草刈機のエンジンまわり3

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ラビット(ロビン)草刈機NB2360Hで、リコイル・スタータの修理です。

ゼンマイまで外してしまった状態で持ち込まれました。

紐を交換するのにリールを外さなければいけないタイプですが、リールは慎重に外さないとこうなります。

ゼンマイをスタータ・ケースから外すと、左写真のように大きく広がります。

手でゼンマイを巻いていきます。

スタータ・ケースに収めないといけないので、出来るだけ小さく巻きます。

手でゼンマイを巻いたら、その状態を維持したままラジオ・ペンチで掴み直します。

ラジオ・ペンチで掴んだままゼンマイをスタータ・ケースに入れます。

ゼンマイ外側のU字部分は位置が決まっているので、位置を合わせて外れないように全体をしっかり指で押し込みます。

ゼンマイを外れないように指で押さえながら、内側のU字部分をラジオ・ペンチを使って左写真のように曲げておきます。

こうする事でリールは取り付け易くなり、また紐を引いた時にゼンマイが外れ難くなります。

リールに紐を通し結び目を作って抜けないようにしておきます。

紐の先端をライタで軽く炙って固めると通し易くなります。

ゼンマイ内側のU字部分をリール中央の切欠き部分に合わせて取り付けます。

上からある程度の位置を合わせれば簡単に入ります。

また、紐はリール外側の切欠き部分に引っ掛けておきます。

ダンパ・スプリングを取り付けます。

カム・プレートを取り付けビスを締めます。

紐とカム・プレート(リール)を持ったまま、スタータ・ケースを回してゼンマイを巻きます。

ゼンマイが巻かれた状態を維持して、スタータ・ケースの紐通し穴から紐を通し、取っ手を取り付けるため一時的に紐を軽く結んでおきます。

紐を取っ手に通して抜けないように結び目を作ったら、一時的に結んだ紐を解いて完了です。

スタータ・ケースとリールの隙間からゼンマイに、カム・プレートとリールの隙間からダンパ・スプリングに、それぞれ潤滑剤を吹き付けておきます。

組み付け途中でリチウム・グリースなどを薄く塗付していれば、潤滑剤の吹き付けは必要ないかと思います。





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