草木染めは、植物を煮て色素を抽出し、染めていきますが、染液で染めただけでは安定しません。そこで、水に溶かした金属と化学反応させて、固着・発色させます。この工程を、「媒染する」と呼び、金属の液を「媒染剤」といいます。
 媒染剤には、たくさんの種類がありますが、ここでは、安全でよく使われるものを紹介します。

明礬(みょうばん) 硫酸アルミニウムカリウムのこと。
「焼みょうばん」と「生みょうばん」があり、「焼みょうばん」は料理に使うので薬局やスーパーで買えます。「生みょうばん」は、染料店で入手できます。
染布の重さに対し、8〜10%使用。
酢酸アルミニウム アルミ媒染剤として、最も多く使われます。
染料店で入手できます。
染布の重さに対し、5%使用。
木酢酸鉄 渋く暗い色に染まります。
染料店で入手できますが、手作りもできます。
染布の重さに対し、3%使用。
《手作り》 さびた鉄くぎ 100g
      湯        100cc
      食酢      100cc
材料をビンに入れて、1週間ぐらい寝かせます。その後、液を布で濾して完成。
 
酢酸銅 粉末の銅は劇薬なので、濃度の薄い液体が染料店で入手できます。手作りもできます。
染布の重さに対し、3%使用。
《手作り》 銅線       50g
      湯         100cc
      氷酢酸(99%) 30cc
材料をビンに入れて、2週間ぐらい寝かせます。液がブルーになったら完成。 
   
ハイドロサルファイト
・コンク
還元剤。
藍染めに使用。
過酸化水素水 酸化剤。
オキシドールのこと。