※当サイトに投稿いただいた、私と同じような立場の方からの体験談を紹介いたします。
(50代・男性)
一体どんな話を聞かせるのだろうかとは気になっていましたが、息子から
「一度話を聞いてみてから、判断してほしい」
と言われたことに後押しされ、親鸞会の行事に参加してみました。
この日は学生中心の集まりで、印象としては、淡々と仏教がどういうものであるかを説明する、といった内容でした。
しかし、参加してみて、
「私が仏教に対して、随分と偏った見方をしていたな」
ということに気付かされました。
丁度、『アインシュタイン150の言葉』という本の一部を、資料にして話がなされていましたが、
これが私にとっては新鮮な驚きでした。
「無限なものはふたつあります。宇宙と人間の愚かさ。
前者については、断言できませんが。」
「手段は完全になったというのに、肝心の目的がよく分からなくなったというのが、この時代の特徴と言えるでしょう。」
「偉大な人々は、常に、凡庸な人々からの激しい抵抗にあってきました。」
「宗教なくして科学は不具であり、科学なくして宗教は盲目です。」
「人間の邪悪な心を変えるより、プルトニウムの性質を変える方が優しい。」
(アインシュタイン150の言葉 より)
「仏教なら宗教だ。宗教ならやめておけ。」
という論理は、なんだか、無知から来るものに思えてきました。
仏教が何たるものかを、まったく学んでこなかったのは、他ならぬ私でした。親鸞会云々の前に、人間や宗教について、私ももっと勉強すべきだと、アインシュタインの言葉から感じているところです。
息子とのこれまでのやり取りの手前、面と向かって言えませんが、正直に申して、もう少し聞きたくなっている自分がいるのは確かです。