トラクターの作業機6

農業機械の簡単メンテナンスTOPへ戻る





ニプロ・トレンチャOM311で、作業中にらせん軸(刃)が回らなくなりました。

シャー・ボルト付きのユニバーサル・ジョイントですが、シャー・ボルトが切れたようです。

石を噛み込んだのか、負荷がかかり過ぎたようです。

折れたシャー・ボルトです。

異常な高負荷時にシャー・ボルトが切れる事によって、内部のギヤやチェーンが破損しないようになっています。

新品のシャー・ボルトを取り付けます。

ナットはUナットなので、途中で緩むことはないです。

ちなみに現行型のOM312では、チェーン・ケース内のスプロケットにシャー・ボルトが使われています。

らせん刃と底刃の交換です。

まだ使えそうですが…。

らせん刃と底刃を交換したところです。

専用(角根皿)ボルトとナットも交換します。

ナットが緩み易いので、しっかり締めます。





ニプロ・ドライブ・ハローHS2201Bで、耕運軸のオイル・シール交換です。

チェーン・ケース側は、チェーン・ケース・プレートを外す事によって確実なオイル・シール交換が出来ます。

新品オイル・シールの取り付けです。

軸付きオイル・シールが使われますが、スリーブ側の打ち込みです。

スリーブが傷付かないように、部品袋と塩ビのパイプをあてがって打ち込んでいます。

持っている塩ビのパイプが短かったので、さらに鉄パイプをあてがっています。

耕運軸にチェーン・ケース・プレートを組み込んでおきます。

チェーン・ケース・プレートにベアリングとオイル・シールを取り付けてから、チェーン・ケース・プレートを耕運軸に打ち込みます。

間違ってもチェーン・ケース・プレートを叩いてはいけません。

ベアリングの内輪に鉄パイプをあてがい、その上をハンマで叩いて打ち込むのです。

左写真のように、シャフト・パイプとチェーン・ケース・プレートの接合面に液体ガスケット(1215)を塗付します。

液体ガスケットは、シャフト・パイプ側だけに塗ればOKです。

エンジンを始動し油圧レバーを上下(調整)して、チェーン・ケース・プレートのボルト穴を合わせていきます。

耕運軸を手で引いたり押したりして、少しづつ近づけていきます。

シノを使うと、ボルトの穴位置を合わせ易いです。

ボルト穴を合わせたら、6本のボルトをしっかり締めて固定します。






ニプロ・ドライブ・ハローHS2210Bで、耕運軸ベアリング・ケースのグリース詰め直しです。

蓋(ブラケット・カバー)を固定している頭部12㎜のボルトとナット4本を外します。

錆びが酷く固かったので、4本とも無理やり回して折ってやりました。

スクレーパを使い、パッキン(ガスケット)を破らないように蓋を外します。

もしパッキンが破れたら、新品パッキンに交換するか液体ガスケットを塗付するかの2択です。

液体ガスケットを塗る場合は、油分を取り除かないといけません。

使用年数の割りには、しっかりグリースが残っていました。

ドライブ・ハローは泥水の中で使用するのでオイル・シール回りが傷み易く、このグリースの状態は意外でした。

あまり使っていないのか!?もしれません。

古いグリースをウエスで拭き取ります。

グリースは年月とともに劣化していくものなので、見た目がよくても詰め直しをします。

グリース(リチウム)を詰め過ぎましたが、まあいいでしょう。

新品のボルトとナットを用意し、蓋を固定します。





過去の記載 / その他の記載