身辺雑記 

by totoropen (OOKA Minami)

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東日本大震災以降(2011年3月11日付以降)の「身辺雑記」について、日付ごとに直接リンクできるように設定しました。例えば、2011年5月1日付の記事の場合、リンク先アドレスは「http://www.geocities.jp/ookaminami/zakki2011-5.html#20110501」となります。「zakki2011-5.html#20110501」の数字の部分を日付に応じて書き換えて下さい。


2016年

7月27日(水曜日) レイシスト放置その果てに

 午前中、横浜・関内。古巣の新聞社から依頼された取材の打ち合わせ。僕にとっては守備範囲外で未知の領域である「海洋」と「農業」という2分野を担当することに。大学は夏休みだから少し時間が割けそうなので、「宿題」のつもりで取り組むかな。何ごとも勉強だ。久しぶりに会った元同僚と地ビールの店でランチ。もちろん真っ昼間から飲んだりしてないけど。

◇◇

 小池百合子氏が都知事になったら、再び「政治とカネ」の問題が浮上するだけでなく、日本会議や在特会といったレイシスト(差別主義者)極右団体との深い関係も問われて、大混乱の末にまた都知事選になるだろう。いい加減に都民は目を覚ましなさいよ。

 安倍ネトウヨ政権やその仲間たちが主張する排外思想を放置していると、相模原市の施設で起きた障害者大量虐殺のような事件がまたどこかで繰り返されるに違いない。この国がそんな恐ろしい絶望的な社会になってしまうのを危惧する。障害者や外国人や弱者を切り捨てて排除する、それが安倍首相の言う「美しい国」なのだろうか。そういえば相模原事件の容疑者も、同じようなフレーズを(英語で)発信していたが。

 独善的な思考と言動、そして想像力の欠如。相模原の大量虐殺事件の容疑者と安倍ネトウヨ政権は根っこがそっくりだ。弱者や異質な存在や体制に異論を述べる人たちを、ためらうことなくばっさり切り捨てて排除し、しかもそれが当然だと思っている。最低だよ。


7月26日(火曜日) 「弱者抹殺思想」蔓延の恐ろしさ

 相模原市の知的障害者施設で、入所者19人が刺殺され26人が重軽傷を負った殺人事件。一方的で独善的で身勝手な理屈から、障害者や外国人や弱者の切り捨て・排斥・抹殺を正当化する容疑者の男の考え方は、安倍政権や日本会議や在特会やネトウヨの思想と見事に共通する。インターネット上にはこのような「危険思想」に基づく主張が、当たり前のように大量に書き込まれている。現代の日本社会で(世界でも)こういう思想が公然と叫ばれ、広がっているのが恐ろしい。

◇◇

 都知事選でだれを選ぶかの判断基準は、「障害者や外国人や弱者の切り捨て・差別・排斥・抹殺を正当化する候補者かどうか」をモノサシにすればいいと思うよ。そうすれば少子高齢化対策も、教育福祉政策も、待機児童問題も、将来の姿がすべて見えてくる。原発や憲法をどうあるべきかについても同じ。どれもこれも自分自身に降りかかってくる問題なのだから。


7月25日(月曜日) 成績評価確定

 大学公式サイトのWeb採点簿システムにアクセスし、前期(春学期)講義の成績評価を登録確定する。ひと仕事を無事に終えて肩の荷が下りた感じだ。


7月24日(日曜日) ニュースの価値判断とは

 1面トップの記事と「見出しが持つ力」をどう考えているのだろう、と思わざるを得ない最近の朝日新聞の紙面作りと報道姿勢には戸惑うばかり。がっかりさせられると言うよりも愕然とすることが多い。今、何を最も大きく伝えるべきか。ニュースの価値判断をするのはジャーナリズムの基本であり根幹だろう。しかも1面と社会面トップは新聞の姿勢が最も鮮明に表れる部分ではないか。そのことは朝日がだれよりも分かっているはずなのに。

 スマホゲーム「ポケモンGO」の国内配信開始を、7月22日付夕刊だけでなく23日付朝刊でも1面トップに据えた朝日新聞は、どうかしている。ほかに伝えるべき大きなニュースがなくて、世の中が平和で、国家権力の理不尽な暴走も無法もないというのなら、ポケモンが1面や社会面のトップを飾ってもそれでいいだろう。しかし現実はそうではない。

 むしろ憲法や立憲主義を無視した安倍政権の傍若無人ぶりは際立っている。尋常ではない。沖縄の住民に対する一方的な攻撃・暴力・弾圧が堂々とまかり通っているではないか。そんな時に「ポケモン」が1面トップとはあまりに能天気すぎないか。いやそんな言葉では足りない。ジャーナリズムの責任と役割を自ら完全に放棄しているとしか思えない。読者(主権者たる国民)に対する背信行為だ。もちろん、テレビのニュース番組が同様に酷すぎるのも言うまでもないが。

◇◇

 安倍自民党とその支持者たちは、何が何でも野党統一候補の鳥越俊太郎を都知事にさせたくないのだろう。大量のネガティブキャンペーンと誹謗中傷が垂れ流されている。週刊文春もあれほど根拠が薄弱・希薄でいい加減な一方的な記事をよく掲載したなと思うが、明らかに選挙妨害でも何でも書いたもの勝ち。嘘でもデタラメでも「スキャンダル」を鵜呑みにさせて、イメージダウンを誘発させられたらいいのだから。あまりにも露骨な人格攻撃だと思うが、もはやなりふりなど構っていられないということだ。

 テレビの報道にしても問題の本質をほとんど伝えていないし、特にワイドショーなどの情報系番組は、むしろかなり偏った伝え方をしている。こんな酷い選挙戦は見たことがない。

 24日付朝刊の都知事選の情勢分析は、読売は「小池百合子氏と増田寛也氏が競り合い、鳥越俊太郎氏が追う展開」。東京は「小池氏がリードし、鳥越氏が続き、増田氏が追っている」。どちらも小池氏がリードしている点では一致している。鳥越氏に対する誹謗中傷や攻撃の凄まじさと、小池氏の「自民党極右タカ派の正体を見せない戦略」が効いているようだ。


7月23日(土曜日) 「時かけカフェ」

 午前中は東京・新宿の法律事務所で冤罪事件の弁護団会議。会議終了後、新宿三丁目の寿司屋でランチ。外国人観光客カップルが、ちらし寿司を注文して美味しそうに食べていた。

 最近はあそこでもここでも、欧米系からアジア系やアフリカ系やイスラム系まで、大勢の外国人の観光客がごく普通にごく自然に歩いている。何の違和感もない。文字通り国際都市だな。そんな日本の国で「◯◯人は出て行け」「◯◯人は死ね」などと大声で叫び回るなんて、正気の沙汰ではなかろうに。自称愛国者の人たちは日本人として恥ずかしくないのかね。

 午後から歌舞伎町の喫茶店で、アニメの作画監督とメルマガの打ち合わせ&雑談など。夕方から渋谷パルコ。「スタジオ地図」とコラボした「時をかける少女カフェ」でプリンを買って帰る。ちなみに「時かけカフェ」には入店待ちの客が20人ほど並んでいて、店頭に「3時間待ち」という掲示が出ていた。すごいなあ。カフェに入るために3時間も並ぶなんて、僕にはちょっと無理かな。

 渋谷のマルキン本舗で味噌ラーメンを食べた。味噌の味そのものはかなり美味しかったけど、唐辛子の辛さが強すぎたのが残念だった。味噌の味わい深さだけで勝負してほしかったな。さすがにめっちゃ眠い。


7月22日(金曜日) とんでもない

 参院選でも知事選でも沖縄の民意は明確に示されている。にもかかわらず「政府の決定だから黙って従え」「我慢しろ」「嫌なら日本から出て行け」と言って、移設工事に反対する市民を非難し罵倒する。非難し攻撃する相手が違うことになぜ気付かない。とんでもない「美しい国」だな。そこまで言うなら、沖縄の人たちを非難する「お前ら」の家のすぐ隣に移設してもらえばいいだろう。

 移設工事に反対する住民らを強引に排除する機動隊員。「国を守るため」と言いながら、軍隊が国民に銃口を向けた戦前の時代と、安倍政権の「やり口」はほとんど何も変わっていない。

<沖縄ヘリパッド>政府、移設工事を再開 現場は大混乱(毎日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160722-00000036-mai-soci

◇◇

 とんでもないデタラメぶり。「もんじゅ」でまた杜撰な運営が発覚。そもそも日本原子力研究開発機構がまともに機能したことが、今までに一度でもあっただろうか。施設も欠陥だらけで運営主体も無能なのに、政府はそれでもまだ「動かすことが前提」だと言い張る。どう考えても廃炉しかないだろう。

もんじゅ、機器点検2カ月放置、通知警報も見過ごす(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ7Q41FFJ7QULBJ009.html?iref=comtop_8_05


7月20日(水曜日) 前期の講義終了

 前期(春学期)の講義が終わったあああ。なんという解放感。成績評価の判定もほぼ終わったぞ。まだ清書(公式サイトへの正式な報告アップ)はしてないけど。しかし成績評価はともかく、受講生の文章力はもれなく確実に向上した。少なくともそれは僕が太鼓判を押すから、受講生の皆さんは自信を持ってほしい。さて本業の記者家業に戻るか。後期(秋学期)の授業が始まるまでは、取材活動に専念する。

◇◇

 大橋巨泉といったら、やはり「11PM」と「クイズダービー」だなあ。それはともかく、今夜の報道ステーションで流された巨泉の「あんな戦争に日本を巻き込んでしまったのは、ジャーナリズムが大本営発表ばかりを流したからだ。何百万人という人の命と引き換えに手に入れた報道の自由、表現の自由(に対する圧力)を許してしまうような日本では怖い」という言葉がずしりと重い。テレビ司会者として長く活躍してきた大橋巨泉さんが死去。82歳。ご冥福をお祈りします。


7月19日(火曜日) 沖縄や原発めぐる悪質デマ

 「沖縄県民は米軍基地で働いて公務員並みの収入を得ている」「騒音補償など多額の恩恵がある」「基地反対運動では高額バイト代が出ている」といった悪質なデマ情報が、ネットなどで盛んに流されている。だから米軍基地の反対運動なんかするなということらしいが、米軍基地がそんなに素晴らしくて生活に潤いをもたらす存在だと思うのなら、本土で全部引き取ればいいじゃん。馬鹿じゃないの。

 似たような感じの悪質デマ拡散は、沖縄だけでなく原発問題にしても同様。みんな本気で困っているし、実際にとんでもない実害や苦痛を被っているから、多くの人が反対しているんだよ。米軍基地や原発がそんなにうらやましければ、そう思う人たちの地元でどうぞすべてお引き取り下さい。だれも止めたりなんかしないから。

 厄介な迷惑施設を一方的に押し付けておきながら、いざ地元住民が反対の声を上げると、「黙れ、この非国民が」と誹謗中傷の集中砲火を浴びせかける。自称愛国者たちの頭の中はどうなっているのだろう。気が狂っているとしか思えない。


7月18日(月曜日) 人物を見極めること

 女性の候補者だからといって、女性や母親の立場に立って政治を考えているとは限らない。戦争や差別や排外主義に反対している人ばかりでもない。自民党の閣僚や国会議員を見れば一目瞭然ではないか。裁判官がみんな公正で賢者ばかりではないし、教師がみんな聖人君子で教え方が上手いとも言えないし、記者がみんな文章が上手いわけではないのと同じだ。

 性別や印象だけで人物を判断するのは大間違いだ。「女性候補だから安心」などという頓珍漢な選択は、的外れの結果しか生まない。これまでどんな発言をしてきたか、前時代的な差別排外団体と交流はないか、立憲主義を理解し人権感覚は備わっているか、弱者に寄り添う姿勢は一貫しているか、カネに汚くはないか。そういったことをしっかり見極めないと。選挙ではなおさらしっかり見定めて投票しなければ。


7月17日(日曜日) SP

 不登校法案(教育機会確保法案)の集会取材で早稲田大学・戸山キャンパスに出かけたら、目つきの鋭いダークスーツ姿のあやしい男女があちこちに立っていた。馳浩文部科学大臣のSPだった。

 その馳大臣は同法案の推進集会の挨拶で、「この法案は9月以降の臨時国会で必ず成立する。先の通常国会では自民、民進、公明、維新の4党合意の上で国会に提出されたが、参議院で民進党が突然反対して継続の案件となった。これ以上話すとハレーションを起こすので言わないが、政局で法案が左右されたことは残念に思っている。不登校の子どもたちを人質に取るようなやり方は断じて許せない」と指摘した。

 その上で、「最終的には法案に反対だった共産党や社民党の皆さんともコミュニケーションしながら積み上げてきている。反対している会派や政党が悪い奴らだとは思わないでほしい」と述べ、法案支持者が多数参加する会場の笑いを誘った。

 さらに今後の動きについて馳大臣は、「次の臨時国会では法案成立の石を一段目から積み上げる作業をしなければいけない。法案は第13条がすべてなので、ここをきちんと対応するのが文科省としても必要なことだと考えている。肝となるのは第13条だ。わが国の法律で初めて、(不登校の子どもの)欠席を容認するような表現を取った。法案成立を念頭に入れながら、学習支援や経済的支援のありかたの検討に入っている。来年度の概算要求にもそれとなく検討している」と踏み込んで、これからの対応にも自信を見せた。


7月16日(土曜日) 新聞の責任、テレビの責任

 <新聞が「正面から言いなさい」とお説教をすれば、権力者が「隠してごめんなさい。ちゃんと改憲について語ります」と言うわけではない。いくら批判しても、相手は反省もしなければ態度も変えない。

 <「えっ憲法改正のことって? そんな大事なことは新聞が大見出しで書かなきゃだめでしょ。全然知らなかった」。私の思いはこれに尽きる。普段は新聞を読まない人も、キオスクでびっくりして買ってしまうような1面を作ってほしい。それが、戦後初めて憲法が変わろうとしている時代の、大新聞の責任ではないだろうか。>

(朝日朝刊オピニオン面「わたしの紙面批評・参院選報道、首相に改憲の本音語らせよ」中島京子さん=作家)

◇◇

 「とりあえず伝えましたよ」といった「アリバイ作り」のような報道では意味がない。全く意味がないとは言わないけれども、ほとんど意味はない。本当に大事だと考え、何が何でも伝えなければならないと思うのであれば、目立つように大きく伝えるはずだろう。そうしないのは、本気で伝えようという意思がないということにほかならない。それは新聞紙面でも雑誌の誌面でもニュース番組でも同じことが言える。

 東日本大震災が起きた年に、「首相官邸前の大規模デモをニュースで流さないのはどうして?」と知人のテレビディレクターに尋ねたことがある。そうすると、ほとんどだれも見ていないような午後3時や4時過ぎのローカルニュースで、こそっと短く放送したことを根拠に、勝ち誇ったような顔で「いやきちんと伝えていますよ」と反論された。

 二の句が継げないとはまさにこういうことを言う。そこには真摯な反省も謙虚さも何もなく、あるのはただその場を取り繕うことだけ。間違っていても絶対に過ちを認めない、官僚のような態度しか見えてこなかった。そんな傲慢不遜な姿勢だからテレビは(新聞も)信用されなくなって、見られなく(読まれなく)なっているのだなと、心底がっかりした。

 しかし残念ながら、そうした姿勢は一向に改善されないどころか、さらに増長しているように感じる。その結果、市民のマスメディア離れはよりいっそう顕著になっているようだ。読者や視聴者の声に「耳を傾けない」「伝えるべきことを伝えない」というのでは、安倍首相と大差ないではないか。自覚もなく志もなく誠実さもない記者やディレクターがあまりに多すぎる。しかも無能とくれば、救いようがない。

 だからこそなおさら、朝日の「わたしの紙面批評」で中島京子さんが指摘した、「大事なことは新聞が大見出しで書かなきゃだめ、私の思いはこれに尽きる。普段は新聞を読まない人も、キオスクでびっくりして買ってしまうような1面を作ってほしい」との言葉が心に響く。「ジャーナリズムへの信頼」「言葉の力」を取り戻すためにも、報道に携わる人間は、原点に立ち返らなければならないと強く思う。


7月13日(水曜日) 「言葉の力の怖さ」

 「御国が勝てばすべての国民が幸せになれる。それから国のために尽くそうとペンを執り、言葉を選んだ。ポスターも描いた。何の疑いもなく一億一心の旗を振って、戦争に勝つことだけを考えて仕事をしてきた。だが8月15日。そのとき初めて気付いた」

 「それまで、言葉には人を救う力があるものだと思ってばかりいて、言葉の力の持つ怖さの方に無自覚なまま、関わってきてしまったのではないかと。言葉の力は恐ろしい。子どものころから人の役に立ちたくて、人を救いたくてペンを握ってきたはずだったのに。そんなことも分からずに戦時中、言葉に関わってきてしまった」

 <7月13日放送のNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」花山伊佐次(=「暮しの手帖」元編集長・花森安治)の台詞から>

 伝えるべきことを伝えず政権に都合のいい情報を垂れ流し、事実をねじ曲げて冷笑し揶揄するだけのメディアは、戦前とまったく同じように、言葉で人々をとんでもない方向へ誤導している。「言葉の力の持つ怖さ」に無自覚なのだろうが、近い将来、その罪深さを大いに後悔することになるに違いない。安倍政権の広報・宣伝機関と化したNHKの政治記者やディレクターらを筆頭に。民放のワイドショーの司会者やコメンテーター連中も同罪だ。


7月12日(火曜日) 同じ切り捨てられる側なのに

 沖縄や福島に対する理不尽な仕打ち・切り捨て・排除・いじめ同然の扱いを目の当たりにして、多くの有権者は自分たちはあんな風にはなりたくない、と考えて自民党に入れたのかもしれない。怒りを分かち合い共有するのではなく。でもそういう人たちも実は、同じように酷い目に遭う可能性は高いんだよ。決して「勝ち組」なんかではない。

 米軍基地や原発が近くにあってもなくても、圧倒的多数の一般庶民は、税の負担や社会保障や子育てで、虐げられ搾取され切り捨てられる側であることは変わらない。安倍自民党は本気で憲法を改正し、国民の基本的人権を大幅に制限しようと考えているのだから。自分だけは「勝ち組」の側にいるといった勘違いに早く気付くべきだ。

◇◇

 「民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党の幹部らは11日、都知事選に野党の『統一候補』の擁立をめざし、水面下で最終調整を続けた」「民進など野党幹部と、鳥越、古賀両氏が協議を重ねた結果、野党の統一候補として鳥越氏を擁立することで最終調整しているという」。この体制でいけるのなら期待できそう。勝たないと意味がないからね。

民進、鳥越氏擁立で最終調整、自民は分裂選挙、都知事選(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ7C6K15J7CUTIL062.html?iref=comtop_8_01


7月11日(月曜日) テレビの責任

 投票する前に、安倍政権のもとで何が起きているのか、安倍政権が憲法改正で何をしようとしているのか、といった情報を知らないし、判断材料がきちんと伝えられていないのだから、10代20代の有権者の多くが自民党に一票を投じるのも無理はない。テレビ各局の大半は、ニュース番組はもちろんワイドショーなどの情報番組でも、安倍自民党の「争点隠し」に加担しただけでなく、むしろ安倍政権に都合のいい一方的な情報を垂れ流していたのだから。伝えるべきことを伝えないテレビの責任は万死に値する。

 権力を監視し検証し批判するといった、まともな(民主主義の社会ではごくごく当たり前の)選挙報道をテレビでした(している)のは、テレビ朝日の「報道ステーション」「羽鳥慎一モーニングショー」と、TBSの「NEWS23」「報道特集」くらいしかない。多勢に無勢すぎる。

 若い世代はテレビなんかほとんど見ない、とはいっても、しかし朝から晩まで目と耳から映像と音声で入ってくる圧倒的な情報量は半端じゃない。「情報の浸透度」は新聞や雑誌の比ではない。ネット情報だって同じだろう。テレビの影響力はいまだにとてつもなく大きい。

 だからこそ安倍政権は一貫して、テレビに圧力をかけて恫喝し懐柔し支配することに異様な情熱を注いできた。その筆頭がNHKだった。NHKは晴れて安倍政権の広報宣伝機関としての地位を確立し、事実上の国営放送局としての立場を盤石にした。

 「NHKのニュースは正しくて中立公正で信用できる」と圧倒的に多くの人が信じている。実際には安倍政権の意向を忖度し(推し量り)、政権に都合のいい情報を垂れ流しているのだが、残念ながら大勢の視聴者はそうは思っていない。主権者たる国民に伝えられるべき情報が伝えられていないのだから、多くの有権者が真っ当な判断ができなかったのはあまりにも当然の帰結だった。


7月10日(日曜日) 選挙後に放送しても遅いよ

 池上彰の選挙特番(テレ東)は視点にブレがなくて斬り込み方や突っ込みが一番面白いけど、本当はこういう番組が選挙前(公示期間中)にどんどん流されるべきだったし、(各局で)放送されなければならなかった。選挙が終わってからの問題提起だと遅いんだよ。

 メディアの役割は、有権者が投票という権利を行使するために、きちんと判断材料を集めて提示することなのだから。そもそも選挙が終わってからどれだけいい放送をしたとしても、それだと「アリバイづくりに過ぎない」と言われても反論できないだろう。

 今回の参院選で安倍自民党が勝ったのは、主権者としてあまりにも情けない投票行動の結果だと思うが、メディアが選挙期間中にきちんと争点を伝えず、政権与党に対する検証報道をしなかったことは大きい。はっきり言って権力監視の機能と職責をほとんど果たしていなかった。特にテレビ、その中でもNHKの責任はものすごく重い。「不作為の作為」はむしろ犯罪的でさえある。

 TBSの質問にも池上彰の質問にも、中身のない無駄な話をべらべらしゃべり続ける安倍首相。そうやって限られたわずかな取材時間を食いつぶす。選挙期間中の街頭演説で憲法改正に触れないと斬り込まれても、のらりくらりとはぐらかす。争点隠しの選挙で国民から白紙委任を受けたという「結果」を残した安倍自民党。まさに詐欺師そのものではないか。

◇◇

 いいニュースもあった。参院選と同じ日に行われた鹿児島県知事選で、川内原発の停止を公約に掲げた元テレビ朝日コメンテーターの三反園訓氏が、現職を破って初当選。原発再稼働の問題は地元と周辺住民にとって命に関わる重要課題なのだから、選挙の争点にならない方がおかしい。

鹿児島知事に三反園氏、元テレ朝社員、川内原発停止公約(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ7B63QTJ7BTLTB00K.html

 沖縄選挙区で自民現職の島尻安伊子・沖縄北方担当相が落選し、自民党は沖縄の衆参選挙区で唯一の議席を失った。人間というのは自分自身や身内が身近なところで、とんでもなく酷い目に遭わされないと、本当の怒りや疑問は湧いてこないのかもしれない。沖縄の人たちはマジで怒っている。

島尻・沖縄北方相が敗北、自民、沖縄の衆参議席ゼロに(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ7B6500J7BTIPE02N.html?iref=comtop_8_03

 福島選挙区では自民現職の岩城光英・法相が落選。沖縄に続いて福島でも現職閣僚が落選した。やはり徹底的に虐げられて酷い目に遭わされていると、本質が見えてくるのだろう。それは当然、強い疑問につながって憤りへと発展する。沖縄と福島の人たちが、これまでにどれだけ酷い差別と被害を被ってきたことか。ほかの地域の人たちにとっても、決して他人事ではないはずなのだが。

岩城光英・法相、民進の増子輝彦氏に敗れる、福島(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ795D8HJ79UGTB017.html


7月9日(土曜日) あからさまNHKの安倍厚遇

 NHK総合テレビ「党首は何を訴えたのか」(参院選特集・党首の選挙戦に密着)。露骨に安倍首相を手厚く紹介している。しかも嘘八百だらけ演説と野党共闘に対する罵倒の垂れ流し。まさか各党の議席数に応じて時間配分したのか。党首討論でも発言時間は各党平等だろう。参院選公示後に党首討論番組も流さなかったのに、投票前日の土壇場のこの時期に、こんなあからさまな放送をするなんて。唖然。もはやなりふり構わず何でもアリなんだなと思った。

◇◇

 報道弾圧の次は教育。軍事独裁体制が必ず管理統制して掌握しようとするのが、メディアと教育の2つであるのは古今東西どこでも変わらない。自民党と産経による教育現場への攻撃は以前からあったが、いよいよ公然と教員の「摘発」に着手。安倍政権になってから、戦前の日本社会とそっくりの道筋をまさに「教科書通り」にたどっている。

戦前か!自民党がHPで「子供たちを戦場に送るな」という偏向教育を行う教員の通報を呼びかける密告フォーム(LITERA/リテラ)

http://lite-ra.com/2016/07/post-2401.html


7月8日(金曜日) 石田純一氏の見事な仕事

 都知事選に出馬してもしなくても、俳優の石田純一氏は実にいい仕事をしたと思う。憲法や原発のあり方、メディア規制、(東京都教育委員会の)教育への締め付け、子育ての課題について、記者会見の場でしっかり問題提起し、さらに、強大になりすぎた政権与党に対する危機感と、野党統一候補の必要性にも言及して熱く語った石田純一氏は、それだけでとても大きな役割を果たした。そこら辺の政治家や自称実務家、自称評論家、自称政治記者よりも、石田氏はずっとこの国の政治と民主主義について深く考えている。

 石田純一氏の真意や問題提起がきちんと有権者に伝えられないとしたら、それは伝えるメディアの側がどうしようもない、ということにほかならない。記者やディレクターやデスクやスタッフが馬鹿だから、どうでもいいことしか伝えられないのだ。間違いない。

◇◇

 「ニュースに政治を持ち込まない」というスタンスを貫くNHKは、さすが事実上の国営放送(政権の広報宣伝機関)だけのことはある。視聴者に判断材料をほとんど届けない。まともな選挙報道をしないNHKは、もはや報道機関でも公共放送でもなんでもない。落ちるところまで落ちたと断言してもいい。視聴者(主権者たる国民)はもっと怒るべきだ。

 そんなNHKを筆頭にテレビ各局の選挙報道が腰砕け(腰抜け)状態だからこそ、きょうの石田純一氏の都知事選出馬をめぐる記者会見は、有権者が本来しっかり考えて判断すべき選挙(都知事選だけでなく特に参院選)の争点を過不足なく訴えていて、ものすごく意味があった。何回でも繰り返して言うが、石田氏は素晴らしい仕事をした。

「NHKニュース7とニュースウォッチ9が参院選についてやらなすぎておそろしすぎる件」(NAVERまとめ)

http://matome.naver.jp/odai/2146790474574927301


7月7日(木曜日) 主権者として権利行使を

 次の日曜日の参院選で、大学1年生はもれなく選挙権が行使できる立場にある。そんな1年生を対象にした講義で、「最も影響を受けるのは君たちの世代だからこそ、自立した市民として、自分の頭でしっかり考えて判断して1票を投じてほしい。選挙権の行使は君たちに与えられた数少ない政治参加の権利なのだから」と力説した。もちろん具体的な政党名や候補者名を出したりはしないけど、何を大事にすべきなのかといった、ものの見方や考え方はこれまでの講義で示したつもりだ。

 いったいどれだけの学生の心に響いたか(届いたか)は分からないが、それでも1人でも2人でも耳を傾けてくれる学生(や読者)がいる限り、できるだけ多くの判断材料を取材して届けて伝え続ける。それが僕の仕事であり、果たすべき役割だから。大学教員としても記者としても。


7月6日(水曜日) ジジイの戯言なのか

 「若い記者の問題意識のなさや取材力の低さが酷すぎる」なんて思うのは、僕がジジイに近いおっさんになったからだろうか。経験の差を考慮もせずに、上から目線で「イマドキの若者は」などと批判しているだけなのかなあ。それともやはり若手記者の取材力はマジで危機的状況なのか(もちろん尊敬できる優秀な若手記者も少なからずいるし、どうしようもない自称ベテラン記者も大勢いるんだけど)。


7月5日(火曜日) 嫌な予感が的中

 先週、東京高裁の岡口基一裁判官が厳重注意されたことについて話を聞かせてほしいと、取材の電話をかけてきた週刊A誌の記者。嫌な予感はしてたんだよなあ。だって電話口で、「冤罪をつくったり行政や企業寄りの判決を出したりする裁判官が大勢いるなんて知りませんでした。素人なもので」なんて応答をするんだもの。

 発売された今週号を立ち読みしたら案の定、人情話みたいなものに誌面の大半が割かれていて、他誌の記事をなぞった程度の低い酷い内容だった。「憲法を尊重せず当事者の声に真摯に耳を傾けない裁判官や、権力の意向に沿った一方的な判断を漫然としている裁判官こそ、むしろ『国民の信頼』を傷つけているのでは」といった視点・切り口は、どこにも生かされていなかった。やっぱりなあ。予想通りだったけど、それにしてもどうしようもない。

→【6月30日付「身辺雑記」に関連記事=「裁判官の本分って何だ」】


7月4日(月曜日) 投票の判断基準

 参院選での僕の判断基準(争点)は、(1)憲法(安保法制・立憲主義も当然含まれる)、(2)原発、(3)国家権力による報道圧力・介入、の3つ。これらに対する姿勢を見れば候補者の生き方と人間性はほぼ分かる。だれのために、何のために政治はあるべきなのか、有権者自身の生き方・見識・教養も問われる選択だ。


7月3日(日曜日) 本末転倒

 代表選手の本分は、それぞれの競技で全力を尽くし最大限に実力を発揮することだ。大きな声でそろって国歌斉唱することじゃないと思うけど。そんなことで選手を萎縮させてどうするんだ。

 リオ五輪代表選手団の壮行会の来賓挨拶で、「国歌を歌えないような選手は日本の代表ではない」などと述べた森喜朗・組織委員会会長。いったいどこまで時代錯誤で本末転倒の発想しかできないのだろう。そもそも愛国心やら国旗国歌やらは、他人に強要するようなものではない。強要されるものでもない。

「国歌歌えない選手、日本代表じゃない」森喜朗氏(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ735KMZJ73UTIL021.html

◇◇

 朝日新聞の「GLOBE(グローブ)」(毎月第1日曜日発行の本紙別刷り付録)を初めて面白いと思った。今号(7月3日号)の特集は「医者とカネ」。表紙はブラック・ジャックで、本文にもブラック・ジャックの漫画カットがふんだんに配置されていて編集センスもいい。医療(意欲のある医師)に対する記者の期待とエールが込められていると感じた。


7月1日(金曜日) 牛丼と文章

 吉野家の牛丼と文章はよく似ている。(牛丼→)早い、旨い、安い。(文章→)書くのが早い、上手い(内容が面白い、共感できる、納得できる、説得力がある)、分かりやすくて読みやすい。書くのが早ければ、確認し推敲する時間がそれだけ増える。上手さは内容や構成や視点や切り口。そしてそのために問われるのが、分かりやすくて読みやすい文章を書く表現力だ。

 大学1年生を対象にした前回の文章講座で、そんな話をした。自分の考えや思いがきちんと読み手に届く文章を書く。カッコいい文章を書くための基本ではないかと思う。文章力を身につけるのは大変だけど、大きな武器(道具)になる。もちろん僕自身も努力している最中だが、学生諸君もぜひ頑張って磨いてほしい。


6月30日(木曜日) 裁判官の本分って何だ

 僕のような、しがない田舎記者(横浜はでっかい田舎です)のところにも大手の週刊A誌から、岡口基一裁判官について話を聞かせてほしいと取材依頼があった。「裁判官の品格」(現代人文社)という著書を出しているからだろうけど、この本の「品格」とは表面的な品位を言っているのではない。形式的な上品さは、さほど重要な問題ではない。憲法と人権を遵守し、当事者が納得できる判断をすることこそが裁判官の仕事の本質であり本分だろう、というのが拙著の趣旨だ。もちろん取材にもそのように答えた。

 個人的にどんな趣味を持とうが悪ふざけをしようが、きちんとした仕事さえしていればそれでいいではないか。法廷で半裸や全裸になったわけでもあるまいし。いちいち目くじらを立てるようなことではない。

 「裁判官の品位と裁判所に対する国民の信頼を傷つける行為をした」(渡部勇次・東京高裁事務局長)と言うのであれば、憲法と法律と事実に従った審理をしていない裁判官や、人事権を振りかざして裁判官を管理統制しようとする最高裁事務総局などの司法行政の姿勢や体質こそ、むしろ厳しく問われなければならないはずだ。検察や捜査当局や政府や大企業の言い分を鵜呑みにして、明らかに権力の意向に沿った一方的な判断を漫然としている裁判官こそ、むしろ「国民の信頼」をものすごく傷つけていると思うよ。

高裁裁判官、ツイッターに上半身裸の写真投稿、厳重注意(朝日)=28日付朝刊

http://digital.asahi.com/articles/ASJ6W51FFJ6WUTIL02B.html?iref=com_alist_8_04

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 公示後の党首討論には応じず、民進党の公開質問状への回答も拒否する安倍自民党。「選挙をフルで戦っている」「期日前投票の前に議論を終えておくべきだ」「既に選挙戦が始まっている」。いずれもまともな理由とは到底思えない詭弁ばかり。政権政党としても総理大臣としても実に不誠実で、有権者に対して「説明責任を果たさない」ことの理由には全くなっていない。民進党の支持者も主権者だということを、安倍自民党は理解していないようだ。

 争点を隠して改憲などの本音(思惑)を明らかにせず、そのまま選挙を終えようとする安倍自民党の態度は卑劣極まりない。そんな民主主義や立憲主義があるものか。どこまで有権者を愚弄すれば気が済むのだろう。公正な選挙のプロセスを自ら放棄して恥じない安倍政権に、有権者はそれでも一票を託すのだろうか。

民進質問状、回答を拒否=萩生田官房副長官(時事)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160630-00000067-jij-pol


6月29日(水曜日) 海外派兵は「人を殺すため」だろ

 災害派遣の自衛隊と海外派兵の自衛隊は全く別ものだ。安倍自民党が憲法を無視して成立させた安保法制の下で、外国の紛争地に自衛隊が出動するのは「人を殺すため」そのものではないか。「人道支援」では断じてない。

 NHKの討論番組で共産党の藤野保史政策委員長が、5兆円を超えた防衛費について、「人を殺すための予算ではなく人を支えて育てる予算を優先する」と述べた発言は不適切でもなんでもない。自衛隊の活動のすべてを否定したのではないのだから、自衛隊員を不当に貶めたのでもない。共産党の藤野氏は、発言撤回も政策委員長の辞任もする必要はなかった。選挙対策(戦略)として仕方なかったのだろうけど、発言撤回や辞任は筋違いでおかしい。

 それにしても政権与党と御用メディアの共産党叩きは尋常ではない。安倍自民党と補完勢力の面々が共産党を叩くのはさもありなんだが、産経やNHKがここぞとばかりにネガティブキャンペーンを展開している。しかも共産党だけでなく野党共闘を誹謗中傷し、分裂分解させようと必死。露骨すぎる。政治的中立を装って上手いことやろうといった努力や工夫をする余裕すら、産経やNHKにはないようだ。この国のメディアのお粗末さはなんとも形容し難い。暗澹たる気分になる。

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 常子「戦争をたたえて国民を煽るような雑誌は作りたくないんです」、五反田「もう作らなくていい。僕に赤紙(召集令状)が来た」、常子「そんな…(絶句)」。NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」から。70年も昔の話ではなく、これからまた同じようなことが再び起こりそうな予感がする今のこの時代。政治も社会もメディアの状況も。もう既に「戦争をたたえて国民を煽るような新聞や雑誌や番組」を作っているではないか。歴史からみんな学んでいるはずなのに。


6月28日(火曜日) 労働組合離れ

 民間企業の労働組合離れは以前から指摘されているが、身分保障が手厚い国家公務員の世界でも変わらないようだ。御用組合や親睦会や互助会のような労組では意味はないし害悪でしかないが、労働者の権利と人権を守るためにきちんと主張し、内部から組織のありようを監視して意見を言う存在は必要(というより不可欠)だと思う。民間企業でも役所でも学校であっても。

霞が関でも労働組合離れ加速、外務省や文科省では消滅(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ5M64Z6J5MULZL004.html


6月27日(月曜日) 半年ぶりのFB

 半年ぶりにフェイスブック(FB)に投稿した。いろいろ鬱陶しいからフェイスブックには顔を出さないようにしているのだが、憲法の危機的状況と安倍晋三の頭のおかしさについては、参院選を直前にして、なるべくあっちこっちのチャンネルで発信しておくべきかなと思ったので。

 ちなみに投稿した記事は2本で、どちらもこの「身辺雑記」に掲載した文章の転載だ。「憲法を守るのは『日常』を守ること」(6月23日付)と「テレビで際立つ安倍首相の異様さ」(6月26日付)。

→(Facebook)https://www.facebook.com/noriaki.ikezoe


6月26日(日曜日) テレビで際立つ安倍首相の異様さ

 安倍晋三首相がテレビ画面に登場して話し始めると、この男の異常さと異様さが際立つ。政治的立場だけでなくむしろ人間性について、明らかに異様な言動が続いている。もしそこのところに気付かない(気付くことができない)のだとしたら、それは見ている側がよほどのボンクラで人を見極める目がなく、物事の真偽を確かめる力が劣っているということなのだろう。

 テレビ朝日「報道ステーション」の党首討論(21日)で、収録時間がわずか1分過ぎただけで腹を立て声を荒げて番組関係者を罵倒した場面も、TBS「NEWS23」の党首討論(24日)で、「ガリガリ君」を政治資金で購入した事実を山本太郎議員に指摘され狼狽して取り乱した場面も、いずれも安倍首相の精神的な異常さを端的に示して見せた。

 そもそも報ステでは、党首討論が公示後に1回しか行われないことを指摘されたことに対し、事実と異なる反論をした挙げ句に、話をそらそうとキレ始めたのは安倍首相自身だったわけで、だれが見ても異様な光景だった。党首討論の回数そのものではなく、公示後の回数の少なさが批判されていたのだから、「党首討論の回数は多い」といった安倍首相の反論は詭弁でしかない。その上で安倍首相は、収録時間の1分超過について難癖をつけたのだった。尋常ではない。「ガリガリ君」の購入問題での逆ギレにしても、もう少しまともに冷静に誠実に対応できないのだろうか。

 しかも自分は人一倍べらべらと中身のないことを延々としゃべり続け、ほかの党首の発言に割り込んだり遮ったりを繰り返すばかりか、他党を根拠なく誹謗中傷し罵倒する。その一方で、自分が厳しい批判や非難の対象になると激しく興奮し、目を泳がせつつ嘘八百と詭弁をまくし立てながら逆上する。ヤバすぎないか。こんな頭のおかしな総理大臣は見たことがない。


6月25日(土曜日) 選択肢が豊富な都内候補者

 都内の参院選ポスター掲示板は多彩で面白いなあ=写真(東京都葛飾区内)。何を基準にどんな立場で一票を投じるにせよ、選択肢が豊富なのはいい。ちょっとうらやましいぞ。


6月24日(金曜日) 牽強付会

 英国の国民投票でEU離脱派が過半数を制した。英国の階層社会や所得格差や「大英帝国」(連合王国)に対するアイデンティティ(プライド)の強さが投票行動にも表れたのだろうけど、注目すべきは北部と南部の見解の違いが、くっきり鮮明になったことだよなあ。

 英国北部のスコットランドと北アイルランドは、EU残留派が際立って多かった。EUの分裂崩壊の危機だけでなく、大英帝国自体も分裂する可能性が強まったが、さもありなんだと思う。英国の分離独立運動にさらに拍車がかかるのでは。むしろ分離独立は自然な流れのように思うけど。

 英国EU離脱派勝利のニュースを受けて、安倍晋三首相が早速、伊勢志摩サミットやアベノミクスの「成果」を都合のいいように自画自賛。「日本の政治の安定こそが世界から求められている」などと牽強付会の演説をかましている。サミットでの安倍の主張は全く根拠がなく、各国首脳から強く反論・否定されたし、為替相場の激変(円高)と株価急落で日本経済はどん詰まりなのに。

 事実を平然とねじ曲げて、都合よく話をすり替えることにかけては右に出る者なし。どこまでも大嘘吐きで厚顔無恥なトンデモ総理大臣だな、安倍晋三って。


6月23日(木曜日) 憲法を守るのは「日常」を守ること

 ごくごく普通に当たり前の毎日を生きている市民にとって、日常の暮らしが何よりも大事なのは当然だろう。だから選挙で経済や景気や福祉政策が最大関心事なのも、至極もっともだと思う。だけどそれに加えてぜひ憲法のあり方も同時に考えてほしい。今の憲法を変えて、政権にフリーハンドを持たせようとする動きが着々と進んでいるからだ。

 憲法は国家権力を制限する最高法規であって、国民を縛る道具ではない。ところが安倍政権は憲法を改正し、国家権力(政府)が制約なくこの国と国民を自由にできるようにしようとしている。しかも選挙の争点として提起することなしに。まさに「争点隠し」そのものではないか。こういう卑劣で姑息な態度を「だまし討ち」と言う。

 選挙が終わって「国民に信任された」と宣言されてから、「そんなつもりではなかった」と言ってももう遅い。「戦争しない国」から「戦争できる国」に憲法が書き替えられれば、私たちのささやかな生活は壊され、自由で平和な毎日はなくなってしまう。国民のために国家(政府)があるのではなく、国民は国家(政府)に支配され管理される存在になるだろう。私たち国民の自由や権利や人権は間違いなく大幅に制限される。

 今の憲法を守るのは、今ある日常を守ることに直結している。憲法のゆくえは、暮らしに直結する最も大事な争点の一つだ。


6月22日(水曜日) 私憤から公憤へ

 あまりに受講態度がふざけている学生に対し、久しぶりに厳しく注意した。「私語厳禁と最初の講義でも告知したはずだが、この授業を受けたいと思って参加しているほかの学生に迷惑だ。他人の学ぶ権利を侵害する行為は絶対に許されない。これが最終通告だから」。学生を怒る行為はこちらも実はものすごく疲弊して精神的に疲れる。クラス全体が引き締まったからよかったけど。

 でもまあ思ったよりも教室の雰囲気は悪くならなかったので少しほっとした。むしろ、僕の言葉に共感してくれている学生が多かったようにも感じた(たぶん)。

 参院選公示。「怒りの気持ちは基本的には私憤だが、私憤から公憤へと発展させる視点も必要なんじゃないかな。きょう公示された参院選ではみんな漏れなく選挙権を行使できるはず。もう大学生なんだし、できればもっと社会的関心と問題意識を持っていろいろ考えてほしい」。せっかくの参院選公示日なので、1年生対象の授業で5分ほど、余談としてそんな話をした。結構真剣に聴いてくれていた(と思う)。


6月21日(火曜日) 党首討論で品性のなさ露呈

 報道ステーションの参院選党首討論。「簡潔に述べる」「簡潔に答える」と言いながら、だらだらくどくどと、まるで中身のない話を一人でべらべらしゃべり続ける安倍晋三首相。ウザ過ぎる。どれもこれもひと言で済む話なのに。頭の悪さを見事にさらし続けているよなあ。争点をずらして話をはぐらかすことで、安倍晋三は議論を故意に混乱させている。

 しかも事実をねじ曲げて平然と嘘八百を並べ立てる。安倍晋三って馬鹿なだけでなく、姑息で卑劣極まりない最低の男だよなあ。今さらだけど。

 おまけに最も多くの時間を使って一方的にべらべらとしゃべっていたくせに、「時間を守ってもらわないと困る」などと最後にキレてメディアの伝え方と報ステを非難し、捨て台詞を放って席を立った安倍晋三。内閣総理大臣の品性や器というよりも、人としての品格や常識のなさを全国に見せつけたように思える。

 自分勝手で他人の話や批判に耳を傾けることは一切せず、相手の話を遮るばかりか発言に割り込んでくる安倍晋三。都合の悪い批判をされると目がキョロキョロと不自然に動き、視線が宙をさまよう安倍晋三。しゃべればしゃべるだけ醜態をさらしボロが出る安倍晋三。まともな感覚がある視聴者ならこうした言動と態度を見て、呆れ果てるとともに嫌悪感を抱くんじゃないかな。

 憲法を守ろうとする側が、憲法をねじ曲げて土足で踏みにじる側(安倍自民党)に対し、「憲法改正を争点にして話をしろ」と迫るのは、争点隠しをあぶり出すためなのだから当然ではないか。選挙論戦の中では大事なことにあえて触れず、選挙が終わったら「白紙委任された」とばかりに、好き勝手するのは安倍独裁自民党の常套手段だろうに。真摯に向き合って議論することなく、詭弁を弄して話をそらそうとする安倍晋三の不誠実さが際立つ。


6月20日(月曜日) 「どこを歩こうが私の勝手」

 「そこのあなたっ。そんな派手な化粧して贅沢をする人間は日本国民の敵なんですよっ!」「そこのあなたっ。堂々と道の真ん中を歩き過ぎですっ!」。居丈高で偉そうな大日本婦人会の連中の態度と台詞は、いつ見てもやはり胸くそ悪くてむかつく。そんな威圧的なおばはんの言葉に対し、「どこを歩こうが私の勝手です」と毅然と言い返した常子に拍手。(きょう20日放送のNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」から)

 まさに今のこの時代や社会にリンクするような光景ではないか。戦前・戦中を描く「ドラマ」の中だけでは、かろうじてNHKも的確な放送ができるのかもしれない。ニュース部門はすっかり事実上の国営放送(政権の広報宣伝機関)だけど。

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 原子力規制委員会が、運転開始から40年が経過した関西電力高浜原発1・2号機について20年の運転期間延長を認可した。本来の耐用年数を超えて老朽化した原発を、平然と堂々と稼働させる愚行。事故の起きる可能性(危険性)がさらに高まるような認可をして、どうするつもりなんだ。原発推進が既定路線の安倍政権と電力会社の言いなり。最初から運転期間を延長させる結論ありきの手抜き審査。いったいどこが原子力「規制」委員会なのか。「推進」委員会そのものではないか。むしろ原子力「寄生」委員会なんじゃないか。

 原発などなくても動かさなくても電力は十分に足りている。なぜわざわざ危険を侵す方向に進もうとするのか。地震大国のこの国では、いつどこで大地震が起きてもおかしくない。今原発が無事なのは、奇跡のような偶然と幸運が続いているだけに過ぎない。政府も電力会社も規制委員会も、そして原発立地自治体も、福島原発事故の大惨事から何も学んでいないのか。

 もしもまた再び、原発で炉心溶融のような大事故が起きたら、だれがどうやってどんな責任を取るつもりなのか、納得できるように具体的に説明してから稼働させろよ。


6月19日(日曜日) 沖縄の怒りは日本の怒り

 残虐な事件が何回も繰り返される沖縄の「怒り」は、沖縄だけでなく「日本の怒り」であるはず。事件の背景には米軍基地の存在がある。不平等な日米関係の解消こそ不可欠だ。沖縄の人たちの怒りは、繰り返される米兵らによる残虐な事件への至極当然な心情の吐露だが、それは本土で暮らしている私たち自身の問題でもある。決して他人ごとではないし、他人ごとであってはならない。

 その県民大会に出席を拒む自民党と公明党。彼らはいったいどこを向いているのか、だれのために仕事をしているのか。自公安倍政権の姿勢や本質そのものを象徴している。

沖縄県民大会、6万5千人が追悼、海兵隊の撤退求める、被害者の父がメッセージ(琉球新報)

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-300866.html

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 参院選応援のため吉祥寺駅前で街頭演説した安倍晋三首相に対し、帰れコールが鳴り止まず。安倍首相は「私は子供の時、お母さんから人の悪口を言ってはいけないと言われた」と応酬しながら、共産党と民進党を批判し続けたという。

 自分の家族を他者に示す場合には「父」「母」「兄」「姉」「祖父」「祖母」などと表現するのが常識だ。まともな社会人なら、「お父さん」「お母さん」「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」といった言葉は他人には使わない。「美しい国」やら「道徳」やら「家族」を重視しているはずの安倍首相ご自身は、いったいどんな家庭教育や躾(しつけ)を受けてきたのだろうか。


6月17日(金曜日) 有権者が怒るのは当然だ

 「舛添都知事批判はいじめと同じだ」などと抜かしている輩がいるがとんでもない。公私混同だけでなく税金泥棒(公金横領)をしたのだから、有権者が怒って疑惑の徹底追及と辞任を求めるのは当然ではないか。むしろ怒らない方が納税者としてどうかしている。大事なのはその先だ。

 舛添都知事だけでなく、都議会総務委員会の集中審議や百条委員会設置を拒む自民党都議や、さらに甘利明・前経済再生担当大臣の金銭授受疑惑にも同じように怒るべきだ。それこそが主権者としての責任だろう。舛添都知事が辞任すればそれで気分すっきりだなんて、まさに愚民そのもので馬鹿げている。そんな愚かな有権者を一番喜ぶのは安倍自民党だけに違いない。

 それにしても、集中審議や百条委員会を拒む自民党都議には強い憤りを覚える。「潔い引き際で尊敬できる」「男らしくて立派」などと口走るに至っては噴飯ものだ。都議会を解散されることを最も恐れていたのだろうけど、いっそのこと舛添都知事に都議会を解散してもらった方がよかったかもしれない。有権者を馬鹿にするにもほどがある。実にふざけた態度ではないか。都民はもっと強く激しく怒っていい。

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 福島第一原発事故で、東京電力の清水正孝・元社長が「当時の首相官邸からの指示」として「炉心溶融」の言葉を使わないよう社内に指示した、という報告書を東電の第三者検証委員会が公表。その報告書に対し、「炉心溶融の言葉を使わないように官邸が指示した事実はない」と民進党の枝野幸男幹事長らが敢然と反論している。至極もっともな反論だと思う。

 炉心溶融の可能性があることについては、枝野幹事長自身が当時の記者会見ではっきりと認めていたのだから。それなのにわざわざ「炉心溶融」の言葉を使わないように指示する意味がないし、そんなことをする必然性やメリットはどこにもない。

 そもそも東電の依頼で調査した第三者委員会がうさん臭さの固まりだ。東電関係者から聞き取り調査しただけで、官邸サイドや官僚など東電関係者以外の話を全く聞いていないなんて論外だろう。舛添都知事の言い訳を代弁しただけの「第三者の厳しい目」と全く同じ手法ではないか。

 東電が依頼した第三者委員会のメンバーの佐々木善三弁護士は、舛添都知事の依頼者の「第三者の弁護士」でもある。つまり「裏付け」を一切取らずに依頼者(東電や舛添都知事)の主張を一方的に代弁するのは、いかにも検事出身らしい佐々木善三弁護士の常套手段と言っていい。もっともらしい報告書をでっち上げて、東電自身の隠蔽体質を他者(当時の官邸)に責任転嫁するなんて許し難い犯罪行為だ。恥を知れ。

 一方の言い分だけを鵜呑みにして、裏付けも取らず事実確認もせず、それで公正で信頼できる報告書なんて書けるわけがない。元検事のこの男はそんなことも分からないのか。隠蔽工作と詐欺行為の共同正犯そのものだ。

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 ネット上の事実無根の戯言をそのまま記事にする産経記者。裏付けを取らず一方的な思い込みと決め付けの記事を量産する、産経ならではのいつもの光景だ。まず結論ありきで都合のいい材料だけ集める産経の手法は、今に始まったことではない。極右だとか時代錯誤の復古主義だとか国粋主義だとか、そういう政治思想的な立場どうこう以前の話だ。

 事実確認も裏付け取材もまともにしない(できない)ばかりか、悪意と偏見に満ちた産経の捏造記事で、いったいどれだけ多くの人が酷い目に遭わされたことか。そういう人たちに何人も直接会っているので惨状はよく分かる。彼らがやっているのは言論でも報道でも何でもない。言論や報道の名前を借りただけで、ヘイトスピーチと同じだ。

産経ニュース「サクラ報道」は当事者に取材せず、記事削除し謝罪(ハフポスト)

http://www.huffingtonpost.jp/2016/06/17/sankei-mata-gase_n_10521222.html


6月16日(木曜日) 投票行動に反映させる責任

 舛添都知事が辞職すればそれで終わりでいいはずがない。20日に予定されていた都議会総務委員会の集中審議を取りやめ、百条委員会設置も拒む自民党。「政治とカネ」の真相や背景を徹底追及する気などさらさらなく、参院選への影響を抑えて自民党批判をかわすことしか考えていない。都議会を解散されることも恐れていたのだろうけど(どうせなら舛添都知事に都議会を解散してもらった方がよかったかもしれない)。主権者たる国民は、この事実をしっかり理解し投票行動に反映させる責任と義務があるはずだ。

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 「首相が引導」「直接電話、語気強め」。冗談も休み休みにしろよとしか言いようがない。まるで安倍首相が「政治とカネ」と真剣に向き合い、舛添都知事を毅然と叱りつけて辞任に追い込んだかのような伝え方。舛添都知事を担いで支援し続けたのは安倍自民党ではないか。いかにも日経新聞らしい酷い提灯記事。どうしようもないな。

舛添氏説得、首相が引導、直接電話、語気強め(日本経済新聞)

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO03658620W6A610C1EA2000/

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 地震のたびに毎度しつこく言うけど、原子力発電所の直下や直近で大地震が起きたらどうするつもりなんだ。函館など北海道南で震度6弱の地震。北海道の泊原発、対岸の青森県の東通原発、六ヶ所村の使用済み核燃料再処理工場に異常は確認されていないとのことだが、それはたまたま奇跡的な幸運が続いているだけだということを強く自覚すべし。いつどこで大地震が起きてもおかしくないこの地震列島で、原発を造って動かすなんて正気の沙汰ではない。


6月15日(水曜日) 一票を投じた都民の責任は

 深く考えもせず調べることもせず、舛添要一や猪瀬直樹や石原慎太郎に一票を投じて、こんな連中を東京都知事に選び続けている都民の責任も大きいと思うよ。国政選挙も同じだ。主権者としてもっと真剣に選挙に向き合わないと、取り返しのつかない大変なことになる。

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 参院選の応援演説に出かけて、安倍晋三首相と菅義偉官房長官の政府のトップ2人が官邸不在。舛添都知事や石原慎太郎・元都知事の無責任さや公私混同よりも、むしろはるかに悪質なのではないかと思う安倍政権の無責任さと傲慢さ。もちろん舛添や石原も論外なのは言うまでもないが。それと甘利明・前大臣も。

トップ2の官邸不在「極めて遺憾」民進・岡田氏が批判(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ6H6D4NJ6HUTFK01X.html

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 6月15日の都議会本会議がなかなか始まらず、MXテレビが5時間も資料映像を流し続けたと伝えるJ-CASTニュース。そもそも7日の都議会代表質問と8日の一般質問を生中継せず、13日の総務委員会の集中審議もメインの「MX1」を使わず、サブチャンネルの「MX2」で生中継した放送局に、報道機関としての役割など期待できるわけがない。期待しろという方が無理だろう。

 そして、都政や都議会に斬り込まない(斬り込もうともしない)MXテレビの体質や本質(しがらみ)を鋭く指摘するような視点や問題意識は、そもそもJ-CASTニュースにも最初からないよね、というのがこの話の本当のオチだ。「資料映像を流し続けた」などと面白おかしく伝えるくらいしかできないのが、いかにもJ-CASTニュースらしい。

MXテレビで5時間「BGMと資料映像」都議会が始まらず「時間切れ」(J-CASTニュース)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160615-00000008-jct-soci

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 今年度の前期講義の教室は新館の7階。さすがに階段はきついのでエレベーターを使っているのだが、講義直前の時間になると3基あるエレベーターはいつも学生で大混雑し、長蛇の列ができるので閉口していた。なかなか1階ホールに降りて来ないし、やっと来ても満員で乗れないこともある。だがしかし。「教員専用エレベーター」なるものが新館の奥にあることを、きょう初めて知った。なんと、そんな素敵なものが存在していたとは。ギリギリの時間帯はとても助かる。教えてくれた先生に感謝。


6月14日(火曜日) 自民・公明の責任こそ重大

 これほどまでに厚顔無恥な男を都知事に担いで支持してきた自民党と公明党が、参議院議員選挙で何百万票も減らすだけのダメージを受けるように、舛添都知事には思いっきり往生際悪く醜態をさらし続けて、できるだけ無様にみっともなくジタバタしていただきたい。それこそが舛添都知事の最後の仕事(ご奉公)だ。

 製造者責任はとてつもなく大きくて重いと思うよ。自民・公明の責任こそ厳しく問われなければならないはずだ。舛添都知事だけでなく、猪瀬直樹・前都知事も、石原慎太郎・元都知事も、そしてもちろん甘利明・前経済再生担当大臣も同様に。


6月13日(月曜日) 「ドミノ倒し」を

 舛添都知事に辞任を迫らない都議会自民党。せっかくの一問一答なのに、原稿を棒読みするだけで厳しい追及をあえてしない都議会自民党。舛添都知事を擁立し支えてきた自民党の本質が、実によく分かる都議会総務委員会の質疑だった。舛添辞任は時間の問題だ。しかし舛添都知事の辞任だけで満足していいわけがない。ドミノ倒しで、甘利明・前経済再生担当相の責任追及と逮捕・強制起訴、そして安倍自民党の崩壊へと連鎖させなければならないはずだ。

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 安倍晋三は本当に時代錯誤だなあ。戦前で時間が止まっているのだろう。まさに思考停止。いくら戦前回帰したいといっても、総理大臣の発言とはとても思えない。

「首相、共産を非合法政党みたいな扱い」民進・岡田氏(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ6F6JV0J6FUTFK010.html


6月11日(土曜日) 時代錯誤の政権を批判

 「生長の家」が安倍政権に反対する立場を鮮明にした。「民主政治が機能不全に陥った時代の日本社会を美化するような主張を行っている」「日本を再び間違った道へ進ませないために、明確に反対の意思を表明する」などと、断固とした姿勢で安倍政権を批判している。拍手。「創価学会」とはえらい違いだ。

「生長の家」参院選で与党を支持せず、安倍政権を批判(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ6B5W4YJ6BUTFK00T.html

今夏の参議院選挙に対する生長の家の方針「与党とその候補者を支持しない」(生長の家・公式)

http://www.jp.seicho-no-ie.org/news/sni_news_20160609.html

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 テレビ東京の番組「世界ナゼそこに?日本人」に、統一教会の信者が多数回にわたり出演。「信者であることなどを隠して虚偽の事実を交えて物語を創作した」と、全国霊感商法対策弁護士連絡会が指摘している。どう考えても不自然だろう。テレ東の幹部あるいは番組スタッフに、何らかの意図があったのではないかと疑わざるを得ない。テレビ東京はすべての視聴者に対し、事実をもとに納得できる説明をする責任がある。

テレ東番組「旧統一教会信者が多数回出演」、弁護士指摘(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ6B6DSJJ6BUCVL01Y.html?iref=comtop_8_02


6月10日(金曜日) 「人質司法」変化の兆しか

 微妙な事案なので判断が分かれると思うけど、ある意味で「大岡裁き」のような温情判断なのだろう。被疑者や被告人が長期間勾留(身体拘束)される「人質司法」は、特に否認事件で顕著だ。そうした「推定無罪」とはほど遠い刑事司法の現状改善の傾向が背景にあって、少しでも現状を改善しようという姿勢の表れなのだとすれば評価できる。

娘が挙式、組幹部の勾留を5時間半停止、大阪地裁が決定(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ6603ZVJ65PTIL00Z.html?iref=comtop_8_01


6月9日(木曜日) 安倍首相の議事録改竄

 安倍首相は5月16日の衆院予算委員会で、民進党の山尾志桜里政調会長に対し「議会の運営を少し勉強した方がいい。私は立法府の長だ」「立法府と行政府は別の権威だ」などと発言。この予算委の議事録の答弁部分を、安倍首相が「行政府の長」と修正していたという。政府は既に「単なる言い間違いであることは明白だ」とする答弁書を閣議決定している。

 「議会運営を勉強しろ」と野党議員を攻撃する中で断言した発言が、「単なる言い間違え」とは到底考えられない。しかも安倍首相は過去にも何回も同じような発言を繰り返しているのに、「単なる言い間違え」のはずがないだろう。

 安倍晋三は立法と行政の違い(三権分立の概念そのもの)がそもそも全く理解できておらず、混同しているのだ。そうでないのであれば、自分自身を独裁者だと思い込んでいるのだろう。おまけに議事録の字句の誤りなどを修正するのではなく、発言内容そのものを改竄(かいざん)し削除して、なかったことにしてしまうとは。こんなにとんでもなく頭のおかしな男が、平然と総理大臣を続けていられるこの国の未来を強く憂える。

安倍首相「立法府の長」発言を訂正、議事録では行政府(毎日)

http://mainichi.jp/articles/20160610/k00/00m/010/049000c


6月8日(水曜日) だれが見てるか分からない

 「この間、コンビニの前を歩いているのを見かけました」「本屋にいるのを見た」などと学生に言われることがある。どうやら◯◯駅の周辺には学生が結構住んでいるらしい。教員も意外とたくさん住んでいるという話を聞いた。知らなかった。だれにどこで見られているか分からないよなあ。うっかりした行動や、いかがわしい本の立ち読みなんかできないな。してないけど(苦笑)。

 そうしたらまるでだめ押しのように、「国会前のデモにいましたよね。ニュースで見ましたよ」と久しぶりに会った大学の先生に声をかけられた。昨年の国会デモ取材の時かあ。知らない間にテレビに映ってたんだ。それにしてもそんな数秒の画面によく気付いたものだ。むしろそのことに感心させられる。


6月7日(火曜日) 主権者の責任

 「情報操作とジャーナリズム」をテーマにした、きのう6日の授業の板書=写真。学生にリアクションペーパー(ミニレポート)を書かせている間に撮影した。

 この日の授業では、公共放送であり自主独立した報道機関であるはずのNHKが、安倍政権にじわじわ浸食され、圧力や介入を受け続けた結果、権力監視の役割を果たさないどころか、政府の広報宣伝機関(事実上の国営放送)に成り果てた現状を解説。ニュースを鵜呑みにせず、どういう立場で何を伝えているか、何を伝えていないか、どんな伝え方をしているか見極めて情報を吟味することを強調した上で、選挙権を行使してしっかり意思表示するのが主権者の責任だ、と力説して講義を締めくくった。

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 きょう7日の朝5時半のNHKニュースで、アナウンサーが「重版」を「ジュウバン」「ジュウバン」と連呼するのを聞いて絶句。その後もニュースの中で訂正されることはなかったが、NHKの公式ニュースサイトを見たら正しいアナウンスになっていた。

 生放送中のフロアやディレクターは、アナウンサーの読み方がおかしいと思わなかったのかな。視聴者や関係者に注意されて、以降のニュースやニュースサイトでは修正したのかもしれない。それにしても「重版」を「ジュウバン」なんて読むとは、プロのアナウンサーとしてあまりにも無知で恥ずかしいと思うぞ。「麻布十番」でもあるまいし。

 【追記】午前5時台終わりの「まちかど情報室」と気象情報の間で、テロップを出して訂正していた、と教えて下さった方がいた。同じニュースを6時台に読んだものが、ニュースサイトにアップされたのではないかという。「まちかど情報室」までしか見ていなかったので知らなかったが、さすがに周囲のスタッフはすぐに気付いたか。そりゃそうだよなあ。ご指摘ありがとうございました。

萩尾望都さんの新作掲載、少女漫画雑誌が異例の重版(NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160607/k10010548271000.html

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 【メモ】「初めて」と「始めて」の使い分けができていない学生が少なくない。何回注意して教えても直らない。書き間違えているのではなく明らかに混同しているのだが、実は大人でも区別できていない人って結構いるんだよなあ。意外だけど。


6月6日(月曜日) 主権者としての意思表示

 沖縄県議選で、翁長知事与党が過半数を維持。米兵にも安倍政権にもこれだけ酷い目に遭わされ続けていて、主権者として怒らない方がおかしい。沖縄では至極当然の民意が示されたと言っていい。さて私たち本土の主権者はどうする。

翁長知事与党が過半数、「反基地」高まり、沖縄県議選(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ644WMTJ64TPOB005.html

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 舛添都知事の政治資金について「第三者」の弁護士が調査結果を公表し、「不適切だが違法とは言えない」と判断した。とんでもない茶番だ。しかも、どこまでヒアリングしたのかとの記者の質問に対し、そんなものは必要ないと怒りをあらわに開き直る弁護士。これのどこが「第三者の公正で厳しい目」で判断したというのか。「依頼者(舛添)の利益」を守ってるだけだろうが。有権者はみんな分かってるんだけど。

 税金を使って私的に飲み食いした舛添が論外なのは言うまでもないが、「第三者」の検察出身の弁護士もとんでもないな。仕事を頼まれたからって、なんでも引き受ければいいってものでもないと思うのだが。著しく社会正義に反した仕事をして恥ずかしいと思わないのだろうか。

 そして検察が不起訴を決定し国会が終わった途端、どういうわけか睡眠障害とやらもすっかり完治し、元気いっぱいに政治活動を再開したのが甘利明・前経済再生担当大臣だ。これまたとんでもない茶番ではないか。ここまであからさまに有権者を馬鹿にするのも珍しい。選挙でしっかり意思表示するしかない。


6月5日(日曜日) 本気さが全く感じられない

 米国政府・米軍・日本政府が言う「綱紀粛正」「再発防止」が、いかに上っ面の言葉だけで実効性がないかよく分かる。同じことが何回も繰り返されるのは、沖縄に米軍基地があるからだ。

 まるでデジャブのように続く米兵らの凶悪犯罪や重大事故に対し、日本政府が「極めて遺憾」「強く抗議」と本気で思っているのなら、米側に口先だけ申し入れるのでなく毅然と断固たる姿勢で、日米地位協定の抜本改定と米軍基地軽減を求めるべきだろう。「国民の生命と財産を守る責任がある」と言うのであれば、なおさらではないか。

【速報】米兵を逮捕、酒酔い・逆走で衝突、重傷負わす、沖縄・嘉手納(沖縄タイムス)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160605-00000010-okinawat-oki

 そして、またもや形だけの「抗議」と「心からの謝罪」が繰り返される。もはや日米両政府間のセレモニーと化している。虚しいやり取りが何回も続くばかりだ。日本政府(安倍政権)は、いったいだれの生命と財産を守ろうとしているのだろう。

米兵飲酒事故、ケネディ氏「心から謝罪」、岸田氏が抗議(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ654HLMJ65UTFK002.html


6月3日(金曜日) 役割と責任

 ギャラクシー大賞に「報道ステーション」の2つの特集。ヒトラーがワイマール憲法を悪用した経緯や、自民党改憲草案の「緊急事態条項」の危うさを視聴者に分かりやすく提示したことなどが評価された。「これこそがジャーナリズムの役割と責任」に同感。「クローズアップ現代」のキャスターを務めた国谷裕子さんには特別賞。これも至極妥当な判断だと思う。

2015年度ギャラクシー大賞は『報道ステーション』ニュース番組で初(オリコン)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160602-00000357-oric-ent

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 甘利明・前経済再生担当相らの金銭授受疑惑の不起訴処分に対し、市民団体が検察審査会に審査を申し立て。東京地検特捜部がサボタージュで不起訴にしても、検察審査会では覆って強制起訴になるはず。明白な証拠はそろっているのだから、起訴されて断罪されなければ著しく社会正義に反する。

甘利氏ら不起訴、市民団体が不当だと審査申し立て(NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160603/k10010544971000.html?utm_int=news_contents_news-main_004

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 入学試験の結果と卒業時の成績には全く相関関係がみられず、「特に1年の6月第1週の出欠状況が、その後の学生生活を左右する」という。なるほど。腑に落ちる東京理科大の調査結果。

<大学成績>1年で決まる?、卒業時と一致、東京理科大調査(毎日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160603-00000007-mai-life


6月1日(水曜日) 進む学力低下

 午後から2コマ授業。夕方からの講師懇談会では、学生の学力低下が話題になった。授業に集中できず単位も取得できずに、卒業できない学生が増えている、といった現状への対策などが話し合われた。普通に講義ノートが取れない学生は確かに多いが、授業中に教室の最前列でおでんを食べる学生がいるとの報告には驚いた。注意したらその学生は翌週にはサンドイッチを持参したという。

 このほかアイスクリームやスナック菓子を食べながら授業に出る学生もいるそうだ。都内の有名私大や国立大学の先生からも、大教室の最前列で授業中に平然と弁当を広げたとか、女子学生が爪を切り始めた話は聞いたことがあるけど、幸いにも僕は授業中に食事された経験はないなあ。いくらなんでも酷過ぎる。論外だよ。もし僕の授業でそんな学生がいたら、「ネット(ユーチューブ)にアップするから」と宣言した上で動画撮影するかな。

 懇談会の後、立食パーティー形式の懇親会に参加。昼食を食べる時間がなくてずっと空腹だったのでとてもうれしい。その後さらに何人かの先生と一緒に、横須賀・追浜(おっぱま)のスナックへ繰り出す。アットホームな雰囲気で感じのいい店だった。


5月31日(火曜日) 「不登校法案」

 午後から永田町。参議院議員会館で開かれたフリースクール超党派議員連盟の合同総会を取材。継続審議になった「不登校法案」がどうなるか、さらに不透明さ(いろんな意味で)を増していることだけは分かった。さらに衆参議員会館内を回って、各会派の議員や秘書から話を聞く。背景や今後の展開がほんの少しだけ見えてきた(ような気がする)。


5月30日(月曜日) 高水準の「主権者教育」

 午後から「戦争とマスコミ」をテーマに講義。舛添都知事の公私混同疑惑、甘利明・前経済再生担当相の金銭授受疑惑、安倍首相のサミット合意捏造発表と消費増税再延期、ベッキー不倫報道といった話題のニュースに触れながら、主権者としての権利を行使し意思表示することの意味と、権力を監視し判断材料を提供するメディアの役割や責任について話をした。

 学生の反応はまあまあかな。最低限伝えたいことは伝わったんじゃないかと思う。高水準で有益な主権者教育をしたつもり。目前に迫りつつある国政選挙では、主権者としてしっかり怒ってしっかり意思表示してくれるものと信じている。夕方から午後9時過ぎまで大学の図書館で、学生の作文添削をひたすら続ける。眠い。疲労困憊。


5月27日(金曜日) 気迫に欠けたオバマ演説

 広島に行かないよりは行った方がはるかにいい。それ以上でも以下でもなかったオバマ大統領の広島訪問、というのが率直な感想だな。原爆資料館(平和記念資料館)の見学はわずか10分。約17分のスピーチは「所感」でなく「演説」だと思うけど、話を広げ過ぎて抽象的で曖昧でほとんど心に響いてこなかった。

 もちろんオバマ大統領は何一つ悪い発言はしていないし、未来に向かって戦いのない理想の世界を希求し、そのための勇気を訴える演説はむしろ崇高だと思う。それだけに教科書的で総花的で、気迫や熱さが感じられず不満に感じた。

 米国内の世論に配慮し相当苦心して練り上げたスピーチだったのだろうとは思うけど、原爆資料館や平和記念公園で実際に感じた空気や「思い」がどこにも反映されていないのだから、気迫や臨場感や熱気に欠けるのは当然だろう。安倍首相の演説は論外。いつも通り空疎で全く中身がない。みっともなくて恥ずかしい限りだ。オバマ大統領は、隣に突っ立ていた安倍のことなど全く眼中になく、はなから相手にしていないと思う。

◇◇

 「G7の場ですよ。各国の首脳がそろった場でこういう資料を出して、リーマン・ショックの前と同じような状況になるかもしれないというようなことを言われたことは、非常にショックだ」(岡田克也・民進党代表)。

 まさに自殺点を叩き込んだ安倍晋三。何の根拠も説得力もないのに「リーマン・ショック級の危機再来」などと繰り返しても、各国首脳から一斉に異議が出るのは当然だろう。選挙直前なので有権者の反発を抑えようと、消費増税再延期の言い訳を安倍政権が必要としているのは明白。日本国内ならいつも通りの嘘八百が通じるかもしれないけど、世界を相手にそんな馬鹿げた話が通用するはずもない。間違いなくG7の首脳や各国メディアから安倍は嘲笑されている。恥ずかしい。

「総理自身の知性、非常に気になる」民進・岡田代表(朝日)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ5W6S9TJ5WUTFK00W.html?iref=comtop_8_08


5月26日(木曜日) 仕事に不可欠な道具

 仕事でいつも使っているボールペンのインクが切れた。0・7ミリの赤。書き味も文字の太さも濃さもインクの出具合も言うことなしで、しかも値段も格安の1本98円。学生の作文添削には不可欠なんだけど、いつも購入しているコンビニのどこにもない。品切れでなく棚のコーナーそのものが消えていた。えっ。少なくとも先月末まではあったのに。他店も同様で入荷予定もないという。

 同社の別製品や他社製品をいくつも試したが、どれも使い勝手が悪くて話にならない。仕事のモチベーションは下がる一方だ。あきらめきれず、同系列や他系列のコンビニや文具売り場をしつこく探し回って、十数軒目でようやく発見した。残り5本。もちろんすべて買いましたとも。もしかしてこのまま製造中止なんてことになったらどうしよう。自衛手段として引き続き探索を続行し、とりあえず見つけたら即座に購入するつもりだ。


5月25日(水曜日) 日米地位協定の改定なぜ迫らない

 不平等条約である日米地位協定について、改定を強く迫らない日本政府はいったいどこを向いているのか。だれのための何のための政府なのだろう。日米首脳会談後の安倍首相とオバマ大統領の共同記者会見で、安倍首相は「悲惨な事件を起こさないためあらゆる手を尽くす」と、何ら具体性のない使い古された曖昧な言葉を繰り返すだけ。これでは植民地の司令官と何も変わらないではないか。

 安倍首相の言葉には具体性が全くない。沖縄で起きた事件について「断固抗議した」「強い憤りを覚える」などと強い口調で述べるだけでは、沖縄で何回も何回も延々と繰り返される悲惨な凶悪犯罪(殺人、強盗、強姦、ひき逃げ)の根本的で本質的な解決には何の役にも立たない。異常な基地負担の軽減と地位協定の改定なしに、「安心安全な当たり前の日常」は沖縄には戻ってこない。

 馬鹿の一つ覚えのように「再発防止策の徹底など厳正な対応を求めた」と繰り返す安倍首相。沖縄の人たちは捨て駒なのか。この男はどこの国の総理大臣なんだ。北朝鮮や中国に対するのと同じくらい厳しい態度で、日米地位協定の改定や沖縄の基地負担軽減を、どうしてオバマ大統領に迫らないのか。


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