身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)

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東日本大震災以降(2011年3月11日付以降)の「身辺雑記」について、日付ごとに直接リンクできるように設定しました。例えば、2011年5月1日付の記事の場合、リンク先アドレスは「http://www.geocities.jp/ookaminami/zakki2011-5.html#20110501」となります。「zakki2011-5.html#20110501」の数字の部分を日付に応じて書き換えて下さい。


2017年

1月20日(金曜日) 「天下りそのもの」が問題

 文部科学省の天下り斡旋問題では、監視委の調査に対して虚偽説明をしたほか、想定問答作成・口裏合わせ・隠蔽工作もしていたことが明らかに。退任する事務次官もまたどこかに天下りするのだろう。そもそも「斡旋」を禁止するのではなく、アンフェアな「天下りそのもの」を禁止しなければ何の問題解決にもならない。

 公権力を行使する側の人間(しかも高級官僚)が、行使される側に再就職するのだから、公平公正で対等な関係であるわけがない。その人が有能か無能かは全く関係ない。フェアかフェアでないかが最大の問題だ。

◇◇

 猫耳のピンクのニット帽「プッシーハット」には、「かわいい猫ちゃん」と「女性器」の意味が。トランプの過去の女性蔑視発言に対する抗議が込められているという。皮肉たっぷりながら楽しそうな批判の声をアピール。いいね。

ピンクの「猫耳ニット帽」、トランプ氏抗議デモの象徴に(AFP=時事)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170119-00000044-jij_afp-int


1月19日(木曜日) 虚偽捏造情報を拡散させない

 MXの沖縄基地反対市民への捏造偏見番組も、アパホテルの歴史改竄書籍も、小田原市職員の生活保護申請者を侮辱し威嚇するジャンパーも、被災地での外国人犯罪デマも、安倍首相の嘘八百の国会答弁も、トランプのツイッターも、どれも共通しているのは事実に基づかない虚偽情報の拡散だ。

 事実をねじ曲げた情報を鵜呑みにすることで、差別と偏見が助長されてしまう。ウソをウソと見抜けず、そのまま拡散するのはデマに同調し加担するに等しい。受信がデタラメだと発信もデタラメになるのは当然だ。不幸な歴史が再び繰り返されないように、いつか来た道をまた辿らないように、情報を見極めて取捨選択する力を身につけなければ、主権者としての判断を誤ることになる。

 メディアやネットの情報、権力者の言動を鵜呑みにせずしっかり見極めるのは、主権者の責任であるとともに義務でもある。

◇◇

 オバマ大統領が最後の記者会見で、権力監視のために奮闘するように記者団に求めた。民主主義にとって「報道の自由が絶対不可欠であることは言うまでもない」と強調。「巨大な権力者に批判的な目を向け、市民に対する説明責任を果たさせる」と記者の役割を説いた。→「報道は権力監視に奮闘を」「報道の自由、不屈の精神で」(朝日)


1月18日(水曜日) 公僕としてあり得ない

 公的支援を受けなければ生活できない弱者を保護し、相談に乗るのが仕事であるはずの小田原市の担当職員が、「生活保護なめんな」「クズ」「自分たちは正義」などと(しかも姑息にもローマ字と英語で)書かれたジャンパーを着て、圧倒的多数の善良な生活困窮者を威嚇し恫喝するなんて言語道断だ。勘違い公務員にもほどがある。

 生活保護の不正受給件数はわずか1・8%で、受給額では全体の0・4%に満たない。圧倒的多数は善良な生活困窮者であり、公的支援が不可欠な社会的弱者だ。こうした人たちに親身に接して手を差し伸べることこそが、行政の重要な役割ではないか。そのための「公僕」ではないか。威嚇し恫喝し、相談や申請手続きを萎縮させたり躊躇わせたりしてどうする。

 「配慮を欠いた」「不適切」「誤解を招いた」「品位を欠いた」で済む話ではなかろう。「公僕」として極めて不適格である上に、主権者たる市民を威嚇し恫喝した行為は犯罪に等しい。これからどうやって市民に接するつもりなのか。「厳重注意」(しかも幹部職員のみ)なんてあり得ない。懲戒免職にすべきだ。


1月17日(火曜日) 「特殊な宿泊施設です」

 動画投稿者の米国人大学生が言うように、アパホテル経営者には「言論の自由を行使する権利」がもちろんあるが、歴史や事実をねじ曲げて中国人を貶めながら、その中国人観光客に自社ホテルの宿泊を促すのは極めて不誠実だし卑劣な行為だ。経営倫理にもとると言っていい。中国人に限らず、まともな多くの日本人はアパホテルに「宿泊しない権利」を行使するだろう。

 ホテルの外観や案内パンフレットに、「このホテルは、南京大虐殺は捏造であると主張する経営者の著書が無料でお読みいただける特別な宿泊施設です」(このホテルは極右経営者の歴史捏造思想を学ぶための特殊な宿泊施設です)と大書していただくのが、最も分かりやすく公正な対応ではないかと思う。

中国SNSで炎上したアパホテルが見解「本は置き続ける」「予約に変化なし」(ITmedia)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170117-00000090-zdn_n-sci

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 ため息しか出てこない…。一瞬、日本の話かと思った。

「司法の独立は誤った思想」中国の裁判所トップが発言(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASK1J5DFYK1JUHBI01X.html


1月16日(月曜日) 税金の使い方がおかしい

 こんなに頻繁に外遊し、これほど巨額の税金を外国にばらまき続ける総理大臣は、安倍首相以外にはいないだろう。その税金をどうして教育や福祉や医療の現場に還元しないのか。ODAといっても結局は日本の大企業に環流し、潤うのはごく一部に過ぎない。だれのための政治なのか。税金の使い方が根本的におかしい。


1月15日(日曜日) 寒くてたまらん

 寒くてたまらん。寒波の影響で今年一番の冷え込みとのことだけど、家の中もエアコンを付けっぱなしにして、温度設定を最大にしているのに、外が寒いからなかなか室温が上がらない。


1月14日(土曜日) やはり豊洲市場移転はあり得ない

 もはやごまかしようのない、トンデモない調査結果が出た豊洲市場の地下水汚染。食の安全を根底から脅かすそんな危ない場所に移転するなんて、市場関係者にしても消費者にしてもあり得ない。

 利権にまみれたデタラメな市場移転を強引に進めるために、偽装もするし隠蔽もするし、主権者たる国民(都民)に対する説明責任も果たさない。そうした公僕としての立場をわきまえない政治家と役人の背信行為は、重大な犯罪として厳しく断罪されるべきだ。同じようなことを繰り返させないためにも。私たち主権者はもっと怒らなければならない。

<豊洲市場>地下水、有害物質ベンゼン、基準値79倍も検出(毎日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170114-00000023-mai-env

◇◇

 きのうの国学院大学でのゲスト講義に対し、学生たちが寄せてくれた感想レポートを読ませていただいた。「メディアの意味とは何なのか考えさせられた。メディアのイメージが変わった」「権力監視というメディアの本来の役割と大切さが分かった」「主権者として情報を取捨選択し見極める大切さを痛感した」──。

 ほかにも、「ジャーナリストと教員の仕事は共通する部分がある。事実に基づいて情報を伝え問題提起する授業をして、主権者としての思考・判断力を身につけさせなければと思った」「自分自身も文章力を磨かなければ」「文章を書く時のコツがつかめた気がする」「文章の授業を受けてみたい」などなど、ていねいな感想と意見をぎっしり書いてくれていて感激。こちらこそ勉強になった。ありがとうございます。これから卒業して学校や民間企業などそれぞれの舞台で活躍する際に、少しでも参考にしてもらえればうれしい。

 それにしても、教職課程の学生を指導されているW先生(元神奈川県立高校教諭)のツボを押さえた絶妙できめ細かな指導と、そして学生との信頼関係には感銘した。うらやましいというか、見習いたいなあと思った。貴重な場を与えていただいて深く感謝します。


1月13日(金曜日) ゲスト講義

 東京・渋谷の国学院大学で教職実践演習のゲスト講師として、メディアと教育の役割について話をした。権力を監視し、主権者に判断材料を提供するのがメディアの使命であると強調。情報を鵜呑みにせず見極めてほしいと訴えた。オマケで、分かりやすい文章を書くヒントみたいなものも。教職課程だけあって、学生の真面目で前向きな姿勢が好印象。授業終了後、ラウンジで学生たちとお茶会。さらに渋谷駅前の居酒屋で、W先生と2時間ほど反省会。【1月14日付に追記あり】


1月12日(木曜日) メディアを孤立させてはいけない

 トランプ氏が当選後初の記者会見で、米CNN記者の質問を拒否。都合の悪い質問には答えず、はぐらかし、話をすり替え、批判的な記者を選別し排除する。この手法は石原慎太郎元都知事や橋下徹元大阪市長、安倍晋三首相らと全く同じだ。ツイッターやフェイスブックを使って頻繁に発信し、都合のいい情報を一方的に垂れ流すのもそっくりだ。

 「権力者は監視され批判される立場にある」との自覚が欠如しているから、傲慢不遜で居丈高な態度を取るのだが、政治家や役人など公的立場の人間には、誠実に取材対応し批判にも真摯に答えて説明する責任と義務がある。

 そもそも記者が取材で質問して報道するのは、権力監視の役割を果たし主権者たる国民に判断材料を提供するためだ。権力者にそうした基本認識がないから、質問にまともに答えないといった振る舞いを平気でする(認識した上で意図的に応じない場合ももちろんある)。知るべき情報を知らされない国民が最大の犠牲者だ。民主主義は危機的状況にあると言っていい。

 心配なのは、権力者(トランプ)に気に入られようと擦り寄って迎合するメディアが出てくることだ。本来ならすべてのメディアと記者が団結して権力者に対抗し、情報公開や説明責任を果たすように迫るべきなのだが、自分だけは排除されまいと権力者に同調するメディアの出現を危惧する。

 残念ながら日本の記者クラブや記者会見では、そういうことが実際にあった。権力者に毅然と対峙するメディアや記者を孤立させてはいけない。

米CNN記者の質問拒否、メディア選別あらわ、トランプ氏初会見(時事)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170112-00000026-jij-n_ame

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 オバマ氏の政治家を辞める最後の演説に対して、ここまで的外れで身のほど知らずのツイートができるとはある意味凄い。恥ずかしくないのかな。

(橋下徹のツイート)https://twitter.com/t_ishin/status/819374591344668672


1月11日(水曜日) 学生に届いていた講義

 きょうの講義は試験前ということもあって、いつもより1割増の出席率(苦笑)。まだ来週あと1回あるんだけどね。おまけに履修していない学生まで紛れ込んでいて、回収した出席カードには実名と学籍番号とともに「とてもいい話が聞けてよかったです」との書き込みが。だったら履修登録すればよかったのに。

 講義の冒頭で、講談社の編集次長が逮捕された事件に触れた。講談社が、本人否認の事実を踏まえて冷静な対応をしていることを評価した上で、犯人であることを前提にしたテレビや新聞の報道姿勢のおかしさを批判した。人種や国籍や性別で他者を差別し切り捨てる愚かさと怖さについても指摘した。

 学生からは、「この授業を受講していなかったら私も悪い奴だと決め付けていた」「あくまでも容疑者で本人は否認しているのに、犯人視報道はおかしいと思いながらニュースを見ていました。この講義で学んだことは大きい」「容疑者が外国人かどうかは関係ないと思います」といった声が多数。心強いなあ。すごくうれしかった。

 これまでの講義は着実に学生に届いていた。少しずつかもしれないが、真っ当に自立した市民(主権者)が育っていることに、救われるというか希望を感じる。

◇◇

 オバマ大統領はやはり演説が抜群にうまい。制約のない状況だともはや無敵。2004年の民主党大会の基調演説も、そして今回の最後の演説も、理想と希望と力強さに満ちていて格調高い。崇高な理念と志を高らかに掲げて聴衆の心に響く。トランプや安倍や橋下といった下品な政治屋の罵声とは大違いだなあと、改めて思う。そんな連中と比較すること自体がオバマ大統領に失礼な話だけど。


1月10日(火曜日) 十把一絡げにして語る愚かさ

 講談社の編集次長(週刊少年マガジン元副編集長)が妻殺害の疑いで逮捕された件について、講談社は「このような事態になり大変遺憾です。本人は無実を主張しており、捜査の推移を見守りつつ、社として慎重に対処してまいります」とコメント。実に冷静で適切な対応だと思う。現時点ではあくまで容疑であり、本人が否認しているのだから。

 逮捕されたからイコール犯人とは限らない。そんな当たり前のことを理解していない人(人事担当者や経営者も含む)は結構多い。それともう一つ。外国籍であろうがなかろうが、そんなことは仕事内容や容疑事実とは直接関係ない。韓国人でもインド人でもフランス人でも、いい奴もいれば悪い奴もいる。

 国籍や人種はもちろんのこと、性別や出身学校や会社などで十把一絡げにして語るのは、「私は馬鹿で無知蒙昧な野蛮人の差別主義者です」と吹聴するに等しい。愚かで恥ずかしい行為だと自覚すべし。本物の馬鹿には理解できず自覚できないかもしれないが。

◇◇

 「キネマ旬報」ベストテンの邦画1位はアニメ「この世界の片隅に」、2位は「シン・ゴジラ」だった。アニメ「君の名は」を圏外としたところが、さすがキネ旬らしい見識だなと思う。そんなキネ旬のランキングを眺めていて、学生時代に「ぴあ」の映画評ではなく、情報誌「シティロード」の星取り表を参考にしていたのを思い出した。今は亡き「シティロード」の辛口評が懐かしい。

◇◇

 前から違和感があったのだけど、毎日新聞の記事紹介ツイートのリンクを開くと、「有料記事。残り◯◯文字(全文◯◯文字)。有料会員になって読む」といった表示が出てくることがあるが、多くの場合は共同通信の配信記事だったり、ヤフーサイトにアップされていたりするんだよね。無料で読めるじゃん。そもそも有料記事をツイートするなよなと思う。

◇◇

 台湾の政界と世論は偉いなあ。心から尊敬する。福島原発事故で酷い目に遭った(もちろん後始末はこれからもずっと続く)日本国民に、なぜ脱原発ができないのか。

<実現すればアジアでは初めて。蔡英文政権は、運転延長や新規稼働を認めず全原発廃止に持ち込む構えだ。>

台湾「脱原発法」可決へ、再エネ比率、大幅引き上げ(毎日)

http://mainichi.jp/articles/20170111/k00/00m/030/065000c

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 「大学生活って楽しそう」「大学での勉強って面白そう」と受験生のモチベーションが高まりそうな、声優・上坂すみれさんの朝日のインタビュー記事。でも受験生はこの時期にこんな記事は読んでないだろうなあ。そこがちょっと残念。でもとてもいい記事だからぜひ読んでほしい。

ソ連の国歌から、全ては始まった、声優・上坂すみれさん(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASK146R84K14UEHF00S.html


1月9日(月曜日) なんて不幸で無意味な関係

 慰安婦の少女像を国内外に何十体も建てて回るなんて、もちろん一部の韓国の極右団体の挑発行為であって、韓国政府が国家としてやっているわけではないけれど、個人的には恥ずかしくてついていけない感覚と発想だなあ。対立を煽るだけだとも思う。しかも在外公館の前に建てるのは、確かに国際儀礼から見ても異常と言っていい。

 妥協の産物であったとしても粘り強く議論を重ね、国家間で建設的に合意した事項を根底から否定しひっくり返すのは、韓国国民にとってもプラスにはならないと思う。しかしその一方で、日本の極右政治家たちの独善的で時代錯誤な言動が、両国民の和解の動きをぶち壊している。

 もちろん言うまでもなく過去に日本が韓国(だけでなく中国も)を侵略し、慰安婦という不幸な存在をつくったのは紛れもない事実で、日本政府が真摯に反省し何回でも謝罪すべきなのは当然だ。しかし日本の馬鹿な極右政治家の無分別さが、それまでの反省や謝罪をすべて台無しにしている。

 そもそも安倍首相と極右タカ派の歴史修正主義者の議員は、過去の過ちを反省するどころか美化し続けているが、そうした自分たちの愚かな言動が、中国や韓国との関係改善の積み重ねをぶち壊していることを自覚すべきだ。いくら繰り返し謝っても、そんな態度を見せれば相手から何回でも謝罪せよと迫られるに決まっている。際限なく無意味な関係が延々と続くだけだろう。なんて不幸な関係だろうか。

 そんな不幸な関係を形成しているのは、メディアと教育の責任でもある。事実に基づかない一方的で偏った悪意のこもった情報が刷り込まれていくことで、反発と反感だけが醸成されていく。これは日本社会も韓国社会も同じで、そして中国にも言えることだ。対立を望んでいる人たちがいるのだろう。

◇◇

 こんな反社会的でうんこみたいな番組に触れたら宣伝になってしまう、と思ったので避けていたのだけど、それでもやはり触れるべきだと思い直した。何回か見たことがあるが本当に酷い内容の番組だ。「ニュース女子」なる偏向番組がいかに事実に基づかず、まともな取材がされていない悪意と思い込みだけで構成されているトンデモ放送か、ていねいにまとめたとても優れた検証記事。

「沖縄の基地反対派は日当もらっている」MX報道、その根拠となる取材と証拠とは(BuzzFeed Japan)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170107-00010000-bfj-soci&p=1


1月8日(日曜日) この期に及んでまだ

 プーチン大統領を得意満面で地元の山口に招きながら、平和条約締結交渉はおろか北方領土交渉すらまともにできなかった安倍首相が、今年前半にロシアを訪問する意向だという。信じられない。この期に及んでまだ、さらにまた税金を無駄にドブに捨てるつもりなのか。

 しかも「70年間1ミリも動かなかった交渉に大きな一歩を記した会談だった」などと自画自賛。足蹴にされて金だけ搾り取られて何の成果もなく、国際的にもむしろマイナスとなった自覚すらないらしい。本当に馬鹿な総理だな安倍晋三って。内政だけでなく、安倍政治は外交も「国益」に反することばかりだ。

◇◇

 やっとやっとやっと、年賀状と寒中見舞いにひと言コメントを書き終えて、今ごろようやく投函する運びとなった。毎年愚図愚図でいい加減なのはみなさんもうよく分かっていて、何を今さらという感じで呆れているだろうけど、それにしてもこんなに遅くなるなんて。恥ずかしいし情けないにもほどがある。心から深く反省している。本当にごめんなさい(平伏)。来年…じゃなくて今年こそは、しっかり早めに行動したい。いやマジで。


1月7日(土曜日) 再放送ばかりで新作も不作

 今期のテレビアニメは再放送ばかりだなあ。放送(納期)に間に合わないくらい、作画スタッフの確保に困っているということなのか。前期に比べて数少ない新作にしても、不作が目立ってどれもイマイチだし。今のところまともに見られるのは「3月のライオン」(NHK)くらいかな。


1月6日(金曜日) ブレない記事いろいろ

 たった1人で。しかもわざわざコンビニでごみ袋を買って戻り、3袋分の計10キロの古紙を回収。「学校でもやっているので当たり前と思って拾いました」。ええ話やないか。

高1が涙、道に散乱した紙拾い集め、鴻巣署が感謝状、見ないふり辛い(埼玉新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170106-00010002-saitama-l11

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 酷い記事だな。しかも支離滅裂。「恥を忍んで逃げたのか?逃げてなにかの役に立ったのか?」とあるが、何が言いたいのか全く意味不明。「逃げた」「役に立った」という言葉を使いたいだけじゃないか。いかにも週刊新潮らしい愚劣さ全開の記事だが、それにしても酷い。

星野源、ファン殺到で両親のジャズ喫茶が閉店、「逃げ恥」開始から2週間(週刊新潮)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170106-00516239-shincho-ent

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 平気で公約を反古にする不誠実な鹿児島県知事と違って、新潟県知事は現時点で全くブレない。さすがだ。で、きのう5日のNHKニュースだけど、どういうことかヘッドラインは「新潟県知事『原発事故の検証は数年かかる』」なんだよなあ。普通なら「柏崎刈羽原発、現状では再稼働認めない」とすべきなのに。籾井会長の呪縛は解けず。別の意味でNHKニュースもブレることがない。


1月5日(木曜日) 印刷は完了

 ようやく年賀状と寒中見舞いの版下作成が終わって、印刷もトラブルなしに無事完了した。投函できるのは明後日くらいかなあ(←自分で自分に突っ込むけど、遅すぎるよ)。いやはや全く困ったもんだ。マジで情けない。ごめんなさい。


1月4日(水曜日) もう授業開始かあ

 きょうから授業。1月4日から講義なんて初めての経験かも。大学に行くのが憂鬱だったけど、雲一つない青空と心地よい陽気に労働意欲がわいてきた。学生も大半が真面目に出席。当たり前のことだけど、えらいなあ。感心感心。拍手。

 で、新年1回目の講義は、「最初に結論ありき」の週刊誌が、結論に合致した都合のいい情報だけを集めて記事を仕立て上げる手法について解説した。こんなのは取材とは呼ばない。多くの人からたくさん話を聞いて事実を積み重ねながら、仮説を検証し修正していくのが「取材」だ。学生たちも至極納得といった様子だった。

 具体的な事例を示して説明したが、週刊新◯とか週刊文◯のことだよ。ワイドショーやネットの怪しいニュースサイトも似たようなものだけど、こういう輩と一緒にされたら、真摯に真剣に取材をしているまともな記者はたまったものじゃない。大迷惑だ(怒)。という思いは伝わったはず。


1月3日(火曜日) 際限なく用途拡大

 際限なく用途が広がるマイナンバー。買い物のポイントや図書館の貸し出しカードとも連携し、いずれは運転免許証やクレジットカード、公共料金の納付などにも拡大されるのだろう。個人情報がどんどん集約管理されていく。「個人番号は絶対に他人に知られないように」と言っていた説明はいったいどうなった。当初の目的はいったい何処へ。というか本当の目的は知らされないまま、じわじわと真の狙いに沿って都合よく運用されるのは、この国の政治家と官僚の常套手段だ。

病院でもマイナンバーカード、保険証代わりに(読売)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170102-00050086-yom-pol


1月2日(月曜日) テレビ三昧

 正月のテレビは、元日は朝から「羽鳥慎一モーニングショー」「芸能人格付チェック」「相棒15・元日SP」と見事にテレ朝オンリーだった。2日は「ローカル路線バス乗り継ぎの旅25・田川&蛭子ファイナル」「新春ドラマSP釣りバカ日誌」「孤独のグルメSP」となぜか今度はテレ東一択。きれいに揃っている。


1月1日(日曜日) あけおめ

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。正月はおせちを食べながらテレビ三昧。そして年賀状の作成にようやく取りかかる(汗)。まだ完成していない。例年通りのいい加減さである。


2016年

12月31日(土曜日) 例年通りの惨状

 プリンターのインクも買ったし、新年用の買い出しも終わったので、これからようやく年賀状の作成に取りかかることになる。年末になると毎年同じことを書いているが、いつもと違うのは、大晦日になっても全く手つかずであるという点だ。目標としては1月4日には投函したいなあ(かなり無理っぽい)。まあ残念ながらそういうことなので、関係者のみなさまにおかれましては、どうかご理解のほどをよろしくお願いいたします。

◇◇

 とんでもない茶番だなNHK紅白の演出。特にゴジラの小芝居。くどいしスベり過ぎだし薄ら寒いだけだと思うんだけど。しかもその煽りで本編もグダグダ。こういうのが面白いと思って演出してるのかなあ。唯一よかったのは、有村架純とガッキーが超かわいいということのみ。それしかない紅白だった。歌番組としてこれってどうなの。


12月30日(金曜日) 冷静で客観的で的確な指摘

 「中国人が『なぜ』騒いだか。その『なぜ』の部分がまったく報道されていない」「メディアの人たちの情報源が空港当局者だから」「根拠の乏しいマスコミ報道に踊らされている言動の方が私は恥ずかしい」──。雪に閉ざされた新千歳空港で約100人の中国人観光客が騒いだと伝えるニュースについて、このように警鐘を鳴らす、いすみ鉄道の社長ブログ。

 中国人を叩く一部の日本人も、日本人を叩く一部の中国人も、意図的なものを教え込まれてきたからこそ、一方的な発想や思考になる。過去から現在まで積み重ねてきた歴史や背景や事実を把握せずに、思い込みと偏見で判断してしまう怖さ。教育と情報によって操作されてしまう怖さ。いずれも、とても冷静で客観的で的確な指摘だと思う。重要な視点だ。

「なぜ中国人が騒いだか」(いすみ鉄道社長ブログ)

http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=2722


12月29日(木曜日) 安倍もバカウヨもみっともない

 真珠湾訪問の記事で安倍首相の顔が隠れた写真を使った、と言いがかりをつけて、朝日新聞を猛攻撃しているバカウヨたち。そもそも安倍首相がプロンプターを使わずに演説していれば、顔がプロンプターで隠れることもなく何の問題もなかった。それに安倍の顔が隠れていても問題などないし。

→(朝日記者のツイッターでの経緯説明)

https://twitter.com/itami_k/status/814121786933510144

 外電(ロイター)の配信写真を使っても使わなくても、自社の写真に差し替えても差し替えなくても、いずれにせよバカウヨたちは朝日を非難し罵倒すること自体が目的なのだから、何をどうしたって朝日に対する攻撃は続く。そんな連中をまともに相手にするだけ時間の無駄だ。

 もともと外国メディアは、オバマ大統領の姿や言動に関心を示しても、安倍首相の顔や演説には無関心なところは少なくない。だからこそロイターも、プロンプターの陰に安倍が隠れた写真を平気で配信するのだ。所詮その程度の話であって、大騒ぎするような問題ではない。

 だいたいプロンプターを使わなければ、あんな冗長でだらだらした引用だらけの演説を、安倍首相が丸暗記できるわけがなかろう。バカウヨが騒いでくれたおかげで、そういう頭の悪さが世間に広く知れ渡ってよかったかもしれないよね。安倍首相にしてもその取り巻きにしても、恥ずかしくて情けなくてみっともない限りだけど、自覚がないから理解できないか。

◇◇

 まさにお笑い安倍内閣。28日の今村復興相に続いて稲田防衛相が、A級戦犯を合祀したカルト国家神道の靖国神社を参拝した。鳴り物入りで真珠湾を訪問し、「国際社会へと復帰する道を開いてくれた」米国の「寛容の心」に感謝し、「和解の力」を精いっぱい宣言した直後の、この無神経さと支離滅裂さに、笑いを禁じ得ない。いっそのこと安倍首相も同行して靖国参拝すればよかったのに。米国は寛容だもんね(失笑)。

 しかしおよそまともな感覚では考えられない。もちろん国際社会の常識からも。中国や韓国の反発はいつも通りだろうけれども、欧米諸国も「歴史修正主義者の安倍が率いる内閣はやっぱり馬鹿ぞろいだ」と、今さらながら再認識しているに違いない。オバマ大統領の心中を察するに、おそらくはらわたが煮え繰り返っているはずだ。

 さすが日本会議と密着しているタカ派の極右政治家らしいと言ってしまえばそれまでだが、想像力の欠如と頭の悪さと非常識さと配慮と思慮のなさと、そして歴史認識の突出した異常さは尋常ではない。いったいどれだけ「国益」を損なって、日本国民の国際社会での信用を失墜させれば気が済むのだろう。

◇◇

 夕方から東京・吉祥寺。イタリア料理店で今年ラストの忘年会。大学教授や弁護士らいつもの飲み仲間とコース料理にワインなどを楽しみながら、4時間ほどがやがやと盛り上がった。


12月28日(水曜日) 大嘘だらけの安倍演説

 またしても安倍首相は大嘘を世界に発信した。だらだらと長いだけで中身が全くないのはいつも通りだが、今朝の真珠湾での安倍演説は、言ってることとやってることが正反対のデタラメの極致だった。「福島はアンダーコントロール」と世界に向けて大嘘を発信した五輪招致演説に匹敵する。

 「自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを貫いてまいりました。戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たち日本人は静かな誇りを感じながら、この不動の方針をこれからも貫いてまいります」──。

 こんな大嘘をよく恥ずかし気もなく公言できるものだ。立憲主義を蹂躙して踏みにじり、安保法制を強行し、憲法改正を画策し、沖縄県民を足蹴にし、メディアや教育に圧力をかけて支配しようとしている安倍政権が、どの口で「法の支配や平和国家」などと言えるのだろう。開いた口がふさがらないとはこのことだ。

 そして、これほどまで事実に反するデタラメで不誠実な安倍演説を、無批判に垂れ流すNHKをはじめとしたテレビニュースにも愕然とする。権力監視というメディアの最も重要な職務を放棄したかのような報道姿勢には、情けないやら恥ずかしいやらというか、怒りを通り越して呆れてものが言えない。

 元日本兵が安倍首相の演説を厳しく批判。<不戦を誓う首相の演説に「うそをつくな」と厳しい口調。安全保障関連法成立や憲法改正への動きを指摘し、「実際には戦争できる準備を急いでいる」と批判。「それを見せないきれいな言葉にだまされてはいけない。勝っても負けても泣くのは国民」と訴えた>。よく書いた。テレビニュースもこういう視点で本質を伝えてほしい。

首相演説「うそ」と批判も─真珠湾・元日本兵(時事)

http://news.livedoor.com/article/detail/12473857/


12月27日(火曜日) どの面下げて真珠湾?

 過去に3人も首相が真珠湾を訪問しているのに、しれっと「初めて」などと事実と異なる発表をする日本政府の情報操作にまず呆れる。本当に知らなかったのなら政府としてお粗末すぎる。さらに論外なのが、カルト宗教で国家神道の靖国神社を堂々と参拝する安倍首相が、いったいどの面下げて真珠湾を「慰霊」のために訪れるのかという矛盾だ。

 そしてもう一つの疑問は、「また海外に行くのか」と驚かざるを得ないほど、何回も外遊を繰り返す安倍首相の壮大な税金の無駄遣いについてである。この国のどこにそんな余裕があるのか。税金の使い方が決定的におかしい。原発の廃炉費用は? 教育・福祉・医療・社会保障の予算は?

 そもそもなぜ今さらこの時期に真珠湾なのか。行くなら12月8日か、オバマ大統領の広島訪問の直後だろう。必然性が希薄。「トランプ詣で」に激怒したオバマ大統領のご機嫌を取るために、のこのこ出かけるという背景があまりにも見え透いてみっともない。


12月26日(月曜日) 過去3年分の確定申告

 午後から税務署。前年までの過去3年分の確定申告をまとめて提出した。提出書類の8割ほどを自宅で作成して持参し、よく分からない残りの計算は親切な税務署員が手伝ってくれたので、40分ほどですべての手続きが完了。たまっていた宿題を片付けて、肩の荷が下りた感じだ。すっきりした。

◇◇

 地上波初放送の映画「ビリギャル」(TBS)を初めて見た。有村架純の熱演が光っていて、いつも通りに超かわいい。映画「ビリギャル」はそれに尽きるな。それ以上でも以下でもない。内容については突っ込みどころがいろいろあるけど、有村架純の存在がすべてをクリアしてしまう(笑)。


12月25日(日曜日) 色褪せない「ある新人教師の死」

 「セカンドインパクト」のルポルタージュのページに6年前に掲載してから、ずっと変わらず多くの閲覧数を維持している「ルポ/ある新人教師の死」(初出「世界」2006年4月号)だが、テレビや新聞で教員の自殺のニュースが報じられると、さらにアクセス数がぐんと跳ね上がる。それだけ関心を集めるテーマだということなのだろう。

 自分で言うのは気が引けるが、しかしルポとしての内容は、今この時期に読んでも全く古さを感じさせないし、色褪せていないとの自負はある。取材には結構な時間と労力をかけた。だからこそいまだに多くの人に読んでいただけるのだと思う。

 別の言い方をすれば、学校現場の状況や教員を取り巻く環境は、いまだに全く何も変わっていないということでもある。それどころか管理と統制が一段と進んで、むしろさらに酷くなっているとの訴えも聞く。このルポが教育行政のあり方を考えるきっかけ、あるいは一助になればと心から願う。

 ◆「ルポ/ある新人教師の死」は、拙著「教育の自由はどこへ」(現代人文社)にも収録されています。ほかの収録記事と合わせてぜひ手に取って読んでみて下さい。


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