トラクターの電装まわり3

農業機械の簡単メンテナンスTOPへ戻る





ヤンマー・トラクタF20Dで、クラッチ・ペダルにあるセーフティ・スイッチの接点不良でエンジンが始動しません。

安全のためクラッチ・ペダルを一杯踏み込んでセーフティ・スイッチを入れた状態にしないと、キーSWを始動位置にしてもセル・モータが回らないようになっています。

この診断に至るのは簡単で、メータ・パネルのランプ等が煌々と点灯しているにもかかわらずキーSWを始動位置にしてもセル・モータが回らない(エンジンがかからない)時、適当な電線を使ってセル・モータを直結させて回ればバッテリはOKで、次に見るのはセーフテイ・スイッチという感じです。

セーフティ・スイッチは、ステアリングの下部にあるカバーを外すと丸見えになります。

古いトラクタですが、この当時はクラッチ・ペダルのところにせーフティ・スイッチを設けたものが多いです。

左写真で分かるように、クラッチ・ペダルを一杯踏み込むとスイッチが入るようになっています。

ギボシ端子を外します。

心棒が押し込まれるとスイッチが入る(ON)タイプのものなので、当然この状態でキーSWを始動位置にしてもセル・モータは回りません。

所有者の了承を得た上で、オスメスのギボシを短絡(直結)します。

セーフティ・スイッチはもう関係ありませんが、外す必要もないのでこのままにしておきます。

これでクラッチ・ペダルを踏み込まなくてもセル・モータを回す事が出来ます。

安全のためには部品を交換して直すべきですが、所有(使用)者が納得しているので良しとします。





日の本トラクタNZ210で、右のヘッドランプ(バルブ)の上向き照射側が点灯しません。

サーキット・テスタを使い、カプラ(コネクタ)出力12Vを下向き照射側と上向き照射側の両方で確認出来たので、ランプバルブが切れたと考え、ランプバルブを外しにかかります。

カプラ出力12Vとは、カプラの3端子のうちの2端子間(下向き照射端子とアース端子、上向き照射端子とアース端子)の電圧で、ライティング・スイッチを切り替えてそれぞれ出力されていればOKという事です。

ランプバルブ元のカプラを外します。

防水キャップを外します。

ゴムなので外すのは簡単です。

押さえ金具を起こし、ランプバルブを外します。

切れたフィラメントは目視で確認出来ます。

もちろん、サーキット・テスタを使っての導通チェックでも確認出来ます。

クボタ・トラクタに同型があるので、部品はクボタで発注出来ます。

新品のランプバルブを取り付けます。

この型は防水ゴムを嵌めるのも簡単です。





過去の記載 / その他の記載