トラクターのエンジンまわり7

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クボタ・トラクタKL270で、燃料漏れです。

サイド・カバーを外してエンジンを始動してみると、噴射ポンプに接続されている燃料ホースから燃料が漏れてきます。

燃料ホースの破れが目視で分かります。

コルゲート・チューブで覆われる手前辺りです。

コルゲート・チューブを捲り、パーツ・クリーナで洗浄します。

現場なので、燃料ホースが接続されている継手回りだけをきれいにします。

ホース・バンドはネジを緩め、継手位置からずらします。

配線等が留められているフレームは邪魔なので、頭部12㎜の固定ボルトを2本外し、そのフレームを先に外しておきます。

燃料ホースを外します。

プライヤで軽く掴んでグイグイ回し、へばりつきを取ってから引き抜きます。

燃料ホースを外したら継手回りの汚れをウエスできれいに拭き取り、さらに潤滑剤で洗い流します。

反対の燃料ポンプ側も同じようにして外します。

燃料ホースを外したら、燃料ホース差込口回りの汚れをウエスで拭き取り、これまた潤滑剤で洗い流します。

新品の燃料ホースを差し込み、ホース・バンドのネジを締め付けます。

部品発注すると翌日以降になってしまうので、お馴染みのメッシュ素材の燃料ホースを使っています。

コルゲート・チューブは外したものをそのまま再利用で、燃料ホースを覆って包むだけです。

配線フレームを取り付け、配線を元の位置に戻します。

エア抜き栓を指で左に一杯回し(開き)、エンジンを始動しエア抜きをします。

このトラクタは機械式(電気で動かない)の燃料ポンプが使われているので、エンジンが回らなければ燃料を送る事が出来ない、つまりエアを抜く事が出来ません。

したがって、キーSWを始動位置に回す(クランキング)と同時にエア抜きが始まるので、エアが抜けるまではエンジンのかかりが悪かったり、かかっても少しの間エンジン回転が安定しない場合があります。

今回は、燃料ポンプと噴射ポンプの間のホースを交換しただけなので、エアが早く抜け、エンジンはすんなり始動し直ぐに安定しています。

エンジンが安定して1分くらい経過したらエア抜き栓を締め、エンジンを停止して完了です。





クボタ・トラクタGL200で、燃料ホースの交換です。

アワ・メータはまだ200時間と少ないですが、それなりに古いトラクタなので、経年劣化で傷んだ燃料ホースを交換します。

交換する燃料ホースは、燃料ポンプの燃料吸入側と吐出側に接続されている2本です。

この2本の燃料ホースは、燃料ポンプの脈動圧の影響を特に受けるので傷み易く、破れる前に念のため交換するという事です。

前項のトラクタ(KL270)でも、やはり燃料ポンプの燃料吐出側が破れていますね。

左写真は、燃料ポンプの燃料吸入側に接続されているホースです。

最初は、付着した泥が乾いてバリバリになっているだけかと思いましたが、触って確認してみてかなり劣化している事が分かりました。

このホースは燃料コックの出口側から来ています。

燃料コックの出口側は、燃料ポンプ側に比べると然程傷んでいません。

入口側は多少硬化しているものの、ヒビも無く問題ないレベルなので交換しません。

左写真は燃料ポンプの燃料吐出側ですが、やはり傷んでいます。

この燃料吐出側が一番傷み易いです。

このホースは噴射ポンプに行きます。

噴射ポンプ側はやはり傷んでいます。

左写真では分かり難いですが、指でホースを曲げると細かいヒビが入っています。

燃料ホースを外します。

左写真で分かるように先端の曲がったラジオ・ペンチを使っていますが、これはとても便利な工具です。

外した燃料ホースです。

今回は時間に余裕があるので、純正部品を発注します。

新品の燃料ホースを取り付けます。

燃料ポンプから噴射ポンプまでの燃料ホースは、ホース・バンド込みのASSYでしか部品が出なかったため、ホース・バンドも交換しています。

それでも安価で、むしろ送料のほうが高いくらいです。

コルゲート・チューブを被せたら、エア抜き栓を開いてエンジンを始動しエア抜きをします。

前項のKL270と同じ方法です。

燃料ホース交換は汚れ仕事ですが、とても簡単な作業です。



クボタ・トラクタKL50Hで、燃料ポンプ回りからの燃料漏れです。

エンジンをかけると燃料が漏れてきます。

ベタベタでどこから漏れているか分からないので、パーツ・クリーナで燃料ポンプ回りを洗浄します。

エンジンをかけてみると、燃料吐出側の継手と燃料ホースの接合面から漏れてきます。

ホース・バンドを増し締めしたら漏れが止まったので、今回はとりあえず良しとします。





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