東海温泉馬鹿一代目長野県→南澤鉱泉


南澤鉱泉 【南澤鉱泉】
(みなみさわこうせん)  





【住所】  長野県伊那市伊那8485
【電話】  0265-72-2823
【料金】  800円

【泉種】  弱アルカリ性温泉法第2条温泉?(分析表紛失とのこと)
                  pH不明 湧出量不明 温度不明 成分量不明 分析年月不明

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・石鹸
【営業】  10時〜16時(要予約) 不定休
【記録】  2010/5/15

評価
  
施設 ★★
お湯 ★★★★
湯上感 ★★★★
料金
総合 ★★★


【コメント】 

 気温17℃で良い天気の中、事前に電話確認してから昼に
利用させていただきました。施設は国道361号から小さな看
板を頼りに細い山道を進んでいきますが、この道が林の中を
ひたすら進んでいきますので夜は怖い道になりそうです。  
                                    
 施設はその道の終点にあり、かなり年季の入った建物とそ
の前に駐車場・現在は使われていない吊橋があります。早速
車をとめて施設に向かうのですが、横に居る犬2頭が吠えて
お出迎えしてくれました。また玄関の横には人懐っこい猫も
おり、犬猫が苦手な方には辛いかもしれませんね。

 玄関の引き戸を開けて声を掛けると奥から女将が登場し、
「さっきの電話の方かね」と確認されます。「今から準備する
から少し待って欲しい」との言葉を残して浴場へ行かれてしま
います。                               
                                    
 その間に靴を右手の入れるだけの下駄箱に入れ、スリッパ
に履き替えます。女将は3分ほどして戻ってきて、入泉料を
その場で支払います。玄関の正面には様々な展示物がある
のですが、著名人の色紙も数枚掲示されていますよ(私は殆
ど知りませんでしたが)。

 女将の案内で施設の右手へ進み、一緒に脱衣所まで案内
されます。途中では洗面所がビニール紐で閉鎖されていると
ころを見ると、かなり老朽化が進んでいる施設であることが
わかりますな(^^ゞ。そんな廊下を左に1回・右に1回曲った処
で脱衣所が現れます。                       
                                    
 脱衣所は右手が男湯・左手が女湯となっており、女湯は利
用者が居ない為に脱衣所が全開になっております。その中
は湯船に保温用の板が載せられていました。おそらく女将が
先程準備をするといって浴場に向かったのは、男湯の保温用板を外す為だったんだろうなぁと
思いつつ、男湯の脱衣所へ入ります。

 脱衣所内はBOX内に籠が置いてある棚が設置されており、
そこそこのスペースが確保されています。ただホテルなどに
比べればどうしても掃除が行き届いてなく、棚の上や隅には
綿埃が積もっています。まぁ家庭的など別の意味でこういう
施設は安心感がありますね。                   
                                    
 早速脱衣の後、ガラス越しに見える浴場へ向かいます。浴
場内は右手に洗い場・左手奥に1つの内湯が設置されてい
るだけで、とてもシンプルな造りとなっています。

 洗い場はソープ類やシャワー・鏡などの快適装備は整って
いますがお湯がなかなか出てこず、出ても湯温があまり安定
しておりませんでした。それでもこのような山奥施設で快適装
備が揃っているだけでもすばらしいというべきでしょう。    
                                    
 何とか体を洗い、唯一の湯船に向かいます。お湯は無色透
明で温度は39.5℃程に設定されている為に、かなり長湯が可
能となっています。湯船も4人ほどが同時に浸かれるサイズと
なっており、横の窓を開ければ駐車場が良く見えます(^^ゞ。

 しばらく浸かっていると温かいお湯に浸かっているにもかか
わらず、スーッとした清涼感が弱いながら感じられて普通の
水道水とは明らかに異なる入浴感が味わえます。炭酸水素
塩泉の特徴を感じつつ、いったい本当の泉質は何だろうかと
考えてしまいます。                         
                                    
 お湯の利用状況は掲示がありませんでしたが循環・加温・
未加水・未消毒と感じられ、貯め湯が加温のために循環され
ているといった印象を受けました。

 ぼけ〜と時間が経つのを忘れてゆっくり湯船に浸かるとい
うのは都会でも出来ますが、緑のにおいや静かな空間を独り
占めできるのはそうありませんね。このゆったりとした時間を
得る為の入泉料は利用者によって賛否両論あるとは思いま
すが、支払った中でその施設の楽しみ方を探すのもある意
味「温泉道」というものではないでしょうか。           
                                    
 しっかり1時間程貸切で昭和30年代の雰囲気を堪能してか
ら、この長湯専用湯船を後にしました。

 湯上りは玄関左手の談話コーナーでゆっくりすることが出
来ますが、今回は女将を捕まえて温泉分析表がないか確認
をします。話によると温泉分析表は先代から引き継いだとき
には既に行方不明で、現在は宿泊者のお風呂として利用し
ているとの事。                           
                                    
 入泉料に入泉税が含まれているかどうかはお聞きしません
でしたが、お湯を施設の売りにしている以上ぜひお湯を再分
析していただきたいものです。

 湯上り感はサッパリとした清涼感が感じられ、炭酸水素塩
泉のような特徴が1時間ほど得られました。またしばらくする
と疲労感が出てきましたので、運転される方は気をつけまし
ょう(´ー`)ノ。                             
                                    
 温泉分析表は無いながらも、湯上りではお湯の特徴がしっ
かり得られました。宿のパンフレットには明礬・鉄の弱アルカリイ
オン水と記載されている為、上記情報では泉質を「温泉法第2
条適合泉」としました。


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