親鸞会の真実

7.専従の講師との話


久しぶりに仕事以外の用事で上京した。宇都宮線から地下鉄に乗り換え、高層ビルの最上階に上った。息子も何となく緊張している。自分のやっていることが親に理解されるかどうかの正念場だからだろうか。 入り口にはグローバルクラブ講演会と書いてあった。

展望台のような会議室に案内された。東京も随分高層ビルが増えたものだ。しばらく外を眺めていると、30代半ばくらいの男性が声をかけてきた。聞くと今回の講義を受け持つ講師だという。

こんな良いところを借りて随分お金がかかるでしょう、と聞くと、区の施設だからそんなに高くはないとの返事である。浄土真宗の講師というからずいぶんな年長者を想像していたが、意外であった。

他にも聞きたいことは山ほどあったが、講義の前で忙しそうだったので、終了後話しをする約束する。隣の父兄と見られる男性とも話しをする。娘さんに紹介されて聞き始め、もう3年聞いている、とのことだった。実は息子が心配で来ている。色々話を聞きたいので電話番号かメールアドレスを教えて欲しいと言ったら、快く教えてくれた。

講義の内容は、父母恩重経という教典で、両親から受けている恩を十種に分けて教えたものであった。話の内容はまさに道徳倫理的だが、それだけではなく生きる目的や本当の幸福を教えなければ真の親孝行とは言えない、という事だった。

しかし息子の隣で両親から受けている恩を聞くなんて、何となく気恥ずかしい気分である。講師も自分より年長の聴講者の前で、「父母の恩」の話をするのはやりにくかったのではないかと余計な心配をしてしまう。

講義が終わり、控え室で講師と話をすることになった。

息子を加えて対面するとまるで三者面談のようだ。私は単刀直入に聞いた。
以下うろ覚えだが、その時の会話から。

私「浄土真宗の講師と聞きましたが、どこかの寺と言うことですか?」

講「寺ではありません。浄土真宗親鸞会の講師をしております。」

私「寺ではないと言うことは、新興宗教ですか?」

講「あくまで親鸞聖人の教えをそのまま伝えるのが役目でありまして、それ以外のことは一切やっておりません。新興宗教の定義にもよりますが、今まで誰も言わなかった、新しいことを教えるのが新興宗教だとしたら、断じて違います。親鸞聖人の教え以外は何一つ話はしておりません。」

私「宗教と聞くと、マインドコントロールとか、多額のお金を布施するとか、そんな事ばかりが思い浮かびますが、そういうことはありませんか?」

講「親鸞聖人の教えはマインドコントロールで伝えられるものではありません。また、お金についても、普通の大学生が使う常識的な範囲です。」

私「学業がおろそかになると言うことはありませんか?」

講「仏教の教えは、勉強を勧めることはあっても、勉強しなくていいと教えるものでは決してありません。学生には両親を安心させるためにも、学校の勉強はきちんとするように教えています。」

会話の内容は大体以上のようなものだった。

 

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