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おすすめハイキングコース (33)

【ブレゲンツ周辺(オーストリア)】


プフェンダー山頂 Pfänder 〜 ホッホベルク Hochberg 〜 メッカース Möggers (約2時間半)
プフェンダーはブレゲンツの背後に聳える山で、ブレゲンツ市街の東寄り(港の近く)にある乗場からロープウェイで上れます。山頂駅からはボーデン湖とその湖岸に広がるブレゲンツやドイツのリンダウ等の街並みを一望できるほか、反対側にはブレゲンツァーヴァルト方面の眺望が開けます。山岳動物園が併設されていて、鷲のショーも行われるなど、家族連れで楽しめる場所になっています。山頂駅から北へ3分ほど歩くと電波塔(写真)が建つ山頂で、こちらにも展望の良いレストランがあります。ハイキングコースはブレゲンツに下る道をはじめとしていろいろ整備されていますが、歩きやすいのは山頂から尾根伝いに北へ歩くこのコースです。山頂の先にあるバス停と駐車場を抜け、暫くは舗装道路を進みますが、やがてこれを右に分けて静かな遊歩道に入ります。「チーズ遊歩道Käsewanderweg」と名付けられた道で、のどかな牧畜農家群を見下ろしながら進んでいくと、再び車道と出合うトレーゲンTrögenに民宿レストランがあって軽食休憩ができます。その先の分岐を左折すると草原の丘ホッホベルクで、分岐に戻って更に北上し、樹林帯に入って緩やかに下っていくとメッカース村に至ります。ここから更に1時間で国境を越えてドイツのシャイデック村Scheideggまで歩けますが、ブレゲンツへ戻る交通の便が良くなさそうでしたので、我が家はメッカース村から小型路線バスリンダウに出て、バスを乗り換えてブレゲンツに戻りました。(2010年5月)


シュヴァルツェンベルク Schwarzenberg 〜 アンデルスブッフ Andelsbuch 〜 エック Egg
(約2時間)
ブレゲンツの南東に広がる牧畜農村地帯ブレゲンツァーヴァルトBregenzerwald(ブレゲンツの森)の中心を散策するルートです。ブレゲンツから電車で10分のドルンビルンDornbirn駅前からバスに乗り換え、シュヴァルツェンベルク村で下車します。ここは18世紀後半に活躍した女流画家アンゲリカ・カウフマンの育った村で、村の教区教会で彼女と父親が描いた壁画を見られるほか、彼女の名を冠した博物館や音楽ホールがあります。村から「ザーゲンヴェークSagenweg(伝説の道)」と名付けられた舗装道路を東へ辿ると、広大な放牧地(写真)とアウAuの集落を経てブレゲンツァーアッハ川を渡り、溜池の土手を周回してアンデルスブッフ村に入っていきます。村の中心に建つ教会の脇にチーズ専門店「ケーゼハウスKäsehaus」があり、地元産の新鮮な乳製品が買えるほか店内のレストランでチーズ料理を味わうことができます。アンデルスブッフ村から車道の東側に付けられた静かな舗装道路を北へ歩いてエック村に到着します。この村の中心にも立派な教会があります。エック村からはドルンビルン行きとブレゲンツ行きのバスが出ています。(2010年5月)


カレン山頂 Karren 〜 エブニット Ebnit (約3時間)
ドルンビルンの南に聳えるカレン山には街の南東側からロープウェイが通じています。鉄道駅から歩くと乗場まで30分近く掛かりますので、7番の市内バスを利用されても良いでしょう。山頂には広いテラス席を持つレストラン(写真)があり、ドルンビルン市街を一望できます。ここから尾根伝いに南へ歩いていくと、キューベルク小屋Alpen Gasthaus Kühbergを経てシュタウフェンStaufen山頂に登れますが、途中の分岐を左右どちらへ辿ってもシュタウフェンの山腹を巻いて南側のシュッタンネンSchuttannenへ楽に歩くことができます。シュッタンネンにも山小屋レストランがあり、週末にはホーエネムスHohenemsの町からここまで路線バスの便があります。更に森の中を南へ緩やかに登り、高台の放牧地ヒンターベルクアルペHinterbergalpeを経てシェーナーマンアルペSchönermannalpeに至ります。その西側の分岐フルーエレックFluhereckから折り返すように東へ下ると、プファラースエルペレPfarrersälpeleを経て山中の静かな村エブニットに到着します。エブニット村の教会前からドルンビルン行きの小型路線バスが出ています。(2010年5月)


ラッペンロッホ橋 Rappenlochbrücke 〜 ギュートレ Gütle
(約30分)
上記エブニット〜ドルンビルン間の小型路線バスはドルンビルナー・アッハ川の深い谷に沿って走りますが、ラッペンロッホ橋のバス停で途中下車して谷底へ下ると、シュタウフェン人造湖Staufenseeのダムに出ます。ここから谷に沿った遊歩道を下っていくと、次第に谷の両側の巨岩が迫ってシュルフト地形が現れます。ここがラッペンロッホ峡谷Rappenlochschlucht(写真)で、地中峡谷となっている部分は短いですが、下流へ抜けた後の渓谷も美しいです。出口に雰囲気の良いカフェがあって休憩もできます。家並みが見えてきたらギュートレ村で、ここにはロールス・ロイス博物館やクリッペ(聖誕飾り)博物館がありますので、興味のある方は覗いてみてください。博物館の脇から7番の市内バスに乗ってドルンビルン駅へ戻れます。シュタウフェン人造湖の上流側にはアルプロッホAlploch峡谷もあります。(2010年5月)


フッサッハ Fußach 〜 ロールシュピッツ Rohrspitz 〜 ガイサウ Gaißau
(約2時間半)
ブレゲンツの西ではライン川がボーデン湖に注いでいて、その河口三角州ラインデルタRheindeltaが広大な自然保護区になっています。ブレゲンツ駅前からヘーヒストHöchst行きの市内バスに乗り、新ライン川を橋で渡った先のフッサッハ村で下車します。ここがラインデルタの東端で、草原の中の道を北へ歩いていくとボーデン湖畔に出ます。暫く湖岸を西へ進んだ先の分岐を右折し、美しい湿原(写真)を経てロールシュピッツという半島の先まで歩いてみましょう。湖岸は葦に覆われているところが多いですが、水鳥の観察もできます。半島の付け根にはキャンプ場とヨットハーバーがあり、近くにレストランも2軒ありますので軽食休憩をどうぞ。湖岸に沿った道を更に西へ進んでウンターロッホ湖Unter-Lochseeを越え、キンポウゲ等が花盛りの草原の中を通ってランデルタ西端の古ライン河畔に至ります。ここで右折すればもうひとつの半島ラインシュピッツRheinspitzの先端まで歩くことができます。左折すれば間もなくガイサウ村で、ここから路線バスをヘーヒスト村で乗り換えてブレゲンツに戻れます。(2010年5月)


ノンネンホルン Nonnenhorn 〜 シュライン湖 Schleinsee 〜 デーガー湖 Degersee 〜 ボードルツ Bodolz
(ドイツ、約4時間)
ブレゲンツはスイス・ドイツ両国との国境に近く、ボーデン湖上の島に歴史ある街並みを残すドイツの町リンダウLindauにも電車・バス・遊覧船のいずれかで手軽に行くことができます。リンダウの北に広がる丘陵地帯にはのどかな田園風景の中に小さな湖が点在していて、その一部を訪ねてみました。リンダウから西行きの電車に乗り、我が家はボーデン湖畔の静かな町ノンネンホルンで下車しましたが、手前のヴァッサーブルクWasserburgや西隣のクレスブロンKressbronnから歩き始めても良いでしょう。町を北へ抜けると広大な林檎畑が広がり、ハットナウHattnauの集落を経由してゼルムナウSelmnauへ向かいます。この集落の北側に聖アントニウス礼拝堂Antonius-Kapelleの建つ丘があり、ボーデン湖方面の眺望を楽しむことができます。丘を北へ下り、小さな森を抜けた先が放牧場に囲まれたポッピスPoppisの集落です。その北側を走る高速道路を潜り、リーデンスヴァイラーRiedensweilerとホテル・レストランがあるニッツェンヴァイラーNitzenweilerを経てシュライン湖畔に至ります。シュラインゼーの集落の東にあるに登り、シュライン湖の眺望(写真)を楽しんだ後、丘を東へ下ってデーガー湖畔へ。ここからヴェッティスWettisとヘルボルツHörbolzを経てウンターライトナウUnterreitnau村へ南下していきますが、周囲は見渡す限りの林檎畑で、春には花盛りとなってとても綺麗です。高速道路を南へ潜ってタウベンベルクTaubenbergの集落を抜けると、下り坂の先にボードルツ村とボーデン湖の眺望が広がります。ボードルツ村の中心から更に南へ15分ほど歩くとエンツィスヴァイラー駅Enzisweilerがあり、ここからリンダウ行きの電車に乗れます。(2010年5月)



※ 各コースの標題末尾の括弧内は、歩行に要した時間です(施設の見学や休憩等に費やした時間を含んでいません)。

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