トラクタ作業機の種類

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現在、トラクタには各用途に合わせて様々な作業機を取り替えることが可能で、より目的にあった作業ができるようになっている。

◎主な作業機の種類



普通ロータリ…攪拌耕
水田、畑地などを耕深12~16cm程で反転、砕土し整地する。

サイド・ドライブ・ロータリ、センタ・ドライブ・ロータリ、正逆転ロータリがある。
(小型~大型トラクタ)
逆転ロータ(アップ・カット)…特殊耕
畑地、乾田などを逆転で砕土、整地をし、レーキの作用により、作物の生育に最適な土壌環境を1行程で作る。

粗い土や刈株はレーキを通過出来ず前方に落ち、細かい土はレーキを通過してその上に落ちるので、表層が細かく下層は粗い2層構造の土壌を形成出来る。
(小型~大型トラクタ)
深耕ロータリ…特殊耕
畑地などを、普通ロータリよりもさらに深い層(耕深50cm程まで)まで反転、砕土し整地する。

土中の有害ガスを放出し、通気性、保水性を良くする。
逆転(アップ・カット)ロータリもある。
(小型~大型トラクタ)
ディスク・ロータ…反転耕
水田などを円盤のディスクを回転させ、耕深12~20cm程で反転耕起する。

通気性と透水性を良くし地力を高める。
(小型、中型トラクタ)
双用スキ…反転耕
水田、畑地をヘラを使い耕深15~24cm程ですき込み反転耕起する。

通気性と透水性を良くし地力を高める。
(小型、中型トラクタ)
ソイル・リフタ…芯土破砕
水田(乾、湿田)、畑地などを弓型のボードを使い、耕深30~50cm程まで天地返し、芯土破砕する。

作土全層に亀裂と空気が入り、根の生育環境を整える。
(小型~大型トラクタ)
振動サブソイラ…芯土破砕、土壌改良
水田(乾、湿田)、畑地などを振動するコールタ(犂刀)を使い、耕深30~50cm程まで芯土破砕し土壌改良する。

弾丸暗渠により高い排水性と通気性を得る。
(小型~大型トラクタ)
エア・インジェクタ…土壌改良
水田、畑地などの圧縮空気によって、耕深40cm程まで酸素を補給する。

微生物の活動を活発にし、有機化によって根の活動を促進させる。
(小型、中型トラクタ)
溝堀機 (トレンチャ)…溝明け
水田転換畑などをオーガ堀削式で畦際明渠する。

地表水の排水、貯水クリーク、埋め戻し作業などができ、明渠溝用と暗渠溝用がある。
(中型~大型トラクタ)
リターン・デッチャ…溝明け
水田などをハネ上げ式で明渠溝堀にする。

リターン機構により枕地掘りが出来る。
(小型、中型トラクタ)
溝切機…表面排水
水田などを溝切板を使い耕深12cm程で溝切する。

稲刈り後に溝切作業を行い、春の雪解け水や表面水の排水性を増し春作業を早める。
(小型、中型トラクタ)
ドライブ・ハロー…代掻き
水田の表面を砕土、均平する。

大きな耕幅で高い砕土性と均平性があり、スプリング・レーキを使い表面のワラや雑物を埋め込む。
(小型~中型トラクタ)
ウイング・ハロー…代掻き
水田の表面を砕土、均平する。

折りたたみ式でドライブ・ハローより大きな耕幅で作業出来る。
(中型、大型トラクタ)
中耕ロータ (ロータリ・カルチ)…畑作物の管理
畑地などを条間に設けた小型ロータリを使い、中耕、培土、除草などする。

播種、移植用の畝成形、肥培管理上の培土、土入れ作業などの管理が出来る。
(小型~大型トラクタ)
フレール・モア…除草
水田、畑地、休耕田、荒地などを回転するフレール刃で草刈する。
(小型~大型トラクタ)
スライド・モア…除草
主に法面を草刈する。
(中型、大型トラクタ)
ストロ・チョッパ…残茎処理
水田、畑地、牧草地などを残稈粉砕、草刈する。
(中型、大型トラクタ)
畦塗り機…畦塗り
水田の畦を、ドラム回転方式や叩き込み方式で作る。
(小型、中型トラクタ)
ブロード・キャスタ…施肥
水田などをスパウト方式やスピンナ方式で、粒状、粉状の化成肥料、土壌改良剤などを散布する。
(小型~大型トラクタ)
コンポ・キャスタ…施肥
水田などをスピンナ方式で、有機肥料、粒状肥料、土壌改良剤などを散布する。
(小型~大型トラクタ)
ライム・ソワー…施肥
水田などをアジテータを使い石灰、化成肥料、土壌改良剤などを散布する。
(小型~大型トラクタ)
施肥播種機 (シーダ)…施肥、播種
ロータリに装着して、水田(乾田)、畑地など耕起、施肥、播種、覆土、鎮圧などをする。

けん引型や搭載型などがあり大豆、小豆、麦、とうもろこしなどの播種が出来る。
(中型、大型トラクタ)
マルチ…野菜管理
畑地などを畝立て、マルチング、土かけの作業を一工程で行う。
(小型トラクタ)



作成日:2008/1