トラクターの作業機4

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クボタ・ロータリRSP125で、回すとゴトコト音がします。

すでに耕運軸がベアリング・ケースに対して下がっています。

ベアリングの破損は間違いないので、プラグを取り外してみます。

思ったとおり酷い状態です。

玉が幾つか無くなっています。

サイド・プレートを取り外します。

耕運軸の継ぎ手にスタッド・ボルトが2本付いているため、耕運軸だけを先に取り外すことが出来ません

フロント・カバーは、ロープと馬ジャッキを使って下がらないようにしておきます。

酸素アセチレン溶接を使ってベアリングとオイル・シールを取り外しました。

回動式なので、回動プレートがベアリング・ケース(サイド・カバー下部)の外周に取り付きます。





ニプロ・ロータリSXM2210で、作業中に嫌な音がしました。

その後嫌な音は確認できませんでしたが、明らかに異常な音がしたそうです。

耕運軸は落ち込んだ様子もなく手で楽に回せます。
また、ギヤ・オイルも適量入っています。

ベベルギヤ・ケース内のベアリング破損を疑い、とりあえず入力軸カバーを取り外してみたら、入力軸ががたついてる気がします。

左フレーム・パイプを取り外します。

無論ギヤ・オイルは最初に抜いています。

耕運軸を含めチェーン・ケースも取り外す必要があり、なかなか大変な作業です。

入力軸のスプラインはかなり摩耗しています。

また、スプラインの軸受け側(ベベル・ギヤ)も摩耗しているようです。

これでは多少なりとも芯ブレしているかもしれません。

入力軸とベベル・ギヤ(組)を交換します。

とても高い部品ですが仕方ありません。

左フレーム・パイプから駆動主軸を取り外します。

テーパ・ローラ・ベアリングのローラが2ヶ所欠けています。

これが嫌な音の原因でしょう。

新品のテーパ・ローラ・ベアリングです。

入力軸と駆動主軸で計4個交換します。

新品の入力軸のスプライン側です。

前項の写真と比べれば違いがよく分かります。

ローラ・ベアリングの取付けは神経を使います。

回転部(ローラ)を叩くことは厳禁なので、内輪だけをピン・ポイントで叩く必要があります。

ピン・ポンチをあてがい、その上をハンマで叩いて打ち込みました。

このロータリの入力軸のオイル・シールは、打ち込み過ぎるとテーパ・ローラ・ベアリングの外輪に接触してしまうので注意が必要です。

ちなみに左写真は取り外し前の状態です。





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