トラクターの電装まわり2

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クボタ・トラクタGL280で、バック・アップが作動しません。

バック・アップ・スイッチ「ON」でメータ・パネルにランプは点灯するので、マーカ・スイッチ(マイクロ・スイッチ)の不良を疑います。

ステアリング下のカバーを取り外します。

カバーは3本のボルト(頭部12㎜)で固定されています。

やはりマーカ・スイッチが折れていました。

使用時間が1000時間を越えると、いろいろと消耗しますね。

マーカ・スイッチを交換します。

固定ネジ(+)は角度がなく締め難いです。

バック・レバーを入れた時に、このスイッチが入って作業機が上昇する仕組みです。



日の本トラクタN329のエンジン始動ユニットです。

セル・モータが回らない症状ですが、ユニット(リレー)内でセル・モータ始動線がスイッチングされないので短絡しました。

ユニットはメータ・パネルの裏側にあります。

ユニットを経由しているだけで通常の始動回路ですね。



クボタ・トラクタX20で、フュージブル・リンクの交換です。

誤ってバッテリを逆接続したようです。

その場合は、このフュージブル・リンク(左写真の緑線)が切れることで本体の電装品などを保護しています。

フュージブル・リンク(コネクタ式)を交換して完了です。



クボタ・トラクタGT26で、セル・モータが回りません。

主変速レバーのところにあるニュートラル・スイッチ(セーフティ・スイッチ)の接触が悪かっただけです。

また同じ症状になる恐れがあるので、所有者の了解を得てニュートラル・スイッチを経由しないように、ギボシ端子を外し短絡しました。

これで主変速が何速になっていてもセル・モータは回ります。






クボタ・トラクタGL320で、エンジンが始動してもグロー・ランプが点いたままです。

エンジン・カバーを開けグロー・プラグ接続線の電圧を測定したら、キーON時、エンジン始動時ともにDC12V出ていました。

この時点でグロー・リレーは正常に働いていると断定できますので、グロー・コントローラの異常を疑います。

グロー・リレー(コイル側)とグロー・ランプのマイナス線はグロー・コントローラに接続されているので、グロー・コントローラがそれらの作動電圧を制御するといった構造です。

このトラクタの予熱時間は水温で判断していますが、仮に水温センサが壊れていたり、水温センサ間の配線が断線していたとしても、グロー・ランプが点きっぱなしにはなりません。

足元のカバーを外し、グロー・コントローラを外します。

グロー・コントローラを外してキーONにすると、当然ですがグロー・リレーのコイル線に電圧供給されませんので、グロー・プラグは赤熱しません。

外したついでなので、グロー・リレーのコネクタなども外して、潤滑剤をかけて接点洗浄しておきます。

外したグロー・コントローラです。

部品交換後、メータ・パネルのグロー・ランプは点灯後すぐ消えるようになり修理完了です。

瞬間予熱式ですね。





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