「GOOD GIRL」などポップな歌メロを押し出した曲が目立って何とも新鮮。骨太なサウンドとタケシの音オタクっぽさがよくわかるプログラミング・ワークも絶妙な割合で化学反応した、ハードコアファンにもポップスファンにも受け入れられそうな名盤。
これまでの殺伐ハードコアなMADを捨ててやや大衆的になってしまってるので、初期からのファンがどう思うかは難しい所だけど、とにかくこれこそが現在のMADスタイルの原点。それにしてもこのダッサイジャケは何とかならないかなあ。 (2006/1/17)
ALBUM/JAPAN/VICTOR/VICL-60453/1999.08.25
GOOD GIRL 〜Dedicated to bride 20 years after
01.GOOD GIRL 〜Dedicated to bride 20 years after
02.STEP INTO YOURSELF
流 -RYU- REMIX
03.GOOD GIRL
LONG BEACH FAMILY REMIX
★『OSC-DIS』からのシングルカット。CMソングにも起用されたりして大ヒット、MADを見事ブレイクに導いた曲。メロ部分はKYONOのラップが冴えるけど、タケシによるサビがとんでもなくメロディアス。「PULSE」の流れを汲むようなポップナンバーです。ちなみに有名な話だけど「GOOD GIRL」ってのは、この時期生まれたドラムのMOTOKATSUの娘さんの事だそう。てことは今はもう6歳ぐらいか、早いなあ。
カップリングは同アルバムからの名曲「STEP INTO YOURSELF」の流-RYU-リミックス。DJ KRUSHなどによるプロデューサーユニットですね。ゴチャッとしてダークなトラックになってます。浮遊感がある原曲のイメージにも合ってる感じ。もうひとつ、「GOOD GIRL」のリミックスはめちゃ可愛らしいレゲエになってて萎え萎え。なんだこりゃー。
MAXI SINGLE/JAPAN/VICTOR/VICL-35101/2000.01.21
CHAOS STEP
01.prologue of the plot
02.CHAOS STEP
★アルバム『010』からのシングル。限定生産でキューブリックのオモチャ付ということで、この辺からMADのシングルにはオモチャがついているという、ウケ狙いなのか商売作戦なのかわからないけどとにかくファンはリリースの度に焦るはめに。僕もFLY HIGHの時に焦りました。曲はアルバムと全くバージョンが同じですが、1曲目に短い電子音SEが入ってます。まあ雰囲気出てる感じ。「CRASH POW」を彷彿させるような、ハイスピードMADコア。MAD以外の何者でもない音なんですが、地味ですね。でも中盤のドラムンベースのブレイクはかなりかっこいい。
限定盤ということで今ではプレミアもんだと思いますが、コレクターの人以外は買う必要ないかと思います。
SINGLE/JAPAN/VICTOR/VIDY-27/2001.05.23
GAGA LIFE
01.operation M.A.D
02.GAGA LIFE
★同じくオモチャ付シングル。ホワイトクラッシャーの目がすごい可愛いです。直球ストレートな「CHAOS STEP」に対して、こちらはレゲエの匂いも含むドラムンベース・ハードコアという事でけっこう凝ってる感じ。サビもメロディアスだしかっこいい、「CHAOS STEP」よりは断然シングルにふさわしい曲かと。アルバム自体はいまいちだったけど、この曲は個人的にもかなり好きですね。
SINGLE/JAPAN/VICTOR/VIDY-28/2001.06.13
010
01.INTRODUCTION 010
02.COME.
03.CHAOS STEP
04.GAGA LIFE.
05.JAM!
06.雲
-kumo-
07.WARDANCE
08.xxx can of this.
09.BIT CRUSHERRRR
10.THIS IS THE MAD STYLE
11.GOOD DAY
12.FLY HIGH
13.NO FOOD, DRINK, OR SMOKING
14.R.D.M.C
★『OSC-DIS』以来、SUMMER SONICなどの大イベントに参加したり、海外でツアーを行うなど活動の幅を広げたMADが2年ぶりにリリースしたアルバム。
世間的にも、RIZEとか宇頭巻とか山嵐とか、ラップ/ロックのミクスチャー勢が力をつけてきた辺り。MAD自身もそれに焦ったのか、妙にその辺を意識した作りになってて何とも聞きづらい作品。大衆性を求めすぎた結果、逆にスカスカになっちゃってMAD本来の魅力が引き出せてないというか。KYONOの歌い方はラップラップしてるし、「xxx can of this」や「FLY HIGH」みたいなメロコアみたいな曲もちょっと興醒め。『OSC-DIS』の熱い空気を冷ましてしまったような音です。
実際に僕の中でもえらく存在感の薄い作品です(苦笑)。次の『CisTm K0nFLiqT』がリリースされたとき、一瞬だけ「『OSC-DIS』から5年ぶりかー!」とか思ってしまったし。これ抜かしてるって! (2006/1/17)
ALBUM/JAPAN/VICTOR/VICL-60896/2001.07.10
FLY HIGH/SASORI
01.FLY HIGH
02.SASORI
feat. DENGEKI NETWORK
03.MIGHTY CROWN MAD DANCEHALL REMIX "GAGA LIFE"
feat. PAPA B, GUAN CHAI, SAMI-T
04.NO FOOD, DRINK, OR SMOKING
-KAWASAKI ELECTRIC ACADEMY MIX
★アルバム『010』からのシングルカット。前作、前々作に続いてまたオモチャ付です。こっちは通常盤(マキシシングル・ケース入り)もリリースされてますね。
「FLY HIGH」はアルバムの中でもそこまで印象に無かった、メロコアみたいなポップナンバー。『010』のダメなところを象徴してるような曲で、あまり好きじゃないです。高校生とかにウケそう。
もうひとつのA面、アルバム未収録の「SASORI」はなんとあのパフフォーマンス集団・電撃ネットワークをフィーチャリング。サウンドは『010』にもありそうなゴリゴリナンバーなんですが、電撃の4人がボーカルで参加してます。でも声のエフェクトがゴチャゴチャしてて何て言ってるか分からない。「アロンアルファ!」だけ聴き取れました。電撃は単にちょっとだけ唄ってるだけで別にこう、凄い核融合とかそんなのはないです。何で来たんだろう。
カップリングはレゲエグループMIGHTY CROWNによる「GAGA LIFE」のリミックス。リミックスだけでなくMIGHTY CROWNのメンバーやPAPA Bが普通にラップで参加してて、ほとんど新曲。歌詞はアホだけど憎めない。この4曲の中では一番面白いトラックかも。 カップリングその2は同アルバムから「NO FOOD,〜」のリミックス。ちょっとテクノっぽくなっただけだけでそんなに面白くは。長いし。 (2006/2/13)
SINGLE/JAPAN/VICTOR/VIDL-30532/2002.01.23
SCARY -DELETE STREAMIN' FREQ. FROM FEAR SIDE-
01.SCARY -DELETE STREAMIN' FREQ. FROM FEAR SIDE-
★アルバム『システム・コンフリクト』(アルファベット表記が面倒なのでカタカナで)からの先行シングル。1曲しか入ってないんですが、今回はなんとポチQのプラモ付。チョロQ、ゲーム、フィギュアの次はプラモ。ファンとしてはこんなんでも買わなきゃいけないし相当腹立つんですが、それでも売り上げ目当てなだけに見えないのは楽曲の方もしっかり真面目にやってるからでしょう。
曲はタイトルのわりにめちゃポップ。「PULSE」や「GOOD GIRL」、「GAGA LIFE」の流れに乗ったMAD流ポップナンバー。重いサウンドに乗って後ろでピコピコなるプログラミング音、サビのタケシの「SCARY〜」のコーラス、途中からいきなりハイスピードに変調する展開が面白いです。
でも1曲は少なすぎる。リミックスでいいからせめて2曲入りが良かったなあ。CDよりプラモの方がきっとコスト高いですよ。もはや食玩。 (2006/2/13)
SINGLE/JAPAN/VICTOR/VIDL-30560/2004.02.04
CiSTm K0nFLiqT
01.-start ID-
02.RETALK
03.Bomb Idea
04.SCARY
-Delete streamin' freq. from fear side-
05.W.O.R.L.D
06.クラッカー!!!
07.Sunny Beach Rd.
08.GRIM MONSTER
09.LOUD UP!!
10.She loves it
-Explore the new day
11.LET IT RIP
-Download from JOUJOUKA
12.HAPPY RIDE
13.CiSTm K0nFLiqT...
タイトルをタイピングするのが非常に面倒な2004年作品。感電しそうな電子音と生音ハードコア・サウンドというスタイルは相変わらずながら、今回はポップとハードコアの両極を絶妙なバランスで調合する事に成功。前作みたいな大衆意識な感じもほとんどないし、ジャンルはMAD!と言っても過言ではなさそうなサイバー・ハードコア。KYONOの吠えるようなボーカルの威力も増してるし、MOTOKATSUのドラミングもドッシリとリズムと叩くというよりは打つ。タケシはというともう彼のサウンドオタク的センスが大爆発。ライヴではベースを片手に甲高いボーカルを聴かせてくれる彼だけど、自宅ではパソコンに向かってニヤニヤしながらサイバーパンクなプログラミングをシコシコ作ってる姿が目に浮かぶ(笑)。
CMソングとしても注目を集めたポップなハードコア「SCARY」やダークタッチな「W.O.R.L.D.」、『OSC-DIS』の「ALL THE TIME IN SUNNY BEACH」の続編とも言えるポップナンバー「Sunny Beach Rd.」もイイ感じに熱い。ポップ面にしろハードコア面にしろ中途半端さはなくやるとこまでやってくれてる感じで、楽しく痺れられる作品。 (2006/1/17)
ALBUM/JAPAN/VICTOR/VICL-61317/2004.03.31