乾燥機の張込循環3

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カネコ乾燥機RVD500で、上部スクリュ軸の交換です。

昇降機の上部(吐出し部)を外します。
内側にステンレスの補強板があるので外し難いです。

上部コンベアの後方に窓ガラスがある設備なので、上部コンベア本体を外さずしてスクリュ軸を交換します。

スクリュ軸の取り外しに、中に入って手で受けないといけないので、上部カバーを片方だけ外します。

ここでの作業スペースのこともあり、モータがあるほうの上部カバーを外しましたが、どちらを外しても構いません。

後側のVベルトとプーリ、そしてベアリング・ユニットと固定材の固定ボルトを全て外して、スクリュ軸を後方に抜けるようにします。

この後は、上部コンベア前側のプーリと偏心カラーを外してから、軸頭に角材をあてがってハンマで叩くだけです。

偏心カラーの止めネジ跡を鑢で磨いて消したり、潤滑剤を吹き付けたりはしますが…。

1人での作業ということもあり、なるべく省エネ作業で済ませたいと思っていたのでですが、あまかったです。

前側のベアリング・ユニットとスクリュ軸の膠着が酷く、叩いても全く抜けてきません。

結局、上部コンベア本体(樋)ごと外さなければいけなくなったので、もう片方の上部カバーも外します。
落ちないように、少しだけ横ずらししておきます。

高所で危険を伴う作業なので、慎重に行います。

上部コンベア本体を外します。

そして、地上に下ろします。

横ずらしした上部カバーは安全のため元の位置に戻し、数箇所だけ継ぎ金具で止めておきます。

叩いても外れないので、スクリュ軸をディスク・グラインダで切断します。

大型乾燥機の上部コンベア桶は、切断刃が入る隙間があります。

酷い写真画像ですいません。

切断して取り外した前側のベアリング・ユニットです。

後は、叩いて抜くだけです。

取り外したスクリュ軸と新品のスクリュ軸です。

取り付けに注意が要るのは、前側のベアリング・ユニットからのスクリュ軸の飛び出し量(寸法)です。

偏心カラーを入れてプーリと軸頭が面一になるように、スクリュ軸を調整して取り付けなければなりません。





カネコ乾燥機RKH700で、上部スクリュ軸の交換です。

張込で何回も詰まるという事で、昇降機バケットを確認後(問題なし)、乾燥機の上に上がって上部スクリュ軸を確認してみると、やはり摩耗しています。

ストック分があったので、早速交換です。

排塵機を外してみると、スクリュが殆どありません。

大型の乾燥機にありがちな減り方です。

今まで使えていたのが信じられないくらいです。

農繁期に入ったので、狭い倉庫に籾がどんどん搬入されてきます。

邪魔をしたくないので、危険ですが乾燥機の上でスクリュ軸の交換をします。

隣に同じ穀数の乾燥機があるので、稼動中ですが、この上を使わせてもらいます。

高所作業している時に限って、スクリュ軸がすんなり抜けません。

軸頭に当て物をしておいて、その上をハンマで叩いてスクリュ軸を外す訳ですが、叩いても叩いてもなかなか外れず軸頭が潰れて膨らんでしまいました。

ディスク・グラインダで膨らんだところを削って、再びハンマで叩いて、とにかく頑張って外すだけです。

通常は、ここまで摩耗する前に交換します。

今回は、先端より少し後ろの部分が異常に摩耗していますが、スクリュ軸の交換時期を判断するのは、まず先端がどれくらい摩耗しているかです。

今回も先端で要交換と判断し、結果的に先端より少し後ろの部分がすごく摩耗していたという事です。





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