トラクターのエンジンまわり5

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クボタ・トラクタKT24で、エア・クリーナ・エレメントの掃除です。

エア・クリーナ・エレメントが目詰まりを起こすと、その度合いによってはエンジンが不調になり出力も低下するので、定期的に掃除する必要があります。

マスコットを回してボンネットを開けます。

左写真のように、エア・クリーナを持ち上げます。

空気吸入管、エア・クリーナ・ケースの順に持ち上げ、エア・クリーナ・ケースをケース受け部から浮かし(離し)ます。

留め金(クランプ)を2つ外して、ダスト・カップ(カバー)を外します。

エア・クリーナ・エレメントにワラ屑が付着しています。

ファンが回転する事でラジエータを通して空気を吸い込みエンジンを冷却しますが、この吸引力で近くにあるワラ屑も一緒に吸い込もうとします。

この時、エア・クリーナの空気吸入口がラジエータの防虫網の上辺りにあるせいか、ラジエータに吸い込まれてくるワラ屑の一部をエア・クリーナ側からも吸い込んでしまうのかもしれません。

エンジン停止時にダスト・カップにあるバキュエータ・バルブから少しはゴミが排出されますが、それ以上にゴミを吸い込んでいる状態です。

エア・クリーナ・エレメントはケース奥に押し込んであるだけなので、引き抜いて取り外します。

取扱説明書には100時間毎に清掃するとありますが、このトラクタは400時間くらい一度も清掃していません。

また、エンジン出力が低下したとは報告を受けていませんが、このまま使い続けていたら確実にその時が近づいていたと思います。

コンプレッサを使いエア吹き掃除します。

どんなトラクタでもそうですが、凄まじい粉塵が出ます。

10分近くエア吹き掃除し続けても、まだまだ粉塵が出ます。

ある程度粉塵が少なくなってきたところで止めておきます。

ケース内にワラ屑が落ちていますが、このワラ屑がケース奥の空気吸入口に入ってはいけません。

ケース内のワラ屑を空気吸入口に入らないようにして取り除きます。

方法としては、ケース奥の空気吸入口をガム・テープ等で塞いでからエアで吹き飛ばすか、掃除機で吸い取ります。

ダスト・カップの内側もエア吹き掃除します。

バキュエータ・バルブ(ゴム栓)回りにゴミが付着していない事を確認します。

ケースとダスト・カップの内側は汚れていないので、ウエスで拭いたりはしません。

「TOP」の字を真上にしてダスト・カップを嵌め、留め金を確実に留めます。

当たり前ですが、他にバッテリ回りとラジエータ回り、そしてフロント・グリル回りなどをエア吹き掃除しますが、エア・クリーナの空気吸入口にゴミ埃が入る事を考えると、先に掃除しておいたほうが良いと思います。

エア・クリーナ・エレメントを掃除する時は、これらの掃除もセットで行うものです。






クボタ・トラクタGL23で、エア・クリーナ・エレメントの掃除です。

蝶ボルトを外してエア・クリーナ・エレメントを引き抜いてみると、ワラ屑などのゴミが多く付着しています。

点検整備を全くしていなかったトラクタだけあって酷いですね。

コンプレッサを使いエア吹き掃除してきれいにします。

延々粉塵が出てきます。





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