晴れた日は海へ行こう
 満足の朝撮りを終えて宿に戻ると、途中コンビニで買ったハンバーグオニギリで朝ごはん。

 今回の宿朝食付きではあるのだが、時間が午前9時までになっていた。貴重な朝撮り時間とどっちを優先するかとなるともちろん朝撮りだからね。
 ベランダから見える平良港の上には今日も気持ちのいい夏空が広がっている。
 
 でもこの天気も今日までで、明日は台風の影響下に入るようだ。その前兆か、風は少し強くなっている。
海に入るなら今日しかないだろう。というわけで朝ごはんを食べ終わったら東部の海岸を目指して出発!

 島を縦断し北部の県道83号に出ると一路東を目指す。平良市を出てしまうとほとんど店はなく、ひたすらサトウキビ畑の中の道が続くのは宮古島ならではの景色だ。

 どこの海岸で泳ごうか考えたが、前に来たときの記憶だと吉野海岸は駐車場から海岸までかなりの高低差があってちょっと不便だったので、その手前の新城海岸へ行くことにした。

 新城、と書いてアラグスクって読むのはなんともいい響きだ。その看板、というか石碑みたいなのの所で県道を逸れると目の前に綺麗な海が広がった。白砂の中に珊瑚が点在しているのがここからでも良く分かる。いい海だ。
 
 そこから急な坂道を下ると駐車場に到着。
スノーケリング道具一式を持って、というかたいきに持ってもらい(めちゃくちゃ役に立つようになったよなあ)白いサンゴ砂の上を歩きビーチへ向かう。太陽がまぶしくてサングラスなしじゃ目を開けていられないくらいだ。
 海岸林を抜けると真っ白な砂とエメラルドグリーンの綺麗な海が視界いっぱいに広がった。気持ちよさそうだ〜

 こうなると一刻も早く海に入りたくて気がせいてしまう。とりあえずベースキャンプを設定すると、水中カメラとスノーケリング機材を持って波打ち際から海中に足を踏み入れる。冷たすぎずに丁度いい水温だ。

 多少深いところまで進みマスクとフィンを着けるとたいきと二人で沖に向かって泳ぎだす。
水中には白い砂ばかりでなく、所々に珊瑚が点在している。竹富のコンドイ浜とは違い、生き物が豊富な海だ。
 
 風は強めで水面も少しざわついている。潮の流れもちょっとあるようなので、あまり沖に行き過ぎないようにしないと、と思っていたらたいきがドルフィンキックで沖に向かって泳ぎはじめた。
 
 あんまり遠くまで行くなよ、と言ったものの全然聞こえていないようなので、近くまで行って一応注意を促しておこうと思い後を追うが、たいきのドルフィンキックはスピードに乗っていて、こっちも全力でキックして付いていくのがやっと。正直なめていたのであまりの急成長ぶりにビックリだ。

 やがて泳ぐのをやめたたいきに息も絶え絶えで追いつくが、たいきは別になんともないようだ。やっぱ若いね。
 とにかくあんまり沖には行かないようにしようと伝え、やっと追いついてきたひーこも交えて、海の様子を伺いながらゆっくり先に進む。
 ある程度岸から離れると、まとまった生きているサンゴが見られるようになってきたので、サンゴからサンゴへ岸と平行に泳いでいくことにした。白砂の水路に点在するサンゴの周りには海と同じ色をしたデバスズメが群れていてなんとも美しい光景だ。
 
ここは宮古島でも結構メジャーな海水浴場だと思うのだが、そこでこんな元気なサンゴが生きていけているというのはすごいことだ。
 
 潮位も低めで太陽もしっかり照り付けているのでなおさら美しい。やっぱり南の海はこうでなくっちゃ。しかしずいぶん広い範囲で元気な枝サンゴが育っているな。
 石垣島方面だとボートで行くポイントじゃないと中々こんな光景は見れないんじゃないだろうか。サンゴが綺麗な一番の要因はやっぱり直接流れ込んでいる川がないって所なのかな。
 

 色とりどりの熱帯魚も沢山泳ぎまわる中、一匹の大物がサンゴに寄り添うようにじっとしていた。50cmくらいあるだろうか、隣に写っているヒレナガハギと比べるとその大きさが分かると思う。ゴマフエダイかな?ホンソメワケベラに体を掃除してもらっているようで、体色を変えて何だか気持ちよさそうに見えた。

 
 ここらへんでみなさん疲れたようで一度海から上がることにする。水面から顔を出すと、エントリーしたところからかなり風下に流されてしまっていた。あんまり調子の乗っているとビーチに戻ってくれなくなりそうだ、気をつけなくちゃ。
 
 ベースキャンプに戻ると少々冷えた体を太陽に当たって暖める。陸上からこうやって綺麗な海を眺めているだけでもほんとに癒されるなあ。やっぱり沖縄は最高だね。
 
 強烈な日差しであっという間に体が乾くと再び海の中が気になりだしたので、疲れたと言うひーこは置いておいてたいきと二人で再び海中へ向かった。

っきとコースを変えて泳いでいくと、また違った風景に出会えて飽きることがない。

 
デバスズメ達もアップで撮っておきたかったのだ。こうやって見るとまたきれいだねえ。
そのあとサンゴの根の間の水路にそって一回りして戻ってきたらすっかりバテてしまった。

 
 たいきはお腹が冷えちゃったそうでこれで泳ぎは終了だって。
 
 僕は最後の力を振り絞ってもう一回だけと思って浅場を覗いてみたら、ヒメジ系幼魚の群れに遭遇。これを最後に僕も今日の水中ライフは終了。久々にたっぷり泳いだなあ。
 
 海から上がって一休みしている間に機材はあっという間に乾いていく。生憎無料シャワーはなかったのだが、体の水分も強い直射日光でべたべたするまもなくカラッカラに乾いてしまうのであまり気持ち悪くはない。
いっぱい泳いでお腹が減ったと思ったら、時刻はもうお昼。
それじゃどこか昼ごはんを食べれそうなところを探しに行こうかね。

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