身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)

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2017年

9月24日(日曜日) 極右新党

 維新系議員のほか、「日本のこころ」の中山恭子代表が小池(若狭)新党への参加を表明。「極右勢力が揃い踏み」といった構図が鮮明になってきた。小池新党は「民進党の亜流」などでは断じてなく、間違いなく自民党の補完勢力だ。

 総選挙の結果、もしも自民党と極右新党の2大政党になったら、この国の未来は目も当てられないことになる。権力者を縛るはずの憲法は、権力者に都合のいいように変えられて主客転倒し、国民を縛ることになり、この国の政治と行政は権力者の好き勝手にされ、私物化されてもチェックされず、専守防衛や非核3原則の国是は反古にされて、原発再稼働にもこれまで以上に前のめりに突き進むだろう。

 そんなことになっていいのか。テレビは既に「自公」対「小池新党(希望の党)」または「民共」のような構図で伝えているが、しかしそれは事実とは異なる。「自公維希」対「民共社由」の構図こそが、この国の政治状況の本質を突いた見方だ。「小池新党」を自民党の対抗勢力として位置付けて伝えるのは、有権者をあらぬ方向に誘導し誤導することになる。

 都議選での「都民ファースト」は、自民党を大敗させて安倍政権にダメージを与える役割を果たしたことに一定の意味はあったと思う。だが、国政選挙となると話は全く別だ。しかも「小池新党」には国政レベルの極右勢力が集結している。権力チェック機能を極力薄めるために憲法改正を目論む、そんな安倍自民党の対抗軸には到底なり得ない。むしろ補完勢力以外の何ものでもない。

 メディアはだれのために何をどのように伝えるのか。ジャーナリズムの権力監視の役割と責任が大きく問われる。かなり心もとないけれど。そしてメディアの姿勢とともに、主権者たる国民の姿勢も問われる。総選挙は極めて重大な選択の場となる。


9月23日(土曜日) 常軌を逸している

 「必要なのは対話ではない。圧力だ」と国連総会で演説し、北朝鮮への敵対心を煽った安倍首相に続いて、今度は麻生太郎・副総理がまたしても耳を疑う暴言を発した。安倍政権はこの国の国民をどこへ向かわせようとしているのか、言葉を失う。

 政府の責任ある立場の政治家(しかも副総理)が、難民に対して「防衛出動」や「射殺」などという言葉を使うこと自体が常軌を逸している。自分の発言が海外でどのように報道され、どのように受け止められるか。まともな想像力が働いたら、そもそもこんな乱暴な言い方や発想は到底できないはずだ。

 想像力だけでなく、常識も理念も倫理観も人道的視点も知識も知恵も教養も全く何も持ち合わせていない。そんな情けない政治家がこの国を支配している悲しい現実と、そんな政治家が支持されている笑えない喜劇を心から恥ずかしく思う。

麻生副総理「警察か防衛出動か射殺か」武装難民対策(朝日)(=当初の見出しは「北朝鮮難民対策」)

http://digital.asahi.com/articles/ASK9R6DCPK9RUTFK00J.html


9月22日(金曜日) すべての責任は安倍政権にある

 「森友や加計問題はこう着状態で全然進まないし、国会でこれ以上議論しても何も出てこない」などと抜かして、臨時国会冒頭での解散を肯定する情報番組のコメンテーター。こういう言説をデマと言う。森友や加計問題がこう着状態で何も進まないのは、安倍政権が公文書を隠蔽し、証人喚問にも議論にも応じようとしないからではないか。笑止。

 臨時国会の開催要求を放置し続けて、ようやく開会したら冒頭解散で質疑をさせない。真相究明させないように必死なのはだれか。何のための妨害やサボタージュなのか。それを考えれば、冒頭解散がどれほど主権者たる国民を愚弄したふざけた話か、一目瞭然だろう。すべての責任は、かたくなに議論を拒む安倍政権にある。


9月21日(木曜日) そんなに戦争したいの?

 安倍首相「必要なのは対話ではない。圧力だ」「必要なのは行動だ」──。ほとんどだれも聞いていないガラガラの国連総会で(北朝鮮の政府職員はメモを取っていたらしい)、一人いきり立ってまくし立てる日本の総理大臣。「叩き潰せ」「やっつけろ」と声高に叫ぶネトウヨのヒステリックな姿がオーバーラップする。そんなに戦争したいのか。


9月20日(水曜日) 国民も国会も無視

 森友・加計問題で堂々と論戦を尽くし、国民に十二分な判断材料を示した上で信を問うのが筋であり、民主主義の本来あるべき姿だろう。臨時国会の開催要求をずっと放置し続けた挙げ句、国会質疑もなく冒頭解散とは恥知らずにもほどがある。

 政治評論家の森田実氏「これほど国会を軽視した首相は記憶になく、もはや国会無視だ」。まったく同感。これだけあからさまに議会制民主主義を否定する政権が、かつてあっただろうか。国民と国会を無視し愚弄する安倍政権に対し、主権者たる国民は投票行動で怒りの鉄槌を下すべきだ。

<安倍政権>国会無視「沈黙の解散」質疑ゼロなら戦後初(毎日)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170920-00000113-mai-pol


9月19日(火曜日) どう考えても安倍自民党は無理

 憲法を平然と踏みにじり、権力を私物化し、堂々と嘘をつきまくり、国民の財産である公文書を隠蔽・廃棄して恥じない安倍自民党は、反社会的存在です。そんな安倍政権・自民党が、民進党や共産党などの野党よりもマシだとは到底思えません。国政と税金を夫婦で食い物にする総理大臣に、国民の生命・財産・安全を任せるなんてどう考えても無理です。恐怖と不安と絶望と悲しい未来しか想像できません。


9月18日(月曜日) 安倍自民党より、はるかにマシ

 民進党が頼りなくてだらしなくて迷走しているとしても、それでも「権力を私物化する嘘つき安倍自民党と不愉快な仲間たち」よりはずっとマシだ。安倍政権がこれまでやってきた公私混同や公文書隠蔽や憲法蹂躙よりも、民主党政権が前半やったこと(やろうとしたこと)の方がはるかに真っ当で筋が通っている。

 民進党はダメだとか、自民党より劣っている民進党には任せられないといった言説は、安倍自民党や御用メディアやネトウヨによる「印象操作」「世論誘導」「刷り込み」であり、悪質な「政治キャンペーン」だ。もちろん民進党(民主党)に問題がないわけではないし、むしろ問題だらけだと思うが、しかしそれでも、何回でも繰り返して言うけれども安倍自民党よりは100倍マシだ。

 だいたい内閣を改造してから、「仕事人内閣」などと大言壮語しながら何もせず、憲法の規定を無視し臨時国会を開こうともせず、所信表明演説もせず、すべてをほったらかしにしたまま、ようやく開会する臨時国会の冒頭で解散総選挙なんて、主権者たる国民をどこまで馬鹿にしてるのかって話だよ。こんなふざけた安倍首相を、日本国民は選挙で本当に支持するの?


9月17日(日曜日) 通常通り放送すればいい

 北朝鮮のミサイル発射情報による特別番組編成で、悲鳴を上げるほど視聴率やCM収入が心配だというのなら、過剰反応して危機感や不安を煽って大騒ぎしたりせず、通常通りの番組を放送すればいいだけの話だろう。危機感を煽る意図が見え見えの仰々しい政府発表や、不確かな憶測を繰り返し何回も垂れ流すのではなく、必要不可欠な確定情報のみ適宜伝えればそれで十分だ。

 「公共放送」を名乗っているNHKも、事実を正確に伝えることに徹するべきだ。大気圏を飛んだミサイルを「日本上空通過」と表現し、襟裳岬から2200キロも東に落下したミサイルが、今すぐ目の前に落ちてくるがごとく危機感を煽るなど、大袈裟に同じことを繰り返すばかりの放送は常軌を逸している。

 大地震や台風ならいざ知らず、そもそも既に発射されて日本列島のはるか東に落下したミサイルに対して、いつまでも延々と注意喚起を続けてどうする。こういうのを「大本営発表の垂れ流し」「馬鹿の一つ覚え」「思考停止の愚民化」と言うのだ。

予定ネタがパア、北ミサイル発射「Jアラート」に民放悲鳴(日刊ゲンダイ)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170917-00000006-nkgendai-ent

◇◇

 加計学園や森友学園、自衛隊PKO「日報」などの問題を徹底的に質議し解明することこそ、臨時国会に課された役目なのに。加計孝太郎理事長や安倍昭恵夫人、佐川宣寿国税庁長官、稲田朋美前防衛大臣を証人喚問し、権力の私物化と公文書隠蔽の事実をただすべきなのに。臨時国会の冒頭解散でうやむやにするなんて断じて許されない。主権者たる国民を愚弄するにもほどがある。


9月15日(金曜日) 北朝鮮で騒ぐなら、まず原発廃炉を

 またもや日本政府とメディアは北朝鮮のミサイルで騒ぎ過ぎだ。NHKは懲りずに今回も朝ドラの「ひよっこ」をお休みして、特別ニュースを延々と放送。テレビ東京を除いて民放各局も同様。まるで戦争前夜かのように煽る煽る。それよりも台風18号の縦断の方が、日本列島にはずっと大きな影響があると思うけどな。

 日本のメディアはやっぱりどこかおかしい。こんな調子だと「右へ倣え」「突き進め」のかけ声がかかれば、いつでも進軍ラッパを吹き鳴らして国民を戦争に誘導しそうだ。そして気がつけば、引き返すことも反対意見を唱えることもできなくなっている。そんな戦前みたいな状態が再現される恐怖と不安しか浮かんでこない。

 核拡散防止条約に加盟しないインドの核開発は容認しながら、北朝鮮の脅威は必要以上に煽って危機意識をかき立てる、安倍政権の支離滅裂ぶり。本気で北朝鮮が危険だと思うならまず即刻、国内の原発をすべて停止し廃炉作業を進めるべきだろう。北朝鮮のミサイルで原発が破壊されれば、この国が壊滅状態になるのは間違いないのだから。

◇◇

 午後から埼玉大学へ。日本社会教育学会の研究大会を取材。示唆に富む報告と討議がとても勉強になった。


9月13日(水曜日) 東電に再稼働の資格などない

 柏崎刈羽原発の再稼働について、原子力規制委員会が東京電力の運転適格性を条件付きで認めた。福島原発の事故は天災ではなく人災だ。炉心溶融を起こした福島原発内部の現状さえ、いまだに全く把握できない東電に、原発を再稼働し管理する能力も資格もあるはずがないではないか。

 もちろん東電以外の電力会社も同じ。原発事故から学習せず、反省せず、民意を無視し、廃炉や核廃棄物に対する将来展望もない。安全性や経済効率の観点からも原発には利点がない、という現実さえ理解できない。そんな連中に、原発のまともな管理・運用などできるわけがない。

◇◇

 民進党を離党したい議員は、どんどん出て行けばいいし、むしろ出て行くべきだと思うよ。そもそもそういう議員は政策も政治思想も発想も立ち位置も、自民党や維新や極右タカ派の補完勢力でしかないのだから、さっさと離党してくれた方が有権者としてはすっきりする。というか「離党」ではなく「除名」すべきだろう。


9月12日(火曜日) メモ

 【メモ】東京・墨田区で「和田誠と日本のイラストレーション」展。ポスター、雑誌の表紙、本の装丁、絵本、挿絵、多摩美術大時代の作品のほか、先生の似顔絵で構成した授業時間割表など、和田誠さんが高校時代に描いた作品も。10月22日まで。入館料100円。見に行きたい。

多彩、商業美術の歩み、墨田区で「和田誠とイラスト」展(朝日夕刊)

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13129684.html


9月10日(日曜日) 「沖縄と核」ニュースでも報じろ

 NHKスペシャル「スクープドキュメント沖縄と核」は、沖縄に核兵器が配備された背景、那覇隣接基地での核弾頭搭載ミサイル誤発射で米兵が死亡した事実、核弾頭投下訓練で地元住民が死亡していた事実、日本政府が沖縄を切り捨てた事実を、米国が開示した極秘文書と証言から明らかにした力作だ。米軍の「日報」が米国ではきちんと保管され、しかも情報公開されるという事実も貴重だ。

 しかし疑問もある。わざわざ「スクープ」と銘打っているのに、ドキュメンタリーとして放送するだけで、なぜこうした重大な事実をNHKの定時ニュースでも繰り返し報じないのか。そしてもう一つ。沖縄返還前の歴史を掘り起こすだけで、現在の沖縄が置かれている状況について触れて検証しないのはなぜなのか、という不満も残る。取材現場スタッフは触れたかったけど、「組織の事情」で触れられなかったのかもしれないが。

 手間ひまをかけて丹念に取材を積み重ねたのは、NHKのドキュメンタリー班のスタッフならではだ。その姿勢は一貫している。映像からそれは十分伝わってくる。半面、ニュース部門が政権におもねった番組しか放送しない態度もずっと一貫している。何も変わっていないNHKの体質が改めてよく分かった。


9月9日(土曜日) 紙面の独立性と責任

 池田大作・創価学会名誉会長が神奈川新聞に核兵器廃絶の寄稿をした。寄稿内容は創価学会のいつも通りの主張だが、こうした原稿を何の説明もなく無批判に掲載するのは、報道機関としての独立性と役割と責任が問われることになる。神奈川新聞のデタラメさは、10年前の記事で僕が指摘した状況と全く変わっていない。

 多様な視点や意見を紹介し、さまざまな団体のトップの考えを幅広く読者に伝えるのはメディアの大切な役割だ。しかし特定宗教団体のトップを特別扱いして掲載広告と連動するのでは、紙面の私物化につながるばかりか、公平性・中立性に著しく反し、報道機関の独立性とチェック機能の放棄になりかねない。由々しき事態だ。

「論説面に池田大作氏の寄稿連載、揺らぐ『紙面の公正さ』、神奈川新聞・埼玉新聞の現場から」(月刊「創」2007年6月号)

http://www2.tky.3web.ne.jp/~norin/ikedadaisaku.html


9月7日(木曜日) 大人の責任

 食べ放題で人気の東京・神保町の焼肉店へ。ランチタイム開始の約1時間前には既に10人が並んでいた。15分ほどすると、すぐ前に並んでいる男子大学生2人の友達がやって来て雑談を始めた。まさかそのまま割り込まないだろうと思いきや、そのまさかだった。開店前の入店確認の際、彼らは「3人一緒」だと店員に伝えたのだった。そんな不正行為は許されないということを、大人としてきちんと注意して教え諭す責任があると判断した。面倒だし厄介なトラブルになる可能性もあり得るから、しばし迷ったけど。

 僕「途中から来たよね。だったら後ろに並びなよ」。学生「すみません。以後気をつけます」。僕「いや以後気をつけるのではなくて、今この時点の話だけど。社会常識としておかしいでしょう」。学生(沈黙)。

 僕「そういうのが通用するのなら、もし途中から4人も5人も列に入ってきたらどうするの? 同じようなことを自分がされたら嫌じゃない?」。学生「自分は嫌じゃないです」。僕「本気で言ってるの?」。学生「本気で言ってます」。僕「それがこの店のルールなの?」。学生「そうです」。僕「じゃあ店の人に確かめるけどいい?」。学生「はい、いいですよ」。

 その時点で行列は50人以上にまで伸びていた。店員に事情を説明すると即断即決で、大学生3人はまとめて行列の最後尾に移動させられた。彼らの行為はその店のルールに反していたのだ。彼ら3人の会話内容からどこの大学生かおおよその見当はつくけど、もういい年齢なんだから彼らが深く反省し、今後二度と同じような行動を繰り返さないことを切望する。

 特別のルールがあるならいざ知らず、平等に並ぶのが大前提の店で突然横入りされたら、長時間並んでいるほかの客がどう感じるかを考えれば、公平性を担保し遵守するのは社会人として当たり前の常識だろう。割り込みのせいで、せっかく並んでいたのに入店できなくなる人も出てくる。そういうことを想像できない幼さが情けない。家族の代表が並ぶことが認められているファミレスなどとは、そもそも状況が違うのだから。

 結果的に彼らにはペナルティーが課されることになったけど、爽快感などはまるでなく不愉快なだけで、後味は全くよくなかった。けれどもだれかが道理を説いて言ってやらないと。それが大人の責任だと思う。もちろん残念ながら大人にも、身勝手な振る舞いを自己正当化し開き直る非常識な人間はいるのだけれども。


9月6日(水曜日) 取材

 午前中から都内の法律事務所へ。某事件の弁護団会議に参加(取材)。昼過ぎ、馴染みの出版社に立ち寄ってあれこれ雑談やら情報収集やら。夕方から、さいたま市内で取材。


9月4日(月曜日) 「刑事弁護をする理由」

 新刊を贈呈していただいた。「なんで、『あんな奴ら』の弁護ができるのか」(現代人文社)。無実の者の弁護ではなく、有罪と分かっている凶悪犯罪者の事件をなぜ引き受けるのか。米・加の弁護士16人が、刑事弁護という仕事をする「自分自身の理由」をまとめた一冊。できれば、日本の弁護士による同様の書をぜひ読んでみたい。村岡啓一監訳。3200円(税別)。


9月3日(日曜日) 説得力ない安倍首相の言葉

 北朝鮮の核実験に対し、安倍首相「関係省庁には、国民に的確な情報を提供することを指示している」。北朝鮮だけでなく、森友や加計や自衛隊の日報問題についても、同様の指示を強く出してほしいものだ。いやマジで。

 しかし、そもそも先月末の北朝鮮の弾道ミサイル発射の際、前日から公邸に宿泊して状況把握していながら国民に情報提供せず、当日わざとらしくJアラートを発信した安倍首相の言葉には、全く説得力がないのだけど。

 安倍首相「もし北朝鮮が核実験を強行したとすれば断じて容認できず、強く抗議をしなければならない」。←日本国民「もし安倍首相が情報を隠蔽し権力を私物化したとすれば断じて容認できず、強く抗議をしなければならない」。

 国連の核兵器禁止条約の採択(加盟193カ国のうち122カ国が賛成)に、唯一の被爆国でありながら日本政府は反対した。それなのに「断じて容認できない」「強く抗議する」などと言っても、何の説得力もないじゃん。安倍首相の言葉は支離滅裂としか言いようがない。今回に限らずいつものことだけど。


9月1日(金曜日) 「考える」ことの意味

 JR快速アクティーで横浜から浦和まで約1時間。京浜東北線に乗り換えて北浦和へ。そこからさらにバスに揺られて約20分。埼玉大学で安藤聡彦教授の話を聞いた。行政職員も市民も教員も学生も「考える」ことをしない、「考える」ことができないし問題意識や自分の考えを持っていない。社会に向かって声を発信する主体であるという自覚がない。だから他者の思想・良心・表現の自由が侵されることへの現実感がないのでは──。そんな言葉が心に重く響いた。いろいろと考えさせられました。ありがとうございました。

 それにしても横浜から埼玉大学は遠いなあ。湘南新宿ラインや上野東京ラインや京浜東北線だと、もっと時間がかかるわけで。


8月31日(木曜日) ヒトラー大好き太郎ちゃん

 麻生太郎・副総理兼財務相が、ナチスやヒトラーを大好きなのは改めてよく分かった。そして聞き間違える余地など全くない発言であっても、平然と正当化して釈明・反論することもよく分かった。「悪しき政治家の例としてヒトラーの話を出した。全体の話を聞いていた人で、私がヒトラーを賛辞したと聞こえた人はいない」(会見での麻生氏の釈明)。そんなわけないだろ。

 麻生氏が主張するように、仮に麻生氏の真意と発言内容への一般の解釈が異なるのだとすれば、それはつまり自身の考えをきちんと言葉にして正確に伝える能力が麻生氏にはない、ということにほかならない。それって政治家としては致命的ではないのか。いずれにしても公職を辞し、公の舞台から退場することをお勧めする。もちろん安倍首相も一緒にね。


8月30日(水曜日) 危機感煽る不気味さと気持ち悪さ

 「北朝鮮のミサイル発射に対して日本は騒ぎ過ぎでは」という視点が、この国の報道にはなさ過ぎる。それが何よりも気になる。テレビのチャンネルがすべて特別番組に切り替わって、その後も延々と危機感や不安を煽り続けるメディアの姿勢は異常としか言いようがない。まるで戦時体制のような不気味さや気持ち悪さを感じる。

 北朝鮮のミサイル発射をこんなに騒いでいるのは、世界中で日本(安倍政権とメディア)だけだろう。日本のメディアはなぜもっと冷静になれないのか。なぜ安倍政権の「過剰な反応」を批判しないのか。そもそも不必要に騒ぐことは、北朝鮮の思惑通りになるだけだと思うのだが。むしろ危機感を煽る安倍政権の思惑こそ、不気味に思えて仕方がない。


8月29日(火曜日) 「重大な脅威」って何だ

 朝9時に起きてテレビを付けたら、菅官房長官の顔がアップで映し出された。まさかと思って確認したら、NHKの朝ドラ「ひよっこ」が録画されていない。また録画機能が壊れたのかと焦る。北朝鮮の弾道ミサイル発射の特番放送のため、朝ドラは放送中止になったと判明した。マジかよ。

◇◇

 NHKはじめテレビ各局は、北朝鮮の弾道ミサイルが「日本の上空」を通過して太平洋上に落下したと大騒ぎしているが、そんなに大層な話なのか。国際宇宙ステーション(高度約400キロ)をはるかに超えて、ミサイルは大気圏外の高度約550キロを飛行しているのに、「日本の上空」もへったくれもないと思うのだが。

 日本を狙ったわけでもなく、北朝鮮のミサイルが日本に落ちてくるわけでもない。落ちてきても一般市民は対処のしようなどない。政府や自治体は「Jアラート」(全国瞬時警報システム)とやらを仰々しく鳴らして、「逃げろ」「避難しろ」と警告するが、そもそもどこに逃げてどうやって避難して、どのように身を守れというのか。無茶ぶりにもほどがある。

 仮に落ちてきたとしても、防ぎようがないものに対して避難警報を発信するなんて、もっともらしい危機感と恐怖心と不安を大袈裟に煽るだけとしか思えない。実に馬鹿馬鹿しい。日本政府がすべきなのは一に外交、二に外交のはずだ。とにかく外交努力しかないはずなのに、安倍政権は何か努力したのだろうか。

 安倍首相は「わが国を飛び越えるミサイル発射という暴挙は、これまでにない深刻かつ重大な脅威だ」などと焚き付けるが、同様のミサイル発射は過去にもあった。「これまでにない深刻かつ重大な脅威」とは北朝鮮よりもむしろ、権力を私物化して公私混同し、憲法も法律も蹂躙し続ける安倍首相を指す言葉だと思うよ。

◇◇

 都内で取材。ものすごくお元気で気品にあふれていて、たたずまいも表情も言葉も凛としている、77歳の素敵なおばあさまに話をうかがった。素晴らしい年齢の重ね方をされているなあ。ちょっと感動した。


8月28日(月曜日) 結構消耗

 取材先とようやく連絡が取れた。いずれも快く取材に応じてくれることになったので、ほっとひと安心。アポが取れたら取材の半分は終わったも同然。とは言うものの、これが結構消耗するし疲弊するんだよなあ。いやマジで。


8月25日-27日(金曜日-日曜日) アポ取り

 取材のアポ取りのため、ひたすら電話をかけ続ける。自宅や職場の固定電話とケータイなど、とにかく知り得る限りの連絡先に繰り返しチャレンジ。しかし夏休み中なのか、どなたもなかなか捕まらない。タイミングが合えばさくさくと話が進むのだが、合わないとこういう悪循環に陥る。精神的に疲労困憊で苦戦中。


8月23日(水曜日) 取材

 東京・永田町の国会周辺で取材(国会関係の取材ではない)。


8月22日(火曜日) 取材

 東京・国立市内で取材。


8月21日(月曜日) 録画機能が復活

 テレビの録画機能がようやく復活した。これで見たい番組の放送時間に、テレビの前でリアル待機しなくてもよくなった。それまでの録画内容を思い切ってすべて破棄し、外付けHDDを初期化して再起動させたら直ったのだが、再び視聴したいと思うような番組もさほど多くはないし、まあいいか(消去してしまうのは惜しい録画もいくつかあったけど)。


8月20日(日曜日) 親切な小学生に感謝

 東京・江戸川区内で迷って、小学生の女の子2人に「子ども未来館」への道を尋ねたら、わざわざ一緒に付き添って目的地まで連れて行ってくれた。ありがとう。おかげで無事に取材できた。ただ物騒な世の中なので、もしも相手が悪意のある大人だったらと考えると、優しい気持ちと親切心が仇となることもあり得るのがちょっと心配だ(嫌な社会だよなあ)。

 もちろんきちんと見極めて判断した上で案内してくれたのだと思うけど、くれぐれもそこだけは気をつけてと心から願う。本当にありがとうね。


8月19日(土曜日) 充実した湘南教研

 朝から湘南教職員組合の教育研究集会(教研)。「日本語教育」の分科会に共同研究者(助言者)として参加する。今年の研究発表レポートは力作ぞろいで、とても充実した内容だった。受信が発信につながること、自分の考えを整理して明確に表現すること、「知りたい・書きたい・伝えたい」という気持ちが大事なこと。そんな授業実践報告が並んだ。

 報告を聞いていて質問したいことが次々に浮かんでくるのは、それが優れたレポートであるという証拠だ。どれだけ先生方の役に立てたかは分からないけど、質問や意見をできるだけたくさん述べさせてもらった。こちらこそ勉強になったし、現場での意欲的な実践を心強く思った。早起きして出かけた甲斐があった。せっかく飲み会に誘っていただいたのに、参加できなくて申し訳ありません。

◇◇

 午後7時前からひっきりなしに雷鳴が轟き、まるで絨毯爆撃のような落雷が続く。午後7時20分過ぎにはバケツをひっくり返したような土砂降りの雨。ほとんど常套句と言っていい実に陳腐な表現なんだけど、でもそういう言い方がぴったりの天候。夕方まであんなに晴れていたのに。都心と数時間の時差で横浜南部でも天候が急変した。

 飲み会に誘われていたけど断念して、早めに帰ってきて正解だったなあ(汗)。雷鳴と激しい雨の音がうるさくて、テレビ(ブラタモリ)の音が聞き取りにくい。


8月17日(木曜日) アポ取り

 取材準備。アポ取りなど。


8月15日(火曜日) 愚かな指導者が招く悲劇

 NHKスペシャル「戦慄の記録・インパール」。どんより重苦しい気分になる内容だけど、考えさせられる番組だった。無能で傲慢で横暴な指導者(権力者)ほど罪深いものはない。愚かな作戦と命令で、やらなくていい戦いをして、多くの人々を無駄死にさせる。

 しかも連中はすべてが破綻した後も、反省したり責任を認めたりするどころか、例外なく平然と嘘をついて自分を正当化しようとする。隠蔽工作もする。無能で狂った権力者が招く悲惨な結果。戦時中も今も全く何も変わっていない。

 そしてNスペの力作が放送された後、いつものように始まった愚にもつかないNHK「ニュースウオッチ9」。特集番組スタッフの問題意識や志の高さと、事実上の「政府広報」と化しているニュース部門スタッフのこの格差。


8月14日(月曜日) 取材

 都内で取材。


8月13日(日曜日) 読売新聞は報道機関を名乗るな

 フジテレビの情報番組の「新聞読み比べ」コーナーで、お笑いタレントのプチ鹿島氏が、2016年8月10日の「首相動静」を伝える新聞記事を紹介。朝日には「加計孝太郎」の名前があるのに、読売にはなかった事実を指摘したところ、翌週から読売新聞の記事が番組で使用できなくなったという。

 ただ単に新聞記事を読み上げて紹介するのではなく、各紙を比較検討して「論評」するのであれば正当な引用だ。しかも報道目的の引用であれば使用許可など必要ない。そもそも読売が政権ベッタリの政府広報なのは周知の事実ではないか。それなのに今さら何を隠そうとすることがあるのか。図星を突かれて逆ギレとは最低すぎるな読売。みっともないにもほどがある。

 念のために書いておくが、最高権力者である首相がだれと会って何をしたのか、きちんと調べて紙面に掲載するのは、権力の動向を監視する報道機関の当然の責務だ。にもかかわらず意図的に情報を隠蔽し、読者(主権者たる国民)に判断材料を提供しなかったのであれば、ジャーナリズムとしておよそあり得ない自殺行為だ。読売新聞に報道機関を名乗る資格はない。

(プチ鹿島氏のツイート)twitter.com/pkashima/status/895925273522077696

◇◇

 今夜放送されたNHKスペシャル「731部隊の真実/エリート医学者と人体実験」は見ごたえがあった。「死神博士」たちが怖すぎる。平然と人体実験を繰り返し、戦後も何ら責任を問われず出世するエリート医学者の非人間的振る舞いが、余すことなく描かれていた。Nスペの取材に協力し資料提供する京大と、組織的関与を否定する東大との対応の差も興味深い。軍事研究に協力する科学者の罪にも触れた秀作だ。

 戦前の話にとどまらず今の時代の問題でもある。軍事研究の推進を正当化する科学者や、無自覚に軍事研究に協力する科学者の罪深さについて、問題提起する内容にもなっている。戦争を正当化し、侵略に抵抗する現地の人たちへの憎悪・敵対心を煽るメディアの醜悪さと、それに呼応して戦意高揚へと突き進む世論のおぞましさも指摘。事実上の「国営放送」「政府広報」と化したNHKニュース部門の製作姿勢とは、まるで大違いの志の高い番組だった。


8月12日(土曜日) 墓前でも大嘘の安倍首相

 地元の山口で墓参りをした安倍晋三首相。父親の墓前で「初心に返り、謙虚に誠実に丁寧に、全力を尽くす」と誓ったとか。またまた大嘘ばかり。森友、加計、日報問題の対応のいったいどこが「謙虚に誠実に丁寧に」なのか。「隠蔽に全力を尽くす」の間違いだろう。

 「謙虚に誠実に丁寧に」と言うのなら、どうして国会できちんと説明しない。なぜ閉会中審査に安倍首相自身も稲田前防衛相も出てこない。どういう了見で証拠文書を隠すのか。父親の墓前でも、国民に平然と嘘を並べ立てる安倍首相。なんて罰当たりなんだ。

安倍首相、墓前で信頼回復誓う「初心に返り全力尽くす」(NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170812/k10011097731000.html


8月11日(金曜日) 冤罪生む日本の刑事司法

 万引き強要を疑われた中学生2人が警視庁高井戸署員の任意聴取で、暴言を浴び自白を迫られた事件が明るみになったが、多くのメディアが「少年に対し警察の態度は酷すぎる」といったトーンでしか伝えていないのは疑問だ。最初から犯人だと決め付け、警察が取り調べで被疑者を威圧し威嚇し恫喝するのは日常茶飯事。常態化している。否認の訴えに耳を傾けることはまずない。

 それは少年事件でも成人相手でも変わらない。警察や検察の一方的な思い込みと非科学的な態度は一貫している。捜査当局のこうした姿勢が冤罪を生み続けている。そうやってでっち上げられた自白調書を鵜呑みにする裁判官も同様だ。だから誤判や冤罪被害は後を絶たないのだ。高井戸署の事件は氷山の一角に過ぎない。

 警察官も検察官も裁判官も、憲法と刑事訴訟法を堂々と無視していることが問題なのだ。日本の刑事司法はまず、憲法と刑事訴訟法を遵守するところから始めなければ、冤罪はなくならない。江戸時代のお白州じゃないのだから。この国の刑事司法はずっと異常な状態のままだ。メディアはそこをきちんと指摘し続けなければならない。

◇◇

 きょう11日付の朝日新聞朝刊1面トップ記事の見出しが分かりやすくて秀逸だった。安倍晋三首相の招致を与党が拒否し、NHKの国会中継がなかったことも明示すれば、文句なしの満点だったけど。

閉会中審査「ない」尽くし、稲田氏や前次官いない/報告有無明言しない/日報再調査応じない(朝日・東京本社最終版)


8月10日(木曜日) 教研レポート

 湘南教職員組合から、来週開催される教研集会のレポートが事前に送られてきた。どれもとても読みごたえがあった。これまで共同研究者(助言者)として毎回のように、繰り返し問題提起し続けてきたことがしっかり反映されていた。かつてない充実ぶり。「もしかして馬の耳に念仏か」と最近少し虚しさを感じていたけど、しつこく言い続けてきたのは無駄ではなかった。そう思うと素直にとてもうれしい。来週の教研が楽しみだ。


8月9日(水曜日) 暑すぎる今夏

 早稲田大学の西原博史教授と研究室で4時間以上も話し込んだ上に、サインとメッセージを入れた著書まで頂戴した。「うさぎのヤスヒコ、憲法と出会う/サル山共和国が守るみんなの権利」(太郎次郎社エディタス)。ご多忙のところ示唆に富む話をたくさん聞かせていただき感謝。その後、上野に移動して都立高校の先生を3時間ほど取材。こちらも有意義な話が聞けた。

 それにしても暑い。歩くだけで体全体から汗が噴き出してくる。夕立が一服の清涼感をもたらしてくれた気がしたが、それも一時しのぎに過ぎない。今夏は暑いというよりも暑苦しい。


8月8日(火曜日) 頂点極めた官僚の嘲笑人生

 佐川宣寿・国税庁長官が就任会見を開かないと正式に決めた。もはや軽蔑・侮蔑・嘲笑の対象でしかない。なんとも情けなくみっともない官僚人生。役人としては頂点を極めたとしても、人としては完了している。慣例の就任会見にさえ応じない卑怯者。最低だ。

森友問題答弁の佐川・国税庁長官、異例の就任会見なし(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASK8863YTK88UTIL048.html


8月7日(月曜日) 許し難い証拠隠滅と詭弁

 若狭勝衆院議員が政治団体「日本ファーストの会」を設立。「日本ファーストの会」の「日本」って何なんだろう。日本の「国家」や「国家体制」を指しているのか、それとも「日本政府」や「政治体制」のことなのか。そもそもなぜ「国民ファーストの会」と言わないのだろう。一方では「東京ファースト」ではなく「都民ファーストの会」と名乗っているのに。「国家主義のにおい」がぷんぷんと漂ってくる。

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 またしても証拠隠滅。しかも国民の財産であるはずの公文書の破棄とは。これって明らかに犯罪ではないのか。公表された議事要旨に記載がない加計学園側のヒアリング速記録を破棄。絶句。

 内閣府の塩見英之参事官「議事要旨を作れば用済みになるので、元の速記録は破棄した」「説明補助者の発言は議事要旨に掲載しない。掲載しないという時点でなかったことになる」。あり得ないトンデモない詭弁だ。こんなデタラメがまかり通るなんて。断じて許してはならない。

加計関係者発言の速記録「破棄した」、特区WGで内閣府(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASK875QB7K87UUPI004.html

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 迷走を続ける台風5号が関東にも近付いているということで、予定していた取材先から次々に「延期してほしい」との連絡が。段取りがすっかり狂ってしまう。まいったなあ。仕方ないからゆっくり休んで自宅でだらだらする……わけにもいかず、たまっている雑用を片付けなければ。


8月6日(日曜日) びっくり仰天3連発

 「都民ファーストの会」の議員が取材に応じる場合は、本部の許可を得る必要があるという。野田数代表「どんな取材を受けるのか本部が把握することは、民間企業なら当然の対応」。都民ファーストって民間企業だったんだ。じゃあ所属議員は社員なんですね。議員は自主自立している独立した存在ではないのですか。ずいぶんと変わった政治会派なんですね。びっくり仰天。

都民フ都議:50人無回答、憲法、安倍政権アンケートに(毎日)

https://mainichi.jp/articles/20170806/k00/00m/040/132000c

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 いったいこれのどこが「すべて公開し透明性が高い」会議だというのだろう。安倍首相「国家戦略特区WGの議事録はすべてオープンになっている」(内閣改造後に出演したテレビ番組での説明)。また一つ安倍首相の大嘘、虚偽説明が明らかになった。平然と国民に向かってデタラメを吹聴する内閣総理大臣。それが安倍晋三という前代未聞の勘違い男の正体だ。

特区会議に加計幹部、議事要旨に出席・発言の記載なし(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASK844VWRK84UUPI001.html

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 「広島原爆の日」の平和記念式典で平然と、「唯一の戦争被爆国として『核兵器のない世界』の実現に向けた歩みを着実に前に進める」などと挨拶できる安倍首相の図太さ、厚顔無恥ぶりには世界が驚いたに違いない。唯一の被爆国なのに核兵器禁止条約に反対し署名も批准もせず、よくもまあ…。呆れ果てた恥知らず、という言葉しか出てこない。

◇◇

 朝日新聞の世論調査によると、安倍内閣の支持率は最低だった7月調査の33%と比べ、ほぼ横ばい。不支持率45%も前回調査の47%から大きく変わらず。「内閣改造は支持率回復にはほとんどつながらなかった」と朝日の分析。そりゃそうだ。納得。

内閣支持率35%、ほぼ横ばい、朝日新聞世論調査(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASK865FTGK86UZPS001.html


8月5日(土曜日) 太鼓持ちという「芸風」

 横浜駅西口の居酒屋で、先輩記者の皆さんと暑気払い。高齢化社会の現状や医療や相続の問題などについて「レクチャー」を受けるが、僕にはまだあまりピンとこないなあ(笑)。そんな中、政権の太鼓持ちコメントを連発する某特別解説委員に対し、ボロクソ批判し嫌悪する声で盛り上がった。全く同感。

 ちなみにこの某特別解説委員は毎朝、出演前に官房長官と会って「これから◯◯テレビと▲▲テレビに出ますが、きょうはどんなコメントをしましょうか」と打ち合わせ(御用聞き)をしているという。わざわざ打ち合わせするような話かね。この人が政権べったりの擁護発言しかしないのは、局側も視聴者もみんな分かってるよ。まあ、ある意味で磨き上げられた「芸風」というか、「古典芸能」の域に達していると言っていいかもしれないけど。失笑しか出てこない。


8月4日(金曜日) 強権・私物化・隠蔽は変わらない

 安倍首相は表向き低姿勢のように見えるが、強権・傲慢・隠蔽・私物化・公私混同といった政権の本質は全く何も変わっていない。だってトップが安倍晋三のままなのだから。稲田朋美と加計孝太郎と昭恵夫人の証人喚問を拒否すること自体がそもそも論外で、安倍政権が何ら反省などしていない証拠ではないか。疑惑の解明なしに内閣支持率上昇なんて、本来あり得るはずがないし、そんな馬鹿なことはあってはならない。

世論調査:改造内閣支持率35%、不支持率は47%(毎日)

https://mainichi.jp/articles/20170804/k00/00e/010/319000c


8月3日(木曜日) 仕事しない内閣

 誤「結果本位の仕事人内閣」→ 正「隠蔽本位の仕事しない内閣」。経験豊富で実力派の閣僚を多くそろえた重厚な布陣だとは思うけど、もはや「死に体」内閣であることは間違いない。安倍首相にこの次(次期総裁再選)がないことは確定したのではないか。注目ポイントは安倍政権がいつまで保つか、安倍の次はだれか、受け皿となるべき野党の再編がどうなるか、の3つだろう。


8月2日(水曜日) 焼け太りは許されない

 迷走を続けながら、しぶとく生き残っている台風5号の動きが、安倍政権と重なって見える。どちらも一刻も早く消滅するのが「国民益」につながると思うのだが、このまま焼け太りして勢力拡大するような事態になれば、甚大な被害を及ぼすのは必定。国政を私物化し公私混同を続ける安倍政治の罪を、内閣改造でうやむやにさせてはならない。そんなことは断じて許されない。

◇◇

 【お笑い安倍改造内閣・組閣人事(案)】稲田朋美・自己防衛相(再)、山本幸三・痴呆創生相(再)、金田勝年・無法相(再)、今井絵理子・少子化対策担当相(新)、豊田真由子・1億総活躍担当相(新)、佐川宣寿・財務相(新)、籠池泰典・国家公安委員長(新)、加計孝太郎・文科相(新)。


8月1日(火曜日) 初めてのホッピー

 東京・新宿の居酒屋で、大学時代の友達と暑気払い。いつもこの店では「とりあえず生ビール」の後はサワーに移行するのが常だけど、きょうはホッピーを初めて飲んだ。今さらかよという突っ込みはさておいて、グラスに注がれた焼酎と氷を、低アルコール炭酸飲料のホッピーで割って飲む。

 ちょうどいい感じの「薄さ」に自分の好みで調整できるし、飲みやすいしで、あまり酒に強くない僕にはなかなか合っている飲み物だった。「ナカ」と呼ばれる焼酎は最初の一杯で十分なので、氷だけ追加でもらえたら文句なしかな。

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 2日午前2時2分、緊急地震速報のチャイムがテレビから流れるのを久しぶりに聞いた。いつ聞いてもドキッとする。茨城や福島で震度4、埼玉、千葉、都内で震度3、横浜も震度2と広範囲で揺れを観測したとのことだが、横浜南部の自宅では全く揺れなかった。


7月31日(月曜日) 天下の大罪

 大阪地検特捜部に逮捕された籠池泰典・森友学園前理事長は「天下の大罪を犯した気持ちはない」と言うが、籠池夫妻が「天下の大罪」を犯したのは明らかではないか。国民の財産を食い物にして税金をだまし取ったのは事実なのだから。「微罪」なんてことはあり得ない。ただし籠池夫妻以上に、近畿財務局や財務省、安倍夫妻らの罪が厳しく問われるべきなのは言うまでもない。

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 防衛省を去る稲田朋美・前防衛相に花束を渡す職員は、最初から最後までただの一度もニコリともしなかった。そこに自衛隊・防衛省全体の空気が集約されている。役人だからみんな一応拍手で送り出したのだろうが、大半の職員は間違いなく、はらわたが煮えくり返っていたはずだ。

 それにしても稲田朋美は、よくもまあ離任式にのこのこやって来て、しかも偉そうに笑顔で訓示を垂れたものだと思う。「皆さんに会えて本当によかった」「これからも日本の安全保障のために一緒に頑張りましょう」だとさ。馬鹿じゃないか。相変わらずの勘違いぶりと厚顔無恥さは常軌を逸している。頭がおかしいとしか思えない。まともな神経の持ち主でないことだけはよく分かった。

 自民党が国会閉会中審査について、稲田朋美・前防衛相の出席を拒否。自民党の竹下亘国対委員長「大臣を辞任し一番重い責任の取り方をした。辞任した大臣を国会に呼び出すことはやってはいけない」。またまた、ご冗談を。火に油を注ぎ続ける安倍自民党。

閉会中審査、自民が稲田氏の出席拒否、民進は強く反発(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASK705J71K70UTFK00P.html


7月30日(日曜日) 今期テレビアニメ評

 【今期テレビアニメ評】◎恋と嘘(MX)、◎天使の3P!スリーピース(MX)、◎アクションヒロイン・チアフルーツ(TBS)、◎メイドインアビス(MX)、◎プリンセス・プリンシパル(MX)、◯異世界食堂(テレ東)、◯ボールルームへようこそ(MX)、△賭ケグルイ(MX)。


7月28日(金曜日) 全部デタラメ

 稲田朋美防衛相は辞任会見でもまともに質問に答えず、最後の最後まで偉そうで不誠実で嘘ばかりで図々しかった。無知で無能で嘘つきで、防衛省・自衛隊の統率もまともにできず、隠蔽はするし、部下から総スカンで、挙げ句に文民統制も破壊し尽した。史上最低の勘違い女。しかも極右。

 こんなトンデモない史上最低の勘違い女を重用し、一貫してかばい続けた安倍首相の責任は極めて重大だ。いつものように「責任はすべて総理大臣たる私にある」と繰り返すが、だったら自身も即刻辞任すべきだろう。いったい何をどのように「責任」を取るというのか。「責任は私にある」と言いながら、これまで安倍首相が責任を取ったことなど一度たりともないではないか。安倍政権は本当に何から何まで全部デタラメだ。


7月27日(木曜日) 厚顔無恥で無神経

 稲田朋美防衛相が辞任の意向。やましいことが何もないのなら辞任する必要などないではないか。これまで国会や会見の場で説明してきた発言は、すべて虚偽だったということか。そんな稲田防衛相をずーっとずーっとかばい続けてきた安倍首相の責任は、重大なんて言葉では言い尽くせないほど犯罪的だ。

 稲田朋美防衛相は辞任でなく罷免すべきだろう。そして当然、総辞職。安倍首相自身が辞めるしかないと思うよ。

◇◇

 「これほど事実と向き合わない政権は前代未聞だ」とジェフ・ズッカーCNN社長。事実と異なる虚偽発言やメディア批判を繰り返すトランプ政権についてのコメントだが、安倍政権にもそっくりそのまま当てはまる言葉ではないか。安倍晋三首相を筆頭に、稲田朋美防衛相、山本幸三地方創生相などなど、安倍自民党は嘘つきだらけ。

◇◇

 大田昌秀・元沖縄県知事の県民葬(昨日)に、安倍首相はよく顔を出せたなあ。どれだけ厚顔無恥で面の皮が厚いのだろう。これまで安倍政権が繰り広げてきた沖縄への威嚇・恫喝・暴力・強権的で差別的な仕打ちを考えれば、まともな神経の持ち主だったら普通は参列なんかできるはずないのだけど。しかも追悼の辞まで述べる図太さに驚いた。要するに恥知らずで無神経なんだな。

◇◇

 「尊敬するとても仲のいいお友達です。一線は越えていません。清い関係でやましいことは何もありません」。不倫騒動のタレント国会議員と市議会議員の話かと思ったら、安倍首相と加計孝太郎理事長の気持ち悪い関係だっけ。あまりにも類似のデタラメ事件が多くて混乱してきた(苦笑)。いずれにせよ「一線を越えていない」なんて、この人たちの言い訳や説明をだれも信じていないことだけは確かだと思うよ。

◇◇

 蓮舫代表が辞意表明。民進党もやっと本気を出し始めたか。まずは基本理念を思い出すこと。その上で早急に体制を立て直し、いつ解散総選挙になっても受けて立てるように、そして「受け皿」となれるように頑張れ。蓮舫氏は代表よりも斬り込み隊長の役割が合ってると思う。これを機に民進党は、隠れ自民党議員や似非労組とはきっぱり袂を分かった方がいい。


7月26日(水曜日) 解放感

 レポートの採点も作文添削もすべて終わって、前期の授業も終了し、成績評価も完了した。マジでうれしい。うーん、感動。なんとも言い表せない解放感に包まれている。

◇◇

 【おことわり】7月21日付から7月26日付までの「身辺雑記」を、まとめて掲載しました。


7月25日(火曜日) 疑惑は深まるばかり

 2日間の国会閉会中審査で、確かに安倍首相の態度や口調や言葉遣いは丁寧で低姿勢だったかもしれないが、それは上っ面のポーズに過ぎない。「加計学園の獣医学部新設計画なんか知らない」「指示なんかしてない」「記憶にない」「記録もない」と繰り返すばかりで、しかも聞かれてもいないことを長々と話し続け、おまけに指名されてもいない大臣が勝手に答弁するのでは、真摯で丁寧な説明とはほど遠い。安倍首相や政権側の答弁には説得力も信憑性もまるでなく、むしろ疑惑はますます濃厚になった。

 読売新聞は相変わらず「『加計ありき』は決め手を欠いた」などと、ピントのずれた恣意的な世論誘導記事をまき散らしているが、安倍首相らの答弁に納得なんてだれもしないし、疑問や疑念は深まるばかりだろう。あるはずの記録を出さず、それで真摯に説明したなどと思う方がどうかしてる。「加計ありき」は明白だ。問題の本質を糊塗しあえてはぐらかそうとする読売は、もはやジャーナリズムとは全く呼べない。なんなんだ、このゴミみたいな紙切れは。それにしても自民党と公明党と維新の議員の質問は酷かった。まったくもって時間の無駄でしかない。


7月24日(月曜日) 安倍内閣支持率26%に

 毎日新聞の世論調査では、安倍内閣の支持率は26%で前回調査から10ポイント減。不支持率は12ポイント増の56%だった。支持率はまだまだ下がるよ。国民の怒りと不信と反発は、こんなものではないはずだ。

内閣支持率、続落26%、「総裁3選」62%否定(毎日)

https://mainichi.jp/articles/20170723/k00/00e/010/231000c


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