田植機のエンジンまわり2

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三菱田植機MPR4Zで、エンジンが始動しません。

キャブレータのフロート・チャンバ・ケースにあるドレン・レバーを引いても燃料が落ちてこないので、キャブレータ内ニードル・バルブの膠着を疑います。

キャブレータを取り外し分解掃除します。

フロート・チャンバ・ケースを外してみると、やはりニードル・バルブが膠着しています。

ラジオ・ペンチを使いフロート留めピンを外しても、フロートが外れません。

ニードル・バルブが完全膠着しているので、無理にフロートを外すとフロートのニードル・バルブ引っ掛け部が折れてしまいます。

ここはキャブレータ・クリーナを吹き付け暫く待ちます。

間違っても強引に引き抜かないことです。

じわりじわりと慎重に引き抜き、何とか外れました。

外すのに20分くらいかかりました。

左写真で分かるように酷い汚れ具合なので、再度キャブレータ・クリーナを吹き付けておきます。

フロートとニードル・バルブをきれいに洗浄します。

私は主にマイナス・ドライバと歯ブラシを使って汚れを落とします。

しかし、フロート・チャンバ・ケース内側などで汚れが酷い場合は紙ヤスリを使ったりします。

バルブ・シート回りも相当汚れていたので、キャブレータ・クリーナを吹き付けきれいにします。

次いでなので、外せる部品は全て外しキャブレータ・クリーナを吹き付けて掃除します。

メイン・ジェット、メイン・ノズル、本体エア・ジェットは全ての穴が貫通していることを確認します。

その後は、コンプレッサでエア吹き掃除するのが望ましいですが、ない場合は潤滑材などを使って仕上げの洗浄を行います。





クボタ田植機SPU650で、田植作業中にエンジンが停止してしまいました。

エンジンが停止するまでは順調良かったのですが、その後何度クランキングしても全くかかる気配がありません。

キャブレータまで燃料がきているのは確認できたので、スパーク・プラグの火花が出ているか確認します。

2気筒なので両方のスパーク・プラグを外し、金属部分をエンジンに接触させた状態でクランキングして火花が出ているか確認します。

2つとも火花が出ませんでした。
再度、確認してみると片方のスパーク・プラグが1~2秒間だけ出ました。

さらにテストしてみたのですが、今度は全く出ません。

シート下にあるヒューズ・ボックスを確認したところ、イグナイタのヒューズは切れていません。
目視での確認ですが配線は異常なさそうなので、イグニション・コイルかイグナイタのどちらかの故障と考えます。

同時交換が望ましいので、両方とも交換します。

部品が届いたので早速交換します。

イグニション・コイルの交換です。

頭部10㎜のボルト2本で固定されています。

イグニション・コイルを外して見て分かったのですが、ボディに大きな亀裂が入っています。
珍しい症状ですが、これが原因でした。

亀裂はボディの裏側から下に向かって入っていたので、取り外すまで気付きませんでした。

イグナイタの交換です。

スパーク・プラグも過去に一度も交換していないので、スパーク・プラグも交換しておきます。

その後、エンジンは一発で始動しました。

エンジンの調子ももいい感じです。





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