田植機の植付まわり8

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ヤンマー田植機Pe-1で、植付爪を交換します。

植付爪の交換は、植付アームが自然に停止する位置で行いますが、苗ステーが邪魔なので、頭部10㎜の固定ボルトを4本(左右2本ずつ)外し、苗ステーを取り外します。

ちなみに、植付アームは、主変速と副変速がニュートラルにおいて、植付クラッチを入れれば手で自由に回す事が出来ます。

苗載せ台が上がった状態で油圧を止めれば、植付クラッチを入れても苗載せ台は下がってきません。

頭部10㎜の固定ボルトを外し、爪押さえプレートを外します。

植付爪は、2本で1対になっています。

植付爪を外します。

植付爪を外すと銅板(シム)がありますが、これも外します。

植付爪を含む外した部品です。

新品の植付爪と比べると、違いがよく分かります。

短くなればなる程、単純に苗を掻き取る能力が落ちてきます。

ワイヤ・ブラシで汚れを落としておきます。

爪押さえプレートやシムも同様です。

シムは穴位置を合わて置き、植付爪は落ちないように真っ直ぐ置きます。

爪押さえプレートで植付爪を押さえて、固定ボルトを締め付けます。

締め過ぎてボルトを折らないように気を付けます。





クボタ田植機NSD8で、横送り軸のブーツが破れたので交換します。

滅多に破れるものではありませんが、使用時間が多くなると破れることもあります。

送りねじホルダ、コマ・ホルダ、送りねじブーツを外すと、螺旋状の溝が入った横送り軸が丸見えになります。

横送り軸はグリース潤滑されて回転しますが、送りねじブーツが破れるとゴミが付着し潤滑不良になり、次第に摩耗し破損していきます。

苗載せ台が横移動して端に位置した時、縦送りベルトが作動しなければいけません。

つまり、送りねじブーツを交換した時は、このタイミングを合わせておいて組み付ける必要があります。

タイミングを合わせると言っても、それぞれ合いマークを合わせて組み付けるだけなので簡単です。

ロータリ・ケース(植付アーム元)をどれでも良いので手で回し、横送り軸の合いマーク(ポンチ穴)とフィード・ケース側の合いマークを合わせます。

縦送りカム軸の合いマーク(ポンチ穴)とフィード・ケースの合いマークも合わせます。

フィード・ケースのスプロケット軸のキー溝とフィード・ケースの合いマークも合わせます。

これら3つの合いマークが同時に合う位置になるまで、手でロータリ・ケースを回します。

横送り軸にリチウム・グリースを塗付し、送りねじブーツを入れてコマ・ホルダを取り付けます。

グリースを付け過ぎると、送りねじブーツが膨らんでパイプ・バンドを締め付け難くなるので、程々にしておきます。

もう1つの送りねじブーツを取り付け、送りねじホルダを取り付けます。

パイプ・バンドを程良く締め付け、送りねじブーツが外れないようにします。

左写真は外したコマですが、先端が少し摩耗しています。

折角なので、今回は新品のコマを取り付けます。

手でコマ・ホルダを目一杯端まで寄せておいて、新品のコマを入れ込みます。

両端どちらかに目一杯寄せた位置が、コマの入れ込みポイントです。

コマ受けブラケットで蓋をします。

後は、苗載せ台を取り付けます。

そして、苗載せ台が端に位置した時に、植付爪が掻き取り口を通過するタイミングで苗載せ台に当たらないように、コマ受けブラケットの横送りアジャスタを調整します。





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