田植機の植付まわり6

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ヒタチ田植機HPU50P(クボタSPU50P)で、苗載せ台の右側支軸であるフレームの交換です。

何かに引っ掛けて右側の支軸フレームが曲がって外れ、苗載せ台の上部は、左側の支軸フーレムだけで支えている状態です。

パイプの部分を曲げて修正してもいいのですが、フレームが割りと安価だったので交換します。

左写真で分かるように、苗載せ台の上部を支えている支軸が外れ、ガイドが無くなっています。

このフレームを外すので、最初に摺動板ガードを外します。

フレームには、マーカ・ロッドと2本のマーカ・ワイヤが取り付けてあります。

これらを外します。

頭部12㎜の固定ボルトを4本を外し、フレームを外します。

フレームは縦送りカム軸の軸受けも兼ねているので、フレームを外すと縦送りカム軸が宙ぶらりんになります。

このようにフレームは簡単に外せます。

マーカ・スプリングと縦送りカム軸の軸受けを新品のフレームに移設します。

当たり前ですが、軸受けにはグリースを塗付しておきます。

マーカ・スプリング(引きばね)がパイプの中を通っている構造なので、左写真のように、手前側のフックに適当な紐を引っ掛けておいてマーカ・スプリングを中に入れます。

奥側でスプリングを引っ掛けて、手前側で紐を出した状態にしておきます。

フレームを取り付けた後に、マーカ・ロッドにスプリングを取り付けるためです。

新品のガイドをフレームの支軸に取り付けます。

当然、グリースを塗り込みます。

苗載せ台の上部の摺動レール(ビーム)にガイドを入れつつ、縦送りカム軸を軸受けに入れてフレームを取り付けます。

頭部12㎜のボルト4本を取り付け、フレームをしっかり固定します。

フレームにマーカ・ロッドを取り付けたら、紐を引っ張ってマーカ・スプリングを取り付けます。

そして、マーカ・ワイヤを取り付けたら、エンジンを始動しマーカを作動(苗載せ台の昇降)させ、降り具合と戻り具合を確認します。

降り具合と戻り具合がイマイチなら、マーカ・ワイヤ(アウタ・ケーブル)のナットを回して調整します。


最後に、摺動板ガードを取り付けて完了です。





クボタ田植機SPU500で、苗ガイド・プレートの交換です。

スクリュとナットを4組外し、取出し口ガイドと苗ガイドを共に外します。

苗ガイド・プレートは、摩耗して先端が細くなっています。

この部品は主に、植付爪で掻き取った苗が落ちないように、また姿勢が崩れないようにと補助するためのものなので、摩耗して細く短くなると植え付けが乱れ易くなります。

左写真で、白色の部品が取出し口ガイド、黒色の部品が苗ガイドです。

苗ガイド・プレートだけの交換です。

取出し口ガイドと苗ガイドは、まだ使えるのでそのまま取り付けます。

摩耗すると、植付爪が通過する隙間の内幅が広くなってきます。





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