親鸞会の真実

6.家内がサークルの行事に参加する


家内に息子のサークルの行事に参加してもらった。5月下旬、東京は快晴。気持ちの良い日であった。私はいつも通り仕事をする。

仕事から帰ってきて早速家内にどうだったかと聞いてみる。開口一番、良かった、とのこと。話の内容は「歎異抄」を通じて、人間の煩悩とは何か、また、本当の幸せはあるのか、との話しだったそうだ。こんな話しは聞いたことがなかった。俄然親鸞に関心を持った、という。

会場には他にも父兄と見られる人が幾人か参加していたそうだ。横浜から来たという奥さんと仲良くなったという。また、学生が非常に礼儀正しいのに驚いたそうだ。息子は授業が5限まであったので、行事が終わったあとやってきて一緒に食事をして帰ったとのことだ。彼は彼なりに自分の母親がどんな感想を持ったのかしきりに聞きたがったという。

しかしその一方で、気になったこともあったという。あれだけ多くの学生が身じろぎもせずに、まっすぐ前を向いて仏教の話を聞いているのは、何かマインドコントロールでもされているのではないかと思ったそうだ。それ以外の所はいたって普通の学生であったと。

まっすぐ前を向いて云々の話しでは、私は全学連全共闘のことを思い出した。今でも彼らはその純粋すぎる瞳で、旧態依然としたスローガンを唱えているのだろうか。

私にも全学連の友人がいた。高校時代は気の合う男だったが、闘争に参加するようになって人の話を聞かなくなり、熱く革命を語るばかりであった。就職してからは熱も冷め以前の関係に戻ったが、息子の親鸞熱もそんなものなのだろうか。

とにかく家内の話を聞いて、私も参加しなければならないと思った。休日に参加できる日はないかと息子に聞くと、6月の第2土曜日に行事があるとのことである。行ってやろうじゃないか。場所は文京区の市民ホールであった。

 

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