親鸞会の真実

9.会員H氏の主張


息子が親鸞会のサークルを辞めてから1ヶ月が経った。しかしやめたと息子は言っていてもちょくちょく顔は出していたらしい。それはうすうす私もわかっていた。

そしてついに9月、1ヶ月間、やめることにして続けていたことを正直に告白して、その上でどうしてもやめたくないと言ってきた。

やはり来たかと思いつつ、真剣な表情で懇願する息子に、「絶対に駄目だ」と厳しく言った。

しかし息子も簡単には引き下がらなかった。条件を出してきたのだ。

その条件とは、

・夜は必ず10時までに帰宅する。
・外泊の際は必ず毎日家に電話する。
・大学の単位は一つたりとも落とさない。もし落としたらその時点でやめる。

と言うことだった。さすがに3番目の条件は厳しいように思えた。理系で一つも単位を落とさないなど至難の業である。それは自分も理系であったからよく知っている。

1番目の条件も、10時というのは遅いように思うが通学時間が1時間半なので、8時くらいには東京を出発しなければならない。

しかし、子を持った親なら誰でもわかると思うが、親が子供に思うことは、ちゃんと学校で良い成績を取って、卒業して安定した所に就職して、結婚して孫の顔を見せに来て欲しい、その思い一つなのだ。宗教など本当は関係ない。

親鸞会を続けたい一心で一生懸命勉強するならば、それも良いではないか。

そして、その時文京区で話を聞いたときに、1人の父兄のメールアドレスを教えてもらったことがあった。その人に相談すればこちらの悩みも解決するのではないかと思い、早速メールを打った。

返事は早かった。

その人はHさんと言った。Hさんは千葉県に住んでいるが、一人娘が名古屋の大学に進学した際、親鸞会に入会し、毎日眠れないくらいに心配したという。しかし娘さんから親鸞会の行事に誘われ、娘さんに会いたいばかりに頻繁に富山の親鸞会の会館に出かけるようになった。

その後、親鸞の教えに感ずるところがあり、今は地元での親鸞会の行事にも積極的に参加しているという。ただ、まだ親鸞会の会員ではないそうだ。

H氏によると、親鸞会は住職が言うような団体とは全く違う、と言うことだった。

・親鸞会は新興宗教である。

二月に一度くらい親鸞会の会長の話を聞いているが、親鸞の言葉以外の話があったことがない。地元の講師の法話も同様である。
これを新興宗教というのならば、宗教はみんな新興宗教である。

・毎年大学で勧誘を行って、沢山の被害者を出している。

当然、サークルとしての勧誘活動はあるでしょう。サッカー部や、テニス部のように。
それを行なうことによって受ける被害というのはどういうことを言うのでしょうか?
話を聞きに行くのに交通費がかかるとかいう親御さんからの苦情を聞いたことがありますが、交通費も使わないサークル活動なんてありえるのでしょうか?

勿論親鸞会でも続ける人も言えばやめる人もいる。
一部のやめた人が悪く言っているだけではないのか。
娘を3年間見てきたが、いつも本当に生き生きしていて、本当に感謝している。
多額の布施を強要されると言う噂もあったが、そんなことは全くなかった。

・合宿ではマインドコントロールされている。

何を持ってマインドコントロールというのかわからないが、誰に聞いても、合宿ではおいしい食事を沢山頂いて、昼は講義の合間に思いっきりスポーツをして、夜11時には寝ろとやかましく言われたそうだ。もし本当にマインドコントロールしたいと思うのだったら、こんなスケジュールにするのだろうか。

・余りの活動の激しさに、学業放棄・中退するものも多い。

娘はもう4年生だが、卒業に必要な単位はほとんど取得している。地方大学で就職活動に苦戦する学生も少なくないが、成績がかなり良いので就職の心配は無さそうだ。
留年する人もいるのかも知れないが、それは本人の責任ではないだろうか。少なくとも娘を見る限りは、学業優先の活動をしていると思う。

さらにH氏によると、娘は親鸞会に入ってから、月に数回必ず家に葉書を出し、盆と正月には家に帰って炊事や掃除の手伝いをするという。高校時代はそんなこと全くなかった。同じくらいの子供を持つ親に聞いてみても、帰ったら友達と遊びほうけるかぐうたらしているかどちらかで、炊事や掃除の手伝いをする子供などあまりいない。これは親鸞会の教育が行き届いているからだ、と言った。

そして最後に、寺の住職の中には親鸞会のことを悪く言う人が少なくない。それは親鸞会が、仏法を説かない寺を批判しているからだ、と。そして沢山の人が聞法に集まっているので、嫉妬もあるのではないか、と。


以上がHさんの回答である。Hさんは会員ではないそうだが、しかし明らかにこれは親鸞会に好意的な人の回答である。他の人に聞いたら別の答えも返ってくるだろう。

しかし最後、寺の住職が親鸞会を悪く言う理由、はわかるような気がした。確かに私も件の住職から、親鸞の教えなど聞いたことがなかった。一緒に酒を飲みながら仕事の愚痴話をしたことくらいである。月参りと法事に来るが、何か親鸞の話をしたことがあっただろうか。こういう人には親鸞会は目の上のたんこぶだろう。自らの存在意義が問われるからだ。

 

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