田植機の植付まわり3

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機械的に異常がなく、苗(床土)の状態、田圃の水深、代掻きの仕上がり具合も問題がないのに植え付けが上手くいかない時は、左写真のように掻き取り口に泥が詰まってる場合があります。

植付爪で掻き取った苗が泥に引っ掛かり姿勢を崩すと、浮き苗などの植え付け不良を起こし易くなります。

マイナス・ドライバなどで泥をきれいに落としておきます。

田植え途中でも、泥が付着してきたら落としましょう。


ヤンマー田植機RR550で、植付音が大きくなってきました。

通常は、油(グリース)が切れてくると「バチン、バチン」と植付時の音が大きくなってきます。

植付アームの蓋を外してみると、緩衝材であるクッション・ゴムが無くなっています。

油はそれなりに入っていた(左写真は掃除後)ので問題ないのですが、スプリングの力で植付ロッドを押し出した時の衝撃を和らげるクッション・ゴムが無いのは、これらを構成している金属部品にはよくありません。

ちなみに、クッション・ゴムが無いからと言って植え付け出来ない訳ではありません。

蓋を取ってみて初めて分かるものです。

粉砕されて無くなったクッション・ゴムを回収しないといけないので、植付アームを外します。

植付アームは、頭部12㎜のボルト2本で固定されています。

はっきりと分かるような破片は見つかりません。

きれいに掃除しておきます。

クッション・ゴム以外の部品は問題なさそうです。

ベアリングとカムの摩耗具合は問題なさそうなので、きれいに掃除して植付アームを取り付けます。

新品のクッション・ゴムを取り付けます。

クッション・ゴムは、プライヤで取付部ごと一緒に掴み、押し込んで取り付けます。

尾の部分(細い部分)をプライヤなどで引っ張って取り付けれそうに見えますが、決して引っ張るべきではありません。

千切れてしまいます。

同じ田植機ですが、苗送りベルトを作動させる部分にもクッション・ゴムが使われています。

こちらも無くなっています。

新品のクッション・ゴムを取り付けます。

無いから言って、すぐに動作に支障をきたす訳ではありません。





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