滝行 QandA    

洒水の滝について

現在洒水の滝は工事のため立ち入り禁止となっています。

 

滝への通路が傷んで通行止めになっています。

2009年から滝見台と観瀑台がつくられました。

滝つぼまでの通路は立ち入り禁止となっています。

 

落差は69メートル

2段になっていて17メートルの高さから斜めに水が落ちています。

位置は神奈川県の西部、静岡県との境です。

住所は神奈川県足柄上郡山北町平山

交通は御殿場線(国府津から御殿場につながるJR線)の山北駅から徒歩20分です。小田急線では新松田駅(新宿から1時間程度)が最寄です。

洒水の滝の滝行の歴史は平安時代くらいにさかのぼります。

修験道について

修験道は修行をして結果を出すという意味を含んでいます。

修行には、山駆け、火渡り、護摩焚き、断食、などがありますが、修行の中でも滝行は厳しいものです。

 

 

水行について

滝の前で水につかります。厳冬期はかなりきついです。まず気合を入れて勢いで入ります。

入っている時間について

滝行は入っている時間が長ければいいというわけではありません。無理をしますと頭痛や吐き気などの症状がでることもあります。自分のペースで行います。

滝に入っている時間は水温気温によって調整します。はじめて入る方は一回目1分から1分半打たれて様子を見ます。2回目は1分半入りますが本人の意思で出る合図をしていただいて出るようにしています。出たくなったら合図をします。

あきらかに無理をしていると思われる場合はこちらから声をかけて出ていただきます。

水量について

滝は自然のものですから刻一刻と変化しています。水量もそのときによって違います。

下の写真は多いときのものです。

台風や大雨の後は濁流になることもあります。

 

 

虹について

晴れている日中では虹が出ます。入っていると自分の周りに虹が囲んで見えますので気分は最高です。

写真、ビデオについて

写真撮影は自由です。

当会ではデジカメ、ビデオで記録を残しています。

下の写真は気の玉が写っているようにも見えますが、水滴が反射しているのです。

だれでもはいることができますか

 

洒水の滝の場合は滝へ向かう通路に落石があったということでの対策工事が終わるまでは立ち入り禁止となっています。

滝行を行う場合は十分な注意が必要です。

慣れない人が入るのは危険です。

オーブについて

フラッシュをたいて撮影したり、逆光で撮影すると白い玉のようなものが写ることがあります。これは細かい水滴がフラッシュや太陽の光に乱反射して写るものです。ビデオにも不自然な光の帯や霧のようなものが写ることがありますが、すべて、レンズのくもりなどによるものです。

これを霊的な現象や不思議なものと考えることには無理があります。

心霊写真とおもわれるものもレンズのいたずらと考えられます。

録画中に音がはいることもありますがいわゆるノイズです。、

夜間の滝行

滝行は夜でもできますが、足元が見えないと安定しませんので、懐中電灯で照らしながら行います。幻想的でなかなか美しい光景です。

満月の時は月の光で滝行ができます。

滝行と霊障は関係がありません。

これまで霊的なトラブルは全くありません。宗教を広めようという観点からは霊障などと滝行をむすびつけることもあるようです。

 

洒水の滝では滝から出たあとは旅館(洒水園)の風呂に入ることができました。現在は主人の大野さんが体調すぐれず利用できません。

滝行服装について

服装は自由です。

当会では空手着を採用しています。薄いものがいいです。厚いと水に濡れてごわごわして重くなります。

修験道や神道のみなさんはふんどしで上半身は裸、あるいは薄手の滝用の白衣があります。

足場が悪いために竹の棒があると安心です。

 

真言(マントラ)について

真言宗・天台宗・修験道などで、般若心経や真言を唱えます。

真言はマントラともいい、インド起源の言葉です。これを唱えることにより気合が入ります。

指導者は般若心経に続いて真言を唱えます。自分の好きな真言を唱えてください。

真言ができなければ、えい、えい、えいでもかまいません。

声を腹から出すことで、気合が入ってきます。

 

 弁財天真言 おんそらそばてぃ えいそわか

   弁財天はインドの女神サラスバティからきています。川、水の神で音楽芸術の神。

 吉祥天真言 おんまかりし えいそわか

   インドの女神ラクシュミーからきている。

 不動明王真言 後背に火炎を持つ、すべてを焼き尽くすほどのエネルギー。
  ノウマクマクサンマンダバサラダン、センダ、マアカロシヤナ、
  ソワタヤ、ウンタラタカンマン

   そのほかにもいろいろあります。

穴不動は滝の入り口にあります。

鎌倉時代の名僧文覚上人が百日間も滝に打たれる荒行を積んだといわれています。文覚上人が安置したと伝えられる穴不動にお参りしてから滝に入ります。

 

文覚上人は若い頃に人妻にほれて、その夫を殺そうとして人妻の方を殺してしまったというとんでもない間違いをおかし、出家したと伝えられています。その後世のため人のためにつくしたということです。

 

洒水の滝のお堂には伊富喜秀明行者が祭られています。伊富喜氏は1995年に50歳を機に60日間の断食、滝行を行い53日目で山中で亡くなりました。

修験道とは修行をして結果を出すと言う道で、千年以上の歴史があります。開祖は役の行者で7世紀です。

今でも100日間滝行、千日間滝行を行う人が後を絶ちません。

平安時代頃から滝行が行われたようで、即身成仏を行った人の墓があります。敬意を表してろうそくや線香が手向けられます。

 

 

穴不動

 

滝行安全のために安置された観音像です。今でも信仰は脈々と生き続けています。

修行には滝行のほかにどんなものがあるでしょうか。

伝統的な修行は修験道、山伏が主流でした。今でも修験道にのっとって修行している人がいます。最近千日間の山中修行を2回達成した修験者が亡くなったというニュースがありました。

修験道の修行には火渡り、滝行、断食、山駆け、勤行、護摩行などありますが、冬の滝行はその中でも大変厳しいものです。プチ修行として滝行を行う場合は、限界まではやりませんので、本格的な修行とは違いますが、厳しいことは間違いありません。

修験道以外にも神道、仏教各派の修行も行われています。禅宗では坐禅が主たる修行ですが、日常の立ち振る舞い、生活そのものも修行と位置づけています。

 

洒水の滝 滝祭りには滝行が行われます。

真言宗、天台宗の僧侶のかたがたが古式にのっとり行います。

 

 

滝行はどういう人たちがやっているのでしょうか。

真言宗、天台宗、修験道のほかに新体道、

神道系の宗教団体のかたがた、日蓮宗のかたがた、占い師霊能者のかたがたなどが定期的にやっています。

現在洒水の滝ではまったくと言ってよいほど、滝行は行われていません。2003年頃には順番を待たなければならないほど多くの団体、個人が滝行を行っていました。山北町も滝行を通して観光振興を考えていたようです。しかし、台風によって崖が崩れてからは滝行禁止の方向になりました。ほんとうに残念です。

夕日の滝について

 

 

夕日の滝

落差25メートル幅5メートル

毎日水温や水量が違います。洒水の滝よりも上流にあるために洒水の滝に比べて3度くらい冷たいです。

特に厳冬期には凍結します。

厳冬の夕日の滝 滝行

初夏の夕日の滝

凍結した夕日の滝 2006年2月

 

夏の夕日の滝

 

 

関東で宗教とは関係なく滝行ができるところはどこですか。

夕日の滝ではいろいろな団体が年間通して滝行を行っています。

 

滝行の効果については

寒さに強くなる、心身が鍛えられる、マッサージ効果があるなどのほかに、滝行には独特の効果があります。

頭上から激しく落ちてくる水流を全身で受けると、その刺激に対して対抗するような反応が心身に現れます。臨死体験といってもいい、インスピレーションが得られる場合があります。

そのメカニズムは痛みを軽減しようとして脳内にドーパミンなどが出て、意識が抑えられ潜在意識の働きが活発になる。

その結果、短時間に瞑想状態になっていきます。

滝行の後は爽快感、達成感につつまれて幸せな気分になります。時間としては5分間といわれています。

 

滝行の服装はどういうものですか。

男性はふんどし、女性はさらしなどの白衣でしたが、最近では空手着を着用することが多いです。

 

滝行中に体調が悪くなることがありますか。

冷たい水で頭痛や気持ちが悪くなることがあります。すぐに回復はしますが、初めての場合は時間を短めにするほうが無難です。入る前に二日酔いや気分がすぐれないなどの場合はすっきりして爽快になりますので、体調がよくなると考えたほうがいいです。持病がある方とか風邪をひいているような方は頭痛が数日続くこともありますので、気をつけて体調を整えてから入るようにします。

 

滝に入って憑依とか邪気におかされると聞いたことがありますが、

今まで数千人の人が滝行をするのを見てきましたが、そういうことは一度もありませんでした。発狂するとか、精神的によくなっても悪化するようなことはありません。昔は憑依された人が滝行でなおしたとも聞いていますが実際滝行をしていてそういうことは起こっていません。宗教を宣伝する人たちは好んでそういう話をするんだと思われます。

 

滝行のほかにどういう修行がありますか。

坐禅、断食、山駆け、火渡り、南蛮いぶし、護摩焚き、勤行、真言繰り、などが今でも行われています。禅宗や密教、修験道では日常の生活も修行ととらえています。どういう心持で生活するかが大事な修行となります。どんなときも笑顔で人に接し、人のためにどれだけのことができたか、掃除や洗濯をしっかりとできるか、人の悪口やねたんだりしないなどです。

 

滝行の前にはどういう儀式をしますか。

密教、修験道のしきたりによって般若心経、真言をとなえながら、滝と不動明王をはじめとした神仏に対してろうそくと線香をささげます。みそぎはらえの言葉を奉納して滝行の安全と一年の無病息災、家内安全、所願成就を祈願。九字を切り、鳥船行事を行ってから酒と塩で清めて入滝となります。

 

滝行ができる滝の条件

○ 年間を通して水量が安定していること

    行ってみたら水が枯れている名ばかりの滝も多いです。雨のときだけ滝が現れるなど。

○ 直瀑といわれる頭上から水が落ちてくる滝

    滝のしたの部分が斜めの岩になっている場合など、打たれることができません。直瀑は全国的に見てもめずらしい。

○ 駐車場から近いこと

    歩いて1時間以上の滝は多いのですが、体力が持ちません。

○ 足場がしっかりあること

    滝つぼが深いと水没してしまって滝の水に打たれることができません。

○ 冬場に完全に凍結しないこと

○ 落石などのないこと