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DVDのバックアップ法 1 〜はじめに

目次 

DVDはバックアップできる
DVDをバックアップするのに最低限必要なもの
DVDバックアップを始める前に
外付けHDDには注意
DVDドライブについて
必要なものを揃えたら


DVDはバックアップできる
 
DVDをドライブに入れ、エクスプローラから見るとこんな感じに見える。

一見すると、このフォルダをHDDにコピーすれば簡単にバックアップできるように思える。

しかし、DVD上で右クリック→コピー、HDD上で右クリック→貼り付け を実行すると、こうなる。

上図のようなエラーが出て、コピーできないのである。
なぜエラーが出るかというと、DVDのファイルに CSS (Content Scramble System)
と呼ばれる暗号化が施されているためである。
つまり、エクスプローラでの単純なコピーでは、DVDは原則としてバックアップできない。

(原則として、と書いたのは、CSSによる暗号化が施されていないDVDが一部に存在し、
それらは、上記のようなエクスプローラによるコピー&ペーストでバックアップ可能だからである)

では、CSSのかかっているDVDは、どうやってもバックアップできないのだろうか。
答えは、NOである。
まず最初にはっきりさせておきたいことは、「DVDはバックアップできる」 ということである。
しかも、そのハードルは決して高くはない。
細かい点まで極めようとするならそれなりに奥も深いが、専用のツールをうまく使えば、
普通にバックアップして普通にテレビで見る分には、誰でもできるレベルの作業である。
ここでは、DVDのバックアップ法について、簡単に解説する。


DVDをバックアップするのに最低限必要なもの 
(1) PC
(2) ネット環境(ソフト導入時のみ)
(3) HDDの十分な空き容量(最低でも5GB、通常では15GB以上)
(4) DVDドライブ


DVDバックアップを始める前に 
まず、PCのOSだが、 Windows2000もしくはXPのようなNT系OSがベターである。
Windows98やMeの場合、HDDのフォーマットはFAT32にせざるを得ない。
ということは、それぞれのファイルサイズは4GBが上限となる。
ところが、DVDのISOファイルはだいたいが4GB超-8GBである。

ISOではなくVOBやIFOファイルのままで扱うことも可能だが、
多くの細かいファイル群を取り扱うのは面倒だし、DVDメディアへのファイル焼きを行うと、
民生用DVDプレーヤーにおける再生互換性が低下する可能性がある。

よって、DVDファイルを操作する場合は、
4GB超-8GBのISOファイルがそのまま扱えるNTFSフォーマットが望ましい。
必然的にNT系の2000やXPに限定されてしまうわけである。


OSがXPや2000であっても、油断はできない。
外付けなどを中心に、HDDがFAT32でフォーマットされている場合がある。
DVDを扱わないHDDならそれでもいいが、扱う場合にはNTFSに変換する必要がある。

NTFSに変換する場合は、
スタートボタン→「ファイル名を指定して実行」において、

convert ●: /fs:ntfs

と入力する。●は変換するドライブレターである。
こうすると当該ドライブが NTFSフォーマットに変換される。
この方法を採る場合、既存のファイルは消去されないが、相応の時間がかかる。


外付けHDDには注意 
購入したばかりで、ドライブ内にまだファイルが存在しない場合がある。
特に下の画像のような外付けHDDの場合、ほぼ100%がFAT32でフォーマットされている。


新しい外付けHDDを買ってきたら、まず何よりも初めに、次のように処置しておこう。
「マイ コンピュータ」上から新ドライブを右クリック。
フォーマット→ ファイルシステムでNTFSを選択。
クイックフォーマットにチェック。


そうするとそのドライブは、NTFSでほぼ一瞬にしてフォーマットされる。
この方法における注意点は、そのドライブ内のファイルはすべて消去される、という点である。

いずれの方法においても、いったんNTFSシステムにしてしまうと、
サードパーティーの変換ツールを購入しない限り、FAT32システムに戻すことはできない。
つまり、Windows98系のOSからは不可視のドライブになるが、
今更それは問題とならないだろう。


DVDドライブについて 
次にDVDドライブについてだが、書き込みまで行うのであれば、
いわゆるマルチドライブがお勧めである。
間違っても「コンボドライブ」と呼ばれる、CD-R/RWドライブに
読み出し専用のDVDドライブのついた製品を買ってはならない。
取り込み(リッピング)はできても、空のDVDメディアに書き込むことが出来ないからである。

ノートパソコン等で、今更ドライブの内部増設が出来ない場合、左画像のような外付けDVDドライブがある。

ほとんどがUSB2.0接続で、価格は1万円前後と、気軽に手の届く範囲である。
このタイプ、今の時点ではコンボドライブは存在しない。
RAMが読める必要があるか否かあたりをポイントに、好きな製品を選ぶと良い。

いずれにせよ、ドライブは消耗品である。極端な安物を選ぶのはダメだが、それほど良いもの高いものに拘る必要もない。

また、中身のドライブ本体が気に入らなかったり壊れたりしたら、
機種にもよるし、サイズやインターフェイスが適合するバルクドライブがあるのが前提だが、
中身だけを入れ換えることも可能だ。
無論、その場合は保証は利かなくなる。少なくとも保証が切れた後に自己責任で行った方が良い。

必要なものを揃えたら 
ここまでで、最低限の用意は整った。
次項では、必要なソフトを揃え、実際にDVDのバックアップをする手順を解説する。

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