親鸞会の真実

親鸞会の真実 はじめに


親鸞会という宗教団体を知った時、私は北関東の中堅機械メーカーに勤めるサラリーマンだった。家庭は、息子が都内の有名私大に進学した、喜びにあふれていた。

私が大学に合格した年は、学園紛争の真っ只中だった。構内はバリケード封鎖されており、いつ講義が再開されるか分からない状態だった。秋ごろまで、入学式もないまま自宅待機が続いた。

憧れて受験した大学の構内は荒れ果て、至る所に闘争の傷跡が残されていた。講義中には全共闘が乱入し、講義は討論集会に替わっていった。4年の歳月が失われ、やがてすべてが虚構であったと知らされた。

私は息子にそんな思いはさせたくなかった。自由なキャンパスで、青春を謳歌し、勉学に打ち込んでもらいたいと思った。

その彼が選んだのは浄土真宗親鸞会だった。まさか大学で宗教に熱中するとは思わなかった。オウム真理教の事件が記憶に新しい中、不安と失望が私を襲った。カルト宗教、マインドコントロール、学業放棄・・・何度も話し合いをし、親鸞会の集会にも顔を出した。

私はこの息子との4年間の出来事を日記として記した。それをまとめて公開したい。そして同じ悩みを持つ、少なくない父兄の助けにしたいと思っている。

 

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