親鸞会の真実

3.ゴールデンウィークの合宿


4月も終わりに近くなってきた。ゴールデンウィークはどうしようかと家族で話しをしていると、息子だけ自分はサークルの合宿に行きたいという。

花の大学一年生である。ゴールデンウィークになにも予定がないのも考え物だが、例の宗教のサークルである。何があるのか心配でならない。行って欲しくない思いで一杯だった。

「どこで合宿するんだ。寺か?」

「いや、普通の旅館だって。電話番号がこれで、住所は・・・」

バーベキューとかスポーツやるんだといくら言われてもどうしても納得できない。大体宗教の合宿なんて洗脳されるに決まっているじゃないか。

統一協会の洗脳合宿について聞いたことがある。これはほとんど睡眠をとらせず食事もわずかしか与えないで、7日間ぶっ通しで統一原理の話しをして、参加者を洗脳するらしい。オウム真理教だって富士山麓で合宿していた。

今までがどんなにソフト路線でも、ここらで本性を現すのではないか。そんな不安が襲った。幸い旅館の住所と電話番号は、息子からもらったパンフレットに書いてあったので、電話してみた。

答えてもらえるかどうか心配だったが、参加する学生の父親だというと案外あっさりと話しをしてくれた。

どんな団体か?
「大学で親鸞の教えを学ぶサークルだそうです。」

毎年やっているのか?
「毎年使ってもらっていますよ。」

どんな合宿なんですか?
「部屋で講義をしているのが半分くらいで、あとはバーベキューとか遊びに行っておられるみたいですね。」

そのあと、合宿に参加する学生は最近の若者にしてはとても礼儀正しく、お酒もやらないし、毎日元気で活発だということ。大変いい学生さんですよ、と。

単なるリップサービスとも思えない口調だったが、考えてみれば旅館を使ってくれる団体を悪く言うはずがない。大きな宗教団体なら、その旅館の主人が信者と言うこともあるだろう。

その後母と家内に相談したが、母は、どんなところに行くのかわからないが、御開山(母は熱心な真宗の門徒なので、親鸞のことを御開山という)のお話ならおかしなもののはずがない。行かせてやりなさい、と賛成の様子。家内は心配していたようだが、息子が行きたいのだから闇雲に反対するのもどうか、とのことだった。

聞けばその旅館は家からも遠くなく、いざとなれば車で行ける。私が心配しすぎなのかも知れない。

有名な観光地でもあるので、そんなに変なことも出来ないだろうし・・・。携帯の電源を常に入れておくこと。一日一度自宅に電話を入れること。この二つを言い聞かせて、息子を行かせることにした。

 

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