トラクターの作業機8

農業機械の簡単メンテナンスTOPへ戻る





ユニバーサル・ジョイントの修理で、ガタついたスパイダ(十字ベアリング)の交換です。

4つあるスパイダ軸のうち2つは摩耗して細くなり、軸受けであるベアリング・ケースのニードル・ローラも無くなっています。

仮にこのまま使い続けていたら、ベアリング・ケースが収まる穴まで摩耗して修理不能になってしまいます。

スパイダを取り外すには、ストップ・リングを外し、ベアリング・ケースを外方向に叩いて抜く必要があります。

ストップ・リングは、リングの先端にマイナス・ドライバの刃先をあてがい、ハンマで軽く叩く事で外れます。

左写真は、取り外したベアリング・ケースのうちの1つです。

グリース切れでニードル・ローラが摩耗しています。

新品のスパイダは、左写真のようにベアリング・ケースも付いた状態です。

グリース・ニップルが付いていないので、古いスパイダから外して取り付けます。

スパイダを組み付ける時は、両端のベアリング・ケースを一旦外します。

左写真のように、新品状態ではベアリング・ケースの中にあるニードル・ローラがグリースで保護されています。

長持ちさせるには、このグリースを切らさない事が大事です。

新品のスパイダを組み付けたところです。

グリース・ニップルの位置を調整します。






ヤンマー・ロータリR216Mで、耕運軸ベアリング・ケースのグリース詰め直しです。

保護カバーを外します。

ボルト1本外すだけです。

泥を落とします。

左写真のように、ゴム・カバー(プラグ)のツバとハウジングの隙間にマイナス・ドライバの先端をハンマで叩いて打ち込み、少しずつ起こしていきます。

乾いた液体ガスケットが見えるので、既にゴム・カバーを使いまわしてあります。

さらにゴム・カバーを再利用するので、出来るだけ変形させずに外します。

位置を変えて、少しずつ起こしていきます。

既に泥が浸入してしまっています。

ベアリングのガタツキはそれ程でもないので、グリースを詰め直して延命措置を取ります。

代掻きに使わないとの事なので大丈夫!?でしょう。

細いマイナス・ドライバを使い、出来る範囲で泥を落とします。

ベアリングの玉の保持器は、思った程錆びていないようです。

グリース・ガンを使いグリースを注入します。

耕運軸を手で回し、玉にグリースを馴染ませます。

溢れ出したグリースはウエスで拭き取ります。

ゴム・カバーが取り付く面(嵌め合い面)に油分があると液体ガスケットは付かないので、嵌め合い面をきれいに拭き上げます。

ゴム・カバーの汚れと油分をきれいに落とし、嵌め合い面に液体ガスケットをたっぷり塗付します。

本来はオイル・シール、ベアリング、ゴム・カバーの交換がベストですが、こうする事によってコスト削減です。

ゴム・カバーの縁をハンマで叩いて打ち込みます。

対角線上にずらしては打ち込みます。





過去の記載 / その他の記載