草刈機の刈刃まわり2

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ロビン草刈機NB3000で、刈刃が回りません。
話を聞くと、刃を換えたら回らなくなったとのことです。

手で刈刃を回そうとしても重くて回りません。

よく見ると巻付き防止板と刈刃の隙間がありません。
刈刃で押さえ付けているような感じです。

刈刃を外します。

左ナットなので右に回して外します。

刈刃と刃受金具を外します。

刈刃は歪んでいません。

この状態でエンジンをかけて最高回転まで上げても、異音も振動もなく刃取付軸はきれいに回転しているので問題ありません。

プラス・ネジ3本外して巻付き防止板を外します。

この状態で新品の刃受金具を付けて、再度刈刃を取り付けてみたところ同じでした。
手で刈刃が回りません。

刃取付軸のスプラインはベアリングの手前で少し太くなっている形状ですが、そのちょうど太くなるところが擦り減っています。
つまり、刃受金具が規定以上に奥に入ってしまうので、ギヤ・ケースと刃受金具の内側が接触して刃が回らないということです。

安全を無視するなら、取付軸の軸径にぴったりの薄い平座を1枚入れれば接触しないと思いますが…。

ギヤ・ケースをASSYで交換するので外します。

固定は頭部10㎜のボルト2本ですが、パイプに直接締め込んである方は抜け防止用です。

固定ネジを緩めた後、ギヤ・ケースは引き抜けば外れます。

シャフトのスプラインは問題なさそうです。

ベベル・ギヤやベアリングが壊れた訳ではないのでもったいない気もしますが…。

新品のギヤ・ケースASSYです。

何もかもがセットになっています。

シャフトのスプラインにグリースを塗付してからギヤ・ケースを取り付けます。

固定ボルトはしっかり締めますが、締め過ぎてケースを折らないように注意します。

刈刃を取り付けます。

新品ギヤ・ケースなので、巻付き防止板と刈刃の隙間も適正です。

その後、エンジンをかけてスロットル・レバーを上げると、刈刃は滑らかに回転したので修理完了です。





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